構文とは、以下のことを指す。当記事では1、3を説明する。
文の構造のこと。
日本の学校で習う国語の授業では、「主語」「述語」「修飾語」などを通じて文の構造や組み立て方を学習していくことが多く、「構文」という言葉を使う機会は少ない。
英語の授業では「SV」「SVO」などの文型や、仮定法などの文が登場しており、これを指して「構文」と呼ぶこともある。また、「分詞構文」などの用語としても登場する。日本で学校の教育を受けていた場合、言語学やプログラミングに触れる機会がなければ「構文」は英語のイメージが強くなることが多いと思われる。
ただ、日本語にも構文は存在している。「私はあの子が好きです」「ここは私が行きましょう」のような「○○は××が……」という文は外国の日本語学習者にとって理解しにくいようで、「ハガ構文」「ハーガ構文」などの名前がついている。
特定の方式によって作り上げた文章。スラングやミーム的なものを指すことが多く、文法的な規則以外にのっとったものも含める場合がある。
この意味での「構文」の用例としては、古いものでは2010年の「エルシャダイ構文」が挙げられ、2013年の終わりごろから「オタク構文」という言葉が現れている(参考)。その後2017~2018年ごろから「おじさん構文[1]」「ダークライ構文[2]」「万丈構文」「メガトン構文[3]」など様々な「○○構文」が出現し、2020年代初頭以降に「ちいかわ構文」「進次郎構文」など比較的広範囲で流行したものが次々と現れ頻繁に使われるようになった。2022年には三省堂が主催する「今年の新語」の2位に選定されている。
「コピペ(コピペ改変/改変コピペ)」「語録」「語法」とも似ているが、コピペは原文と一致する部分が多い、語録は複数の言葉を状況により使い分ける、語法は特定の言い回しそのもの、とニュアンスが微妙に異なる。最も、そこまで厳密な使い分けはされていない。
「◯◯しか勝たん」
「◯◯すぎて泣いちゃった」
「この謎を解くため、私たちはアマゾンの奥地へと向かった」
「実質無料」
「親の顔より見た◯◯」
「こんなのオタクみんな好きじゃん」
「全人類見て」
「控えめに言って最高」
「5万回は言ったと思う」
「◯◯、◯◯なんだよな」
「死ぬ前に見る夢かな?」
「実家のような安心感」
「今はまだだがいずれガンにも効くようになる」
「言い値で買う」
「はやくこれになりたい」
「全財産つぎ込ませてほしいし保証人にもなれる」
「◯◯vs△△vsダークライ」
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最終更新:2025/05/20(火) 06:00
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