東洋電機

東洋電機とは、東洋電機製造(株)の通称である。この項では、その東洋電機製造(株)について説明する。

なお、他に数社「東洋電機」を名乗る企業があるが、鉄道ファンの認識やニコ動のタグにおいてこちらが圧倒的であるため、この項目名とする。

東洋電機製造株式会社

心と技術を未来に

TOYO DENKI SEIZO K.K.

日本の大手電機メーカー
本社:東京都中央区八重洲一丁目4番16号
東京建物八重洲ビル 5階
東証1部 6505

概要

電車を制御する鉄道用電気機械を大得意とする企業。日本はもとより世界の鉄道電気技術の発展をリードしてきた。先述のとおり、鉄道ファンの間で「東洋電機」「東洋電機製の○○」と言ったらほぼ間違いなくこの企業である。

現在の主力製品はVVVFインバーター制御装置や静止型インバーター装置である。しかし東洋電機製造はそれらの核である大容量半導体の製造をしていない。そのため一部部品を競合他社の三菱電機から供給を受け、設計や制御ソフトウェア開発をしている。
決してコピーやOEMではなく、部品供給元の三菱電機製より故障しづらいとする評価も。また車両から発生する磁励音も独特のものである。

鉄道向け主要製品

古くから常に世界最先端の技術を開発し続けている。特に電車の制御に革命をもたらした三相交流方式(VVVF)を普及させた功績は大きい。

同社製の機器には、上記の丸やT_OYOD_ENKIの刻印・プレートが付いている。電車のパンタグラフや、床下に吊り下がっている機器箱を注意して見てみよう。

• VVVFインバーター制御装置
• 主電動機(走行用モーター)
• 歯車・自在継手
• 静止型インバーター補助電源装置
• パンタグラフ
  　国内の鉄道のものはほとんど全てが同社製。

関連動画

同社製の機器を採用している鉄道車両

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関連項目

• 電機メーカーの一覧
• 鉄道