東方幻想麻雀 単語

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トウホウゲンソウマージャン

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そんなことより麻雀やろうぜ!

東方幻想麻雀とは、東方Project二次創作ゲームのひとつ。東方Projectの登場キャラクターたちを用いた麻雀ゲームである。
制作D.N.A. Softwares2014年6月19日現在、5つのタイトルが発表されている。

東方幻想麻雀(Ver 1.xx
第6回博麗神社例大祭にて配布。2009年3月9日より同人ショップ販売開始。2,100円
詳しい内容は本記事の過去リビジョンを参照 → リビジョン456913の記事
東方幻想麻雀 Revision2(Ver 2.xx
コミックマーケット76にて配布。2009年9月1日より同人ショップ販売開始。700円。
追加ディスクとなっており、動作させるにはVer1.xxソフトが必要。
詳しい内容は本記事の過去リビジョンを参照 → リビジョン1207325の記事
東方幻想麻雀 3rd Generation(Ver 3.x.x) 
通称3G。コミックマーケット80にて配布。第8回博麗神社例大祭にてプレビュー版が配布された。
全面的にリニューアルされ、前作までとは別ソフト扱いとなる。シリアルキーは新規に発行、戦績は引き継がれず、Rev.2とのネット対戦不可。当たりを選択するトレーニングモードが登場した。
詳しい内容は本記事の過去リビジョンを参照 → リビジョン1785622の記事
東方幻想麻雀4 
第10回博麗神社例大祭にて頒布。2,000円+税。
登場キャラクター卓の見直し、ダブロントリロン実装のあり・なし選択可などが追加された。
BGMグラフィック麻雀卓が一部を除きすべて一新されている。変えすぎとのも。
マニュアルによればBGM及び麻雀卓については「一旦整理」という表現がされており、
復活に含みを残している状態である。
サークルHPにて幻想麻雀4準拠体験版ダウンロード
体験版は一部キャラクターのみ使用可、卓制限ありなど制限がある
体験版でもCPUとのフリー対局と(体験版同士での)オンライン対局が可
製品版はシリアルキー方式を採っており、インストール後横流しされたソフトではオンライン対局ができない。
いくら品薄でも、オークションなどで買わないように。
東方幻想麻雀4N
最新作。第11回博麗神社例大祭にて頒布。1,000円+税。
4のアドオンディスクという位置づけであり、4をベースとしながら、
3Gまでに登場した卓、BGM、(一部を除いた)キャラクター復活したものである。
シリアルキーは付属しておらず、4のシリアルキーを用いる。
よって、4のシリアルキーを持っていない場合にはオンライン対局が出来ず、シングルトレーニングのみ。
また、データ容量が増えたためか、今回はDVDとなっている。

概要

たく言ってしまえばイカサマ麻雀である。全キャラクターが何かしらの技を持っており、それを駆使して対局を優位に進めていく。また卓(ステージ)も個性豊かなものがっており、様々な面での駆け引きを楽しむことができる。
ルールはかゆい所に手が届かないと言われることもあるが、26種類あるので慢しよう。

現在の最新バージョンは、2014/05/22Ver.

プレイに際しての注意事項

原因は不明ですが、時折データ消失するトラブルが報告されています。
また、修正パッチの不具合などで戦績等に予期せぬが及ぶ恐れがあります。

念のため、定期的record.dat(戦績データ)のバックアップを取ることを推奨します。
また、serial4.datシリアルキーデータ)・save.datアンロックデータ)も取っておくことをお勧めします。

また、Ver2.7より、Windows2000での動作ができなくなりましたゲームエンジン自体の更新のため)。

採用ルール

に、通常の麻雀べて特記が必要なルールを記す。基本的な麻雀のルールは「麻雀のルール」の項も参照。
選択可と書いていないものは基本的にはプレイヤーの意思による変更は不可。

登場キャラクター

現在のところ、東方作品に登場するキャラクターはひととおり参戦している。
また、キャラ毎に絵師も違う。界では有名な絵師っており、こちらも見逃せない。
※従来作品では黄昏酒場二次創作キャラも登場していたが、バージョン4への更新にあたって登場キャラクターの見直しが行われた。また、現状登場していないキャラクターの一部は、今後追加される予定との事。
(◆:体験版で使用可 ストック数)

参戦キャラクター一覧 2014.08.31現在 107名)
キャラクター名をポイントするとの説明が表示されます
博麗 霊夢 霧雨 魔理沙 ルーミア 大妖精 チルノ 紅 美鈴
小悪魔 パチュリー・K 十六夜 咲夜 レミリア・S フランドール・S レティ・W
アリス・M リリーホワイト ルナサ・P メルラン・P リリカ・P
魂魄 妖夢 西行寺 幽々子 八雲 藍 八雲 紫 リグル・N ミスティア・L
上白沢 慧音※1 因幡 てゐ 鈴仙・U・イナバ 八意 永琳 蓬莱山 輝夜 藤原 妹紅
射命丸 文 姫海棠 はたて 風見 幽香 メディスン・M 小野塚 小町 四季 映姫・Y
伊吹 萃香 秋 静葉 秋 穣子 鍵山 雛 河城 にとり 犬走 椛
東風谷 早苗 八坂 神奈子 洩矢 諏訪子 永江 衣玖 比那名居 天子 キスメ
黒谷 ヤマメ 水橋 パルスィ 星熊 勇儀 古明地 さとり 火焔猫 燐 霊烏路 空
古明地 こいし ナズーリン 多々良 小傘 雲居 一輪 雲山 村紗 水蜜
寅丸 星 聖 白蓮 封獣 ぬえ 幽谷 響子 宮古 芳香 霍 青娥
蘇我 屠自古 物部 布都 豊聡耳 神子 二ッ岩 マミゾウ 秦 こころ わかさぎ姫
赤蛮奇 今泉 影狼 九十九 弁々 九十九 八橋 鬼人 正邪 少名 針妙丸
堀川 雷鼓 サニーミルク ルナチャイルド スターサファイア 稗田 阿求 本居 小鈴
マエリベリー・H 宇佐見 蓮子 茨木 華扇 本読み妖怪 綿月 豊姫 綿月 依姫
森近 霖之助 北白河 ちゆり 魅魔 岡崎 夢美

※1 作品内では通常時とハクタク時で別キャラクターとして扱われているが、が同一であるため、ここでは同一キャラとして掲載する(今後差別化が行われれば分離する)

すべてのキャラクターには何かしらの特殊が備わっており、
魔力ゲージを1本(一部キャラは2本)消費する事で使うことができる。
ゲージツモる、失点する等によって少しずつ溜まっていき、満タンになり、
ストックが1以上となるスキルの宣言が可である。
初期状態やを使いきった後ではストックは0になるが、ゲージが溜まればまた使えるようになる。

魔力ゲージの最大数と溜まる速度は、キャラクターごとに異なっている。
を持つキャラクターほどゲージが重く設定されるなど、
バランス調整を担う面もあり、バージョン更新では時々変更が行われている。
現在、一番チャージ速度が速いのは、射命丸文。一番遅いのは、聖白蓮
また、卓によっても溜まる速度が異なっている。
最も速いのは魔界であり、最も遅いのは白玉楼となっている。

このような仕組みから、(一部の卓を除き)はそう頻繁には使えるわけではないので、
はあくまでプレイヤーの補佐と考えておくと良いだろう。 基本はやはり、麻雀の腕である。

麻雀牌(3Gまで)

数牌

萬子

東方幻想麻雀 1m東方幻想麻雀 2m東方幻想麻雀 3m東方幻想麻雀 4m東方幻想麻雀 5m東方幻想麻雀 6m東方幻想麻雀 7m東方幻想麻雀 8m東方幻想麻雀 9m 東方幻想麻雀 5m 赤ドラ

索子

東方幻想麻雀 1s東方幻想麻雀 2s東方幻想麻雀 3s東方幻想麻雀 4s東方幻想麻雀 5s東方幻想麻雀 6s東方幻想麻雀 7s東方幻想麻雀 8s東方幻想麻雀 9s 東方幻想麻雀 5s 赤ドラ

筒子

東方幻想麻雀 1p東方幻想麻雀 2p東方幻想麻雀 3p東方幻想麻雀 4p東方幻想麻雀 5p東方幻想麻雀 6p東方幻想麻雀 7p東方幻想麻雀 8p東方幻想麻雀 9p 東方幻想麻雀 5p 赤ドラ

字牌

風牌

東方幻想麻雀 東東方幻想麻雀 南東方幻想麻雀 西東方幻想麻雀 北

三元牌

東方幻想麻雀 白東方幻想麻雀 發東方幻想麻雀 中

その他

東方幻想麻雀 裏

※画像は東方幻想麻雀3Gまで使用していた
バージョン4でデザインが変更され、立体に近いもので背面の色が違うものが三種と同一デザインでのの計四種が選択できる。

麻雀卓(ステージ)紹介

東方幻想麻雀でプレイできる様々なルールの卓を紹介する。
なお、4にて大幅な卓の入れ替えが行われた。また、通常ルール卓以外の卓では、のあり・なしを選べるようになった。

また、4Nでは、3Gまでの卓が全て復活した。

通常ルール卓

  • 25,000点持ち30,000点返し
  • なし

何の変哲もない本当に普通ステージ。なんとキャラクターも使用不能
な実勝負になり、ド手な他のステージべるとちょっと物足りないかも。
それゆえ、特殊な縛り(鳴き禁止など)をもうけて利用するケースもある。

差を感じることなく、キャラ自由に使えるのも魅である。

博麗神社境内

  • 25,000点持ち30,000点返し
  • 4:東一局と南一局は、一筒ドラになる
  • 4N:筒子の全てにドラが1枚ずつ混ざる(一本場毎に1枚ずつ増える)
幻想麻雀4

基本的なルールは通常卓と同じ。ただし東一局と南一局のみ、陰陽玉が描かれた一筒が常にドラになる。
開始直後に一筒ドラが入るため、初っ端から勝負どころを迎える。ここで流れを掴めるかがとなるだろう。
とはいえ、そこの点以外は通常卓と変わらないため、自重しないカオス麻雀を楽しむと言うよりは、
ちょっぴりスパイスの効いた麻雀を楽しむと言った位置。

幻想麻雀4N

4の時とべると性質が大きく変わっており、筒子全てにドラが1枚ずつ含まれるようになる。
更に、本場を重ねる毎にドラの枚数が増えていく。1本場であればともかく、
本場を重ねると徐々に筒子が危険になっていく。

もっとも、持ち点が25,000点で変わっていないため、4の魔理沙部屋ほどではないが、飛びやすく、
5本場以降になることはあまりないであろう。

4Nでは魔理沙部屋と似通ったものになっている。必然的に筒子に強いキャラは強かったりする。

魔理沙の部屋

  • 25,000点持ち30,000点返し(4Nでは50,000点持ち50,000点返し)
  • 4:東一局と南一局は、すべてのドラが1枚ずつ混ざる
  • 4N:一局:子、二局:索子、三局:筒子、四局:ヤオ九にそれぞれ1枚ずつドラが混ざる
幻想麻雀4

東一局と南一局限定のインフレ卓。全てのドラが1個ずつ混ざりドラ計34枚と、
上記の博麗神社境内を限りなく荒っぽくしたような卓になる。
それ以外は通常卓と同じだが、東一局と南一局は性質が変。
とはいえ、従来の霧雨魔法店卓をやったことがある人には慣れしんだルールに近いだろう。
ただし従来の霧雨魔法店卓とは、ドラが常時めくりではない
にもドラがある喰いタンが禁止されていない点に違いがある。
喰い断が禁止されていないため、ドラをある程度抱えたらさっさと鳴いて流しに出てしまう事も可

ただ注意したいのが、初期の持ち点が通常卓と同じ25000点な所。
数え役満ザラに出る卓なので、東一局で三倍満、数え役満に振り込むと即飛んでしまう。
倍満の振り込みも相当な致命傷。
そのためアガリを狙いすぎてうっかり振り込むことのないように。

ドラを多く抱えてのダマテンが流なため、リーチがかかっていなくても気が抜けない。
またドラの多い局が(連荘を除いて)2局しかないため、一度振り込んでしまうと挽回が難しい。
戦では最初の一局が最大の勝負所のため、非常にギャンブル性が高いルールといえる。
使用キャラによる相性の差がしく、麻雀常識があまり通用しないため、
プレイヤーの好き嫌いも非常にしい卓である。

幻想麻雀4N

霧雨魔法店復活したためか、4の魔理沙部屋べるとだいぶ落ち着いた設定。
博麗神社境内と似通っているが、毎局異なる種類のドラが発生する。

4局ではヤオ九に1枚ずつドラが発生するため、13種類のドラとなる。
本場ごとに増える効果はくなっているが、やはりインフレ気味と言える。

何故か、博麗神社境内と異なり持ち点が50,000点になっている。の貧富を表したものだろうか。
何故、4の時にそうしなかったのかというツッコまれやすい

大図書館

麻雀番組のルールのようなインフレ卓。ただしドラ表示がさらに1枚追加されて3枚である。
リーチをかければ当然裏ドラも3枚めくられる。
ゲージの上昇もいため、を含めたしい殴り合いが展開される。
そのため50000点と持ち点が多く設定されているが、
流れに乗り遅れるとあっという間に帳の外に出され、場合によっては飛ばされる事もしばしば。
とはいえルール自体は単純で突出した特徴もないため、どのキャラでも一様に使いやすく
気軽にインフレ麻雀を楽しめる卓となっており、4の時点では最も人気の卓。
というか、4Nの時点でも人気卓である。

ただし、卓としてはも使いやすい為、を使ったしい攻防が展開されるため、決して簡単な卓ではない。

西行妖の庭

  • 30,000点持ち30,000点返し
  • ドラなし
  • 副露する場合は1,000点、字副露する場合2,000点を供託しなければならない

幻想麻雀4の卓の中ではデフレ気味の卓。
ゲージ上昇も遅めで、鳴く場合に一定の点棒を供託するという制限が設けられている。

1回副露する毎に供託が発生するため、むやみに仕掛けていると
あっという間にが抜けていってしまうので、特に四人麻雀ではハイリスク
かといってまったく鳴かないでいると相手に速度で負けてしまうので、場合によっては鳴きで勝負に出る必要もある。
失敗した時のリスクは大きいため、プレイヤーの度胸と判断、大局観などが総じて試される。
鳴きにくさを逆手にとって、流し満貫を狙われることも。

天狗の里

  • 25,000点持ち30,000点返し
  • トップ2位との差が5,000点以上ある場合、2位以下の配牌2枚(自対子)が積み込まれる

積み込み系キャラでなくても配牌に積み込みが行われる新な卓。
積み込みが行われた場合、使いやすい役牌の対子が来るため染め手や刻子系の役が狙いやすくなる。
卓説明ではと表記されるが、の対子が積み込まれる

ただし、2位以下の全員に積み込まれるため、不要な客をいつ捨てるかが非常に重要になる。
や、ドラの場合は特に重要、最初からベタオリすることも必要かも知れない。

賽の河原

アガリのすべてに一定の倍率がかけられている
例えば満貫だとロンで24,000点、ツモだと36,000点にもなる大味の卓。
原点も多いので、スケールを大きくした卓とも言える。
ただしリーチ棒と積み棒や流局の点数移動は通常通りなので、アガリ以外の価値が低く、細かい技は効きにくい。
ツモアガリ時のインパクトは大きいがロンも2倍なため、
相対的な話でいえば50,000点持ちのロン1.5倍のようなものである。

守矢神社本殿

ドラが3枚増えただけと通常卓に毛が生えた程度ではあるが、
鳴きやすい三元ドラなため、速攻でのアガリや染め手がより味わい深くなる。

手な卓が多い幻想麻雀においてはあまり立たないかもしれないが、
ただの役牌が、役牌ドラ1となることも多く、駆け引きが展開されることも多い。

灼熱地獄

  • 5億点持ち5億点返し(4Nでは50億点持ち50億点返し)
  • 青天井ルールで計算する
  • それぞれの字ドラが存在する

青天井ルール(後述)を採用しており、満貫以上の得点が酷いことになる。
(例えば、子のロン和了が40符4翻で10,300点,70符3翻で9,000点。)
従来の界の石舞台卓とべて字ドラが追加されたため、より高得点を狙いやすくなっている。
青天井では際限なく点数計算が行われるため、1翻増えると点数はほぼ2倍となる。
ただし満貫未満は普通麻雀と同じなため、高得点を狙う為に翻数強化系キャラを使うといいだろう。
もしくは役満の強一発狙いのキャラも有り。
役満は13翻扱いとなるため、あがればとてつもない点数を叩き出す。
ただし従来より持ち点が2ケタ追加された為、ちょっとした役満ではそう簡単に飛ばなくなった。
更に、4Nでは1ケタ追加されている。それでもダブル役満相当であれば飛ぶ。
成績は青天井ルールとして、スコアだけ別にカウントされている。

因みに、一撃必殺ボーダーラインは子ロンなら60符19翻(503316500)、
ロンは40符19翻(点数同じ)となりハードルは非常に高くなっている。
ツモ全員一度に飛ばすとなると、更に2翻積む必要がある。

4Nでは界の石舞台復活したことによる差別化なのか、字ドラに加え、
魔力ゲージの増加速度が大幅に増加しており、が使いやすくなる卓となっている。
その為、較的攻防のしい青天井を遊ぶことが出来る。

「青天井ルール」とは?

詳しくは「青天井」を参照。

幻想麻雀で採用されている役満貫(四暗刻国士無双など)の扱いは13翻役として、更に他の役も加算される。
具体的にいえば、九蓮宝燈に門前清一色大四喜混一色対々和役牌2,といった感じ。
ただし、四暗刻三暗刻大三元小三元のように全に下位互換である役はカウントされない。
(但し、四連刻の場合のみ下位役の三連刻が複合する。おそらくバグだと思われるが、Ver5現在も修正されていない。)

ただし、基本点の上限に10億というリミッターが設けられており(※Ver.3現在)、60符22翻以上で到達する。
理論上最大の点数移動は、を発動した紅美鈴が、
同じくを発動した子の紅美鈴から上限点を奪った時の240億点である。
4Nになって基本点の上限が100億となった。その為、点数移動の上限は2400億点であると思われる。

地霊温泉

  • 25,000点持ち30,000点返し
  • リーチ後3回ツモるまでにあがった場合、一発扱いとなる。ただし鳴かれた場合は

リーチ後3巡までのアガリはすべて一発扱いもはや一発ではない
一発ツモチャンスも3回まである。ただし鳴かれると消えるため、一発消しの価値は通常より高い。
一発を期待して積極的にリーチを打つ側と、
それを鳴きで防ぎ、防備となった相手を狙う側による、面下での駆け引きが熱い卓。

4Nでは魔力ゲージの増加速度が大幅に増えているが理由は不明。

魔界

Ver2.0から存在する卓。
ドラなし、順位ウマなし……とここまでならば割と普通の卓なのだが、ゲージの上昇スピードが尋常ではない
最速を誇る射命丸文ならば東一局の配牌々とゲージが1本分溜まり、
非常に遅いキャラクター達でも余程のことでなければ次局の配牌でチャージが了する。
が、そうおいしい話ばかりでなく、の発動には1,000点を供託しなくてはならない
供託点なので当然アガった人の総取りである。使いどころを誤れば思わぬ損失を生むことになるだろう。
負け込んでいると魔力ゲージ上昇率に補正がかかり、
卓効果と合わせてとんでもないスピードを連発出来るようになるが、
やりすぎると供託棒とリーチ棒だけで飛ぶハメになる。

ちなみに、秋穣子多々良小傘など、
“和了時発動”キャラクターは、供託した点棒をその場で回収することができるのは言うまでもない。

やはり、卓の性質上、を使った勝負が熱くなるが、上述のように、闇に使うのは危険であり、
使い所を見極めた上で大胆にを使っていくことが望まれる。

ドラはなく、それ以外の卓のはないことから、の使い方が勝負の行方を握ると言える。
なお、ドラしで、卓のそのものがないことから、
しの対局を行う場合、ほとんど通常卓としてプレイすることが出来る
通常卓とべれば、30,000点持ちである点と、ドラがない点が違いとなる。

人間の里

  • 三人打ち専用卓
  • 25,000点持ち30,000点返し
  • を用いず、代わりに子はすべての種類を使用する。
  • (表示上は対面)から、チーすることができる。

Ver.3.1から登場し4に引き継がれた、三人打ち専用の卓。
通常の三麻とは特色が異なり、三人打ちであるが性質はむしろ四人打ちに近い。
がないため字がからむ役は出せず
平和タンヤオ、そして通常の三人打ちでは見られない三色同順などが戦いの軸となる。
がないので手づくりに邪魔なが少なく、役満も出せるものが少ない。
配牌から全員ある程度っているので普通の三人打ちよりもさらに展開が速い。
通常はそんなに見られないダブルリーチもそこそこ発生している。
そしてありならばさらに複雑化し、カオスとも呼べる状態に。

三人打ちであり、スピーディな勝負が展開される。点数は思ったより少ないため、展開次第では飛びが生ずることも。

三人打ち卓

上記各種の卓を、三人打ちでも遊ぶことができる。
Revision2からCPU戦のみで実装された。Ver2.5より、オンライン対局もスタート
基本的なシステムMJ4無印)に近い。最初の持ち点も四人打ちと同じ。

三人打ち基本ルール

なお、Ver2.5より四人打ちとは別に『三人打ち成績』がカウントされるようになった。

4Nで復活した卓

幻想麻雀3Gまで存在し、4に引き継がれなかった卓の一覧的な卓もあっただけに、復活を待つばかり。
要望が強かったためか4Nでは全て復活した。但し、一部ルールが変更になっているものもある。

博麗神社

  • 30,000点持ち30,000点返し
  • 通常のドラに加え、中が常にドラ扱いとなる

基本的なルールは通常卓と同じであるが、常に中がドラになる。
中をポンすれば、役牌ドラ3で7700/11600確定。ドラ表示が発であれば、ダブドラで跳満確定となる。

やはり、役牌となるドラである中をどのようにして処理するかが非常に重要となる。
1枚だけ持っている場合に素く捨てるか、単騎待ちを覚悟して持ち続けるのかも作戦といえよう。

4の博麗神社境内べれば扱いやすい中ということもあるため、中を巡る攻防はしいものになりがちである。
余談だが、守矢神社の自ドラと同様に、この卓の効果はドラではないため、
ドラツモれない、の類のであっても引いてこられる。

霧雨魔法店

  • 50,000点持ち50,000点返し
  • 通常のドラに加え、常に数に1枚ずつドラが発生する
  • クイタンは
  • 二翻縛り

みんな大好きドラ爆が楽しめる卓。全ての数ドラが発生するということで、
常にドラ27枚三麻なら20枚)存在する。
当然、点数が必然的に高くなるため、カオス麻雀を楽しむことが出来る。
リーチのみの手が跳満や倍満に化けることも日常茶飯事である。
3Gまではリーチなしでも裏ドラがめくられたが、流石にその効果はくなってしまっている。
高い打点して攻撃的な麻雀をするプレイヤーも多いが、
した時にはそれ相応の危険が伴うことには注意が必要。

このような性質上、黙聴の価値が高くなっている
図書館と違い、ドラ表示ドラの価値となることが多い為である。
しかしながら、喰い断は出来ないことから、役牌の価値も高くなっていると言えよう。

もっとも、相手を降ろすための立直も有効である。
ただでさえ打点が高くなりがちであることから、それを恐れてベタオリするプレイヤーは少なくない。

紅魔館

  • 50,000点持ち60,000点返し
  • ツモ和了の点数が2倍になる

ツモで和了した場合、点数が2倍になる卓である。の満貫ツモなら24,000点、跳満ツモなら36,000点となる。

ツモの価値が非常に高くなることから、タオリの価値が下がっており
皆、ある程度は攻めてくることが、多くなりがちな卓である。

特に番の時はツモられた方が(門前清模和などのせいで)
点数が高くなることも多いため攻める方が良い場面も多い。

その性質上、八雲藍神綺が強となり、オンライン対戦では禁止キャラ扱いされることもある。

白玉楼

持ち点の低さと、魔力ゲージの貯まりにくさが特徴の卓。
わずか、15,000点の持ち点なので、の跳満に振り込むと即飛び。
子の満貫に振り込むと、半分以下の点数になるということで非常にスリリングである。

魔力ゲージの貯まりづらさはかなりのものであり、1回の対局で1,2回を使えれば万々歳である。
慎重な打が要される卓であり、の使い所を他の卓以上に見極めることもめられる。
上級者向けの卓であるといえよう。

永遠亭

競技用麻雀に近いルールであるが、何故かドラはある
4Nではしということも出来るため、競技用麻雀に近いルールで遊ぶならなしにすると良いだろう。
ドラは邪魔だけど

ドラや裏ドラに関する幽香てゐなど)や一発小町)は意味であるため注意が必要となる。

競技用ルールで言えることではあるが、チャンスをしっかりものにした上で、
を避けていくというスタイルが要される。
次第ではあるものの、基本を疎かにして大きな失点をしてしまうと、かなり厳しい卓といえる。

妖怪の山

クイタン、二翻縛りドラしということで、通常卓の亜種といったような卓。
3Gまではしで固定であったが、4Nではありが選べるため、有りの通常卓の補である。

クイタンがないため、スピードあがりを行いにくくなり、
ドラがないため点数の底上げが少しだけではあるが難しくなっている。
ただし、全体的にはシンプルな対局を行う事が出来るといえる。

地霊殿

ロン和了は点数が2倍に加えて、トップの場合は手が常にされる厳しい卓。
さとりと違い、常に全されることになるため、かなり厳しい。
その上、ロン和了は点数が2倍であるため、順位の変動が起きやすい。
トップ時の番には細心の注意が必要であろう。

トップの場合、手されるということで、自分がトップの場合の、番での打には注意が必要
逆に子の場合はが捨てそうなで待つことで出和了を期待するというのも大切となる。
また、自身が1位でない場合には、上手く順位の調整をすることが大事である。
例えば、起であれば、東1局を上手く流局させて、
東2局から和了をしていけば(東戦であれば)番が来ないため、楽に戦える。

ロン和了は点数が2倍ということもあり、攻めるよりもオリる方が大切である。
また、立直が入れば、皆がオリることから、振聴立直も積極的に攻めることで有利に立つことも出来るだろう。
もっとも、それで自分が放してしまう可性もあるため、リスキーではあるが。

天界の石舞台

青天井卓(ルールは先述)の一つ。
4で追加された灼熱地獄べると、青天井以外の特殊効果はなく魔力ゲージの増加も普通程度となっている。

その為、純青天井を楽しむことが出来る卓である。
を使って、なるべく高い手を狙っていくのが大切となる。

香霖堂

  • 25,000点持ち30,000点返し
  • 8,000点に満たない和了(積み棒を含めても構わない)は点数移動が
  • リーチ役牌は2翻(ダブリー、連は4翻)

8,000点未満の和了は点数移動が起きない
満貫縛りではなく、であれば4翻25符以上であれば問題ないし、子でも1本場以降なら4翻30符でも構わない。
和了そのものは認められるが、点数移動が起きない場合はリーチ棒の回収もできない。

リーチ役牌の価値が高いため、これらの役を要にしていくのが良いであろう。
特に役牌は2個あれば、4翻となるため、手次第、あるいはドラがあれば満貫に到達出来る。

また、点数移動は起きないが、危険な手が見える場合には流してしまうということも大切である。

黄昏酒場

青天井ルールであり、点数は加算のみが行われていく。よって、ハコ割れは起きえない。
そのため、に合計何点分和了したかが問われていくことになる。

言い方を変えれば失点そのものに対するデメリットが存在しないため、
リスクをあまり気にすることなく手作りが出来る(放しても自分一人が損するわけではない)。

ただし、当然、自分が和了出来ないと意味がいため、
どれ程の点数を作り上げていくかという心理戦や、判断は要される

序でに言ってしまえば、ハコ割れが起きないため、八連荘を狙いやすかったりもする。

無縁塚

  • 30,000点持ち30,000点返し
  • 二翻縛り
  • クイタン
  • ドラ
  • 加点はなく失点のみが行われる

黄昏酒場とは逆に、失点のみが行われていく。
よって、どれだけあがったか、ではなくどれだけ振り込まなかったかが重要である。
どんな安手でも1度ツモってしまえば、(相手にツモられなければ)振り込まずに最後まで耐えれば勝利確定となる。
高い手を作ることよりも、振り込まないことの方が大事であるため、皆がベタオリする日常茶飯事である。

如何にして失点を防ぐかが最重要である。
高い手を作り上げるよりも安い手を作って和了する方が結局のところ効果的となりやすい。
必然的に流局も発生しやすいだろうが、ここでは不聴罰符を巡る駆け引きが展開されるであろう。

一度、大きな失点をすると致命傷となりがちであるため、常に危険を意識することが望ましい。

守矢神社

が常にドラ扱いとなり、ポンすれば役牌に加えドラ3確定となる。
博麗神社と異なり、自分にとってはドラではない客が、
相手にとってはドラとなってしまうため、扱いには細心の注意が必要である。

の扱いが非常に難しい卓。天狗の里とは少し毛色が違うが、
万一、自ポンされてしまえば、役牌ドラ3で4翻以上が確定してしまう。
天狗の里と異なり、積み込まれる訳ではいため、不要な客めに処分すべきであろう。

早苗だと、1/4の確率ドラ暗刻を積み込める。流石ホームグラウンドといったところか。

命蓮寺

  • 30,000点持ち30,000点返し
  • ドラ
  • 副底を除く符が全て2倍となる
  • 最下位は和了点が2倍となる

符が2倍という計算的な意味では初心者泣かせに思える卓。
簡単に言えば安手は点数が増えると思えば良い。満貫以上だと符は関係ないのはご敬。

また、説明では副底を除く符が2倍となっているが、門前加符である10符も対外の模様。

お空で暗した日には90符確定となる。面子次第では2翻130符で満貫という訳の分からない符になることも。
穣子を使えば、更に高い符数をに掛かることも十分ありえる。

もう一つの効果である、最下位は和了点数が2倍ということも、忘れてはいけない。
特に東1局で北三麻なら西)のプレイヤー速和了点数が2倍になる。

運良く倍満をロンした日には東1局で終了させることも可である。

墓場

は点数の収支が両方2倍になる、要するにが常に割れ目となる卓である。
持ち点数は多いが、番での行動運命を分つことになる。

番ではは積極的に攻めることがめられる一方で、しっかりとオリることがめられることになる。
攻め時とオリ時をしっかりと見極められなければ勝利ぎ取ることは容易ではないだろう。

子の時も聴牌をしっかりと察知することが大切となる。
100,000点という持ち点であるが、無双し出すとハコ割れも十分に起きうる。

ニコニコ動画における東方幻想麻雀

現状、ニコニコ動画よりもニコニコ生放送の方が盛んである。

生主が放送内で参加者を募り、生主視点で試合状況を放送するという形が採られている。
ゴールデンタイムはほぼ確実にかが放送しているため、ゲームの流れを知りたい方はぜひ一度ご覧あれ。
……生主によっては、実況カオスだったり紳士だったりするが気にしてはいけない。

また対局に参加する場合の注意として、時間帯や生主によっては壮絶な戦争が発生することがあり、
生主の不意打ちや配信のラグを計算した先読みが必要になる。
動画ボタン押下を確認した時には卓が埋まって一覧から消えていた、なんてことは日常茶飯事
まさにコンマ単位の戦いである。

同時に『裏卓』と呼ばれる卓を視聴者が立てることもあるので、
放送主トーク実況を聞きながらそちらで楽しむのも一である。

なお、参加に際してはコメントビューア(NCV等)の導入が推奨されている。
コメントを見るだけならば放送画面に幻想麻雀のウインドウを重ねれば良いが、
コメントしようとすると放送主の手が見えてしまうためである。
キャプチャ範囲の定など対策をしている放送主もいるが、実況困難になったり、
視聴者が状況を把握できない事態になるなど放送上のデメリットも大きいためされていないことの方が多い。

また、各生主催による大会も幾つか開かれている。
参加制限が設けられていることもあるが、気になる方は大百科およびコミュニティを探してみては如何だろうか。

2014年9月現在ではゴールデンタイムであれば常にある程度のは存在するが、間などはがないことも多い。

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裏話

発案者はなんと神主ことZUN氏。
2008年例大祭直後のの席で「麻雀とかやったら面くね?」といった話になったらしい。
実際にシステムを作り始めたのは同年の11月
2009年例大祭3月になったことにより慌てて構築を始めたようだ。
この際12月に作る予定だったソフトお蔵入りしてしまったらしい(7/25 生放送での発言より)

プレイ人口は増加の一途らしく、
体験版を割くのも辛くなってきているらしい(7/29 ルー氏のブログへの書き込みより)。
現在は各バージョン体験版・Ver2.x・Ver3.x.x)最新版以外の
オンライン対局をできないようにする形で対処している模様。

また2011年現在オンライン麻雀ゲームとしては青天井ルール麻雀を行える一のゲームであるとのこと。
D.N.A.SoftwaresTwitter公式アカウントツイートより)

関連動画

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