東明大貴とは (トウメイダイキとは) [単語記事]

東明大貴（とうめい　だいき、1989年 6月15日-）とは、岐阜県出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

無所属
東明大貴
基本情報
国籍	日本
出身地	岐阜県岐阜市
生年月日	1989年 6月15日
身長体重	178 cm 77kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2013年ドラフト 2位
経歴
富田高等学校桐蔭横浜大学富士重工業オリックス・バファローズ(2014年-2020年)
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始める。

富田高校では甲子園どころか県大会1回戦も突破できなかった。

桐蔭横浜大学に進学し、2年次にリーグ初優勝に貢献。3年、4年にリーグ MVPを受賞。明治神宮野球大会出場決定戦で菅野智之と対戦して勝利したが、神宮大会初戦で敗れる。プロ志望届けを出したが指名漏れとなり、富士重工業に就職した。

富士重工業では1年目から公式戦に出場。都市対抗2次予選では抑えとして起用された。2年目は日立の補強選手として大会に出場し、初戦勝利に貢献。10月に東アジア大会に出場し世界戦を経験。チームは優勝したが5自責点を喫した。

2014年は春季キャンプから一軍に帯同。そのまま開幕一軍を果たし開幕戦で登板したが、小谷野栄一にサヨナラタイムリーを浴びた。4月17日の北海道日本ハムファイターズ戦でプロ入り初勝利を挙げた。

2015年はシーズンを通して先発ローテーションに定着。25試合に登板し、規定投球回数に到達して10勝8敗、防御率3.35。チームが低迷する中で西勇輝と並ぶ二桁勝利を挙げた。

2016年も先発ローテーションに入り、1試合目の登板となった北海道日本ハムファイターズ戦で勝利を挙げたのだが、これがこの年の最初で最後の勝利だった。それ以降全く勝利することができず、中継ぎで記録したホールド1回を挟んで10連敗、1勝10敗でシーズンを終えた。19試合の先発登板の間、6回以上投げて無失点だった試合は3回、QSは5回としっかり抑えた試合もありながら無援護で勝てなかったという不運もあるが、全体を通してみれば防御率4.94と昨年より悪化した。オフに右肘のクリーニング手術を受ける。

2017年は3試合に留まり、8月に再び右肘のクリーニング手術を受けた。

2018年は8月にようやく一軍昇格。9月12日の埼玉西武ライオンズ戦で2年ぶりの勝利投手となり連敗を12でようやく止めたが、7試合の登板で勝利はその1勝のみに留まった。

2019年はオープン戦で3試合2勝0敗、防御率0.96と結果を残して開幕ローテ入りするも、シーズンでは4試合で1勝1敗、防御率5.94と結果を出せず4月下旬で二軍落ち。その後は夏場にリリーフで3試合に投げただけでシーズンを終えた。

2020年は一軍では7月にリリーフで2試合投げただけに終わり、オフに戦力外通告を受けた。