末続このはとは (スエツギコノハとは) [単語記事]

概要

小紅の通う高校の生徒会書記で、隣のクラス。
リボンをつけた金髪のロングヘアーで、少しケモ耳を思わせる外ハネが特徴。
全体的に女の子らしい着こなしがチャームポイント。
ちなみに、小紅とは正反対に胸もお尻も小さいスレンダー体型。

生徒会では「まじめでおとなしく、女の子らしい子」で通っているが、実態は病的な紅緒信者。
山奥のド田舎から越してきて右も左もわからない頃に紅緒に助けられて以来彼女を心酔し、制服から学校を割り出して猛勉強の末に入学し、生徒会に入った。
紅緒の変態的な発言も脳の処理が追いつかなかったり都合よく変換され、美化された状態で受け取っている。
そのため紅緒のことを毛嫌いしている真白とはソリが合わず、顔を合わせる度に低レベルな喧嘩を繰り広げている。

このは「紅緒紅緒って…様をつけなさいよちび助野郎ー！バカー！」
真白「なんっ…ばっ…　ばかって言った方がばかなんですよー!!」

小紅「これ　いくつのケンカ…?」

普段は猫を被っているが、精神年齢がものすごく低く、興奮するとドぎつい東北弁でまくしたてるというクセがある。
また、非常に女の子らしい着こなしが目立つが、ほぼ高校デビューの結果で、田舎にいたころは三つ編みおさげに瓶底メガネという非常に野暮ったいファッションをしていた（これはこれでという人もいそうだが）。
田舎育ちということを本人は気にしているらしく、人前で訛りを出すのは控えているほか、「田舎」「山奥」といったワードに敏感。

同じクラスの大野仁子は街に越してきて最初の友達であり無二の親友。
テンションが高く破天荒な彼女に振り回されることも多いが、このはが自分の弱みを見せる唯一の相手でもある。

正体

まぁこの項目がある時点でお察しだが、三峰兄妹と同族の人外である。
人外としての能力はあまり高いほうでなく、機動力で真白（９歳児）と同等、勘はそれ以下。

三峰兄妹とは別の村の出身でお互い面識はなかったが、実は母親同士が同級生。
その母親は昔人間とおつきあいしていろいろあり、同族の三峰君（要は白夜と真白のお父さん）に密かに片思いをしていたが、何も始まらないうちにお見合いして白雪と結婚してしまい失恋というほろ苦い過去の持ち主であり、
「結婚するなら絶対に同族!それに早くツバつけておきなさい!」という方針だったため、偶然出会った白夜に突然結婚を申し込んだ。
当然ながら白夜にはまるで相手にされず、小紅自身の気持ちを再確認させるだけの結果に終わる。

以降は白夜が小紅へ思いを語る場面に出くわしたり、二人のデート現場を目撃したりと、小紅と白夜の仲のいい様子をひたすら見せつけられるという不憫な目に遭うことが多くなる。
本人も別に白夜のことは好きでもなんでもなく、ただ「恋に恋する」程度の気持ちしかなく、
彼氏をうらやましいとは思っているが、今は紅緒様でそれどころじゃないご様子。