東方幻走狂2

東方幻走狂2とは、投稿者黒い騎士が製作していた東方GTAシリーズ第2弾である。

サブタイトルのEvoluZioneとは、イタリア語で"進歩"という意味。

概要

紅魔館のメイド長の十六夜咲夜は、過去に起こした事故のトラウマの影響で、マトモに走れない日々が続いていた。

車は調子イイのに自分が不調、そんな状態に苛立ちと諦めを抱いていた。 

「もう、走るのは止めよう……」 そんな咲夜を主のレミリアは突然ドライブに誘う。

その行き先で、咲夜はランエボに代わる新しい「パートナー」と出会うのだった……

内容

東方とカーレースの二つを絡ませたシリーズの第2弾。

車という遊び道具に魅了された少女達は、新たなステージで更に過激に峠を駆け抜けてゆく。

キャラ設定、登場車種等は相変わらずうｐ主の趣味で構成されています、ごめんなさい。

EvoluZioneでは妖々夢のキャラ構成を元にし、咲夜達の更なる成長を見ていきます。

注意

このページでは、劇中で語りきれない設定や世界観を記す場所として扱うので、一部ネタバレ要素を含んでいる可能性があります。あらかじめご了承の上ご観覧ください。

前作から引き継いでいる設定が多数あるので、是非前作のLegend in passもご覧いただけたらと思います。

なお、本編同様メーカー名や専門用語も多数含まれていますので、「そういうモノがある」程度で把握していただければ幸いです。

登場人物

主人公

十六夜咲夜……紅魔館のラリースト:MITSUBISHI LANCER EX TURBO A175A

紅魔館のメイド長。過去のトラウマにより、ロクに走れない日々を送っている。

根っからの三菱車愛好家で、二台目となる旧型のランサーをランエボを売ってまで購入してしまう。

愛車のランタボは、にとりの薦めでエンジンを日産のSR20DETに換装した特別な仕様になっている。

ランエボと全く違う挙動に手を焼いており、慣れるまで時間が掛かりそうな予感。

霧雨魔理沙……「イリュージョン」を夢見るワンビア使い:NISSAN SILVIA K's S13

人間の魔法使い。努力家で、ほぼ毎日峠を訪れては走りこんでいる。

ワンビアのエンジンブローや、超えられない壁との出会いを通じて、一人前の走り屋として成長することができた。

愛車のワンビアは、タービン交換+NOSで武装しており、噴射すると瞬間的に450psを捻り出す。

同時にしっかりとその大パワーを地面に伝えるために、ロールケージやGTウィングも装着した。

「霧雨イリュージョン」なる走行スタイルを確立させるために、日夜特訓中とのこと。

博麗霊夢……稲妻を駆る不思議な巫女:TOYOTA COROLLA LEVIN GT AE86

博麗神社の管理人。今作では二人のサポート的な役割を果たす。

相変わらずAE86を溺愛しており、神社の掃除を放置してまでAE86の面倒を見ている。

愛車のレビンは以前とスペックは変わらないが、エアロキットをSunRise製のモノに変更している。

AE86に関してはにとり以上で、AE86の仕事の依頼をにとりからよく貰って小銭稼ぎをしているとのこと。

ライバル

レティ・ホワイトロック……冬の峠を支配する妖怪:TOYOTA STARLET GT EP82

冬の季節に本気を出せる妖怪。故に冬が過ぎればめっぽう弱い。

FFなのにもかかわらず、雪や路面凍結した日は恐ろしく速いらしい。

愛車はホンダのB16Aを換装したEP82型スターレット。

B16Aを積むことによりハイパワー化できたが、どこにすっ飛んで行くかわからない車になっている。

チルノや大妖精の師匠らしく、稀に三人仲良く峠を走る姿を見ることが出来る。

アリス・マーガトロイド……見た目だけ速そうな人形遣い:BMW E30 M3

人形を操る妖怪。魔理沙にゾッコン。

同じ魔理沙ラブなパチュリーとよくモメており、今回は峠のレースで魔理沙を取り合うことになってしまう。

愛車は霊夢に用意してもらった借り物のE30型M3。

運転技術はほぼ皆無なので、パチュリーに勝つために経験豊富な霊夢に特訓を依頼しているらしい。

ミスティア・ローレライ……農道最速の夜雀:HONDA ACTY HA6

夜雀の妖怪。普段は緒狩峠の頂上にあるコンビニを経営している。

自宅とコンビニを行き来している内に走りに目覚め、気がつけば緒狩で最も有名な走り屋になっていた。

愛車は三代目アクティ。緒狩を下るためだけにセッティングされており、下りではほぼ負け無しの実績を誇る。

このアクティに煽られまくった走り屋は、その後二度と緒狩に姿を見せなくなることが多いらしい。

ルナサ・プリズムリバー……爆音ヴァイオリニスト:TOYOTA SPRINTER TRUENO GT AE86

騒霊三姉妹の長女。プリズムリバー楽団ではヴァイオリン担当。

半年前に人気が急上昇し、収入が増えたのは良いが、妹達の金遣いが荒いのに悩んでいる。

愛車はTEC ART'S製フルエアロを身に着けた黄色の2ドアトレノ。

ブレイクする以前からずっと乗っており、妹達も以前はこの車に乗っていた。

霊夢とは86仲間として付き合いがあり、現在の仕様も霊夢に頼んで仕上げてもらった。

腕は中堅クラスだが、一度前に出てしまうと後ろを惑わすような動きをするため、勝率は高め。

メルラン・プリズムリバー……VTECトランペッター:ACURA NSX NA1

騒霊三姉妹の次女。プリズムリバー楽団ではトランペット担当。

収入が増えたのがキッカケで、以前よりマイペースな生活を送るようになってしまっている。

愛車は白のNSX。NSXを選んだ理由は「音」だという。

フィーリングで運転するので、その時の精神状態によって動きが変わるためムラが多い。

リリカ・プリズムリバー……コ・キーボーディスト

騒霊三姉妹の三女。プリズムリバー楽団ではキーボード担当。

マイペースなメルランを上手く操って、自分を有利な位置に立たせようとする腹黒い妹。

ルナサの説教なども上手く言いくるめて掻い潜るなど、悪い事に関しては非常に頭がよく回る。

車は持っていないため、よくメルランの横に乗ってナビをしている。

何だかんだでメルランとの相性はよく、リリカがナビするとメルランは数段速くなれるという。

西行寺幽々子……無冠の亡霊:NISSAN SKYLINE GTS-t TYPE-M 4dr HCR32

白玉楼の主の亡霊。庭師の妖夢をからかいながら毎日のほほんと暮らしている。

一年前までは妖怪の山で三本指に入る程速かったが、とある出来事をキッカケに峠に姿を現さなくなった。

それ以降は余った土地にサーキットを作り、そこで遊ぶようになったらしい。

愛車はBN Sports製フルエアロを身にまとった4ドアのHCR32。

サーキットではドリフトをメインに活動しており、全盛期とは真逆の走行スタイルになっている。

八雲藍……すきま妖怪のジャックナイフ:NISSAN 240SX SE RS13

八雲紫の式。いつも紫にこき使われている。

車の幻想入り計画の早い段階で既に今の車は入手しており、古参組と肩を並べるベテラン。

愛車はS13顔のシルエイティ仕様で、外の世界の有名ショップで作らせたと言われている。

外装はワンオフで作ってもらったオリジナル品だが、どこかで見たことがあるのは秘密。

最近は橙にメンテナンスのやり方を仕込もうとしているらしく、よく橙を隣に乗せている所を見られる。

必死に物事を覚えようとしている橙を鼻血を堪えながら見守るのが日課。

その他

河城にとり……チューン屋のカワシロ:NISSAN SKYLINE RS TURBO DR30

チューニングショップ「河城製作所」を経営する河童。実力は折り紙付き。

咲夜のランタボにSR20を積んでみないかと提案し、それを実行できるあたり、彼女の技量の高さが伺える。

愛車は4ドアのDR30。ランタボに積んだSR20は元々この車に積んであったもので、ノーマルに戻して乗る予定。

八雲紫

幻想郷最強の妖怪。幻想郷の車社会を取り仕切ってるのもこの人。

基本的に何を考えてるのかわからないため、式の藍や知人の幽々子達は突拍子も無い彼女の行動によく振り回されている。

車は所有しておらず、他人が走ってるのを見る方が楽しいと本人は語る、

八坂神奈子

元々外の世界に居た風神様。現在は守矢神社で早苗達と仲良く暮らしている。

一年前までは妖怪の山最速の称号を欲しいままにしていたが、とある事件が起きて以来殆ど走らなくなった。

当時から人気の多い時間帯を避けて走っていた為、彼女が所有していた車を知る者は少ないという。

射命丸文

幻想郷最速の天狗。新聞記者でもあり、ネタの為なら何処へでも駆けつける。

峠で偶然遭遇した咲夜とランタボに興味を持ち、コソコソと後をつけては自慢のカメラで写真を撮っている。

最近新聞とは別の理由で写真を撮っているとのことだが、何に使うのかは謎。

文本人は幻想郷最速として有名ではあるが、車に乗っても速いのかは不明。

レミリア・スカーレット……MAZDA SAVANNA RX-7 GT-Limited FC3S

紅魔館の主。以前庭を博麗神社の隣に浮かせるなどの無茶をしでかした。

過去のトラウマにおびえる咲夜を気にかけ、ランタボの手配を裏で行うなど、主らしい優しさも見せる。

愛車はR-Magic製フルエアロが特徴的な白の後期風前期FC3S。

紅美鈴……TOYOTA MR2 G AW11

紅魔館の門番。相変わらずの平和ボケで寝ていることが多い。

咲夜とバトルしては負けてを繰り返しており、故に咲夜の異変にいち早く気づいたのも彼女だった。

愛車は赤の前期AW11。ちなみにNA。

パチュリー・ノーレッジ……ACURA INTEGRA TYPE-R DC2

紅魔館の大図書館に居座る魔法使い。レミリアとは古い付き合い。

普段は冷静に物事を分析できるのだが、魔理沙が絡むと途端に感情的になる節がある。

愛車はアキュラのDC2型インテグラタイプRだが、自らステアを握ることは殆どない。

小悪魔

パチュリーの秘書。何かとパチュリーに振り回される苦労人。

自分で運転しようとしないパチュリーのインテグラによく乗っている。

腕前は確かなもので、調子が良いときには美鈴に食らい付く事もある。

チルノ……HONDA CIVIC SIR EF9

氷の妖精。基本的にお調子者でバカなので相手にされない。

師匠のレティを無理やりバトルに引張りだした上にデカイ口を叩くなど、小者っぷりが発揮されている。

愛車は環状族を意識した水色のEF9型シビック。

大妖精……HONDA CIVIC SIR EF9

でっけぇ妖精。チルノと同じくらいなのでさほど大きいわけではない。

チルノより実力は上だが、駐車する時のぎこちなさを見るとまだまだ初心者といったところ。

愛車はチルノのシビックと全く同じで、違いは色が白というところのみ。

姫海棠はたて……SUZUKI ALTO WORKS CR22S

文と同じ鴉天狗。普段は妖怪の山から外に出ないため、あまり彼女を知る人物は居ない。

文の怪しげな行動によく付き合わされ、プライベートが無さ過ぎるのが最近の悩み。

愛車は黒のアルトワークスで、妖怪の山ではそこそこ速いらしい。

東風谷早苗……NISSAN 240SX SE RS13

守矢神社の巫女。霊夢を一方的にライバル視する節がある。

霊夢が86に乗り始めたのを見て、負けじと強烈な色の240SXを購入してしまった。

愛車は日本国内用の180SX後期風に変更し、同時にエンジンもSR20DETに換装している。

神奈子曰く今はヘタクソだが、伸びる可能性は秘めているとのこと。

犬走椛

文の部下の白狼天狗。普段は偵察任務を主に活動している。

彼女もよく文に振り回されており、本来の任務より文に押し付けられた仕事をこなしている事が多い。

車は所有していないが、偶にはたてのアルトワークスを借りて遊んでいるとのこと。

魂魄妖夢

幽々子の身の回りを世話する半人半霊の庭師。

幽々子が乗るHCR32は幽々子と二人で仕上げた車で、妖夢本人は運転しないが愛着がある様子。

橙

猫又。普段八雲紫や八雲藍に仕えている。

藍にシルエイティのメンテ法を教えてもらい、必死に覚えようとしているが、なかなか難しいようだ。

それでも藍の為に一生懸命頑張っている姿は健気で、その度藍が2828しているのを彼女は知らない。

小野塚小町

死神。三途の水先案内人をしているが、よくサボる。

半年ほど前に魔理沙のワンビアのエンジンスワップを手伝って以来、魔理沙とよく絡んでいた。

此処数ヶ月は仕事がかなり忙しいようで、サボるにサボれない状況が続いているらしい。

ロケーション

EvoluZioneで舞台となるコースとスポットの紹介。(前回登場した場所は省く)

 緒狩峠

河城製作所から6km程南に進んだ所にある比較的新しい峠。

この峠を速く走れるなら、どこの峠に行っても通用すると言われる程様々な要素が詰まったコース。

アップダウンが激しく、所々恐ろしくスピードが乗るため、下りは熟練者でないと走れない。

道中に喫茶店があったり、頂上に某コンビニも設置されているため、ダベリ屋も多く集まる。

MAPはsub氏の緒狩峠を使用させていただいています。

妖怪の山

昔から妖怪が住み着いている山。にとりや文は此処の出身。

幻想郷で初めて開通した峠道で、古参の多くはこの峠をメインに活動している。

比較的直線が多いが、非常に道幅が狭い上きついヘアピンが多々あるため、難易度はかなり高い。

走ってる連中は腕利きが多いため、新参や初見は特に注意して走る必要がある。

MAPはDEWALK28氏のSakinaを使用させていただいています。

無名の丘

妖怪の山と正反対の方向にある低い山にある草原。

妖怪の山の次に開通したコースで、頂上と麓に大きな駐車場が設けられている。

道幅はそこそこで、特別キツイヘアピンも存在しないが、非常にスピードレンジの高いコースレイアウトが特徴。

そのため上りはかなり馬力が必要とされ、下りも上級者でないと限界まで攻め切れない。

過去に大きな事故が起きて以来、訪れる人は少ないという。

MAPは41aeimi氏の真赤城を使用させていただいています。

サーキット

幽々子が経営しているサーキットで、幻想郷にはこのサーキットしか存在しない。

外の世界に存在するサーキットを丸々コピーしてるため、施設や備品がそのまま配置されている。

2、3速がメインのテクニカルコースで、セッティング次第で裏ストレートで4速入る程度の短さしかない。

グリップ、ドリフト問わないバランスの良いレイアウトなので、此処最近注目されつつあるコースである。

MAPはGRED氏の日光サーキットを使用させていただいています。

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