『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』とは、機動戦士ガンダムvs.シリーズの一つである。略称は『EXVS』『エクスト』『ガンエク』『エクバ』など多岐に渡るが、ここでは最も主流であろう『EXVS』を用いる事にする。
ニュータイプキャンペーンセット導入店2010年9月28日から稼働している。
DXセットは2010/10/13から順次稼働。一般セットは12月より順次導入された。
2012年春より、マイナーチェンジバージョン(連ジ・エウティタにおけるDX版)である「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」が稼動予定。
機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダムシリーズと同じく、様々なガンダムシリーズから機体が参戦するクロスオーバー作品となっている。今作より、今まで未参戦だったOVAの『MS IGLOO』、小説や漫画展開が主だった『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』『機動戦士クロスボーンガンダム』の計3作品が新規参戦した。
今作はアーケードの基盤にPS3互換のSYSTEM357基盤を使用しており、HD画質での映像になっている。それに伴い、これまでのようにグラフィック流用・リテイクなどを行わず、すべての機体・ステージを一からハイポリゴンで作り直している。
またシリーズでは初めての要素が多数あり、ICカードによる戦績の保存や、モバイルサイトとの連動、ライブモニターでの店内や全国の対戦リプレイの配信なども予定されている。
なお、本作から製作チームがバンダイナムコゲームスに移籍している関係上、カプコンは一切関わっていない。
前作『NEXT』で存在したNEXTダッシュに加え、格闘攻撃をステップで、さらにステップをジャンプでキャンセルする事ができるようになった。後者は共に『連ザⅡ』から復活した要素であるが、ステップキャンセルに関しては当時のようにキレのある動きができるわけではないため、立ち回りにおける必須テクニックというわけではない。
『連ザ』以前のシリーズではおなじみの覚醒システムが復活。今作では従来作品の仕様に加えて、一部機体で追加能力が発動する事もある。(Gガンダム勢の明鏡止水や、00ガンダム勢のトランザムなど)
『連ザⅡ』のように50%覚醒と100%覚醒を使い分ける事ができるが、今作では食らい覚醒は100%覚醒限定となっている。また、一部機体には覚醒武装が設定されており、覚醒後に再度覚醒コマンドを入力する事で発動できる。(ただし、覚醒・ブーストゲージ全消費+発動終了時まで覚醒状態扱いになるデメリットが存在する)
総じて、個人技で勝敗が決まりがちな前作と打って変わって『連ザ』以前の僚機との連携に重きを置いたシステムとなっている。
現在判明している参戦機体は以下の通り。
※1:コスト欄「MA」はボス専用の巨大モビルアーマー。
※2:ノリス・パッカード大佐は担当声優の市川治氏が2009年1月に亡くなっているためライブラリ出演となる。
※3:一部キャラは前作から衣装が変更されている場合有り。
大河原氏曰く「ゲームのラストに登場する謎のMSということと、一回限りの登場ではなく、継続して参戦できるようなMSということで極めてシンプルに描きました。また、ゲーム中のBOSSキャラなので、多彩な攻撃バリエーションと強さ、巨大さを再現するために外見の異なる装備と合体(換装)できるようにプロポーションを整えています」とのことである。
そのコメント通り、本作においてエクストリームガンダムは拡張装備と合体してプレイヤーとの戦いに挑む。装着方法はフルアーマーガンダムなどのようにパーツを追加装着するのではなく、ガンダム試作3号機のオーキスやアストレイレッドフレームのパワーローダーのように、エクストリームガンダムが拡張装備と一体化する形式となっている。2011年4月26日現在において判明している拡張装備は3種存在する。
稼働初期に見られた形態はカルネージ・フェイズと呼ばれるもので、折りたたまれた二門のキャノン砲が大きな特徴とする砲撃形態である。ジオング、サイコガンダムのようなビーム砲を内蔵したマニュピレーターを持ち、さらに重武装でありながら一瞬にして天高く飛翔する瞬発力をも兼ね備える。
2010年12月21日以降に現れたのがタキオン・フェイズと呼ばれるもので、巨大なビームサーベルを大きな特徴とする格闘形態である。真紅の塗装もあいまって、その姿は「ガンダム無双」世界の武者ガンダムを彷彿とさせる。その巨体から想像し得ない非常に高い機動力を持ち、敵機の攻撃をことごとく回避・無効化しつつ敵機を滅多斬りにする。また、射撃兵器はないがビームサーベルから衝撃波を発することができ、機体からもフィールド状の衝撃波を放つことができる。
そして2011年4月7日以降、現在も活動中なのがイグニス・フェイズと呼ばれるもので、全身に装備されたファンネルを大きな特徴とするオールレンジ攻撃形態である。全身に装備された羽状のファンネルはただの射撃のみならず、レジェンドガンダムのようなソード状の近接攻撃、νガンダムのようなバリア展開、さらには機体を凍りつかせる特殊兵装などバリエーション豊かな攻撃パターンを持つ。また、ユニコーンガンダムのように敵機のファンネルおよびドラグーン・システムのコントロールを奪取し、攻撃を封じることすらできる。
なお、登場時に拡張装備と合体するためわかりづらいが、機体のフレーム部分が青白く発光する。また、2011年2月19日に発売された「1/144 HGUC エクストリームガンダム」には、拡張装備なしの単体で戦闘する際の装備として、ギターの形状を模したビームライフル、ギターケースの形状を模したシールド、刀身が蒼いビームサーベルが付属している。
エクストリームガンダムを制御する人工知能。遠い未来、人類が滅びた太陽系で「地球再現用データベース」を管理していたが、自己進化を果たし自我を獲得した。その過程でガンダムパイロットたちの戦いによって生み出された世界を''過ちと悲しみとに満ちた絶望の歴史である''と理解し、自らの手で真の理想的な宇宙を生み出すべく時空操作を敢行。ガンダムシリーズの人物や機動兵器を「地球再現用データベース」内に送り込み、歴史の最善化を図るべくその前に立ち塞がる。
下記コミュニティ参照。あるいはEXVSでタグ検索をする。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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