東広島市とは、広島県中央部に位置する都市である。人口は約18万8000人。
市内に三ツ城古墳という古墳があるように、古代から安芸国東南部の中心地として栄え、江戸時代には宿場町としても栄えていた。1960年代ごろはやや寂れていたが、広島市に隣接する立地の良さからベッドタウンとして住宅地が建設されたり、シャープやNEC、マツダ関係の企業などの工場が多数作られたり、そして広島大学が広島市内から移転を決めたこともあり、1970年代頃から人口は増加に転じた。そして、1974年に賀茂郡の西条町、八本松町、高屋町、志和町の4町が合併して東広島市が成立。さらに平成の大合併で賀茂郡の黒瀬町、河内町、豊栄町、福富町、豊田郡の安芸津町を合併してかなり巨大な都市となった。
東広島市といえば、広島大学(通称、広大)があるのだが、他県の受験生には広島大学は都会にあるというイメージを持っている人も多く、実際に受験をしたり、入学したりし、そのギャップに困惑する人も多いといわれる。とはいっても、移転が本格化した1990年代ごろから急速に門前町が発達しており、今では生活する分にはあまり困らない位に発展を遂げた。(ちなみに、工学部ぐらいしか移転してなかった1980年代の広大は田んぼの中にポツンとキャンパスがあるという表現が似合うような所だった)
ただし、1万人近い東広島キャンパスの学生の数に対してアルバイト先の絶対数は慢性的に不足気味であり、市内で仕事にありつけなかった学生はわざわざ広島市内へ通勤するハメになる。
なお、法学部と経済学部の夜間部(千田町キャンパス)、医学部、歯学部、薬学部の医療系学部(霞キャンパス)は今でも広島市中心部にキャンパスがある。
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最終更新:2025/02/15(土) 15:00
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