木虎藍(きとら あい)とは、週刊少年ジャンプで連載されているワールドトリガーに登場するキャラクターである。
A級5位 嵐山隊所属の近距離万能手。点取り屋として嵐山隊の成績を伸ばした、チームのエースである。
三雲隊(三雲修)との関わりが多く、登場頻度の高いA級隊員の一人。
年齢 | 15歳 |
---|---|
誕生日 | 6月26日 |
星座 | つるぎ座 |
血液型 | A型 |
身長 | 161cm |
好きなもの | 自己鍛錬、辛いもの |
所属 | ボーダー本部 嵐山隊 隊員 |
ポジション | オールラウンダー |
広報部隊でもある嵐山隊所属のため、メディアへの露出も多く三門市民からの知名度も高い。広報部隊の隊員だけあって一般人の対応には15歳と思わせぬ大人びた態度を取るが、ファンサービス的なことは文句を言いつつもしっかりとしている。
規則に厳しくプライドも高いが、A級部隊のエースだけあって実力は折り紙付き。自らによって嵐山隊がA級5位という地位を得ていることに謙遜も驕りもせず、先輩である出水公平にも「クソ生意気」ととられるような反応を見せたりもする。
ただそれらのきつめな性格を思わせる言動は『年上には舐められたくない、同い年には負けたくない、年下には慕われたい』という本人の対人欲求から来るものであり、相応の態度を見せる相手には真摯な対応を取る。修に対する当たりにはそれが顕著であり、言葉は厳しいながらも彼の人柄には理解を示して修の隊務規定違反に対して庇う姿勢を見せていた(これには迅も意外そうな顔をしている)。
ただ要所で詰めの甘さを見せ反撃を許すなど、年相応な部分を残していたりも。
(作中4戦中3戦において、追い詰めた相手から痛手を被っている。)
また年下に対してはべらぼうに優しい顔をするのだが、黒江双葉にはツンな態度で接されているため密かに傷ついている。
きつい性格が前面に出されがちだが、年上に対しては敬語を忘れず、自らの失態はきちんと認め謝罪を入れる品の良いお嬢様系の女の子であることを忘れてはならない。
実はトリオン能力の低さ(本人曰く平均の範囲内)を鍛錬で補う、自他ともに認める努力の人。
後に同じ問題を抱える三雲に戦い方をアドバイスしたことで、三雲隊躍進の立役者となった。
※BBFにはトリオン:4 と記載されているが、これを下回る戦闘員は現在のところ三雲修(トリオン:2)のみである。同値のキャラクターも三輪隊の米屋陽介、東隊の小荒井登の二名しかいない。
玉狛支部所属の烏丸京介に憧れており、彼を前にするとあからさまに目尻が下がる。
修に対しては烏丸の師事を受けている事実に嫉妬の念を抱き、何かと突っかかるようになっている。
ボーダー入隊は1年くらい前。
早くからその才能を認められており、入隊時に3600ポイントからスタートという破格の待遇を受ける。
(通常は1000ポイントスタート。4000ポイントでB級昇格。)
当初は銃手だったが、弾丸だけで戦える程のトリオン量が無かったことからB級在籍中にスコーピオンを併用する万能手へとポジションを変更。
その後嵐山隊に加入し、新エースとして部隊の戦績アップを果たしている。
「私はA級 やるって言ったからには 絶対にやるのよ!」
イルガー戦(2巻収録)
イレギュラーゲートにより、市街地に爆撃型トリオン兵「イルガー」が出現。空を飛びながら爆撃する敵に対して、木虎はスパイダーとシールドを巧みに使い爆撃をやり過ごして接近。集中射撃で見事イルガーの撃破に成功する
・・・かと思いきや、イルガーは残存トリオンを使用して自爆モードに移行し街中目掛けて降下し始める。降下を止められず苦戦する木虎。しかし最終的に何者かがイルガーを川へ引きずり落としたことで事なきを得る。木虎は“誰か”に助けられたことでA級としてのプライドを傷つけられるが、これが後のラービット戦での逆転につながる。
城戸司令の命で遊真の黒トリガーを奪おうとする太刀川隊・冬島隊・風間隊・三輪隊。後輩を守るためそれに相対する迅悠一。そんな迅の元へ、忍田本部長の命で嵐山隊の面々が駆け付ける。
敵の「釣り」にかかった佐鳥を救うため、三輪隊攻撃手・米屋と刃を交える木虎。室内戦を敢行し、スパイダーを絡めたスコーピオンの一撃で米屋の供給機関の破壊に成功する。勝利を確信した木虎だったが、先がないと判断した米屋の捨て身の体当たりをくらい、もろとも空中に投げ出されてしまう。そこへ時枝がフォローに入るも、三輪隊の応援に駆け付けた当真の狙撃によって、時枝は緊急脱出、木虎も左脚を失うという手痛いしっぺ返しを受ける。
機動力を失った嵐山隊に対して攻勢をかける三輪・出水・当真。嵐山は、自身を囮にして木虎に奇襲させる作戦に出る。木虎は、失った脚をスコーピオンで代用することで機動力を確保し、高所に陣取る当真の奇襲・撃破に成功する。不意を突かれた三輪・出水も佐鳥のツイン狙撃によって片腕を失い撤退。迅・嵐山隊の勝利となった。
C級隊員の支援のため、現れた新型トリオン兵・ラービットと戦闘を開始する木虎。「A級でも単独で挑めば喰われる」とレプリカが評するほどのラービットに対して、木虎は張り巡らせたスパイダーを足場にしてラービットを攪乱する。優位に立った木虎だが、ラービットが目標を変え町に砲撃を始めたことで激昂、感情のままに突撃してしまう。案の定待ち構えたラービットに拘束されてしまう木虎。だがイルガー戦で味わった悔しさから奮起した木虎は、自ら足を切断して拘束から脱出。返す刀で急所を破壊することに成功し、A級隊員としての意地を見せた。
なお、作中描写において“単独で”ラービットを撃破したのは木虎が初めてである。
ヨミの操作するアイドラを抑えるため、木虎は加古隊攻撃手・黒江双葉と共闘。試作トリガー・韋駄天による高速斬撃を得意とする黒江に合わせ、スパイダーによる足止めと制圧射撃で援護する。一方的に一機目のアイドラを撃破する木虎・黒江だったが、すぐに二機目が現れる。
二機目のアイドラからカウンターを貰い、片手片足を失った黒江。木虎は韋駄天に固執する黒江を窘め、本隊の射撃戦の邪魔をさせないことが重要だと説得。落ち着きを取り戻した黒江と共に、終局まで敵エース機を抑え込むことに成功する。
拳銃型のアステロイドとスコーピオンを扱う万能手。説明を見るに中距離型だと思われるが、万能手としてはどちらもサブに置かれやすいトリガーを扱い、また本人のトリオン能力もあってスコーピオンを扱っての攻撃も積極的に行う等、型にはまらない戦いを展開させている。
同じくあまり人気の無いスパイダーに光るものを見つけ、移動・攪乱・拘束と様々な使い方をすることで強敵を撃破している。
スパイダーを張った後巻き取る機構のついた拳銃や、持ち手を中心に風車のように回転する機能のある双刃のスコーピオンなど独自の改良品のトリガーを扱う。合わせて切られた足をスコーピオンでカバーし足技に転用するなど各所で柔軟な発想が見られ、敵に足を掴まれた際には自らの足を切り捨てて脱する等決断力にも優れる。なのに何故かそういう印象が薄い
隊としては点取り屋と言われる通り、他チームメイトらの援護を受けつつ機動に強い木虎が決める形式な様子。ただし佐鳥以外の戦闘員全員が万能手だけあって、状況によりそれぞれが自在に役割を変え臨機応変に戦っていくことを可能としている。
余談だが彼女含む嵐山隊の隊服は作者曰く彼女のカットを描く際「ノリで」赤色にしたところ自動的に全員の隊服を赤色にしなければならなくなり、現在の印象的なカラーになったそうな。
掲示板
1 ななしのよっしん
2018/10/17(水) 22:52:53 ID: KV8vCKMmE1
こういうツンツンしたキャラを花澤香菜が演じるのは珍しい
普通なら小南桐絵を花澤香菜、木虎藍を釘宮理恵と決めるところを
逆なのがかえって良い方向に向かった感
2 ななしのよっしん
2021/06/26(土) 04:52:25 ID: Uxll5/duyo
アニメ1期で三雲へのツンデレっぽい描写が出るたびに
「木虎は三雲にそんな感情抱かね~~」って心の中で叫んでいる(念のため言っておくけどアニメ1期は好きだよ、アニオリシーンでキャラのエミュが不足しているところが不満なだけで)
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最終更新:2025/04/22(火) 06:00
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