榊原翼とは (サカキバラツバサとは) [単語記事]

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榊原翼（さかきばら　つばさ、1998年 8月25日-）とは、千葉県出身のプロ野球選手（投手）である。現在はオリックス・バファローズに所属。

経歴

オリックス・バファローズ #125
榊原翼
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県銚子市
生年月日	1998年 8月25日
身長体重	182 cm 90kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2016年育成ドラフト 2位
経歴
浦和学院高等学校オリックス・バファローズ(2017年-)
プロ野球選手テンプレート

日本人の父親とタイ人の母親の間に生まれたハーフ。

中学までは地元銚子の公立校で軟式野球をしていたが、高校は埼玉の名門・浦和学院高校に進学。2年春のセンバツはベンチ入りするも登板機会なし、それ以降は予選での敗退が続き甲子園への出場はこの一度きり。

2016年のドラフトでオリックス・バファローズから育成2位指名を受けて入団、背番号124。

オリックス時代

2017年は二軍で中継ぎとして起用さた。

2018年も育成選手として契約したが、開幕前のオープン戦で好リリーフを見せたことから、開幕直前に背番号61で支配下登録された。
しかし4月1日の福岡ソフトバンクホークス戦（開幕第3戦）、炎上した黒木優太の後を受け5番手としてプロ初登板を果たすも自らも炎上し、アウトをひとつも取れないまま降板し直後に二軍落ち。
しかし、ここから先発に転向、二軍で成績を挙げると、シーズン終盤に一軍に昇格。勝ちこそつかなかったが好投を見せ、来年への期待をもたせた。

2019年は開幕先発ローテーション入りを果たし、4月17日の北海道日本ハムファイターズ戦で待望のプロ初勝利を挙げると、5月の中旬まで防御率1点台を継続。山本由伸、山岡泰輔らとともにリーグ屈指の右腕先発軍団を形成するも味方の貧打（援護率2.95）と拙守に苦しめられ、10試合連続QSを達成しながらもなかなか勝ち星がつかない状況が続いたまま、7月に右肩甲下筋筋損傷で戦線離脱。一軍復帰は閉幕直前になってしまった。最終的に13試合に先発して防御率2.72をマークしたが、3勝4敗と負け越した。

2020年は山岡泰輔の離脱で7月頭に一軍昇格。ローテ入りしたが、6試合で1勝2敗、防御率4点台とパッとせず二軍落ち。中嶋聡監督代行から目をかけられ直接指導を受けたりして、10月下旬に一軍復帰し終盤に3試合投げたが2敗。結局9試合で1勝4敗、防御率5.19に終わった。

2021年はさらなる制球難に苦しめられ、二軍での調整が続いた。6月29日に先発としてシーズン初登板するも、3回途中被安打4・与四球5・5失点で降板。降板後杉本裕太郎の2打席連発など打線が巻き返して負けは消えたが、これ以降一軍登板はなし。二軍でも4勝(1敗)を挙げるも防御率6.27という結果に終わり、戦力外通告を受けた。球団は育成再契約を打診し、榊原も受け入れる運びとなった。

プレースタイル・人物

最速151km/hの直球を軸に緩急をつけた投球を得意とする。感情を露にすることが多く、中継ぎが打たれたりするとベンチで悔しがる場面もあるが、マウンド上では気迫のこもった表情を見せ、特にピンチを切り抜けた時には雄叫びをあげることも少なくない。また一部では顔が広瀬すずに似ているとの声もあり、2021年唯一の登板試合では先制点のタイムリーをすずの姉である広瀬アリスに似ていると言われているレオネス・マーティンに打たれちょっとした話題となった。

成績

（2021年終了時点）

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2018年	ｵﾘｯｸｽ	5	3	0	0	.---	18.0	7	17	7	7	3.50
2019年		13	13	3	4	.429	79.1	37	59	29	24	2.72
2020年		9	9	1	4	.200	43.1	39	31	26	25	5.19
2021年		1	1	0	0	.---	2.1	5	2	4	4	15.43
NPB：4年		28	26	4	8	.333	143.0	88	109	66	60	3.78