来海えりかとは、アニメ作品「ハートキャッチプリキュア!」に登場する架空の人物である。
希望が花市は明堂学園中等部に通う中学二年生。花咲つぼみのクラスメートにして、プリキュアとしてのパートナーキュアマリン。
プリキュアシリーズにおける「二人目」・「青色」キャラクターだが、このポジションでは恒例だった「知性的」・「(外見や精神的に)大人びている」というキャラクターとはほぼ正反対のタイプで、お節介焼きの元気娘で、顔芸表情豊かで非常に活動的である。人とよく接し、内気なつぼみの最初の友達になったのも彼女である。しかし、思ったことがすぐに口に出るため心のままに実行に移し、悪気はないのに人を傷つけてしまうことがある。それがわからずに困惑することが時々ある。 その点が一見すると恐ろしく『うざい』キャラクターだが、その行動には悪意が無く、行動原理は姉への強い反発心から来ることも丸わかりであるため、その絶妙なキャラクター性が『ウザかわいい』ともっぱらの評判。
女子高生モデルとして活躍している超美人の姉、来海ももかに対して強いコンプレックスを抱いている。そのコンプレックスを砂漠の使徒につけこまれ、デザトリアンになってしまった事もある。えりかは背丈も低いが、なんと放送当時は歴代プリキュア中もっとも背が低かった。つまり小柄なうららやひかりよりもっと低い。だがそれがいい。なお、えりかはえりかで姉とは違うタイプの美人、ではあるらしい(公式設定)。ちなみに身長の最低記録は次のスイートプリキュア♪であっさり塗り替えられてしまい、以後同年代では長らく最低身長だったが、2017年になってキラキラ☆プリキュアアラモードでえりかよりも低身長な人物が登場する事になる。
ちなみに、父親は一流カメラマンの来海流之助、母親は元トップモデルの来海さくら、と周囲を才人に囲まれた一家であるため、凡人(だと思い込んでいる)えりかにしてみれば、なおのことコンプレックスを刺激されるのかもしれない。また、何気に現役プリキュアメンバー中でも優等生のつぼみといつき、そしてテストで学年トップが取れるゆりに挟まれ、プリキュア内でも才人に囲まれていたりする。こちらは通常はあまり際立った描写はないが、目立ったのが夏休みの宿題で、現役プリキュアではつぼみといつきはしっかりこなして余裕だったが、えりかだけはサボって切羽詰まっていた。成績については描写は無いが、少なくとも学業が好きな方では無いことは確かである。
夢はみんなを綺麗にするファッションデザイナー・スタイリストになること。上記の通り学業は今一つでも、ファッションデザインの能力は周囲より飛びぬけており、ファッション関連ではファッション部+ゆりさんを引っ張りこんでファッションショーを開催したり、さらにはゆりのスリーサイズを採寸せずに観察しただけで言い当てるという人間おっぱいスカウターぶりを発揮している。
実家はファッションショップ『フェアリードロップ』。学園ではファッション部の部長。第6話までは部員がえりかとつぼみの二人だけだったが、その後クラスメートの3人を買収してなんとか最低限人数の5人集めることに成功する。その後は前述の通りファッション部としての活動はちゃんとやっており、時々ファッション部の活動が描かれている。部活動もファッション部部長として、部員達の面倒をしっかりみている上、的確な指示も行うなど、部長としての役目をしっかりこなしている。ファッションショーも文化祭の催しとして実行しており、しかも成り行きとはいえ軽音楽部とコラボするという、かなり本格的なものだった。
プリキュアとしての天性の才はつぼみよりも高く、初変身の時にはすでに名前を考えており、おそらく夢の中で見たと思われる変身ポーズや必殺技をいきなり会得していた。
理不尽な敵への怒りを「海より広い私の心も、ここらが我慢の限界よ!」と叫んで表現するが、公式で発表されてから初登場までにかなり時間がかかったことや、つぼみに引っ張られるように言う事から、かなり温和な性格であることが伺える。
なお、口癖は前述の怒りの表現よりは、「やるっしゅ!」のほうが地位を得つつある。
「来海えりか」がココロパフュームで変身するプリキュア、「キュアマリン」である。イメージカラーは水色。作中では2番目に変身し、 初代より数えて17人目のプリキュアに当たる。
波打ち際のようになびくロングヘアーが特徴。ブロッサムより性能が高く、高いところから着地してもすぐに走り出すことが出来る。
戦闘ではブロッサムより一歩前に出て積極的に攻撃に出る傾向にある。ブロッサムと違って技のネーミングセン スは抜群。変身当初、ブロッサムより早くにプリキュアへ順応している。特に初期のブロッサムと比べプリキュアとしてあからさまな失態を特に演じていない・・・と思いきや、「宿題なんてやらなければいい」などの敵であるコブラージャの主張に心が傾きかけるというこれまでのプリキュアシリーズではありえなかった珍事を引き起こしたり、変身前でもそうだがところどころで顔芸を披露するなど、話が進むごとにだんだんコミカルキャラの一面が強くなっており、DX3以降のオールスターズシリーズではもはや完全にコメディリリーフの位置を確立している(特にNS2のポスターでの横向きについてはスタッフはおろか梅澤Pでさえもそういう認識であった)。
こう書くとぞんざいに扱われているように見えるが、本作のプリキュア中唯一このようなくだけた役割が果たせるキャラクター性であり、真面目で重いシーンであっても我々視聴者の緊張を和らげてくれ、かつ彼女だとどういうわけかこういう場面が出てくるとおいしいと思えてしまう不思議な魅力がある。
なお、変身完了直後のポーズが何故か「ブイスリャァァァ!」である。
誠に申し訳ありませんが、本編を含んだ動画の掲載は自粛させてもらいました
掲示板
165 ななしのよっしん
2021/10/23(土) 14:56:02 ID: RELir7EOXc
凄く真面目なえりか見れて満足でしたぞ、ローラだけじゃなくさんごとのファッションコンビも素晴らしかった
166 ななしのよっしん
2021/12/10(金) 00:35:55 ID: RBUM4MeCh6
>>164
嫌いと苦手は別の概念なんだけどなあ
プリキュアに限らず二次元だと、特に学業関係は分かりやすさ優先なのか割と一緒くたに描かれがちだし、仕方ないところかもだけど
167 ななしのよっしん
2023/01/26(木) 06:44:31 ID: OBWtBU94ib
ブロッサムが火球皇女と聞いて
クレイモアについでセーラームーンでもマリン仲間外れ・・・。
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最終更新:2023/12/04(月) 20:00
最終更新:2023/12/04(月) 20:00
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