東方M-1ぐらんぷりとは、同人音楽サークル「いえろ~ぜぶら」および「あ~るの~と」が製作した、「東方キャラによる漫才」をネタにしたCDおよびDVDである。
又、ニコニコ動画においてこのシリーズに絵や動画をつけたものを「東方絵む-1ぐらんぷり」という。
第1回は2007年5月の例大祭に頒布開始された。正しいタイトルは単に「東方M-1ぐらんぷり」というが、分かり易いように「第1回東方M-1ぐらんぷり」と呼称することが多い。(以下では第○回と書くが。)これが好評を博し、続編として同年12月の冬コミに第2回が頒布開始。ただしこの2作品は音声のみであった。
1年後の2008年12月の冬コミには、第3回として公式に絵や動画がつき、同人DVDとしてコミケ等で頒布。
以降、毎年の冬コミにて頒布が行われるシリーズとなり、コミケ頒布、または同人系専門店で委託販売されている。
企画製作を担当したらんてぃ氏(森近霖之助の声も担当)によると、「企画の発端は『スカーレット姉妹の漫才を見てみたいなぁ・・・』というアホな発想から始まりました(笑)」とのこと。
毎年冬恒例の作品として名高かったが、2011年12月の第6回の頒布をもって「いえろ~ぜぶら」は解散。
第6回のコメンタリーでは「新体制『いえろ~ぜぶら』をつくる」という発言があったものの、その後「CDに収録されているコメンタリーは冬に入る前の未編集部分であり、実際の解散後の各個の活動についてはまったくの白紙状態」ということが本家サイト内にて明らかになった。
しかし2012年3月、らんてぃ氏による新サークル「あ~るの~と」が発足。同サークルのBlogにて、「東方M-1ぐらんぷり」シリーズの制作及び旧作の取り扱いを引き継ぐ予定であるとアナウンスされたことにより、シリーズは今後も継続の見通しとなった。
そしてついに第7回が発表され、東方界隈における冬の風物詩がここに蘇ったのである。
アホの子「いらったいまてー♪」
なお、第3回以降の動画は沌xが担当しているが、これは元々ニコニコ動画に第2回に絵を付けて動画化された作品がうpされ、それを見た「いえろ~ぜぶら」側が、うp主とコンタクトを取ろうと動いた結果実現した、言わばニコ動から生まれたコラボである。詳細は沌xの記事を参照。
決勝進出コンビ数は4組。第3回からは敗者復活戦が設けられ、4組+1組で決勝戦を争う。
審査員は4人。第3回からは5人となった。
ジャッジメントは点数(1人100点満点)、又は白黒(四季映姫・ヤマザナドゥのみがコレで評価)で決められる。
又、最終決勝戦時は「記名きめぇ投票制」にて栄えあるぐらんぷり優勝者を決定する。
……という設定。
尚、「きめぇ投票制」はいえろ~ぜぶらが設定した呼称ではありません。
第1回決勝進出コンビ
司会審査員会場優勝賞品声の出演
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第2回決勝進出コンビ司会審査員会場優勝賞品
声の出演
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第5回決勝進出コンビ
司会審査員会場優勝賞金
エンディングテーマ「風を超えて~Flying~」 スペシャルデータ声の出演
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第6回歴代優勝コンビ
司会審査員会場優勝賞品
エンディングテーマ「君のための幻想歌」 スペシャルデータ声の出演
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第7回決勝進出コンビ
司会審査員会場優勝賞金
エンディングテーマ「Words Are」 声の出演
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第1回R決勝進出コンビ
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第8回決勝進出コンビ
司会審査員会場優勝賞金
エンディングテーマ「9th Memory」 声の出演
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第2回R決勝進出コンビ司会審査員会場優勝賞金
エンディングテーマ「My Dear! ~あなたへ~」 声の出演
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東方M-1ぐらんぷり各回の詳細は以下の項目を参照されたし。
ちなみに、ほぼ全ての回がニコニコ動画にアップロードされている。
特に近年の作品では、第4回~第8回はniconicoユーザー名「nanaまる」によって、そして第9回~第14回はniconicoユーザー名「MPD-4990」によって、イベントで頒布開始された直後にアップロードされてしまっている。
そのために「公式でのアップロード」と誤解されがちだが、上記のいずれの動画も「いえろ~ぜぶら」や「あ~るの~と」のメンバーやその関係者が公式としてアップロードしたものではなく、いわゆる無断転載の状況にあるようだ。
(上記の動画の投稿者らは「いえろ~ぜぶら」「あ~るの~と」関係者であるとは考え辛い。
「nanaまる」が転載した動画の動画説明文ではいえろ~ぜぶら「さん」やあ~るの~と「様」と表記されている。また「nanaまる」はブロッコリー (企業)主催の「BROCCOLI THE LIVE IV in 横浜アリーナ」や、スクウェア・エニックス主催の「VOICES music from FINAL FANTASY」等、営利企業によるライブ映像商品も無断転載している。
「MPD-4990」も同じく、転載した動画の動画説明文であ~るの~と「様」と表記している。)
また、購入者が減少し、第8回ではシリーズ累計で過去最低販売数を記録してしまった。そのため第9回以降の制作が厳しい状態になっていることを、サークルメンバーのらんてぃ氏がTwitterで明かしている。
一番問題なのは勿論、無断アップロードをしている投稿者だが、「ニコニコで見れるからいいや」と購入しない人が増えているということも問題である。
東方M-1ぐらんぷりの続行を願うファンの方々には是非購入して視聴していただきたい。
掲示板
1151 ななしのよっしん
2024/01/06(土) 13:04:57 ID: g9tswoW3VV
秘封堂、なんならoki★sha★や呑助ジャンキーズのほうが面白かった
主役組を勝たせたいという気持ちは分からなくもないが、明らかに贔屓してるのが分かって残念だった
1152 ななしのよっしん
2024/01/06(土) 17:37:44 ID: 8w0JUzNmKG
でも、秘封堂勝たせたら勝たせたで「自分びいきか」ってそれはそれでたたかれるしな(11と12回の時はまさにそういう批判があった)
別にそれを避けたってわけでもないだろうがね
あとはもう、巫女スパ周りを一区切りさせたかった感はあるんじゃないかと
いずれにせよ、予定調和感は否めんか
1153 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 13:05:28 ID: hxPfv/1sTm
所詮らんてぃの頭の中だけでやってる劇場だし、東方二次創作だし、予定調和の巫女スパ優勝で良かったと思うわ
Okishaとか呑助が優勝とかしたら面白いし好きだけど、書籍男性モブだしあんまり出てくると東方感薄れてくるからな。特に呑助が東方ネタなしで漫才してると「これ元々は東方m1なんだっけ」って思ってしまう
最期の秘封と巫女の1vs1はマジでどっち勝ってもいいよ感ある
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最終更新:2024/04/24(水) 11:00
最終更新:2024/04/24(水) 11:00
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