横浜高速鉄道Y000系 単語

9件

ヨコハマコウソクテツドウワイゼロゼロゼロケイ

1.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

横浜高速鉄道Y000系とは、1999年に登場した横浜高速鉄道通勤電車である。

概要

こどもの国線で従来使用されてきた東急旧7000系の置き換えと、2000年3月29日に行われたこどもの国線通勤線化移行のためとして2両編成3本が東急輛で製造された。
従来、こどもの国線東急車両で運行が行われてきたが、施設類がこども協会から横浜高速鉄道に移管されていたため、新車両横浜高速鉄道保有の車両として新造することとなった。

軽量オールステンレス製20m3車両で、東急3000系ベースにしている。ただし、東急3000系は4なのに対しこちらは3であるなど、いくつかの相違点がある。
外観はイエロースカイブルーの帯をあしらい、側面のラインは「y」の文字イメージしたものとされた。
運行番号表示機・行先表示機は3色LEDであり、行先表示は日本語ローマ字を交互表示する。
なお、側面の行先表示機は省略されている。

機器面では、2両編成と短い編成で運転することから、制御装置であるVVVFインバータと補助電装置のSIVを一体とした東芝製のデュアルモードタイプを採用した。
通常はVVVF2群、SIV1群として使用するが、SIV故障時はVVVF1群をSIVに切り替えて使用する。
台車東急3000系と同じくTS-1019(M)・1020(T)を使用する。
電動機は出力190kWhのかご三相誘導電動機を使用している。

内装も東急3000系に準じた仕様であるが、化粧はベージュ色であり、妻面の化粧ライトイエローとした。
座席はドア間12人掛けで、3人分ずつスタンションポールで区切られている。
つり革高さはほかの東急車両と同じく床面1,630mmを基本としているが、ユニバーサルデザインとして一部これより100mm下げたものも設置している。
ドア上部にはドアチャイム内蔵のLED2段式の案内表示を千鳥配置で設置しており、案内表示がい側は開閉予告表示ドアチャイムを設置している。
なお、内には広告はあるものの、東急みなとみらい線全線路線図以外の物は掲出されていない。
ただし、子供向けの絵画コンクールの作品発表として作品が掲出されることもある。

ちなみに、形式名は「Y000系」なのだが、東急の乗務員などは普通に「Y系」と呼んでいるという。

運用

東急電鉄長津田検車区に所属し、基本的にこどもの国線の運用に就いている。
まれに臨時列車や試運転として田園都市線内を走行することもある。
なお、保守管理や検東急電鉄に委託されている。

また、2両編成と手ごろな事から、東急の事業用の手がふさがっている時に長津田検車区内での入換作業時の牽引甲種輸送時の搬出入の牽引として使用されることがある。
特に、横浜高速車両甲種輸送の際にはほぼ必ずY000系が使用される。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する
流行語100

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/11/30(土) 17:00

ほめられた記事

最終更新:2024/11/30(土) 17:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP