森慎二 単語

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森慎二(もり しんじ1974年9月12日-2017年6月28日)とは、山口県出身の元プロ野球選手投手)である。

概要

新日鉄から1996年ドラフト2位西武ライオンズに入団。同じチームからは松中信彦プロ入りしている(中が1年先輩)。

1997年(1年)から中継ぎ投手として38試合に登板。入団後暫くは起用法が一定しなかったが、2000年からは全に中継ぎとして起用される。西武時代は4度50試合以上に登板したシーズンがあり、特に2002年優勝時には71試合登板と当時の140試合制だったパ・リーグで試合数の半分以上を投げたというシーズンもあり、2002年2003年西武は8回森慎二→9回豊田清という勝利の方程式を持っていた。

2005年シーズン終了後、ポスティングタンパベイ・デビルレイズ(現:タンパベイ・レイズ)と契約したが、オープン戦での初登板時に右肩を脱臼し、シーズンでは一度も登板することが出来なかった。2006年シーズンオフメジャー契約を解除されそのまま帰ポスティングを受けてメジャー登板経験がない初めての選手となった。

その後はリハビリをしながら2009年独立リーグBCリーグ石川に選手兼投手コーチとして入団。登板がないまま2010年引退した。

引退後

2013年6月7日、肩の状態が良好なことから選手兼任監督として登録されることが明らかになった。実に7年ぶりの現役復帰となる。


2015年からは埼玉西武ライオンズ二軍投手コーチを務める。背番号は89。2016年途中から一軍投手コーチに就任。

死去

2017年6月27日、体調不良のため休養するもその翌日に入院先の病院で多臓器不全により死去。享年42。

2018年埼玉西武ライオンズは10年ぶりのリーグ優勝胴上げの中には増田達至によって、背番号89のユニフォームも携えられていた。

プレースタイル

左足を高々と振り上げる快な投球フォーム・長身から度ある速球と落差の大きいフォークボールを生かしたピッチングスタイルで、通算の奪三振率は10をえるなど球のは抜群だったが、二塁への牽制球が右中間を破る大暴投になるなどその荒れ球っぷりでもよく知られた。

成績

通算投手成績

通算:9年 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
NPB 431 27 1 0 44 44 50 17 .500 653.0 273 755 279 246 3.39

タイトル

タイトル
最優秀中継ぎ投手 2回 2002年-2003年

独立リーグでの通算投手成績

通算:2年 登板 完封 勝利 敗戦 セーブ 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
BCリーグ 23 0 0 0 0 0 .000 19.0 8 19 12 8 3.79

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