朝霧駅とは (アサギリエキとは) [単語記事]

	朝　霧あさぎり　 Asagiri
	あかし Akashi	まいこ Maiko

概要

1968年開業と比較的新しい。当駅の所在地は明石市であるが、北側と東側は目と鼻の先に神戸市垂水区があるような場所であり、北に向かってさらに進むとすぐ神戸市西区となる。当駅一帯は正真正銘の明石市東端である。付近は1964年以降、明石市と神戸市垂水区にまたがる明舞団地として宅地開発が進んだ一帯で、当該エリアは発展形態だけでなく、地形も他の垂水区と同様に険しく、垂水区内のありとあらゆる難所を打ち破ってきた山陽バスや神戸市営バスの他に明石市営バスも当駅のバスターミナルに乗り入れていた。しかし、2012年 3月17日に明石市営バス廃止に伴い、管轄していた路線が神姫バスと山陽バスそれぞれに譲渡された。バス路線網は充実しており、JR 明石駅や舞子駅、神戸市営地下鉄学園都市駅、伊川谷駅と結ばれている。以上のことから、乗員人数は比較的多い。

構造的にはJR神戸線の列車別複々線区間にあり、列車線と電車線のうち電車線だけにホームが存在する島式1面2線で毎時の停車本数は基本的に普通８本であるが、昼間は普通４本が須磨折り返しになる。平日朝の上りは本数が爆増する。同時間帯下りも若干増える。深夜１時過ぎには西明石行きの新快速がホームのある電車線を通過する。下りの終電は深夜１時半前まである。ダイヤ乱れで快速が停車することがある。

大変風光明媚な場所であり、国道２号線を挟んで明石海峡を望むことが出来る。駅舎との間には大きな段差があり、地上駅でありながらホーム階と改札階との行き来は１回の上り降りで済む。バスターミナルとは神戸学院大学直行バスの乗り場を除いて直結しており、横断歩道を渡らず平面移動が出来る。海側は海水浴やバーベキューが出来る大蔵海岸があり、そこに直結する歩道橋があるが、それぞれ大きな事故（大蔵海岸女児陥没事故と明石花火大会歩道橋事故）が起きた現場である。