松田春翠

松田春翠とは、日本の活動写真弁士、マツダ映画社創立者である。

概要

1925年3月15日生まれ。本名：松戸美知雄。

父親は初代松田春翠。父の初代春翠にならい、6歳でデビューし浅草で活躍する。また少年兵士時代も経験している。日本一の無声映画コレクションを有しており、弁士付きの毎月「無声映画鑑賞会」を開きその初代会長となる。昭和60年に映像文化への貢献の実績が認められ第1回東京都文化賞を受賞する。

1952年には「マツダ映画社」を設立する。その前まで活動弁士関係の仕事のかたわら散逸したサイレント映画のフィルムを募集していた。

また1984年にはドイツ・フランクフルト映画博物館に招かれヨーロッパ発の弁士公演を行う。

1987年8月8日死去。62歳没。

映画作品

製作関係作品

• 地獄の蟲（1979年）
• 阪妻　阪東妻三郎の生涯（1980年）

出演作品など

• 出所祝い（1971年）-弁士
• 竹山ひとり旅（1977年）-映画館弁士
• 悪魔の手毬唄（1977年）-活弁士
• 人間の骨（1978年）-松下春波※弁士
• 夢みるように眠りたい（1986年）-赤柿独楽天
• キネマの天地（1986年）-帝国館弁士

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