木吉鉄平とは (キヨシテッペイとは) [単語記事]

木吉鉄平（きよしてっぺい）とは、漫画『黒子のバスケ』の登場人物である。

漢字表記については、本人が「この～木何の木♪の『木』に大吉の『吉』で木吉、鉄アレイの『鉄』に平社員の『平』で鉄平」と教えているので、みんなもそうやって覚えよう。

概要

所属:誠凛高校二年
身長:193cm
体重:81kg
誕生日:6月10日（ふたご座）
血液型:O型
ポジション:センター（C）/ポイントガード（PG）
背番号:7（中学時代は4）
座右の銘:一意専心
趣味:花札
特技:ハーモニカ
好きな食べ物:どら焼き
苦手なもの:ネズミ、肝試し

無冠の五将の一人。どんな強敵にも心折れることなくゴール下を守ったことから「鉄心」とも呼ばれる。誠凛高校バスケットボール部創設者にして創設時誠凛のエースだった男。また、日向順平をバスケに復帰させた人物でもある。インターハイ敗戦後に誠凛バスケ部に復帰する形で初登場した。口癖は「楽しんでこーぜ」。
大きな身体と太い眉、色素の薄い髪や瞳、穏やかな顔立ちなどが特徴。
性格は冗談を真に受けて反応する、真顔でズレたことを言うなどかなり天然であり、景虎にも「天然ボケ男」と呼ばれている。しかし、実は非常に明晰な思考力の持ち主である。自分の考えをはっきりと表さずに行動することが多いため、周囲からは捉えがたい人物と見なされている。かつては自らの大柄な身体をコンプレックスに感じていた。
バスケットボールの強豪校である照栄中学校の出身であり、友人にバスケを「長身であることを強みにできる競技」として紹介されたことでバスケ部に入部した。主将を務め、全中ベスト4という結果も残しているが、帝光中と対戦した際には大敗している。木吉も紫原の圧倒的な力の前では全く手も足も出ず、大切な仲間を全く守ることができなかった。この出来事は木吉のトラウマとなっており、一時はバスケを辞めることも考えたという。
高校1年時に膝に違和感を覚え、その後のIH予選トーナメント決勝・霧崎第一戦にて花宮の策略によって膝を負傷。以降、1年以上の治療期間を経て復帰するものの完全に治りきってはおらず、ウィンターカップ以降は治療に専念するために一線から退くことになっている。

紫原に次ぐNo.２センターと評される非常に優れた選手。しかし、本当に得意としているのはポイントガードのように「周りを活かす」スタイルであり、「ポイントガードのパスセンスを持つセンター」という非常に異色な選手でもある。
入院期間が長かったことや、現在も怪我が治っていないこともあり、スタミナにこそやや難はあるが、バッシュではなく上履きのまま火神と1on1である程度渡り合ったり、その高い洞察力と広い視野をもって敵チームを挑発に乗せてみせたりと、フィジカル面でもメンタル面でも非常に心強い選手である。