有栖川ひまり

有栖川ひまりとはアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』の登場人物である。担当声優はかつてクッキンアイドルとして一世を風靡した福原遥。

概要

4月16日生まれ。主人公・宇佐美いちかのクラスメイトである中学2年生の少女。小柄で髪型は茶色で途中で二つに分け編んだ形になる。瞳の色も茶色。ちなみに名前の読み方だが「ひ↓まり」と頭にアクセントが来る。

努力家で頭がよく、常に敬語を使って話すが、普段は臆病で逃げ足が速い。しかし、スイーツが大好きで、そのことを話し出したら止まらないという性格の持ち主。あれ？頭がよくて敬語を使って逃げ足が速くて気弱でややコミュ障で趣味の分野では饒舌ってなんか色んな先輩達の要素をレッツ・ラ・まぜまぜした感じ？

大好きなだけあってスイーツの事には詳しく、口癖の「スイーツは科学です！」「説明します！」の言葉が示すように、その博識な知識を発揮する解説役になる物とみられる。しかし小学生時代にそのことをやったらクラスメイトにドン引きされてしまいって完全に俺らだ、そのことがトラウマとなった。しかしスイーツ好きのいちかがそれを受け止めて友達になってくれたことでそれも克服出来るのかもしれない。ちなみにスイーツの秘密に興味を持ち始めたのは幼いときプリンを食べようとしたときに「なんでプリンは丸い形をしているんだろう？」と疑問に思い、それを調べ始めた事がきっかけだったりする。

とまあ、かわいらしさが強調されやすい黄キュアの系譜を受け継いではいるが、それには珍しく理知的な、いわゆるホワイト家族に属しそうな二番手・参謀役キャラとなっている。あおいが青系には珍しく熱血系な点を考えると、あえて逆転した感じと言えるだろう。

そんな彼女もいちかたちとの交流はもちろん、青果店のおじさんにほだされる形で商店街の紹介動画のレポーターでYouTuberデビュー、さらに愛読書『スイーツの科学』の著者立花ゆう先生に認められて公開実験の助手に抜擢と、いろいろ積み重ねていくことで度胸も自分の立ち位も付いていった感じに。今後の成長にも期待が持てる？

そして、やっぱり特筆すべきはその小柄さ。今作の中2組はややデフォルメ気味な身長になっているとは言え、それでもいちかとあおいの目線レベルにひまりの頭頂部が来るくらいに低い。キャラデザイナーの井野真理恵によれば「小学生みたいに幼く」というオーダーによる物で、身長も140cm未満と想定されている。これはこれまでオールスターズでは同学年最低身長だったえりかどころか、小6であるえみるはもちろん、下手すれば小3であるアコや小4である亜久里と同等の身長となる。
（ちなみに文部科学省による平成28年度の保健統計によれば、小5女子の平均身長は140.2cm。小4が133.4cm、小6が146.8cm、中1が151.9cm、中2が154.8cmなのでかなり低い）

キュアカスタード

‐知性と勇気を！レッツ・ラ・まぜまぜ！‐

「キュアカスタード！できあがり！」

有栖川ひまりが変身するプリキュア。オールスターズ方式で46人目（オールスターズ映画のキュアエコーを含むと47人目）のプリキュアになる。

「りすプリン」のアニマルスイーツを用いて変身し、カラメルシロップのかかったカスタードプリンがモチーフとなったコスチュームにプリンが載ったカチューシャを頭につけ、リスの耳と大きな尻尾が付き、オレンジがかった髪は左側にたらすサイドテールとなっている。

リスというだけあって、普段から逃げ足が速いためか、足の速さが固有能力となる。そのため、その俊足を活かした攻撃が中心となる。

決め技

カスタード・イリュージョン

カスタードの個人技。キャンディロッドのエネルギー充填状態でロッドの先端部にある黄色の星を押して「キラキラキラルン、カスタード・イリュージョン！」と唱えることで、巨大なさくらんぼを生み出し、アメリカンクラッカーの要領でぶつけることで、無数のエネルギー弾を散弾銃のごとく拡散させながら射出する。

関連静画

中の人が中の人だけに、かつて演じた柊まいんと組み合わせたイラストも見受けられる。

関連項目

• プリキュアの一覧
• キラキラ☆プリキュアアラモード
• 宇佐美いちか / キュアホイップ
• 立神あおい / キュアジェラート
• 琴爪ゆかり / キュアマカロン
• 剣城あきら / キュアショコラ
• キラ星シエル / キラリン / キュアパルフェ
• ペコリン / キュアペコリン