楢崎留美のルミナスダイアリーとは、ルミナスタジオ(Breakthrough_ace.輝鳴)の制作する『二次元+三次元=』ビデオブログである。
2010年10月より始まった本作は、半年を1シーズンとして毎週ほぼ1回配信を目標としている。尺はおよそ8分から14分を目処としており、ビデオブログの標準的な長さ。
「二次元+三次元=」のテーマは、ビデオブログ作者本人が出るものとは違い、『作者は撮影係』という考え方から生まれたもので、ニコニコ動画側を意識した構成に付けた名称。
動画の内容は、主に北海道の名所を巡ったり、外でおもむろにシャボン玉で遊んだり、新しいガジェットのレビューやApple製品の開梱など、ジャンルは結構多い。
○編集ソフト:glass valley EDIUS neo2 booster
○撮影機材:iPhone4・SONY NEX-5
最初のシーズンは、まだビデオブログとして本格的に稼働していない頃の作品で、第30回。当時は毎週1回以上の更新だったため、このシーズンのみ投稿数が多い。
当時の機材は主にiPhone4と非常に簡素ながらも、映像と写真を織り交ぜるスタンスによってクオリティアップを図る手法を採用した。(もちろん本人は無意識に行っている)
後に初めての一眼レフ(ミラーレス)カメラを購入し、映像の質を更に向上させることに成功している。
当時の音楽は、サウンドトラックの制作構想はあったものの制作が追いついていなかったため、第10回までは浜渦正志氏の『Piano Pieces "SF2" Rhapsody on a Theme of SAGA FRONTIER 2』を使用していた。
後ほどメインテーマと共に、少しずつサウンドトラックを制作していくことになる。Breakthrough_ace.輝鳴自身も浜渦氏の作品が好きなため、ある程度の影響を受けた作風になっている事が多い。
主に右下でスタンバっているルミのキャラクターデザインを担当したのは、チーズ酵母のなか氏(チーズP)。以降シーズン4までこちらのデザインを採用している。
なお、このシーズンで撮影した場所は以下の通り。
◆豊平峡ダム(第1回) ◆支笏湖(第4回) ◆さっぽろテレビ塔(第7回)
◆Apple Store Sapporo(第15回) ◆札幌青少年科学館(第16回)
◆新千歳空港(第20回) ◆さっぽろ雪まつり(第22回) ◆札幌大通地下歩行空間(第29回)
ここから全てが始まった。
○編集ソフト:glass valley EDIUS neo3・Apple Final Cut Pro X・Apple Motion5
○撮影機材:SONY NEX-5
シーズン2からは、右下の進行役として新たにミレーニアが登場。更にはシーズン1よりも更に遠い場所への遠征も始まり、ビデオブログらしさを更に向上させている。
映像制作の本格化を狙い、途中からEDIUS(Windows)による制作からFinal Cut Pro X(Mac OS)への環境移行を行っている。これにより、制作の自由度が更に向上。ルミナスダイアリーシリーズの基幹を確立させていくこととなる。
屋外撮影の頻度も向上し、このシーズンで撮影した場所は以下の通り。非常にアクティブなシーズンとなっている。
◆中山峠(第31回) ◆登別温泉(第33〜35回) ◆倶多楽湖(第35回)
◆札幌円山動物園(第37回) ◆滝野すずらん丘陵公園(第38回) ◆羊ヶ丘展望台(第40回)
◆札幌芸術の森(第42回) ◆洞爺湖(第43回) ◆おたる水族館(第47回)
◆札幌開拓の村(第51回) ◆札幌ドーム(第52回)
○編集ソフト:Apple Final Cut Pro X・Apple Motion5
○撮影機材:SONY NEX-5・SONY NEX-5N・iPhone4S
記念となる1周年として、ビデオブログとしてのキャッチコピーや体制を確立させたシーズン。
「ルミナスタジオ」の名義として公式サイトも開設し、Breakthrough_ace.輝鳴の代表作として主張することができるようになったらしい。
今シーズン内において、いよいよルミナスダイアリーのオリジナルサウンドトラックも完成。
『楢崎留美のルミナスミュージカ』と名付けられた本作は北海道を越えて東京へ、コミックマーケット81内で頒布された。
現在(2013年3月)はとらのあなにて委託販売を実施している。
実はこのシーズンの終了と共にルミナスタジオは業務を開始する予定であったが、Breakthrough_ace.輝鳴自身の仕事の延長採用が決定してしまったため、次のシーズンもそのまま従来と変わらずのスタンスで継続することが決定したらしい。
このシーズンで撮影した場所は以下の通り。
◆豊平峡ダム(第54回) ◆Apple Store Sapporo(第55回) ◆平岡公園(第56回)
◆知床半島(第57〜58回) ◆東京都(第66〜68回) ◆藻岩山(第69回)
◆支笏湖(第70回) ◆洞爺湖(第75回) ◆さっぽろテレビ塔(第77回)
○編集ソフト:Apple Final Cut Pro X・Apple Motion5
○撮影機材:SONY NEX-5R・SONY NEX-7
春夏期シーズンのため様々な場所へ行く事が出来る偶数シーズンでは、新たにハイエンドミラーレス一眼カメラを手に、写真にも力を入れたシーズンになっている。
シーズンの始めがいきなりEVE Onlineとなっているが、本シーズンも相変わらずのアクティブ性を確保している。
第90回に登場したMacBook Pro Retinaディスプレイモデルや第95回のBioLite Campstoveなど、注目されているガジェット等も取り扱ったシーズンとなっている。
このシーズンで撮影した場所は以下の通り。
◆札幌ふれあいの森(第79回) ◆層雲峡温泉(第81〜82回) ◆モエレ沼公園(第84回)
◆新千歳空港(第87回) ◆石屋製菓 白い恋人パーク(第89回) ◆滝野すずらん丘陵公園(第93回)
◆ニセコ(第98〜99回)
○編集ソフト:Apple Final Cut Pro X・Apple Motion5
○撮影機材:SONY NEX-5R・SONY NEX-7・SONY Handycam HDR-CX630・iPhone5
このシーズンで2周年を達成すると共にルミナスダイアリー継続100回突破を達成。
インターフェースや作風を大きくリニューアルし、2013年4月に向けた様々な準備を進めていくシーズンとなっている。
新たにキャラクターデザインとしてそらのん氏を起用。加えて表情や特別なモーションカット等も用意し、アドベンチャーゲーム風のインターフェースにより磨きをかけることに成功している。エフェクト制作アプリ「Motion」の操作技能の向上に伴い、ルミとミレーニアの表示切り替えの演出やオープニングムービーなど、恐らくシーズン1から今まででやりたかった演出やシーンを最大限に発揮しているはずだ。
撮影機材なども従来と比較して飛躍的にグレードアップ。第115回にて登場したハンディカム「HDR-CX630」の導入により、手ブレの悩みを大きく解消することに成功。よりビデオブログに対しての本気を感じさせる。
そして今シーズンから本格的に使用を始めた新サウンドトラック『ミレーニアのミレニアムシンフォニー』も完成。こちらも前作同様コミックマーケット83にて頒布。現在(2013年3月)はルミナスミュージカ同様とらのあなにて委託販売中。
このシーズンで撮影した場所は以下の通り。
◆Apple Store Sapporo(第100回) ◆大阪府(第101・103回) ◆京都府(第102回)
◆東京都(第112〜114回) ◆札幌円山動物園(第116回) ◆知床半島(第118〜120・122回)
動画に登場するのは基本的にBreakthrough_ace.輝鳴本人と、そのハイアーセルフ(ハイヤーセルフ)とされるルミとミレーニアの三人。
大体入力する文字の先頭に「( ゚д゚)」が付く。シーズン4まではサラブレッドのアニマルマスクを被っていて、たまにドミノマスクを付けて登場することもある。輝鳴の後に"紅葉"だとか"すず"だとかが付く場合はあるが、こちらはオンラインゲーム等で使う場合の名前。
Apple信者(自称Appleフェチ)で、Macを複数台所持しているのがを動画でよく見られるが、使いこなせているのかは不明。一応音楽をMacで制作しているようで、動画はWindowsを使用していたが最近はMacでFinal Cut Pro X使い始めたという。
ちなみに読み方は「てるなり」。漢字で書かずに平仮名で表記することもある。
作品中のメインパーソナリティとして登場し、輝鳴にアレコレ言う側のキャラクター。作品名にもなっている「楢崎留美」はとりあえず語呂が良いからというだけの理由で付いている。
輝鳴のハイアーセルフとされる存在。実体や性格の類いを持たないため、自前のキャラクターをアバター代わりに用いていることになる。これによって、ビジュアルノベルライクな表現で登場することができるようになった。
自分で大っぴらに言ってしまうほどのシャボン玉好きで、自称「シャボン玉の魔法使い」や「シャボン玉フェチ」を名乗ることがある。 動画内でもそのこだわりがちらほら見られる。
第30回から登場し、同じく輝鳴にアレコレ言う側のキャラクター。マ○ダの車のアレではない。
外見がそのまま天使だが、「背中の羽根はほぼ飾り」と自称する。サブカル好きに加えて結構無茶振りが多く、人を弄るのが好きらしい。ただハイアーセルフという役割をルミよりも象徴しているのか、優しさの中には的確な智慧と含みが込められている。が、本人談。
変態を自称するが、その程度は動画中ではまだ出てこない。が、第43回終了時点では真面目な事をメインで話しているので、そろそろ本性を現してもおかしくは無い。
ハイアーセルフとは、自分自身の意識の中に在る高次元の自己といわれ、催眠療法(ヒプノセラピー)やスピリチュアル系の界隈でよく取り上げられる。深い叡智、大いなる自己、賢者的存在など様々な呼称はあるが、何をどう工夫してもオカルトな雰囲気しか出ないが、ハイアーセルフ療法自体は催眠療法ではそこそこ一般的らしい。
ただし、主観的な観点の多いスピリチュアル界隈では、ハイアーセルフ自体の解釈も人によって大きく変わっているため、明確な定義はなされていないのが現状である。輝鳴本人もそれを割り切って、ルミをキャラクターの一つとして扱っている。
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最終更新:2025/03/26(水) 11:00
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