横浜駅SFとは、2015年にネット小説としてtwitter上で発表され、2016年に書籍化された作品である。作者はイスカリオテの湯葉(@yubais)。
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https://twitter.com/yubais/status/551590214812979200
2015年の年初に発せられたこのつぶやきを起点に、「無尽蔵に広がり続ける巨大構造体と化した横浜駅を旅するSF」という内容で作られた即興短編ストーリーである。その後、Togetterにまとめられたtwitter版をプロットとして、ブログ上で本編を執筆、全26話で完結した。カクヨムに番外編の掲載がされている。
「横浜駅」は神奈川県横浜市の鉄道駅であり、開業当初からずっと工事が終わったことがない(現在も工事中)ということをネタにされる駅でもあったりする。このネタを発展させて、無軌道に成長・侵食を続ける横浜駅に本州が覆い尽くされた世界を描いたのがこの作品である。このため、物語は「横浜駅」の「エキナカ」で進むが、横浜市は全く出てこない。
作者自身も様々な作品を参考にしていると称しており、例えば無軌道に発達した巨大構造物というところは弐瓶勉の『BLAME!』のオマージュだと語っている。一方、鉄道要素は非常に少ない(せいぜい用語くらいなもの)。
自己増殖を繰り返す「横浜駅」によって本州の大部分が覆われた未来の日本。横浜駅の「エキナカ」はSUICAという認証端末で管理され、それを持たない者・不正判定された者は駅改札の外「エキソト」に投げ出される世界である。エキソトで暮らす主人公の三島ヒロトは、外来者より受け取った「18きっぷ」を持って、広大なエキナカを旅することになる。
2016年6月23日に第1回カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞を受賞した。
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最終更新:2025/03/28(金) 11:00
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