幽々子「妖夢~ 東方妖々冒険譚の記事がニコニコ大百科に投稿されたみたいよ~」
妖夢「幽々子様、ここがその記事です。冒頭でメタい発言はお止めください」
幽々子「あら~そうだったの~ それなら二人で一緒に見ていきましょうか~」
東方妖々冒険譚 |
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ジャンル | 過去と現在が交差するTRPG | |
カテゴリ | 東方卓遊戯、ソード・ワールド2.0、 ソード・ワールド2.5 |
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制作者 | ゼロ2 | |
初回投稿日 | 2017年12月5日 | |
プレイ人数 | 7人(PC5,GM1,SM1)→8人(セッション7よりSM兼NPCのRP担当1人追加) | |
主題歌 : OP1 Day after tomorrow |
『東方妖々冒険譚』とはゼロ2氏が投稿しているTRPG(東方卓遊戯)リプレイ風動画である。
※この作品は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。(C)GroupSNE (C)KADOKAWA
※以降、題目毎に分割してあります。読みたい項目についてクリックしてお読みください。
ネタバレとなる部分は隠してあります。読みたい方は反転させてお読みください。
使用システムは「ソード・ワールド2.0」および「ソード・ワールド2.5」。
使用するルールブック&サプリメントは
セッション1~『Ⅰ改』『Ⅱ改』『Ⅲ改』『EX』『AW』『BT』『WT』『CG』『IB』
セッション2~『BB』『LL』『PZ』『FG』『EE』
セッション3~『RGB』『PH』『PY』
セッション4~『FC』『AoG』『PSH』『PDa』『PDi』『PYs』
セッション5~『SW2.5Ⅰ』
セッション6~『SW2.5Ⅱ』
セッション7~『SW2.5Ⅲ』『MG』
セッション8~『MC』『ET』『DR戦竜伝Ⅰ・Ⅱ』『VC』『KF』
セッション9~『DL』『ML』
セッション10『CCC』『SWE』『OP』『MA』『GR』『BM』
舞台はザルツ地方ルキスラ帝国第二都市「アルドレア」から始まる(舞台の詳細は後述)
卓の特徴としてメタ発言が多い。そして何より意外なキャラが主人公と呼ばれている(詳細は後述)。
またGM、PL(PC)が画面外の存在である視聴者を認識して発言している。
また冒頭のやりとりで分かるように、この記事も既に彼女らには認識されている
「それではセッションを開始しましょう。みなさんを剣と魔法の世界ラクシアへと誘います。」
幽々子の丸投げから始まった本卓の進行を務める苦労人。当初はTRPG経験がなかったこともあり、キャラの濃いPCやSMらに振り回されていたが次第にGMが板についてくるように。
基本的には真面目でツッコミ担当だが、展開によってはPCを煽ることも。
「もしも失敗したらおもしr…いえ、若干大変なことになっていたわ~」
この卓の発起人。外の世界でTRPGが盛り上がってることを知り、退屈していた妖夢に話を持ち掛ける。
GMは妖夢に丸投げし、自分はSMとして妖夢をサポートすることに。想定外の事態に慌てる妖夢に対し
柔軟な思考を持って対処するようアドバイスするなど要所要所で妖夢をカバーする。
時折どこぞの触手と煩悩の化身が憑依するのかノリノリでアダルトなRPを演じ、PC達をあの手この手で
そちらの方向へと誘い込もうとする。いいぞもっとやれ
「最近あなた達がやっていることに興味が湧いてね。私も混ざりたいなって。」
セッション7より参加したSM。妖夢達がTRPGしている様子を見て自分も参加したくなり、妖夢達に相談して卓メンバーに加わる。
幽々子ほどではないが健啖家のようで、彼女の参加が決まった直後に幽々子が妖夢にお茶菓子の追加を頼んでいる(彼女自身には自覚がない)。
セッション10の冒頭でフウヤがパーティ名を決めることを提案し、皆で相談して決めた名前。
フォルティスはラテン語で「強い」を意味する言葉で、ウィンクルムはイタリア語で「絆」を意味する言葉。
元々は冒険者になったばかりの新人同士が成り行きで手を組んだだけのパーティだったが、互いの個性が上手く噛み合い、短い間に苦楽を共にして急速に絆が深まったことに由来して命名された。
PC名:フウヤ=ウェントゥス(PL:東風谷早苗) 二つ名:"翡翠旋風" - 種族:エルフ 生まれ:剣士 性別:男 年齢:18 - |
「異種族の街で育った」「死者と会話したことがある」「異種族を怖がっている(いた)」 経歴 生まれてからずっと人間の町で育ったエルフの青年。両親は彫刻家で、彼もその手伝いをしていたが小さい頃から人見知りだったため表には出てこれなかった。将来は両親の後を継いで静かに暮らすことをぼんやり考えていたが、半年前に突如母親が事件に巻き込まれて亡くなってしまう。 ショックで引きこもりかけるが、数日後に二人の官憲が母親の遺品を持ってフウヤを訪ねてくる。そして官憲の一人が何かを唱えた直後、聞き慣れた口調で話かけてきた。あろうことかそれは亡くなったはずのフウヤの母親の口調であった。「あなたは一人じゃない。いつまでも見守っているから」という言葉を母親の口調で受けたことでショックから立ち直り、人見知りも克服。以降もこのことがきっかけで自然と勇気が出てくるようになり、街の外で活躍したいと思い、剣士として冒険者の道を志すようになった。父親から驚かれつつも「帰る場所があることだけを忘れるな」との言葉を受け、旅に出た。 人物 他のPCが全員何かしらの隠し事をしていた中で唯一隠し事を持っていなかったため、当初は苦労人ポジションに収まるかと思われていた。だがダイスの女神のいたずらか、初ダイスでピンゾロ、一般的な蛮族であるゴブリンとボガードを知らない、探索で技能無しに負ける、先制は取れない、攻撃は当たらない、と失態を繰り返し早々に「ポンコツ」の烙印を押されることに。その後はフウヤだけ判定を成功させたり戦闘で時折神業的な動きを発揮する場面も増え、晴れて有能キャラに…というわけでもなく未だに失敗も多いためポンコツの評価は拭い切れていない。有能かポンコツか、男フウヤの明日はどっちだ。 直情的かつ楽観的な性格&思考をしており一見すると単純な人物と見られがちだが、其の実物事の本質を捉えている。その思考のおかげで秘密を明かしたPCがすんなり仲間として受け入れられることにも繋がっており、実質的にパーティのムードメーカーといえる。 過去に母親が突然いなくなってしまったことが彼の心に深くトラウマとして残っており、立ち直った現在でも自分の周りから大切な人がいなくなることを非常に恐れている[1]。 セッション6ラストにて他のPCの秘密が全て明らかになったため、ほぼ消去法でパーティのリーダー(代表役)を引き受けることとなった。だが本人は自分がリーダーに向いているとは思っておらず、リーダーを務めることに不安を感じている[2]。 作中で二人の女性より想いを寄せられているが、本人は気づいていない様子。 戦闘スタイルは挑発攻撃をメインとした回避特化フェンサー。セッション6にてエルエレナ惑乱操布術に入門し、回避盾をこなすのに相応しい成長している。 なおPLはTRPGの経験者で、本卓でも屈指のメタ台詞要員である。 早苗「この卓では常識に囚われてはいけないのですね!(*`・∀・´*)」 |
PC名:レイ=アンローズ(PL:古明地こいし)二つ名:"月と共にいる" - 種族:ナイトメア(人間生まれ) 生まれ:神官 性別:男 年齢:21(セッション9以降は22)- |
あんな奴らに、大事な仲間を壊させるわけにはいかない…そうだよね、ライカ? 初期戦闘技能: プリースト(シーン)2/アルケミスト1/レンジャー1 「大きな嘘をついている(いた)」「誰かを救ったことがある」「神器を見たことがある」 経歴 赤子の時にシーン神殿前に捨てられ、以降神殿で育てられた青年。物語開始前まで神殿の仕事を手伝って暮らしていた。捨て子のため故郷や両親の顔を知らない。 ある夜、彼は不思議な夢を見た。夜道を歩いていたら巨大なアンデッドが目の前に現れる夢だった。殺されると思った瞬間突然何かが横切ったかと思うと、アンデッドは跡形もなく消えていた。後ろを振り返ると弓矢を持った女性がいた。女性はレイに話しかけた。「私はあなたの道を作りました。今度はあなたが誰かの道標になりなさい。暗闇に迷う者達を導くのです」その言葉を聞いた直後、彼は目を覚ました。夢に出た人こそ月神シーンだと確信し、神官となり困っている人を助けていくことを決める。 そしてある時、彼の運命を変える出来事が訪れる。隣街に出かけた帰りに見かけた集団の中に泣いている女の子を見つける。理由は分からなかったが見過ごせなかった彼は女の子を助けて街へと逃げた。無事に街に着いた彼は神官長に事情を話し、匿ってもらうことで一難を逃れる。だがいつまでも匿ってはいられないと考えた彼は修業に出ると称して彼女とともに冒険者として生きていくことを決めたのだった。 月神シーンの格言「傷つき、疲れた者を見捨てるべからず」に従って囚われの女の子ライカを助け、彼女のために冒険者となった主人公のような経歴の持ち主。 ライカのことを一番に考えており、パーティを組んだ後も彼女が蛮族であることを受け入れられなかったら彼女と一緒に逃げるつもりでいた。ただライカに対しては守らなければいけないという気持ちはあれど、その根拠となる「自分はライカが好き」という感情には気付いておらず、またライカの自分に対する想いにも気付いていない。にも拘わらずライカが自分を益々好きになるような発言を繰り返している。この無意識ジゴロめ (セッション8にて家族で唯一の生き残りである姉のサリーと出会い、彼女から両親の話を聞いて真実を知った。両親に対してはかつて自分を独りにしたことで恨んでいたこともあったが、シーン神殿にいたことで今の自分があること、そして自分にも家族がいたと分かったことで満足しており、恨みも残っていなかった。またアンローズは母親の旧姓で、彼が付けているバンダナは母親の形見であることも判明した。) (セッション9ラストにて自分の想いを打ち明けてきたライカの告白を聞いて、ライカに対する自分の感情の正体に気付く。そして彼女にいずれプロポーズすることを告げて、晴れて正式に恋仲になった。以降はお揃いの"恋人たちのペアリング"を装備している。セッション10から付けた二つ名についても、表向きは月神シーンの神官らしい二つ名だが、実際は足に三日月状の赤い痣があるライカと一緒に居ることを示したものである。) フウヤのポンコツぶりが目立つためあまり認識されていないが、初期の方ではフウヤの次くらいに大事なところでつまづいている(ゴブリンを知らない、回復が必要な場面でピンゾロを振るなど)。 戦闘スタイルは魔法とカードによる後方からの支援、および状況に応じ前線に出る神官戦士型。 またPLのこいしは輝夜のことを何故か"輝夜お姉ちゃん"と呼ぶ。理由については本人も分からなかったので、無意識によるものと推測される。(そのために実姉と一悶着をおこすこととなった) |
ライカ=ルナブライト(PL:蓬莱山輝夜)二つ名:"朏の魔女" - 種族:ラミア 生まれ:操霊術師 性別:女 年齢:20(セッション10以降は21)- |
「人族の捕虜にされている(いた)」 経歴 ザルツ地方にある山奥の人蛮混合の村で暮らしていたラミアの少女。一族の先祖は蛮族の生き方に嫌気が差し移住してきたらしく、またその土地が助け合わないと生きられない程の厳しい環境にあったために人族も蛮族も仲良く暮らしていた。小さい頃から占瞳が得意で、村人からの相談や悩み事を受けて、いい方向に物事が向くようアドバイスをしていた。 ところがある時、唯一交流のある麓の村まで村人と買い出しに行ったところ、はぐれて一人になってしまう。おまけに運が悪いことに盗賊に捕まり、種族がばれて奴隷にされてしまう。今まで人族と仲良く暮らしていた彼女にはこのことがかなりショックとなった。しばらくは占瞳の才能を生かして殺されずに済んでいたが、やがて金と交換で街に引き渡されそうになる。必死に行く末を占うも何も見ることはなかった彼女はこのまま死ぬんだと絶望したが、街に着く前夜に一人の青年と出会ったことで彼女の運命は変わった。 彼に連れられて逃げる際に彼がナイトメアであることを知り、自分もラミアであることを知られてしまう。それでも何も言わなかった彼に助けた理由を尋ねると、彼は言った。 「暗闇の中、悲しみに暮れている女の子を助けるのに理由なんているの?」 その言葉を聞いて恋に落ちた彼女は彼の助けとなるためにそばにいることを決めたのだった。 人物 種族はラミアのため分類上は蛮族であるが、心は人族の少女。ナイトメアの青年レイに助けられ、以来行動を共にしている。前述の通りレイに想いを寄せているが、現状はライカの片想いで留まっている。 (セッション2にて対峙した蛮族に正体を見破られ、結果正体を暴露されたため戦闘終了後にパーティに自らの正体を打ち明ける。だが既に信頼が芽生えていたことで仲違いすることなく再度仲間として受け入れられる。またセッション6にてフウヤの幼馴染であるリラにも正体がバレるが、フウヤが説得したこともあり完全にではないが信用されている。さらにセッション9でもリヴァイとランにも正体がバレてしまい、警戒されることとなる) (セッション8でサリーが登場した際にはレイと親しげにしている彼女を見て、二人が相思相愛になったのではないかと不安と嫉妬の念に駆られていた。また彼女がレイの姉であることが分かった後、サリーの口からそっと「弟のことをよろしく」と言われたときは真っ赤になって慌てていた。) (セッション9にてガルザの占いで「迷ってばかりで行動しなければチャンスを失う」という旨のアドバイスをもらい、レイに自分の想いを伝えることを意識し始める。そしてバジリスクのシェンゲクとの戦闘でレイが石化させかけられたことで情緒不安定になってしまい、レイへの気持ちが抑えられなくなってしまう。そんなライカの恋心を成就させようと応援してくれるリルズ神官のレムから恋人たちのペアリングを受け取り、その日の夜にレイの元を訪問する。そして初めて出会った頃から変わらずにラミアである自分を受け入れてくれるレイの優しさと信念に改めて触れ、彼に恋人たちのペアリングを渡して彼に求婚の意志を伝える。直後に図らずもレイをベッドに押し倒す形で倒れこんでしまうが、その状況を利用して彼と唇を重ねあう。そして興奮状態のままレイへの想いの丈を全て打ち明けた後、ライカへの好意に気付いたレイからも1人でライカを守れるくらい強くなったら改めてプロポーズすることを伝えられる。レイの意志を受け入れた彼女は彼にラミアとして最大限の愛情表現[3]をして、そのまま翌朝を迎えたのだった) 種族特徴上、やむを得ずレイからは同意の上で吸血を行っている。 以前村にいた頃はあまり料理をしなかったが、現在では客に提供できるほどの腕前であることが分かったため依頼がなく店にいる間は店の料理の手伝いをしている。 住んでいた村が秘境ともいえる場所のため連絡手段が無く、戻ることも家族に生存報告することすら絶望的な状況にある。そのため連絡を取ろうと思えば取れるのに、自らの目的のために生存報告を怠ったリーズには怒りを示した。 セッション10より付けた二つ名の由来はくるぶしに三日月状の赤い痣があることと、とんがり帽子を被って箒(マジシャンズブルーム)で空を飛んでいたら子供達に魔女と呼ばれるようになったため。 またPLの輝夜はRPに熱中するあまり、こいしに抱きついたりしている様子。(これが元でセッション8にて一悶着が起きることとなったが最終的には丸く収まり、さとりからも「お姉さん」と呼ばれるようになった。) |
リーズ=クリスタ(PL:チルノ) 二つ名:"氷刃竜姫" - 種族:ヴァルキリー 生まれ:戦士 性別:女 年齢:19 - |
「溺れたことがある」「蛮族と間違われたことがある」「恋人の(恋人だった人の)大切なものを持っている」
ザルツ地方南の小さな村で生まれたヴァルキリーの少女。ヴァルキリーということで村ではかなり特別視されていた。村にいた頃は貨車を操り、隣街や村に物資を運ぶ手伝いをして暮らしていた。街の神殿から勧誘されたこともあったが、彼女自身が自然の中で動物と心を通わせることを好んでいたことと籠って修行するのが億劫という理由から勧誘を断っている。 ある日、近くの森で傷ついたドレイクの青年を発見する。最初は村に知らせようと考えるも、動物達がそのドレイクを警戒せず助けようとしていた所を見て介抱することを決める。気が付いたドレイクに自分から離れるよう言われるが意に介さず手当を続けた。その後は手当のおかげで傷が癒えていくことでドレイクも彼女に心を開き、彼女もまた彼に惹かれていった。 しかし頻繁に森に出かけるリーズを心配して村人達が探しに来たことで事態は急変。すると彼はリーズに自分の腕輪を着けさせ魔法を唱えた。詠唱後、リーズに対するお礼と、自分が村人達を引付けるから川の方へ逃げる旨を伝える。リーズは彼に村人達を死なせないよう頼み、ドレイクもそれを承諾。自らも逃げるが村人達の一部が何故か自分を蛮族とみなして追いかけてきたため困惑する。森の地理に詳しかったおかげで村人を撒き、川に飛び込んで逃げようとした瞬間に自らの姿が蛮族になっていることに気付く。また無我夢中で泳げなかったことを忘れていたため溺れてしまい、気が付いた時には街近くの河原に打ち上げられ、姿も戻っていた。しばらくの間街に滞在した後、彼の行方を捜し、もう一度会うために戦士として冒険者になることを決めたのだった。 人物 丁寧な言葉遣いをする礼儀正しい性格な少女。だが、ファナティシズムを受けると一転して口調が粗暴になる。またドレイクの彼の話になった時も普段の冷静さを失う。 周囲のことを優先して自分のことは後回しにして考える傾向にあり、家族をはじめとする親しい者に心配をかけがち。実際病気にかかった時も周囲に心配をかけまいと黙り続けたため倒れた過去がある 御者の経験があるため動物の扱いには慣れており、調教師のイズミからも扱いが丁寧と評されるほど。また動物と心を通わせるように接しているためネージュには早い段階から懐かれた。 左腕に着けた古びた腕輪はドレイクの彼から貰ったもので、彼を探す唯一の手がかり。 本編中では描写されていないが、あっちの戦闘力については人並み以下であることを内心悩んでいる様子。 (彼の正体がドレイクブロークンであることは秘密にしていたが、セッション2にて彼を始末するべくやってきた蛮族達に腕輪のことを問い質されたことで、なし崩しに秘密がばれてしまう。秘密を打ち明け、パーティーから立ち去ろうとするが直前にレイとライカの正体が打ち明けられていたこともあり、彼ら同様リーズも不問となり改めて仲間として受け入れられる。) (セッション1で見つけた遺跡、およびその遺跡で見つけた日記の著者である「ロック=S=ホワイト」、セッション5にて突然脳裏に現れた謎のビジョンとは何らかの関連性があるようだが果たして…?) (セッション7にてロック=S=ホワイトの妹であるクリス=I=ホワイトの生まれ変わりであることが判明。ブライアによると外見も性格も声色までもが瓜二つとのこと。かつての兄妹の意思を継ぎ、魔剣ブライアを手にすることに。 |
ネージュ(セッション1~5:ホース セッション6~:ウォーホース) |
…さて、普通ならばこれくらいの説明で終わるのだが実はこのお馬さん、視聴者からは専ら主人公と呼ばれている(しかも投稿者公認)。 物語開始の数セッションではPCの能力、技能が育っていないこともあり中々味方の攻撃が当たらず、敵が攻撃する猶予を作ってしまっていた。そんな中、ネージュが仲間を守るため自らを盾にして敵からの攻撃をその身に受け続けたのだ。 上記のようにPCを凌ぐ活躍があったため、主人公として認められたのである。まさに語源通りのダークホースだったと言える。(なお動画制作者はこの事態は読めなかったと発言している。当たり前だ) |
アルル=ダイナ(PL:十六夜咲夜) 二つ名:"魔妖指揮者" - 種族:人間 生まれ:妖精使い 性別:女 年齢:21 - |
やめなさい!それがどういう力か分かっているの!? 初期戦闘技能:フェアリーテイマー2/ウォーリーダー1、バード1 「名誉を失ったことがある」「魔神を見たことがある」「絶対に知られたくない秘密がある」 経歴 代々執事やメイドとして主人にお仕えするダイナ家に生まれた、バーレス出身の女性。そのため彼女も15歳で屋敷のメイドとして働くようになった。真面目に仕事をこなし周囲からの信頼も厚くなり充実した日々を送っていたが、物語から半年前の雨の日に悲劇が起こる。 普段は使わない部屋を掃除しようとしたところ部屋にいた何者かがランプから何かを呼び出すところを目撃する。只ならぬ雰囲気に異変を感じてすぐに逃げ出そうとしたその瞬間、壁が破壊されその衝撃で意識を失う。気が付くと屋敷の一部が破壊され、何人かの犠牲者が出る大事となっており、事件現場に一番近くにいたため周囲から犯人と決め付けられ投獄されてしまう。その際に自分が見たものが魔神であったことを知る。しばらくした後に無罪が証明され釈放されるも、周囲からの疑いは晴れずに仕事はクビ、実家からも勘当されてしまう。以来、彼女は素性を隠し働く場所を転々としつつ、真犯人の捜索を続けていた。だが一人の力に限界を感じたため、仲間を増やし行動範囲を広くする目的で冒険者となることを決める。 人物 表面上は明るく、それでいてクールな振る舞いをしているが、その悲しい過去故か時折寂しそうな顔を覗かせる。早朝まだ人々が寝ている時間に歌を歌う習慣があり、その歌声は澄み切って心地よいがどこか悲し気。 レイに想いを寄せるライカに対し密かに協力を申し出るなど仲間思いな性格ではあるが、仲間に迷惑がかかることと再び仲間に見捨てられ孤独になることを恐れて自分の過去は伝えきれていなかった。 (セッション6にて、事前にアルルの情報を知らされていた誘拐犯によって過去に魔神襲撃事件の被疑者として捕まったことを暴露されてしまう。誘拐犯との戦闘後、他のPC達に自分の過去を伝えて一人パーティを去ろうとするが、既に確固とした絆を育んでいた仲間によって再度受け入れられる。その際は普段のクールな態度は完全に鳴りを潜め、感激のあまり涙をこぼしながら仲間に礼を言いつつ迎えられた。ただし禁忌とされている召異魔法(デーモンルーラー)を同セッションで密かに習得していることについてはまだ伝えきれてはいない。) (セッション9にて召異魔法が防衛軍により限定的に認められたため戦闘中に自らその力を解禁。パーティに知られることとなった。ただしその後に使い魔のクレイスがアルルの意志とは無関係に表に出てきてしまったため"飛翔する五重奏"のメンバーにも意図せず知られてしまった。) 最初の職場の制服のメイド服を気に入っており、依頼時以外はメイド服を着用して店を手伝っている[4]。また休みの日の過ごし方が分からない、乱れたベッドなどを見るとつい綺麗に直してしまうといった職業病を持っている。 しっかり者とした印象が強いためか、彼女がパーティのリーダーと勘違いされることが多い。 セッション10より付けた二つ名は魔神と妖精の双方を使役する奏者という意味で付けた。 戦闘スタイルは中~遠距離から敵を攻撃する妖精使い。セッション9以降はデーモンルーラー取得により、魔神を使役して手数を増やす戦法も取れるようになった。 |
※アルドレアは公式で登場する街ですが、本卓では一部ハウスルール改変が加えられております。
ご了承ください。
ザルツ地方ルキスラ帝国第二都市。交易都市として多くの人族が訪れ、人口も増えて商人も多くかなり賑わいを見せている。また冒険者の拠点としても注目されておりその需要は高まっている。ローラ河に面しているため、港も有している。
2年前、ルキスラ帝国を脅かそうとした強大な蛮族を討伐したパーティがいた。そのパーティの名は「黄昏の流れ星」(メンバーはスクナ、ユウギ、ロイド、エヌ、ミミ)。彼ら5人の活躍により帝国は守られた。また彼らの中にウィークリングが存在したことで、全ての蛮族が人族に敵対しているわけではないという認識を広めることとなった。ただし現状では人族に味方する蛮族の絶対数は少ないため、蛮族は全員敵であると考える者も少なくない。
動乱後、彼ら5名のうちユウギ、エヌ、ミミはアルドレアに残り、スクナとロイドは新たな旅に出た。そしてアルドレアに残った3名と「黄昏の流れ星」を陰から支え続けた神官1名(神官Xと仮称)を加えた計4名はルキスラ帝国の勅命によりアルドレアを治めることとなった(当時ミミは快諾したが、ユウギとエヌは消極的だったとのこと)。そして神官Xは「自分の正体に関わることを世間に公表しないこと」を条件に承諾した。また彼ら4名にはそれぞれ側近が1名ずつおり、それらを加えた合計8名でアルドレアを治めていた。
ところが半年後、ある人物(後述するNPCのシュラ)がアルドレアを訪れたことでライフォス信者を中心に「ルキスラを救ったとはいえ、蛮族が人族の上に立つことにこれ以上耐えられない」と集団抗議が勃発した。またそれと同時期にエヌがミミと喧嘩し、自由を求めて側近のセイジとともに出て行ってしまった。
結果、ユウギは肩書きだけはそのままに左遷される形で防衛軍[5]に配属(後に防衛隊長という名の特攻隊長に昇格)、エヌは行方不明となり、アルドレアの政を行うのは実質ミミとその側近モノフト、神官Xとその側近、およびユウギの側近の計5名となった。
現在、ミミとモノフトを中心に政が行われている。ミミの尽力により政治は一応の安定を得たが、蛮族に対する認識は一部の集団を除いてまだ改められていない。ユウギは表向きは政に関わらず、側近のイースが代行している。そして神官Xは正体を隠し普段の生活を送りながら、側近ソノコを通して政に関わっている。
2年前、ルキスラ帝国を蛮族の手から守った英雄達。パーティ結成時期は不明だが2年前までルキスラ帝国を中心に活躍したパーティ。それぞれ「国家レベルの有名人」「人族以上に人族」と言われている。以下に神官Xを含むメンバーと動乱後の動向を記載する。
PCが所属する「白玉の妖々亭」のマスター。種族は人間で、28歳の男性。所属している冒険者に対しても常に丁寧な言葉遣いを崩さない礼儀正しい性格。冒険者の宿を切り盛りするだけあり、ガーデナーとコックの技能も持っている。
元々は冒険者であり、決まったパーティには入らず、必要に応じて臨時に他の冒険者パーティに入るというスタイルをとっていた。大きな活躍こそ無かったが、多くのパーティに参加していたため知名度はあり、その縁で彼の宿にも何人かの冒険者が所属している。
現在の穏やかな性格からは想像もつかないが、かつて冒険者として活躍していた時は後先考えず敵に突撃していく戦い方をしており”白銀の鉄砲玉”という物騒な二つ名を持っていた。その名は多くの人に知られているが、本人はあまり冒険者時代の自分の話はしたがらない。
なお冒険者になった理由は故郷に嫌気が差したため。家出をして冒険者になったため家族からは現在も探されており、冒険者として成功したはいいがこれ以上有名になると所在が家族に知られることを恐れて冒険者を辞めて宿の経営を始めた。ただし剣の腕は今も健在のため、自分の宿の冒険者のリヴァイには時々剣術を指南している(後にフウヤも加わった)。
その実力はかなりのもので、アルドレアの街でも彼の名前は広く知られている。また冒険者として多くの経験と出会いを重ねてきたため余程のことでは驚かない。
また隠し事を抱えているライカ達を事情を知ったうえで自分の宿に受け入れたり、感情に任せて一人で勝手に飛び出そうとしたフウヤに冒険者としての責任を説いて諫めたりと人物的にも非常に優れている。
「白玉の妖々亭」のエンブレムは半霊を背景にして長さの異なる1組の双剣が書かれたもの。
アルドレアにあるシーン神殿の神官長。種族は人間。
レイの恩人であり、ヨムとは昔からの知り合い。
ナイトメアであるレイを神殿に受け入れ、そのレイがラミアであるライカを匿おうとした際に、彼らの事情を知った上で咎めないなど度量の大きい人物。
レイのことは目にかけており、時折彼に人生におけるアドバイスを与える。
「白玉の妖々亭」に所属する"飛翔する五重奏"の一員。"小さな太陽"という二つ名がある。種族がドワーフのため見た目は子供。同じ冒険者宿に所属するリヴァイとカーリーとパーティを組んでおり、後にヒビキとアミティが加わった。
戦闘スタイルは魔法とサポートに特化した後方型。太陽神ティダンの神官でもある。
駆け出しの頃は依頼のない暇なときに路上ライブで生活費を稼いでいた時期があり、実力がついた現在でもたまに路上ライブは行っている。使用する楽器はトランペット。
セッション9では連続誘拐事件解決のため、フウヤ達とは共同で依頼を引き受ける。その途中で知ってしまったライカの正体について、リヴァイとともフウヤとアルルを問い質した。「ライカは自分たちの仲間であり、何があっても守ってみせる」というフウヤの真摯な回答を得たことで、一応は信用するがライカに対する不信感は拭えていない様子。翌日にライカ本人に守りたい人がいるかを尋ね、彼女の反応からおおよその見当をつけた。
フウヤの幼馴染の女の子。種族は人間(父親はドワーフで名前はアヴェル、母親は人間でユイ)。
フウヤが小さい頃からの知り合いで、人見知りだったフウヤが気楽に話しかけられる数少ない人物。
両親が鍛冶屋を営んでおり、自分も既に働いている。腕に関して周囲からはまだ未熟と言われているが、フウヤ曰く実力は一番上とのこと(後に両親も認めている)。武器のことになると話が止まらない癖がある。
普通の黒色とは微妙に違う独特な色合いの黒弓を愛用している。その弓の塗装は子供の頃から自分で行っているようで、その色合いには特にこだわりがあるようだ。
(セッション 6にて行方不明になった幼馴染であるディーネを探そうと単身調査に出る。町の外で怪しい二人を見つけたことでアジトの場所を探そうとするが、捕まって奈落の魔域へと攫われてしまう。危うく生贄にされそうになったところにフウヤ達が駆け付けたことで無事救助された。その際にライカが蛮族であることを知り猜疑の目で見るが、最終的にはライカを信じるフウヤを信じることに決めた。)
(外伝にて再会したディーネと遊びに出掛けた際、暴漢達に襲われそうになるが正体発覚を覚悟したディーネの行動によって何とか逃げ延びる。無事やり過ごした後、ディーネから全てを打ち明けられるが、事前にライカの正体を知ったこともあり大して動揺せずに受け入れることが出来た。
またその直後にセフィリア聖騎士のシュラにディーネを捕らえられそうになったため、友達を守るために弓矢で対抗した。その際シュラに放った矢はあっけなく切り払われてしまったが、何故かシュラの魔法を打ち消すという効果を発揮していた。)
(セッション8にてシャトーの口から「無意識にサイレントリーパーを作り、クウェラン闇弓術(祖)を再現させている」ことが告げられた。どうやら彼女にはかつて古代魔法文明時代に生きたクウェラン闇弓術(祖)を身に着けたシャドウの記憶を持っているとのこと。ただしリラ自身はその記憶の正体には気付いていない。
またフウヤが冒険者になって以来、彼女も陰で弓矢の特訓をして腕を磨いており、その腕前は既に一人前の冒険者と呼べるほどになっている。)
セッション2の依頼者である薬剤師。種族は人間。
時折薬の開発に没頭する癖があるマッドサイエンティスト。
黙っていれば優秀な薬剤師だが、一度調子に乗ると「自分は神の才能を持つ」、「造れない薬は無い」、と饒舌に自分を絶賛する悪癖を持っている(ただし薬を作る目的は患者のためと言い切っているので利己的というわけではないようだ)。またその言動から蛮族サイドの神官と誤解されることがよくあり、頻繁に判別魔法をかけられ続けた結果、かけられないと逆に気持ち悪くなる体質になってしまっている[8]。
モデルは「仮面ライダーエグゼイド」のやべー奴、檀黎斗。モデルの詳細は当該項目にて。
余談だが檀黎斗の演者である岩永徹也氏も薬剤師の資格を所持している。
「白玉の妖々亭」に所属する"飛翔する五重奏"の一員でリーダーを務めている。種族は人間。”心揺さぶる調律師”の二つ名を持つ。同じ冒険者宿のランとリヴァイとパーティを組んでいる。ラン達とはたまに路上ライブをやっており、彼女はアコーディオンを演奏する。
戦闘スタイルはバスターライフルを得物としたマギシュー。
早朝に歌っているアルルの歌声から何か悩みを持っていることを察し、一人で抱え込まないほうが良いとアドバイスを送った。
ライダーズギルドアルドレア支部の講師であり調教師。種族は人間。
リーズの愛馬であるネージュを育てていた人物。借りてからまだ日が浅い段階でネージュを懐かせているリーズを気に入っている。また川に流されて行き場を失ったリーズの身元を一時的に引き取っていた時期がある。セッション5ではパーティに騎獣運搬の依頼をした。
(セッション6にて「クーハイケン強竜乗法」の継承者であることが判明。彼女の先祖がプロセルシア地方出身であり、その先祖がザルツ地方に移住した後も代々流派を受け継いでいたのだった。ただしザルツ地方では全く知名度がなく、本人も道場は建てず弟子を取る気もなかったため彼女が継承者であることを知られることはなかった。)
アルドレア警備隊※の隊員で警備隊副隊長ベティ=ノーヴェの弟。種族は人間。
真面目な性格で口調も丁寧。
作中では明言されていないが、銀色の鱗の盾を持っているため"ルキスラ銀鱗隊護警術"に入門していると考えられる。
ブラコンな姉の愛情表現には動揺しつつも受け入れている。
アルドレア警備隊副隊長でハヤシの姉。見た目の年齢は20代後半。種族は人間。
カサドリス戦奏術を習得しており楽器兼武器のマナドリンを持ち歩いている。
仕事面では優秀なのだが、極度のブラコンで仕事中でも弟のハヤシを甘やかす言動を繰り返しているため隊長のライデンにはよく怒られている。また一度ラン達の路上ライブに飛び入りで参加したことがあるとのこと。
(セッション6にてカサドリス戦奏術の師範であることが判明。道場兼自宅の裏口が警備隊と繋がっており、警備隊業の傍らで道場経営をしている(隊長のライデンも許可済)。なお以前は道場は流派街にあったのだが、「弟と顔を合わせる時間が減る」という理由で警備隊の近くに引っ越している。)
アルドレア警備隊の隊長。種族は人間。慈雨神フェトルの神官でもある。生真面目な性格な苦労人。
仕事中に公私混同を繰り返す副隊長のベティには手を焼いているようだ。
「見た目や種族だけでは判断しない」という考えを持っており、相手に穢れがあったり、蛮族の姿をしていようと一方的に忌避することなく受け入れる器を持っている。そのため防衛軍のユウギともうまくやっている様子。
フウヤ達のことはセッション3での依頼を成功させて以来、手放しで信頼しており、色々と便宜を図っている。
ロングマントを身に纏い、とても鋭い目つきをしている謎の人間。
人間だが蛮族側に属しており、彼の上には爵位を持ったドレイクが存在していることが分かっている。
(後にリーズの探し人であるメルトの父、ジクリルトスであることが判明)
ただし二人の会話を見る限り互いに利があるために協力しているだけにすぎず、信頼関係といったものは全くない様子。
蛮族側についた理由は「自分を苦しませた社会への復讐のため」のようだが、具体的な過去等の詳細は不明。
口調こそ紳士を思わせるように丁寧だが、相手の苦痛や絶望に満ちた顔を見ることを好むなど性格はこの上なく冷酷かつ残忍で、仲間である蛮族や魔神からも恐れられている。また「完全なる自由」をポリシーとしており、他の事物に縛られず自由気ままに行動する。そのためかかなり気まぐれな所があり、一度は儀式の生贄にしようと捕らえたディーネを別の実験台として利用したり、自分で作った魔域を放置したりしている(とはいえ周囲に混沌や恐怖をもたらすことを考えた上での行動ではある)。
蛮族の中には人間である彼が蛮族側についていることやその自由奔放な振る舞いには内心不満を持っている者もいる。オディオ本人もそれについては認識しているようで仲間の蛮族には「人間相手に様付で呼ぶのは気に入らないだろうから好きに呼んでくれて構わない」と伝えている。ただし彼自身は自分が人間であることを自負している様子。また人間であるが故に同族の持つ弱みや急所的確に突く戦略を多用する。
状況によっては敵から逃走することも良しとする考えの持ち主で、仮に部下が敵から逃亡した場合でも有用な情報を持ち帰っていれば咎めることをしない。
デーモンルーラーとプリースト(ラーリス)の技能を持っており、相当な実力を持っていることが予想されている。
剣身が黒で剣脊が赤の魔剣を所持しており、その魔剣の能力は以下の通り。
・穢れ無しかつデーモンルーラー技能を持った人族のみ所持できる。
・ノーリスクで魔神を複数使役できる。
・奈落の魔域を形成させ、魔域の内外を自由に行き来できる。
(本来奈落の魔域が発生しないテラスティア大陸でも使用可能)
またセッション7にてアニマ・ベルゼが変化したものであることが判明した。
またアルルが全てを失う原因となった魔神事件の真犯人であり、魔神が絡んでいた事件(セッション3と6)の背後に潜んでいたことが分かっている。なおセッション9にてアルルに罪を着せた理由は「無実の人間が理不尽に堕ちていく過程を見て楽しみたかった」というある種単純なものだったことがロナの口から語られている。
セッション8では本人は登場しないが、森の中に奈落の魔域を形成、さらに善良なエントレットにアビスシェードを植え付けることでどういった変化が起こるかといった実験を行っていた。ただし本人にとってはどちらも満足のいく結果ではなかったようで魔域やエントレットをそのままにして立ち去っている。
セッション9でも本人は登場しないが、シェンゲクが誘拐した人質の一人を「恋人達が無惨にも引き離されて苦悶と絶望に満ちた顔を見たい」という理由で死に至らしめたため、シェンゲクには恨まれている。
「白玉の妖々亭」に所属する"飛翔する五重奏"の一員。種族はルーンフォーク。
金属鎧と盾を持った重戦士で”勇ましき護り手”の二つ名を持つ。同じ冒険者宿のランとカーリーとパーティを組んでいる。宿の亭主であるヨムからは時折剣術の指導を受けている。
仲間思いの性格で仲間を守るために強くなろうとする努力家ではあるが、以前はその気持ちが行き過ぎて仲間を守るためなら自分の命なんてどうでもいいと考えていた。そこを亭主であるヨムに「軽々しく命を捨てる考えをするな」と正されたことがきっかけで彼を師匠と呼ぶようになる[9]。
ヴァイオリンの才能があり、初めてヴァイオリンを弾いたところ想像以上に上手かったことから路上ライブではヴァイオリニストとして活躍している。
セッション9では連続誘拐事件解決のため、フウヤ達とは共同で依頼を引き受ける。その途中でランとともにアルルの召異魔法の習得背景、及びライカの正体についてフウヤとアルルに問い質した。
その際アルルには自分がかつてヨムから言われた「憎しみに取り込まれるな」というアドバイスを贈る。ライカに対しては色々と諸事情や思うことがあるため良いとも悪いとも言わなかったが、万が一ライカが悪事を働いた時は拘束する旨をフウヤ達に伝えた。
アルドレアの情報屋。種族はフィー。語尾が間延びした特徴的な話し方をする。
ヨムと同じく元冒険者で、冒険者時代はヨムとはよく組んでいた過去があり現在でも親交がある。
珍しい人や物に目がなく、周りの価値観や考えに流されずに普段から真意が見えない言動をするため
”掴み所のない”という二つ名を持つ。
ライカの正体に気付いており、彼女のような冒険者を探しているようだがその目的は不明。
コヨーテのリカントの青年。リカントという種族がなぜ生まれたのか答えを知るために「始まりの剣」を探し求めてアミティと一緒に旅を続けている。その際の生活費は歌や演奏で路銀を稼いでいる。一度だけラン達の路上ライブにも参加しており、その時はギターを演奏していた。
戦闘スタイルは拳闘士の前衛型。
セッション6開始前にて「白玉の妖々亭」に所属してリヴァイ達とパーティを組むことになり、
"飛翔する五重奏"の一員となった。
セッション9では彼の先祖のルーツがアルフレイム大陸にあり、冒険者だった曾祖父から"奈落の魔域"の脱出方法を聞いていたことでパーティが"奈落の魔域"に巻き込まれた際にも無事脱出できたことが語られた。
ヒビキと一緒に旅を続けている少女。彼とは長い付き合い。
一度だけラン達の路上ライブに参加しており、彼女だけは楽器を演奏せずその歌声を披露していた。
戦闘スタイルは呪歌と森羅魔法を駆使したサポート型。またベティからカサドリス戦奏術を伝授されている。
セッション6開始前にてヒビキと同様にリヴァイ達とパーティを組むことになり、"飛翔する五重奏"の一員となった。
(実はテラスティア大陸では流布されていない森羅魔法の導師であり、セッション9ではその力を見込まれて防衛軍に協力を要請された。だがそれ以外にも彼女には何か秘匿された秘密があることが示唆されている。)
(セッション9終盤にてバジリスクのアジトに潜入した際、ドラゴンガーゴイルとの戦闘で負傷してしまい戦線を離脱せざるを得なくなってしまう。その際に彼女のいた場所に紫色の羽根が残されていた。後に紫色のコマドリをペットにしていたからその羽根であったと推測されたが…)
リーズの故郷であるリアフェ村に棲んでいる少女でリーズの幼馴染。種族は人間。
リーズが行方不明になった後はリーズの家族以外でリーズがまだ生きていると信じていた唯一の人物で、少し離れたディザの町で彼女のことを探していた。無事リーズに再会した際は周囲が慌てるほど取り乱して喜んでいた。
リーズの家族とも親交があり、仲は非常に良好。
時折出現する触手と煩悩の化身と姿形は同じだが別人物である。多分。
リーズの父親。種族は人間。
長い間家族に心配をかけたリーズに再会一番で叱るなど厳しい所もあるが、心からリーズを愛している故に表れる愛情の裏返しである。
村で起きた災難を見事退けたリーズの成長を見て安心するものの、翌日にはアルドレアに戻るリーズを心配していた。
リーズの母親。種族は人間。
厳しいネイに対して、子供を包み込むように庇護して受け入れる母性面の強い女性。
冒険者を続けると答えたリーズの覚悟を見てそのまま送り出すことを決める。出立する前日にリーズに以前から子供達の自立時のために貯めていたお金を餞別として渡した。
村から離れた場所にあるサンダーバードの巣を観測小屋から観察していたところを蛮族に襲われて気絶させられ、そのまま攫われる寸前だったところをリーズ達に助けられて事なきを得る。リーズの活躍を目の前で見ていたこともあり出立の際はそれほど心配していなかったが、アルドレアに行く際はリーズに会いに行くことを伝えた。
(セッション7にて、遺跡で見つけた日記の著者であるロック=S=ホワイトの生まれ変わりであることが判明。なお本人はまだそのことに気づいていない。)
アルドレアの流派街にあるエルエレナ惑乱操布術の師範。165cm弱の細身の女性。表が赤色で裏が明るい青緑色のエルエレナケープを身に付けている。
前線で戦う珍しいエルフがいることを噂で知っており、道場を訪ねてきたフウヤがその人物であったことを知る。
師範という肩書ではあるが、ヨムと同じで堅苦しく「師匠」と呼ばれることを嫌がっている。
セッション9ではフウヤと模擬戦を行ったが、お互いに相手の攻撃を回避し続けながらも有効打を与えられないという千日手と化したため審判により試合を止められた。試合後には一か月程度で自分の動きについて来れるまでに成長したフウヤを称賛している。
飲食店「菫の花束」の地下にある盗賊ギルド「夢幻の夜空」に所属する細身の男性。種族は人間。
盗賊ギルドの構成員だけあって情報収集能力に長けており、まだ街であまり知られていないフウヤ達の存在と名前も知っていた。
ギルド内での仕事は仲間が集めてきた情報をギルド外に売ること。その際の情報料は彼の気分などその時次第で変動し、相手の価値観に彼が共感する度合いによっても変わる。
連続行方不明事件の情報を求めてギルドを訪れたフウヤ達に情報料と引き換えに情報を渡した。
(同じギルドの構成員であるロテュスとは昔からコンビを組んで活動しており、互いに相棒と呼び合う仲である。ギルドの仲間からも二人で一人前扱いされ一緒くたに呼ばれていた。知識の探求を優先する合理主義的な人物で、普段はギルド内にいるが、知識欲を深めるためなら危険を顧みずに行動する癖から"分銅なき暴走天秤"と呼ばれている。)
(彼が持っている本は本型の魔剣であり、「リベリーとロテュスの持つ知識と記憶で成長する魔本」ということが分かっている。)
フウヤの父親。種族はエルフで、職業は彫刻家。父親だけありフウヤのことになると勘が働く人物で、冒険者となった息子が周りに迷惑をかけていないか心配していた。そしてその予感は当たっていた。
フウヤ達が行方不明になったディーネの情報を求めてディーネの両親を訪ねた時に、彼もまたディーネの両親を訪れていたことで意図せずフウヤと再会した。(またその翌日の早朝、リラがディーネの探索から帰ってこないことを白玉の妖々亭まで伝えに来た。)
フウヤ達が河川港で出会った情報屋。黒い帽子が特徴的な人間の男性。
河川港で発見されている奇妙な物体について調査に来たフウヤ達と偶然出会い、持っていた情報を彼らに売り渡した。
(盗賊ギルド「夢幻の夜空」に所属する構成員でリベリーの相棒。盗賊ギルドの構成員らしからぬ優しい性格と熱い心を持った人物で、「救える命は救う」という信念を持っており、例えどんな状況でも人命を優先する考えを持っている。またリベリーも彼によって命を救われた過去がある。
ギルド随一の情報収集能力を持っているが、上記の通り盗賊ギルドの構成員らしからぬ性格のため、ギルドの仲間からは "奇傑なホークアイ"という二つ名で呼ばれている。)
縦ロールの髪型が特徴的な人間の女性。フウヤとリラの幼馴染であり、両親同士も親交が深い間柄。
セッション6で起きた連続行方不明事件で行方不明となっていた人物の一人であり、リラと歓楽街で酒を飲むために出かけたのを最後に行方不明となっていた。調査を続けた結果、誘拐犯達に攫われたことが分かり、既に生存していない可能性も考えられていたが…
(行方不明から二日後の夜に河川港の端の桟橋にて一人でいるところをフウヤ達に発見される。だが何故か知り合いであるフウヤに会えても事情を説明せず、河を泳いで逃げ去ろうとしていた。理由も言わずに消えようとしたことに納得せずに追いかけてきたフウヤに引き止められ、自分の下半身が魚になっていることを見られてしまう。だが姿が変わっても自分を信じてくれるフウヤを見て、彼を信じて誘拐された顛末を話すことを決める。アルルの提案で一旦白玉の妖々亭で匿ってもらい、そこで攫われた経緯について話した。)
(繁華街に行こうとした際にリラとの待ち合わせ時間に遅れそうになったため、近道である裏路地を通ろうとした際に誘拐犯達と出会ってしまい、気絶させられてしまう。そして奈落の魔域に連れて行かれオディオに特殊な穢れの酒を飲まされたことで下半身を魚にされてしまったのだった。その姿のまま生き地獄を味わわせるために誘拐犯達に奈落の魔域に放置されてしまうが、何とか脱出用のアビスシャードを手に入れたことで脱出する。そして何とかアルドレアに戻った後は途方に暮れつつ港周辺を泳いでいたところをフウヤ達に保護されたのだった。)
(穢れの酒によって穢れに冒されたこと、魚の姿のまま一生戻れないことを知り、絶望して自決の意志を口にするが、フウヤに止められる。だがその後の話で、穢れの酒の素材となったマーメイドがかつてヨムが冒険者だった時代に共闘した人魚の女剣士(二つ名は"陸と海の架け橋")であり、彼女の特殊能力である「体が乾いているときは人間の脚に変化する」を引き継いでいることが発覚する。そのため気を付ければ元の生活に戻れることが分かり、ひとまず家族と警備隊に事情を話して生きていくことを決める。)
(事件後に警備隊同行のもと家族と再会したが、彼女の母レイラが自分の娘が穢れてしまった現実を受け入れられなかったため、警備隊副隊長のベティの家にしばらく保護されることに。
だがある日リラと遊びに出掛けた際、暴漢達に襲われそうになってしまい、止む無く正体が露見する覚悟でリラを連れて泳いで逃走する。その後はリラに事情を説明して、どうにか受け入れてもらえたがその直後に蛮族であると誤解してやってきたシュラ達に捕まってしまい、また町の人達にも姿を見られてしまう。あわや蛮族として処断されかけてたところを運良く自分の保護者となるよう要請されたシャトーに助けられ、事情説明も兼ねてマギテック協会に匿われることとなった。)
(セッション8においてベティとシャトーの勧めにより、水陸両用蟹型魔動機「カルキノス」のライダーとなることに。シャトー曰く「カルキノスはディーネの最高の相棒になる」とのことだが、これは通常水中では呼吸できないという騎手の欠点を水中でも呼吸可能なディーネなら埋めることが出来るためである。)
連続行方不明事件発生と同時に町内に入ってきた怪しい5人組の一人。リベリー曰く、町の外の人間とのこと。常に鳥の仮面を被っており、背中にはロングマントを身に着けている。
仮面を着けている理由について彼から話を聞いた町の門番曰く、過去に顔に大きな火傷をしてしまいそれを隠すためのものとのこと。また仮面の口周りが盛り上がっているが、これについては火傷で口周りが変形してしまったためと門番は考えていた。
彼らが町から出ていく際は必ず大きな荷物を持っていたため、事件発生誘拐犯の有力候補として考えられていた。
(聞き込みの結果、かつてライカを攫った盗賊団の一員であったことが判明する。しかし元団員だったトムによると、彼が仲間になった日を境に盗賊団の頭の仲間に対する呼び方が変わってしまったとのこと。その素性から誘拐犯であることはほぼ決定的と思われていた。…が。)
(その正体は蛮族に属する種族の一つであるレイヴン。本名はヴァルツ。
一定時間は守りの剣の影響を逃れられるというレイヴンの特殊能力を用い、顔の火傷を装って鳥仮面を被り人間に成りすますことで、人族社会に潜んでいた。また魔神ダブラブルグとコンビを組んでおり、彼が盗賊団の頭と入れ替わることで盗賊団を掌握。盗賊団の人員を動員して生贄用の人族を誘拐していた。また盗賊団の団員も生贄の勘定に入れており、必要な分の生贄が確保された後は用済みとばかりに彼らも生贄に加えた。
誘拐したディーネも生贄にしようとするが、オディオの気まぐれにより中止になる。彼の行動に不満を口にするが、場所が彼が管理する奈落の魔域であったため悪態をつきながらも渋々受け入れる。しかしその後にオディオに昇進をかけた別任務を与えられ、昂然と追加の生贄確保に取り組もうとしていた。
そして単身で自分達を追ってきたリラを返り討ちにして生贄にしようとするが、自分達を追って奈落の魔域にまで乗り込んできたフウヤ達に見つかってしまう。その際彼らの中にアルルがいることに気付き、彼女がかつて魔神襲撃事件の被疑者であったことを暴露して動揺を誘おうとするも、アルルを信頼しているフウヤ達には通じず失敗する。
そのまま戦闘に入るが相棒であるダブラブルグが敗死したことで敗北を悟り、捨て台詞を吐きつつ急速離脱で逃走した。)
セッション1で見つけた遺跡の隠し階段の先に存在していた魔剣の迷宮の主である魔剣。魔剣でありながら自らの意思を持ち、会話体として人間の姿を現出(実体はない)させることができる。
(その際は人間の男性の姿を取っている)
ライカの種族を一目で見抜いており、悠然とした口調からも察せられるように只者ではない雰囲気を醸し出している。
自分の迷宮を訪れてきたリーズ達に自分を手に入れる資格があるか試練を課した。
リーズの夢に出てきた竜と声が同じであることから、正体は竜ではないかと予想されていたが…?
(かつて魔法文明時代に製作された魔剣アニマ・ベルゼに魂を定着した(された)竜。種族はウインターレッサードラゴン(レッサードラゴンの亜種)。
300年程前にザルツ地方にて静かに暮らしていたが、ある日自分の棲家を訪れたロック=S=ホワイトから「友達になって欲しい」と言われ、"共に生きる”という契約を結ぶ。そして彼の家に行った際に彼の妹であるクリス=I=ホワイトとも出会った。その際に彼女が腰から携えていた剣がアニマ・ベルゼだった。
クリスは優しい性格で、手に入れたアニマ・ベルゼの効果を知り、その能力を使うことも破壊することも出来ず、さりとて悪人の手に落ちることを恐れて捨てることも出来なかった。そのため仕方なく所持していた。
そのまま彼らと幸せに暮らしていたが、ある日突然大地震が起きて蛮族が地上に侵攻してきたことにより状況は一変する。別のアニマ・ベルゼを持った上位種のバジリスク[10]に襲われてしまい、クリスとブライアを逃がすために、バジリスクと刺し違える形でロックは死亡。クリスとブライアも他の蛮族に襲撃され、必死で逃げ続けるも瀕死の状況まで追い込まれる。
もう逃げきれないと悟ったクリスはアニマ・ベルゼを使って自分自身の魂を代償にしてブライアを生き残らせることを決める。ブライアはクリスではなく自らを生贄にしてクリスに生き残るよう提言するも、それが不可能だと判断したクリスにより魔剣に魂を定着させられた。その後は魔剣として長い眠りについていた。
しかしリーズ達と出会う二か月半前(時刻的にはセッション1でリーズ達が初めて遺跡を訪れた時)に目を覚ます。そして「また彼らと会えるかもしれない」という予感のもと、魔剣の迷宮を形成して待ち続けていた。そして充分な程にリーズが冒険者として成長したため、彼女の夢に出ることで彼女を自らの迷宮にまで引き寄せたのだった。
そして自分の迷宮の試練を全て制覇したリーズ達の力を認め、またリーズも全てを知ったことで魔剣の所有者となることを決める。以降は彼女の剣として冒険に同行することとなった。)
ドレイクの父と人間の母から生まれたドレイク(ブロークン)の青年。またリーズが探していた人物。
生まれたときから魔剣を所持しておらず、また魔剣を持ってもナイトにはなれない。
命の恩人であるリーズのことを大切に思っており彼女の言葉には素直に従うが、リーズ以外には警戒心が強い。また半分だけとはいえ蛮族の貴族ともいわれるドレイクの血を受け継いでいるだけあり、人族に対する態度は尊大。そのため血気盛んで熱くなりがちなフウヤとは初対面から衝突していた。
作者曰く「蛮族版のフウヤ」とのこと。ポンコツというわけではない。
一方で、家族思いなところもあるようで、近年まで武人気質ながら人族にも理解のあった父親のことを誇りに思っていた模様。
(生まれてからずっと父親の元で生きていたが、約3年程前に父親のやり方に違和感を感じ、父親を裏切って逃走生活を始める。メルトを産んだ際に亡くなった母親の形見である、動物を従える能力を持った魔剣"フロイントティア"を駆使して3年もの間生き延びていた(ただし酷使したことで現在は破損してしまっている))
(ラディス達から追わている最中に魔剣の迷宮を攻略した直後のリーズ達と偶然再会する。驚きつつもリーズ達を逃そうとするが、追いつかれてしまう。フウヤ達から共闘の申し出を受けて一度は反発するも、リーズの説得もあり止む無く共闘する。
戦闘後、ラディスから話を聞いた後に彼を処断する。その後はリーズ達に自分の過去や追われた経緯等を説明した。一通り話した後は自分のことでリーズに迷惑がかかることを恐れ、彼女に別れを告げて再び旅立っていった。)
メルトの腹違いの兄。メルトとは違い純粋なドレイク。純粋なドレイクではないメルトを出来損ないと呼び、見下している。父親のことは尊敬しているが、人間であるメルトの母と再婚したことやメルトのことをずっと気にかけていたことは快く思っていない。
かつてメルトが持っていた腕輪をリーズが付けていることを見逃さず、そこからリーズがメルトと恋愛関係にあることを看破したりと優れた観察眼や洞察力を持っている。一方でメルトのこととなると頭に血が上りやすく、それが災いして敵に情報を与えてしまったり、重要なことを見落としていたりと間抜けな面もある。
(メルト抹殺の任務中に、メルトがリーズ達といることを発見する。先に任務を果たそうとするも、リーズの左腕にかつてメルトが付けていた腕輪をしていることを見つけ、メルトとの仲を看破する。そしてメルトを苦しめるため、彼の目の前でリーズ達を仕留めることを思いつく。そしてそのままメルトとリーズ達に戦闘を挑むも、敗北。
捕縛された後は頭に血が上っていたこともあり、自分とメルト、そして父親のことを全てではないが話す。処断されそうになった際は父親の存在を持ち出して脅迫するが、情報を伝える仲間が既に全滅してしまっていることを忘れており、絶望の淵に落とされる。最後はメルトの母親に対する侮辱を口にしたことでメルトの逆鱗に触れ、彼によって処断された。)
メルト及びラディスの実父。種族はドレイクで爵位はバイカウント。
"烈火咆哮"の二つ名を持っており、人族であるアルルもその名を知っているほどの人物。セッション3のラストにも姿のみ登場していたが、名前はセッション7にて判明した。
リーズが付けている腕輪は元々は彼が所有していたものである。(その後はメルトの母親⇒メルト⇒リーズという順番で所有者が移っている。)
数年前まではザルツ地方を中心に猛威を振るっており、爵位はバイカウントだがその実力はカウント級に近いと言われていた。戦闘時、最初から竜化し敵達を薙ぎ払う戦術を得意としている。
またドレイクとしては珍しく紳士的で、非戦闘員を巻き込むことを極力避け、無駄な殺生をしなかったことでも有名だった。周囲の蛮族はその振る舞いに反感していたが、彼は自分の主義を貫いていた。
しかし数年前から突然一切竜化しなくなり、やがて戦闘の前線から姿を消す。多くの噂が飛び交っているが真偽は不明。メルト曰く、その時から無抵抗の人族へも手にかけるようになり、行動もおかしくなっていったらしい。
実子であるメルトを抹殺するよう部下達に直筆の指令書を渡しており、彼の息子への殺意の深さが伺えるが…(部下達に宛てられた指令書をひらがなに変換して各行の一文字目を縦読みすると…?)
ジクリルトス自身も誰かの部下のようだが、その者への反逆を企てている。
(本編後のシーンからアニマ・ベルゼを所有していることが判明。またその魔剣に体を乗っ取られている可能性が高い。)
ジクリルトスの部下の女性。青白い肌と赤い瞳を持ち、肌には紋様が浮かんでいる。
また自分の身長ほどもある大鎌を携えている。
ジクリルトスには恩があるらしく彼を主として認めており、またそれ以上の感情を抱いている。
オディオとは同じ主人に仕える仲間同士だが、新参者で人間である彼にはあまり好印象を持っておらず、あわや戦闘にもなりかけたがジクリルトスに一喝されて取り止めた。
セフィリア神聖王国出身の聖騎士で始祖神ライフォスの神官。本名はシュトラーフェでシュラは通称。種族はドワーフ。”黒を穿つ閃光”という二つ名を持っている。
性別は男性だが女性に近い中性的な顔立ちをしており、種族故の低身長も相まってよく女性に見間違えられる。
穢れを否定する政策を採用しているセフィリア出身だけあり、穢れ持ちや蛮族を一切認めない考えの持ち主。普段は部下にも丁寧な言葉遣いをする人物だが、自分の邪魔をする者には一転して冷淡な口調になる。
正義感は強いが融通の利かない人物であり、話し合いをもって問題を解決するというライフォスの教義はあまり守っていない(教義自体は当然自覚しているが)。
かつて流派秘伝の流布という名目でアルドレアで訪れたことがあり、彼が来てからライフォス信者が過激化するという事態が起き、それがユウギへの集団抗議にまで発展したという経緯がある。
そのため動乱後一度は平和になったアルドレアに再度争いの種を蒔いた元凶とも言える人物である。
またディーネの母レイラも彼の考えに感化されている。
(下半身が魚であるディーネの姿を見て、蛮族であると決めつけるや否や彼女を討伐しようと剣を抜く。途中リラが説得をしても耳を貸さず、リラ共々討伐しようとするがシャトーによって阻止される。
彼に抗議するもシャトーが正式にディーネの保護を任されていることと、ライフォスの教義を持ち出されたことで分が悪いと判断して部下達とともに引き上げていった。)
アルドレアにあるマギテック協会の技術長を務める人物。水色の短髪をした男性で、種族は人間。
日本語でいう大阪弁にあたる特徴的な口調で話すため変わり者として見られているが、人間としては警備隊副隊長のベティからも信頼されるほどの人物。
かなり魔動機に熱心なようで”止まらない歯車”の二つ名を持っている。これは彼が一度興味を持ったら納得するまでとことん追求しないと気が済まない性格を表したものである。
シュラとは顔馴染みだが、あまり友好的でなく彼からは魔動機オタクと呼ばれている。
(信頼できる有力者の一人ということで、ディーネの助けとなるべく警備隊から依頼されて話を聞くことになっていた。しかしそれより先にシュラが彼女を討伐しようとしていたため、とっさの所で彼の行動を阻止して追い返す。その後は話を聞くためにリラとディーネをマギテック協会まで招待した。)
(セッション8ではベティの頼みによりディーネに倉庫で眠っていたカルキノスを修理して与えた。またフウヤ達にリラの隠された能力についても説明した。)
アルドレアの裏路地にある道具屋「雑貨店ラディウス」の店主。種族はエルフ生まれのナイトメア。
本人はナイトメアであることは隠しもせず、種族のことで文句を言う客は願い下げとまで公言している。またライカの種族も一目で見抜いており、かなりの実力も秘めている。
彼の店内には日用品から掘り出し物まで多種なアイテムが豊富に揃えられており、中には遺失したはずのアイテムまで存在している。これには彼の姉が関係しているとのことだが、詳しいことは不明。
ただその品揃えの良さに反して、店の立地条件が悪いため経営は不振。
メディに連れられて店にやって来たライカに遺失したはずの魔法生物「マジシャンズブルーム」と「騎獣縮小の札Ⅱ」を販売した(希少なアイテムを売った理由はシュテル自身の厚意と彼女達に店の宣伝役を頼むため。だがそれ以外にも何か理由があるようである。)
(かつてアルドレアを救った「黄昏の流れ星」の一人、ロイドとは親友でセッション8のエピローグでは彼と朝まで酒を酌み交わすほどの仲ということが判明した。)
スズランのメリア(短命種)。年齢は1歳。
普段はシュテルの姉の所で生活している。シュテルと血は繋がっていないが実の兄妹同然の仲。
短命種メリアは半年で成人扱いされるため形式上は成人だが見た目からよく子供扱いされてしまっており、本人も子供扱いされると憤慨する。
ディルクール出身の庭師を営む女性。種族は神官生まれの人間。樹神ダリオンの神官。
容姿端麗な外見で”花の息吹”という二つ名を持っている。
庭師の腕前は中々評判のようで他の町からも依頼が来るほど。そのために家政夫であるリオンとともに地方中を周っており過去にもアルドレアにも来たことがある。
レイのいるシーン神殿には毎年「白いポインセチア」の花束を届けられていた。白いポインセチアには「慕われる人」、「あなたの祝福を祈る」という花言葉があり、届いた後の花が神官長ユユの部屋に飾られていたことからユユへのメッセージと思われていた。だがシーン神殿を訪ねてきた彼女と対面したユユも彼女のことは知らなかった様子。
その翌日にユユに紹介されて「白玉の妖々亭」へ樹神ダリオンのほこらへ行くまでの護衛依頼を持ってやって来る。依頼の途中、レイとは2人きりで話をしたり過去に出会ったことは無いか聞いたりと何か特別な感情があるように見えていた。また過去に家族を失ったことが明らかになっている。
そして解呪魔法を4連続でミスしてドジっ娘属性が生えた
(生き別れになっていたレイの実の姉。彼女の父親フロイト=ゲミュートはかつてアルドレアに住んでいたが、ナイトメアであるレイが生まれた際に彼を忌避してシーン神殿に捨ててディルクールに逃げてしまっていた(なおレイの母親ユグはレイの出産時に死亡している)。
しばらくして後悔と自責の念に苛まれ、何度もシーン神殿に足を運んだがレイには恨まれていると思い顔を合わせることは出来なかった。そのため毎年レイの誕生日に花言葉をメッセージとして白いポインセチアの花束を送っていた。
弟がいることについてサリーも父親が亡くなるまで知らされていなかった。だがセッション9から9カ月前(物語開始時点からは6カ月前)にフロイトがある事件に巻き込まれて亡くなる直前に、彼が書いた手紙を託されて知ることとなった。そして父に代わりレイに父親のメッセージを渡すためにレイの元に訪れてきたのだった。)
なおこのNPCはゲストとして招かれたさとり本人が担当している。
(本人が参加した真の目的はこいしと輝夜の関係について見極めるため)
サリーの家政夫を務める青年。種族はミアキス。サリーには昔から仕えており、彼女を主人として敬愛しているが、敬語を使わず砕けた話し方で接している(サリーも特に気にしていない)。
普段は冷静だが、主人であるサリーに手出しする者には言動が粗暴になる。そのためサリーからは自分がいないときに彼が周囲と険悪になっていないかよく心配している。また思ったことははっきり口に出すタイプだが、周りの厚意を素直に受け止めきれない不器用な所もある。
戦闘スタイルは前衛の回避型魔法剣士。生命力が低いため、打たれ弱いのが難点。
モデルは「テイルズオブデスティニー」に登場したリオン・マグナス。
なおこのNPCはゲストとして招かれた燐本人が担当している。
かつて蛮族の動乱が起きた際にルキスラを救った「黄昏の流れ星」の一人。エルフの妖精使い。
”混沌操者”の二つ名を持っている。動乱後はアルドレアに残らず、故郷のエルフの里に帰郷していた。
(セッション8のエピローグにてシュテルの店を訪れていた。シュテルの元に長期滞在するようだが、アルドレアに来た目的については現状不明である。)
アルドレアの防衛軍に所属する"三指揮官"の一人。"前線指揮"を担当している。種族はタケのメリア(長命種)の男性で、髪は海松色のショートヘアー。
アルフレイム大陸グランゼールの出身で数十年前に船でアルフレイム大陸から渡航したが、途中で海難事故に遭い記憶の大半を失くしたという経緯がある。
バルザーの魔導武具の使い手で、アルドレア外に軍が出勤する際は自らも戦場の最前線で指揮を執る。
暇な時はココルの人材発掘の手伝いも兼ねて軍や警備隊内を見回りしている。
セッション9では流派街の視察のためエルエレナ惑乱操布術道場を訪問。突然の来訪だったため周囲からは驚かれるが、本当にただの視察だったためアーヴェ達と少し会話をした程度で別の道場へ向かった。
その後、村人連続誘拐事件が発生した際には軍および警備隊共同の実行部隊の指揮を執った。
アルドレアの防衛軍に所属する"三指揮官"の一人。"後方支援"を担当している。
種族はヴァルキリーの妖精使い。"黄昏の流れ星"に命を助けてもらった過去があり、その恩返しのため防衛軍に自ら志願した。
傷病兵・非戦闘員の手当てや物資輸送、対外交渉等を担っている。また本人は防衛軍の戦力強化のため優秀な人材を日々探している。
セッション9ではテラスティア大陸に発生しないはずの"奈落の魔域"が多発する事態が発生したため、ルキスラ帝国皇帝のユリウス・クラウゼより「奈落の魔域対抗手段の研究の一環で、手始めにあらゆる魔法を熟知せよ」との勅令が出される。その研究を担う場所としてアルドレアに白羽の矢が立ち、防衛軍がその任を受け持ったため、アルルから召異魔法、アミティから森羅魔法の知識を借りるべく、二人を秘密裏に呼び出し防衛軍との契約を結ばせた。
アルドレアの防衛軍に所属する"三指揮官"の一人。"参謀"を担当している。また防衛軍のトップであるユウギが管理職としては役に立たないため、代理として軍の運用を取り仕切っている。
種族は人間で、ハーフマントを着用した銀髪の男性。紡糸の女神エルピュセの占瞳神官でもある。
占瞳と知識を駆使し、軍の総指揮を行う。得意な占いは大アルカナを使うタロット占いで、よく当たることで有名。自分の占いに自信を持っている一方で、占いの結果が悪かった場合は結果を覆すことを期待しており、占いは運命を導く手段と考えている模様。
時々アルドレア内で占いをしながら町民と交流し、防衛軍と町民の距離を縮めることに貢献している。
セッション9ではアルドレアのとある店内で占いをしていたところ、先に占いをしていた相手の知り合いであるレイとライカが来店したのを見かけたため彼らを占うことに。レイとライカを象徴するカード、そして過去・現在・未来のカードを占っていくが、ライカが最後の未来のカードの結果だけは見たくないと拒んだために結果を教えられずに終わってしまう。二人が去った後に一人カードの内容を確認して、満足した様子で他の客の占いに戻っていった。
その後、村人連続誘拐事件が発生した際にはハヤトとともに解決捜査の指揮を担当した。
事件解決後に防衛軍の指令室にてブライアについて占ってみるが、予想外の結果が出てしまい困惑する。
アルルに付き従う扉の小魔。命名主はアルル。体長は40cmくらいで見た目は少女のような可愛い妖精。
その可愛らしい見た目や礼儀正しい口調からは一見危害はなさそうに見えるが、その話し方にはどこか慇懃無礼な部分が見え隠れしている。主人であるアルルには表面上は従順な態度を見せるが、時折アルルの意志とは関係なく出現して周囲を困惑させるなどアルルの立場を悪くしかねない行動に出たり、言葉の端々にもどこか不穏な雰囲気を感じさせるものが多く、見た目とは裏腹に食えない存在。
セッション9-EXで出た情報によると、内心ではアルルや仲間の心を歪ませたり搔き乱そうとしており、彼女らを誘惑・堕落させようとしている様子。また同セッション中に仮にレイが戦闘不能になっていた際はライカをシェンゲクの思想に染めようとする構想もあったらしい。
魔神語以外にも妖精語をはじめ、いくつかの言語を習得している。
村人連続誘拐事件で誘拐されていたはずの村人2名と一緒に突如村に帰還した謎の少女。
本人曰く生まれはザルツ地方ではなく遠いところから来たとのこと。そのためか地方語(ザルツ)が通じない。
(その正体は蛮族の一員である"ローン"。誘拐事件の黒幕シェンゲクに付き従っているが、本来はジクリルトスやオディオの配下(連絡役)である。また同僚のヴァルツとは面識があるが、あまり仲は良くない様子。
当初は気弱な少女を演じていたが、正体が発覚してからは邪悪な本性を顕わにしてPC達を見下した様子で話しかけたり、戦闘中に逃走した後もふてぶてしい態度で挑発を繰り返すなどの行動を繰り返している。この性格のためか上司である(戦闘に関しては)武人気質のシェンゲクとは相性が悪く、彼からはバルバロスの誇りを傷付けるなら石像にすると恫喝されている。ただしロナ自身も彼の性格や思想は理解できない[11]らしく、止む無く付き従っているといった様子。
ライカのことは初対面で蛮族であることを見破っており、裏切り者として憎悪している。またアルルのこともオディオが過去に貶めた人物であることに気付いてからは興味を持ち始めている。
セッション9の決戦時には姿がなかったことから、オディオの元に帰ったと推察されるが詳細は不明。)
防衛軍"前線指揮"に所属している小柄な男性。ハヤトの部下。種族はハツカネズミのリカントで、ネズミの耳と尻尾が生えている。普段からネズミのシールを貼った妖精のランタンを持ち歩いている。
トンファーを得物としたグラップラーで、軍に所属してるだけあり腕には自信がある様子。
またレム曰く"隠密のプロ"とのことなので高いスカウト技能も有していると考えられる。
セッション9では誘拐事件の被害者を保護するために防衛軍から送られてくる。
自己紹介の際に妖精のランタンの明かりに気付かなかったレイとライカに対し何か思い至るも、その場では何も口にせずやり過ごした。その後は状況の確認および被害者の保護の指示を出し、フウヤ達とともに軍の本体へと合流した。
蛮族討伐後は親玉のシェンゲクを倒したリーズとその魔剣ブライアに興味を持ち、リーズに訓練を兼ねた手合わせを申し込んだ。その際に軍の戦闘訓練にユウギも参加していることを話している。
蛮族の一員である種族"バジリスク"の男性。普段はフードを被り目元を隠している。
セッション9で起きた村人連続誘拐事件の黒幕。
彼を語る上で欠かせない一番の特徴は、彼が人族に愛情を抱いていること。
これだけ聞くと人族に友好的な人物にも見えるが、そんな彼の願望を満たす方法というのが「人間を邪眼で石像にして、未来永劫若い姿のまま残す」という非常に悍ましく歪んだもの。彼にとって人族は愛すべき対象だが、蛮族に比べて儚く脆く弱い存在であると見ている。そのため若い姿の状態で石像にしてやれば大切な家族や友人、仲間を失う悲しみを背負わせずに永遠に一緒に居させてやれると本気で考えている。
そんな自分の考えに偏執しているため相手の意思や説得には一切耳を貸さず、拒絶・抵抗する場合は蛮族らしく実力行使で石化させる。このため人族を愛する点だけはまともだが、当の人族にとっては邪悪な敵でしかない。付け加えるなら人族を愛していると言いながらも実態は人族を弱い存在と見下しているため「愛」ですらない。完全な独りよがりである。
なお彼が作った石像には恐怖や絶望の表情のものはなく穏やかな表情や笑顔をしたものばかりだが、これは仲間の魔神レドルグ[12]を相手に憑依させて、相手の表情を強制した状態で石化させてるため。態々手間をかけてまで自分の理想を徹底させている点からも彼の狂気が窺える。
ただし蛮族らしく戦闘に関しては武人気質であり、戦闘から逃走した後も見苦しく挑発を繰り返す配下のロナを叱責し、逆にロナ達に勝利したPC達に感心している。
誘拐事件を起こした目的も自らが選別した人族に彼の方法で幸せを与えるためと身代物(魔神召喚用の供物)を調達するため。
オディオとはジクリルトスに仕える同僚同士だが、人族に苦痛を与えることを最上の喜びとする彼とは主義が真っ向から反するため、彼のことは蛇蝎のごとく嫌っている。だが敬愛しているジクリルトスがオディオを(表面上は)必要な部下と考えているため協力せざるを得ない状態にある。なお種族上はライバル関係にある筈のドレイクのジクリルトスに従っている理由は彼がジクリルトスの本性に気付いたため。
(戦闘で敗北し醜態をさらしつつも口汚く挑発するロナを叱責する形で登場。ロナ達に勝利したPC達に興味を持ち、誘拐事件の動機や自分の信条について嬉々として語るも、PC達からも彼の考えは独りよがりでしかないと一蹴されてしまう。だが彼自身も人族側には自分の意見を理解されない愚かさを嘆くだけで自分の意見を曲げる気は毛頭なかった。
この時ラミアであるライカが人族に恋心を抱いていることを看過し、敵対種族同士が恋に落ちたことを称賛する[13]。そしてライカとその恋人(後にその相手がレイだと見抜くが、この時はまだ見抜けていなかった)を自分の手で幸せにしてやると勧誘するが、当然にべもなく断られる。
直後にフウヤにライを殺害した理由について非難されて初めて動揺するが、彼もライの死は本意ではなくオディオの希望によるもので仕方なかったことだと説明する[14]。やがて別動隊のカーリー達が来たことに気付き、邪魔が入ることを危惧して逃走。この時気に入ったPC達を死なせないために洞窟の先にあるアジトには来ないように敢えて警告を残してロナとともに去っていった。
セッション終盤にて自らのアジトにて侵入してきたPC達と再会。相も変わらず自らの理想にPC達を誘いかけるが当然の様に拒否されたため、戦闘で無理やり石化させる手段を選ぶ。
戦闘中にライカの想い人がレイであることを見抜くやいなや、レイを石化させようと執拗に狙うようになる。だが頑なに自分の愛情を受け入れずに抵抗するレイ達に徐々に苛立ち始め、更にフウヤから挑発攻撃を受けたことで逆上。全力をもって石化させるべく魔物形態へと変化する。
半ば理性を失いかけながらも執念でレイの脚の大半を石化させることに成功するものの完全に石化させるには至らず、最後はリーズとブライアの渾身の一撃を喰らい頭部を真っ二つにされた。その時の断末魔も人族に幸せを与えられなかったことを嘆いたもので、最期まで己の考えを顧みることはなかった。戦闘後に彼の首はフウヤとリーズによって人族側の勝利の証として掲げられ人族に「歓喜」を齎すことになる。人族に笑顔を強制して石像にしていた彼の首が人族に正真正銘の笑顔を齎したのは正に皮肉と言える。)
名前の由来はドイツ語で贈り物を現す"ゲシェンク"のアナグラム。傍迷惑な贈り物もあったものである。
ココルの部下で防衛軍"後方支援"所属の女性。種族はエルフ。
長髪かつフウヤ以上の高身長(180cm以上)。"特急運送人"の二つ名を持っている。
軍に所属する以前は運び屋をしており、その経歴を生かして防衛軍では主に物資輸送を担当している。
物資輸送の移動手段としては魔動バイク(サイドカー付き)を乗り回しており、運転技術で彼女の右に出る者はいない。だが運送速度を優先するため、サイドカーに同乗する人にとっては非常に乗り心地が悪い。そのためレム以外の人は乗りたがらない(唯一レムのみ長い間一緒にいるため彼女の運転には慣れており、内心楽しんでいる)。
アルフレイム大陸でも限られた国でのみ信仰されている"鉄道神王ストラスフォード"の神官。彼女の夢はアルフレイム大陸と同じようにテラスティア大陸にも鉄道を敷いて、遠くの人とも強い繋がりを持つことである。その夢を追いかけているうちにストラスフォードの声を聴いて神官になったという経緯がある。
セッション9ではバジリスクの邪眼石化治療と補給物資の輸送依頼のため、レムとともにハヤトに召集された。
防衛軍の"参謀"に所属する人物。種族はナイトメア(リルドラケン生まれ)。ナイトキャップを被っており、身長はレイと同程度。"夢語り"の二つ名を持っている。
夢による占いを得意としており、上司であるガルザとは占い師仲間。そのためか彼とは敬語ではなく、ため口で接している。
融合神リルズの神官であり、特殊神聖魔法"コンヴァージョン"により性別を自由に変えられる(元の性別は男性)。普段の見た目や声は中性的なため、一目でどちらの性別か判断はしにくい。またリルズの教義を守るため、
本人はコンヴァージョンでの異性化(対象は自他を問わない)を気に入っており、その素晴らしさを伝えるべく異性化体験とリルズへの勧誘を行っている。
セッション9ではレイに対するライカの態度から彼女の思慕の念に気付き、二人の恋路を成就させるべくライカに恋人たちのペアリングを渡し、2人きりになれる場所を提供して彼女の背中を後押しした。
(彼女の後押しをした理由は2つあり、1つ目は純粋に融合神リルズの教義を守るため。2つ目はライカの正体に気付いたガルザから、彼女が人族に味方するように誘導することを命ぜられたため。)
"黄昏の流れ星"の一人で、現在は防衛隊長兼特攻隊長。ウィークリングミノタウロスの男性。
身長は180cmを優に超えており、見るからに筋肉質の体系をしている。闘牛を連想させるように頭から生えている一対の角が特徴的。
戦闘狂といって差し支えないほど無類の戦闘好き。その強すぎる実力や蛮族という種族上、町の外で戦闘すると目立ちすぎるため戦闘訓練として部下の軍人に戦いを挑んでいる。このとき本来の戦闘では斧使いだが、自分が本気で戦えば相手を殺しかねないことを理解しているため手加減として素手で戦っている。しかしそれでも圧勝してしまうため、自分を満足させられる相手を常に求めている。
上記の点から肉弾戦では実質アルドレア最強の人物として扱われている。
側近兼お目付け役であるイースに対しては過去に自信のあった酒の勝負で負けたこともあり、彼なりに敬意を表している。しかし普段は口うるさく自分を注意してくるためうっとおしく思っており、彼女の目から逃れようと日々奮闘している。
ユウギの側近兼お目付け役。種族はレプラカーンで、身長は子供程度で155cmを切っている。
尋常でないほど酒に強く、ユウギと二人で軍の酒蔵を一晩で余裕で空にしてしまうほど。
また当時冒険者のユウギに酒の飲み比べ対決をして勝利している。
自由気ままに動き回るユウギの手綱を取る役割を担っており、彼が逃げないように監視している。だがそれでも逃げようとする彼を抑えるため、酒を交えて話し合うのが"いつもの流れ"になっている様子。
※ネタバレ防止のためセッション導入部のあらすじのみ記述しています。
妖夢「ここまで読んで下さいましてありがとうございます」
幽々子「記事主に限らず、追記・修正は大歓迎よ~」
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最終更新:2024/04/24(水) 15:00
最終更新:2024/04/24(水) 15:00
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