極限状態とは、ゲーム『モンスターハンター4G(MH4G)』に登場するモンスター超絶強化システムである。
ゴア・マガラの振りまく狂竜ウイルス。それに感染したモンスターは通常死亡してしまう。
しかし狂竜ウイルスを克服し、己の力とするモンスターが存在するとしたら……?
ギルドはこれを限りなく真実であると認定し、極限状態と名づけた。
極限状態のモンスターは、まず攻撃力が大幅に上昇し、亜種の攻撃パターンが追加されたり、新しい追加攻撃を行ったりするようになる。また、一部の攻撃でゴア・マガラが出すような黒い狂竜ウイルスサークルを地面に発生させる。
……とまあ、もはや生物を超越した究極生命体となる。シャガルマガラとはなんだったのか
「よくもこんなキチガイシステムを!」と言いたくなるかのような超性能だが、ハンター側にも一応対策が用意されている。
それが新システム「抗竜石」である。狩りに出発するとアイテムポーチに自動的に入っており、使用すると一定時間様々な効果が得られる。再使用するには一定時間の経過が必要となる。
抗竜石使用中に一定以上攻撃を与えることで、狂竜状態・極限状態を解除し、元の状態に戻すことができる。
ハンターは事前に2種類まで設定し、狩りに持っていくことができる。
「抗竜石があるなら安心。」といいたいところだが、残念ながらそうはいかない。現状の抗竜石の仕様では、とても極限状態モンスターに追いついていないのだ。
まず、1度の抗竜石の持続時間内で狂竜状態・極限状態を解除するのは非常にシビア。特に有用な「心撃」は持続時間が短い。4人パーティなら解除しやすいが、ソロでは至難の業。
そして、解除しても一定時間経つと狂竜状態・極限状態が復活し、復活する度に再解除に必要な攻撃数が増える。
さらにさらに、極限状態になってから1分間は絶対に解除できない。「開幕吠えてる間に……」などという安易な考えは当然対策済み。
そのため、どうしても抗竜石なしに闘うことが要求されてしまう。当然弾かれるわその隙を殴られて体力が半分以上溶けるわで並のハンターではとても太刀打ちできない。
今日もどこかでハンターたちの怨嗟の声が響いていることだろう。
余談だが、極限状態モンスターは闘技場でも登場し、一部の武器は抗竜石無しで戦わされる。「開発はクリアできんのか!」と評判である。
正直に言ってしまうと、プレイヤーからの極限状態の評価はあまりよろしいものではない。極限化したモンスターが総じてプレイヤーに有利な隙をつぶす調整がなされている一方、プレイヤー側に有効な手立てが少なく、ストレスの塊になってしまっている。
ソロで狩猟するのはとても困難な極限状態だが、パーティでやるならば頭数が増える関係でそこまで狩猟は難しくない。しかし、基本めんどくさいことに変わりはないので、パーティプレイではハメを使った狩猟が全面的に広まってしまい、「ハメに不必要な武器はパーティにいらない」とキックアウトが勃発。結果、オンラインでの効率思考を加速させる原因となってしまった。
ネット上の各地にあるモンハンコミュニティでも、極限状態の話題はかなり荒れやすいとされており、MH2の古龍種以上に批判されることも少なくない。
次作『モンスターハンタークロス』では極限状態が廃止されると発表され、多くのプレイヤーが胸をなでおろしたことからも、その評価は一目瞭然といえるだろう。
掲示板
490 ななしのよっしん
2024/01/23(火) 20:48:40 ID: T7YBCH5ciY
こいつが極限化してたら最悪だったと予想できるモンスター結構いるからもしかしてあれでもまだマシな奴等選んだんだろうか
極限個体でも特に酷いガララ亜種とかギルクエ出ないし(出なくても最低最悪の物体だけど)
491 ななしのよっしん
2024/02/21(水) 07:34:08 ID: JRqxXGipXq
比較的マシな極限ラージャンですら闘気硬化されると特大の糞になるの本当に救えない
492 ななしのよっしん
2024/03/27(水) 21:36:23 ID: QlRayXXu0H
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最終更新:2024/04/25(木) 15:00
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