木春由乃とは (コハルヨシノとは) [単語記事]

概要

名前：木春由乃（こはるよしの）
性別：女
生年月日：4月26日
 星座：おうし座
 年齢：20歳
身長：153 cm
趣味・特技：占い、創作独り飯
好きな食べ物：味が濃いもの
好きな服装：カジュアルで動きやすい服
好きなお酒：ビール
役職：短大生→チュパカブラ王国 2代目国王

本作の主人公である、ピンク髪が特徴の20歳の女の子。

八方美人だが、根は真面目な性格。自分が「普通」の女の子であることにコンプレックスを抱いている。
こんなピンク髪の美少女が普通にいてたまるかッ！！

自分の住む田舎が嫌いで、幼い頃夢見た「特別な何か」になりたくて上京したが、結局のところ、自分の進む道を決められぬまま短大卒業を間近に控え、就職活動に勤しむ身となる。しかし、就職試験は30社程受けるが全て不採用の結果に終わり、母親から実家に帰り家事の手伝いをするように勧められる。木春本人はそれでも東京で就職することに執着していたが、銀行の残高は残り980円な上、仕送りは今後ナシと母親から通達され、最早日々の生活にさえ困窮する有様だった。

そんなある日、過去に登録したモデル派遣事務所「モモンガプロモーション」から電話があり、限界集落間野山町の町興しの一環として、かつて栄えた地元の名所『チュパカブラ王国』の国王（観光大使）の仕事の依頼を受け、間野山町へ赴く。しかし、それは往年に活躍したアイドル椿由乃を木春由乃と間違えた間野山観光協会のミスであったことが発覚。そして本当の椿由乃は8年前に亡くなっていた。仮に存命していたとしても76歳の元アイドルを町興しの看板に使う発想からして失敗している気もするが…

この事態にどう収拾をつけるか迷っていた協会の面々だったが、木春は「1日だけなら…」と国王になることを決意。即日に戴冠式が行われ、チュパカブラ王国の2代目国王に即位する。しかし、その日の夜に契約内容が1日ではなく1年であることを知り驚愕。急いで東京へ亡命しようとした木春だったが、観光協会会長の門田の熱意により半ば流される形で間野山に残ることを承諾。かくして、木春は就活を断念しチュパカブラ王国の復権のため日々尽力することになるのであった。

普通じゃない彼女の特徴

作中内において「普通って言わないで下さい！」としばしツッコミを入れる由乃であるが、そんな彼女も視聴者側から見れば普通ではない部分をいくつか持っている。

容姿

そのピンク髪と赤い瞳はメインキャラクター5人の中でも非常に目立っており、しばし視聴者の間でも話題に挙がることが多い。現代の創作作品においてピンク髪のキャラクターなどは古今東西に山程いるわけだが、今作においては比較的現実の日本に即した世界観であり他のキャラクターの髪色もそこまで目立つ物ではないことに加え、由乃自身の性格も現実にいる普通の女の子の範疇を出ていないためか、その髪色は視聴者に一際強い印象を残している。

全体的なルックスに関しても一度だけとはいえモデル派遣事務所の仕事で広告として採用され、劇団で役者の仕事をしていた真希が初対面で「タレント？…売れないグラビアアイドルとか…」と呟いていることからも、ある程度整った顔立ちをしていることが窺い知れる。

味覚

高校の学園祭にてお好み焼きの模擬店で「サウザン明太サクラでんぶお好み」というメニューを考案したエピソードが物語る通り、明らかに普通ではない味覚の持ち主。

作中で他の登場人物たちに「美味しい」と絶賛されたチュパカブラ饅頭を由乃も「美味しい」と言って食べているように決して味オンチというわけではないが、とにかく濃い味や刺激的な味を求める傾向がある。
作中においても、「食パン＋梅干し（後にマヨネーズを足すことを思いつく）」や「野菜の漬物＋ポテトチップス」などの奇抜な食べ合わせを披露している。