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あなた…『覚悟して来てる人』…ですよね。 この記事は、ジョジョの奇妙な冒険・第6部「ストーンオーシャン」の終盤についてのネタバレを擁してます。 |
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」Part6ストーンオーシャンに登場する、空条徐倫の台詞。
DIOの遺した「天国へ行く方法」により、エンリコ・プッチのスタンド能力は無限に時間を加速させる「メイド・イン・ヘブン」へと到達してしまう。その能力を持って空条徐倫や空条承太郎との「ジョースターの血統」や、それに味方するエルメェス・コステロ、ナルシソ・アナスイ、エンポリオ・アルニーニョらとの「因縁」に決着をつけるべく襲い掛かる。
プッチの時の加速をもってしても、承太郎の時を止める「スタープラチナ」の前では無防備になってしまうが、「5秒」しか止められず連続して時は止められないのでタイミングを誤ればプッチにとっての大きなチャンスとなってしまう。そこでアナスイは物質に潜航する「ダイバー・ダウン」で最初の攻撃を肩代わりし、自分が攻撃を食らった後で時を止めるという決死の作戦を打ち立てる。
プッチの移動方向がわかりやすい『海』に移動し迎え撃つが、プッチは承太郎の弱点である娘の徐倫を利用して作戦は失敗し、アナスイ、エルメェス、承太郎の三人は致命傷を受け死亡。徐倫も脇腹にナイフを食らい深手を負ってしまう。あっけなく斃された仲間たちの姿に、残されたエンポリオ少年は絶望に泣き叫ぶ。
ちっぽけな少年であるエンポリオにも手を掛けようとするプッチだが、突如としてエンポリオはひっぱられ海の中に姿を消す。プッチは徐倫がまだ動けることに気づき、海中から繰り出された「ストーン・フリー」のオラオララッシュを寸前で躱すが、投げられたナイフによって右目を負傷する。
海中に逃げて行った徐倫をプッチは追うが、徐倫は「ストーン・フリー」のロープでイルカを捕らえていた。プッチは加速した時間の中で同じ速さで動く事が出来るが、イルカにすぐ追いつけたとしてもイルカよりも長い距離を泳ぐ事はできず溺れる前に岸に戻らなくてはいけない。イルカに乗って泳いでいればプッチから逃れられるのだ。
先にイルカに乗っているエンポリオは、徐倫にロープを手繰り寄せてイルカに乗るように促す。だが徐倫はエンポリオに優しく諭すように語り掛ける。
プッチの肉体は、ジョースターの肉体を得たDIOの骨との融合によってジョースターの肉体と化している。スタンドを持つ一族はその影響でお互いの位置が感知できる。それ故にどこまで徐倫が逃げたとしても、その位置をプッチは追い続けてしまう。エンポリオが逃げ切るにはここで徐倫と別れるしかないのだ。
アナスイが自分を犠牲にして承太郎を守ったから、プッチは徐倫を優先して攻撃せずに今徐倫はかろうじて生きている。エルメェスが止まった時が動き出した後プッチを攻撃してくれたから、徐倫はロープを伸ばしてイルカを捕まえる間が出来た。そして、海洋学者である父・承太郎の影響からか徐倫はイルカが人を乗せている時決して人を溺れさせないで泳ぐという知識を得て、エンポリオを逃がせる算段が取れた。
今、ここでエンポリオを逃がせるのは徐倫だけでなく仲間たちの力があってこそなのだ。
徐倫の覚悟をエンポリオは受け入れる事が出来ず、必死に徐倫を止めようとするが、その制止を振り切って徐倫はイルカに結ばれた腕のロープを断ち切り、プッチ神父を迎え撃つ。
やつは疲労する!!
ここは あたしがくい止める来いッ!プッチ神父
「ストーン・フリィィーーーッ」
渾身のラッシュを繰り出すも、プッチの前にはかなわず一瞬のうちに「ストーン・フリー」はバラバラになってしまう。「おねえちゃああああああーーん」。エンポリオの慟哭が空しく海に響く。
「ジョジョの奇妙な冒険」Part1ファントムブラッドでは、主人公ジョナサン・ジョースターが宿敵ディオ・ブランドーよりに先に死亡する展開が描かれたが、その犠牲によってディオを海中に100年も封印し、妻エリナと共にジョナサンの子孫を残すことが出来た。
だがこのPart6ストーンオーシャンでは、完成したプッチ神父のスタンドの前に「最強」のスタンド使いと称された空条承太郎や、徐倫の仲間たち、そして主人公の空条徐倫が続けざまに死亡し、プッチ神父を倒せぬまま、スタンドによる戦闘能力のないエンポリオ少年のみが生き残ってしまうという今までにない衝撃的な展開を迎えてしまう。
このエピソードが収録されたストーンオーシャン単行本17巻(最終巻)の作者のカバーコメントでは、「主人公が作者の意に反して行動せざるを得ない時」という言葉が使用されている。荒木飛呂彦原画展の公式ツイッターでも、この言葉の紹介に上述のシーンのコマを添えているように、この時の空条徐倫の行動は作者のコントロールを超えて動いていると思われる。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/JOJOex_2018/status/978391165526396930
その作者のコントロールを超えた原理とは、「母性」であると思われる。グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に隠れ住んでいるエンポリオは、母親をプッチ神父によって殺害されている。まだ母親からの愛情が欲しい年頃であるエンポリオに対し、徐倫は「母性」のような愛情をこめてエンポリオに接していた。
まるで本物の母子のような関係を築いていった徐倫とエンポリオ(TVアニメ版ではPart6全体を通してアニメオリジナルの台詞でこの面をより強調している)。無謀と解っていながらも、エンポリオを逃がし敵に立ち向かう徐倫の姿はまさしく我が子を守る母親のように描かれている。
また、「(ナイフの傷口による)腹部からの出血」「エンポリオと繋がれたロープを断ち切る」「泣き叫ぶエンポリオ」のシーンから「へその緒を断って産まれる出産・誕生」を連想させる。女性が母親になる儀式を間接的に描く事で、一人の女性だった徐倫が精神的に母親として成長する様を表現している。
Part6開始時に発売された画集「JOJO A-GO!GO!」では、新主人公を最後まで男にするか悩んでいると作者は語っていたが、ストーンオーシャン単行本第1巻のカバーコメントでは、女性にはちょっとキツイジョジョ主人公の役目を女性にした時のギャップと、聖母マリア様のような大きな人間愛を持つ人として主人公を女性に選んだ。この演出は、まさに女性主人公でしか描けない表現であるといえるだろう。
敵わないと解っていながらも、我が子を守るために犠牲になる母親のような覚悟と勇ましさに溢れる、涙なしには語れないシーンとして読者の記憶に残る名場面である。
掲示板
5 ななしのよっしん
2023/09/21(木) 17:14:17 ID: X3EB0+zshB
オタク特有の自分のサイトでやってろ感あふれる記事
お前ごときうすっぺらな藁の家が思想的に癖の強くなってきた頃の荒木飛呂彦先生の砦を自己流に解釈して踏みこんでんじゃあないッ!
6 ななしのよっしん
2023/10/25(水) 19:22:09 ID: HMz+Ot+Ehv
正直母性云々とかへその緒の暗示まで考えてないと思う。
そこまで考えてたら大人の間違いなんて起こさないだろうし・・・
というか、荒木自信描いているというよりは衝動で描いてる的なこと言ってるのに、暗示してるなんて矛盾してるでしょ
7 ななしのよっしん
2023/12/20(水) 20:12:37 ID: 6c6ppPBZWM
まあ母性云々って解釈はあんまりしっくり来ない
エンポリオに対しては守るべきか弱い子供というより
共に戦ってきた「仲間」として希望を託してるように見える
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最終更新:2024/04/24(水) 05:00
最終更新:2024/04/24(水) 05:00
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