機動戦士ガンダムAGE トレジャースターとは、吉田正紀による漫画作品である。
コロコロコミック(小学館)2011年11月号から2012年6月号まで連載された。
単行本全2巻。2巻には描き下ろしのアフターストーリーもある。
「機動戦士ガンダムAGE」の世界を舞台に宇宙に憧れる少年ダイキ・リュウザキが、父の造ったガンダムと宇宙キャラバン・トレジャースターの仲間と共に宇宙を旅する冒険譚。
連載がコロコロコミックで行われていたためか、明るい冒険バトルストーリーの色が非常に強く、ガンダムシリーズとしては珍しい作風である。
アニメ版とは違うコロコロオリジナルストーリーを繰り広げながら、アニメ本編の主人公フリット・アスノが登場する等サイドストーリーの様な側面もある。
しかし設定の関係もあり、元々本編に組み込むことを想定していた外伝漫画の「追憶のシド」とは違い、AGE正史には組み込まれていない。
その関係か外部作品への参戦は現在皆無であり、関連ガンプラも一切発売していない不遇の作品。物語自体の評価は高いので、メディアで大きく取り上げられれば再評価はされそうなものだが・・・。
人類が宇宙に進出して数百年・・・、宇宙に住む人々に未知の脅威UE(アンノウン・エネミー)が迫っていた。
伝説「大いなる翼」を求める少年ダイキは「ガンダム」と出会う。
いくつもの出会い、緊迫のモビルスーツバトル、壮大な宇宙を舞台にガンダムの新たな世界が幕を開ける!
主人公。ガンダムAGE-1に搭乗する。
6年前のUE襲撃で父リュウジと生き別れになり、母コウメもリュウジを探しに出奔しており、ダイキは祖母ウメコの世話になっていた。
シリウスとの出会いにより、祖母の家の地下に保管されていたガンダムAGE-1とともに、父親の手掛かりと「大いなる翼」を求めて旅をすることになる。
コロニーとはいえ学校の屋上から落下しても死なない強靭な肉体を持っているが、パイロットとしての訓練は受けておらず、そのため宇宙でのモビルスーツ戦に当初は身体がついていけなかった。
ネタバレ注意→[ある場面でXラウンダーと明言されているが、彼自体にXラウンダーの特徴は一切見られず、どんな能力なのか一切不明である。]
ダイキの父親が残したロボット。
AGE-1に搭乗するだけでなく、リュウジからの情報を表示するナビゲーター役にもなっていた。
宇宙キャラバンの「トレジャースター」代表にして、同組織の艦「トレジャースター号」の艦長。
カレーが大好物であり、カレーを求めてダイキの家を訪れたのが物語のきっかけとなっている。
大雑把が過ぎる性格で、正規の手続きを取らず強引に不法侵入してカレーを食べに来るなど問題行動こそあるが、仲間は決して見捨てない人情に溢れた男である。
宇宙一の料理人を目指す男。得意料理はお好み焼き。出会い頭のいざこざで当初ダイキに突っかかっていたが、直後の戦闘に於いてボロボロの身体でコテツの救援に来たダイキの姿に考えを改め、仲間として認める。
負けず嫌いで一本芯が通っており、モビルスーツパイロットとしても、専用カスタマイズされたとはいえジェノアスでUEと戦える程の腕前を持つ。
ネタバレ注意→[ダイキが渡った時点での未来では死亡しており、お好み焼きチェーン店「コテツ堂」を造り上げていた。孫のイッテツ・サカイにダイキ達のことを伝えており、未来に渡ったダイキとリュウジはイッテツに助けられることになる。]
猫耳のような髪型と「にゃ」を語尾につける口癖が特徴的な少女。
コロニー「ガルガン」の生き残りで、UEに浚われた仲間たちを助けるために海賊の手伝いや賞金稼ぎなどの穢れ仕事を負っていた。しかしトレジャースター、そしてダイキとの出会いにより感化され、仲間探しの目的も兼ねてトレジャースターの新たな仲間と成る。
驚異的な戦闘技術に加え、あくまで推測にしか過ぎないが、Xラウンダーの疑惑がある。偶然か否か、彼女は動物の要素を持ったキャラクターであるため、ある意味Xラウンダーでも間違いではない。
ダイキの父にして初代トレジャースター艦長。6年前のUE襲撃の際に行方不明になっていたが、トレジャースター号に合流したダイキのハロにより生存が確認された。
ネタバレ注意→[実ははるか未来から、自身が偶発的に開発したタイムマシン「大いなる翼」で本編の時間軸に現れた未来人の科学者。故にAGE-1の製作が可能であった。トレジャースターは元々危険な「大いなる翼」を発見し、ガンダムAGE-1を以て破壊するために結成された組織であった。
ダイキと再会できたのはいいが、ザンギにより猛毒を受け、現代では治療できないためにやむを得ず一時的に、その時点での未来に渡ることになる。
未来で治療を受けたため無事に快復、最終的に本編の時間軸に留まることになる。書き下ろしのその後では妻・コウメとも再会し、一家揃うこととなった。]
「大いなる翼」を狙う男。
ネタバレ注意→[リュウジの居た未来の時代のヴェイガン兵であり、「大いなる翼」を求め襲撃したが、追走の結果本編の時間軸に転移してしまう。「大いなる翼」を求める理由は、あらゆる時代の強者と戦う為であり、根っからの戦闘強。
物語のラスボスを務めるが、最終的に帰還したダイキによって倒される。
搭乗モビルスーツは名称不明だがゼダスの意匠を持つ。どれだけ未来のモビルスーツかは不明だが、少なくとも遭遇当初のトレジャースターでは相手にならなかった。]
本編主人公。何故かガンダムAGE-1が2機存在することに戸惑うものの、出会ったダイキと成り行きで共闘することになり、考えを改める。
三代目主人公でフリットの孫。とある場面で登場するが、ダイキらの話をフリットから聞いていたようだ。
ネタバレ注意→[彼がダイキと出会ったのは転移した未来の世界。しかし、ダイキが生きてザンギを倒し、仲間を救ったことで、その未来に繋がらなくなり、結果として本編のキオとは別人と思われる。]
ダイキの住居の倉庫に安置されていたモビルスーツ。かつてダイキの父・リュウジが搭乗していたが、6年前にリュウジが行方不明になり、以後乗り手が不在だった。
フリットの機体とは別の個体であり、そのため自身が開発したモビルスーツと同型が存在していたことにフリットはひどく困惑していた。
フリット機との差は胸部に表示されているアルファベットが「T」になっていること。また、初戦後はトレジャースター所属を表すペイントが施された。
実はある隠し機能が搭載されており・・・。
物語後半で新たなウェアを装着し、ガンダムAGE-1フェニックスとなる。
詳細はガンダムAGE-1の単語記事に記されているため、それを参照。
ネタバレ注意→[開発者のリュウジは未来人であったため、その未来の時間軸ではAGE-1が既に再現可能だったと推測できる(少なくともアデルは旧型として扱われていた)。
また、本機はトレジャースターの主砲「トレジャースターキャノン」を用いてエネルギーを受信することができ、莫大な出力を以て奥の手を放つことが可能になる。]
コテツが操縦するジェノアスの魔改造機。4本の重火器用隠し腕「アシュラアーム」が最大の特徴であり、UE機とも渡り合える。
こちらもジェノアスの単語記事に記されているため、参照されたし。
どこからか入手してきたGエグゼスのデータを元に、ルーガが必死に溜めた大金でモビルスーツ鍛冶に作らせた専用モビルスーツ。
こちらはGエグゼスの記事に特記されている。
掲示板
14 ななしのよっしん
2017/02/10(金) 17:32:35 ID: BFmj7omMEt
と言うかスパロボwみたいにこっちをメインで進めてほしいな
アストレイといいコラボになりそう
欲を言えばもっとめちゃくちゃやってほしかったなって思う
戦艦と合体してでかいガンダムになるとか
フェニックスだけじゃなくドラゴンやグリフォンみたいなのあったら面白そう
15 え
2018/02/24(土) 01:58:02 ID: ljiSVi5A7H
ダイキがアセム編やキオ編の頃何してたか気になる、本編で語られた外伝は追憶のシド(ぼかされているけど)位しかなく他の外伝(EXA-LOG等)でも語られていない。
ダイキの父がタイムスリップして歴史が変わりダイキの存在する時系列では大いなる翼が開発されない(ある種のタイムパラドックス)事になっているのかも、
16 ななしのよっしん
2018/05/16(水) 19:24:57 ID: zNgn5hXxTd
フェニックスウェアは海老川画集にも載ってなかったけど漫画作者のデザイン?(ルーガエグゼスとコテツジェノアスは載ってる)
ゲームオリジナルウェアも載ってなかったから微妙ではあるが
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最終更新:2025/04/26(土) 21:00
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