シリーズ45作記念作は”全力全開”!!
機界戦隊ゼンカイジャー!
機界戦隊ゼンカイジャーとは、2021年3月7日~2022年2月27日まで放送された特撮ドラマ『スーパー戦隊シリーズ』の第45作目だチュン!
1975年に始まった「秘密戦隊ゴレンジャー」から続く同シリーズ45作目の記念作。本作では上記にあるように、”人間1人+意思を持った機械生命体4人”という全く新しいチーム構成が話題を呼んだ。このような構成割合は過去にも現代人と未来人の「未来戦隊タイムレンジャー」、人間と異世界人の「動物戦隊ジュウオウジャー」などの前例があったが、人間と戦隊の要となるロボという組み合わせは初の試みで、顔出し女性メンバーの廃止は「太陽戦隊サンバルカン」以来40作品ぶり2度目となる。また、前年度同様に同年2月公開の「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」に先行登場する。
ゼンカイジャーのモチーフはそのものズバリ「スーパー戦隊」。ゼンカイジャーのデザインもそことなく過去の戦隊をイメージした姿となっている。スーパー戦隊アニバーサリー作品としては「海賊戦隊ゴーカイジャー」があるが、過去の戦隊に変身する、レジェンドと呼ばれる過去キャストの客演などで話題を呼んだゴーカイジャーとは別方向の記念作にする方針であるとのこと。
この構成に対して「五星戦隊ダイレンジャー」以来28作品ぶりに戦隊シリーズへの復帰を果たした本作のプロデューサーである白倉伸一郎は、玩具販売元のバンダイにとってのシリーズ販促要素であるロボによる戦闘が近年消化試合になっている事に違和感を感じていた。そこでゼンカイジャーではこのロボを戦隊のメンバーにすることで、等身大戦と巨大戦の両方をこなせる要員になるような工夫がなされ、販促の主力であるロボメンバーを全面に押し出せるようになる…と語っている。
初報のビジュアルに関してSNS上では、「特警ウインスペクター」「特救指令ソルブレイン」などのレスキューポリスシリーズ、「ジャッカー電撃隊」「仮面ライダー電王」などを連想した視聴者も多かったようだ。
主な製作スタッフには、東映側のプロデューサーに先述の白倉に武部直美と「仮面ライダージオウ」に関わった2人を起用。メインライターは「ヒーリングっど♥プリキュア」から連投の香村純子、パイロット監督には「海賊戦隊ゴーカイジャー」の中澤祥次郎がそれぞれ担当。音楽にはサイキックラバーの楽曲や「斉木楠雄のΨ難」を手掛けた大石憲一郎、戦隊シリーズには「大戦隊ゴーグルファイブ」以来39年ぶりの参加となるレジェンド・渡辺宙明が参加。そしてゴレンジャー、ジャッカーの産みの親である石ノ森章太郎もスペシャルサンクス枠としてクレジットされている。
技術面では「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」でモーションキャプチャーやアニメ制作に関わった東映ツークン研究所がライブ合成全般などを担当しており、本作で初めて親会社のドラマ作品に参加することになった。
「ネット流行語100 2021」において、「機界戦隊ゼンカイジャー」が第19位にランクインした。表彰式には4名のゼンカイザー東映スタッフが出席し、代表としてゼンカイザー白倉Pがコメントした。
ゴレンジャーが戦う世界、ジュウレンジャーが戦う世界、
キラメイジャーが戦う世界…あらゆる世界が機械生命体キカイノイドの世界
「キカイトピア」の悪の王朝「トジテンド」によって、
小さなギアにとじこめられ消えてしまった。最後にねらわれたのは___
並行世界にゆいいつのこったこの世界。この世界が「キカイトピア」とまざってから一ヶ月。
人間とキカイノイドは、しだいにうちとけてきていた。ところが、トジテンドが攻めてくると、
仲よくなれると思っていたキカイノイドがあばれだす。五色田介人は、
両親がのこした秘密のアイテム「ギアトリンガー」と、
スーパー戦隊の力をぎょうしゅくした「センタイギア」をつかって
「ゼンカイザー」にチェンジ!正義の心をもった4人のキカイノイドとともに、
トジテンドに立ち向かう!
並行世界の一つ、キカイトピアからやって来た機械生命体である4人のキカイノイドと、人間界に住む1人の青年により結成された45番目のスーパー戦隊。それぞれが”センタイギア”と呼ばれるスーパー戦隊の力が宿った歯車型のアイテムを用いて変身する。
ジュラン達キカイノイドが住む並行世界「キカイトピア」に君臨する悪徳王朝。語源は「閉じる」+「END」で、記章も「閉」の漢字を図案化したもの。本拠地はトジテンドパレス。
全ての平行世界を手中に収めるべく活動しており、トジルギアで並行世界(他のスーパー戦隊の世界)を制圧してメダルに変換。物語開始の時点で、ゼンカイジャー以外の世界を全て掌握するという歴代の敵組織の中でも指折りの偉業を成し遂げていた。最後に残ったゼンカイジャーの世界にも魔手を伸ばしたが、トジルギアによるメダル化に何故か失敗。余波でキカイトピアの一部が地球と融合してしまう。ゲゲの発案で直接侵略する事にし、地球を支配するために武力行使を開始した。
キカイトピアは庶民層と支配層(トジテンド王朝)に分かれており、隔絶した上下関係が存在する。侵略に熱心なのは支配層だけで、地球に現れた庶民層のキカイノイドは僅か1ヶ月で人類と共存出来るほど善良。侵略者の世界全てと敵対している訳ではない珍しい形式である。キカイトピアでのトジテンドは圧制を敷いており、ボッコワウス大王に逆らった者は投獄されたりスクラップ(=処刑)の目に遭う。生活は凄惨極まり無いようで、強制的に懐古させて「昔は良かった」と思わせるレトロワルドの能力がキカイノイドには効いていない様子だった。つまりキカイトピアの生活(昔)より地球での生活(今)の方が楽しいようだ。
ゴールドツイカー一家にとっても因縁の敵である。SDトピアで海賊行為を働いた際にリッキーとカッタナーが呪いに掛かってしまい、おもちゃみたいな姿に変えられてしまった。呪いを解くためにもう一度SDトピアに行こうとしたが、トジルギアに閉じ込められた影響で行けなくなってしまった。トジテンドが持つSDトピアのメダルを奪取し、SDトピアに行く事がゴールドツイカー一家の目的である。
スーパー戦隊の世界や数々の並行世界を制圧してきたが、武力ではなく全てトジルギア頼りだったため、幹部も含めて実戦慣れしていない様子が見受けられる。ワルドの生成や侵略作戦は行き当たりばったりで、参謀格のイジルデですら「作戦の前にワルドの力を試す」という発想に至らず、ダイワルドに至っては侵略開始後に偶発的に誕生したもの。一応、行動隊長であるバラシタラは具体的な作戦を立てる傾向にあるが、侵略成功させたバカンスワルドを「下っ端の分際で先にバカンスを楽しむのは許さない」と私憤を優先して処刑してしまい、せっかく成功させた侵略が逆転失敗するなど後先考えてない部分がある。チート能力を持つが、扱いきれていないのがトジテンドのコンセプトと思われる。
概要でもふれたとおり、今回はゼンカイザー以外の戦隊メンバー自身が巨大ロボとして戦うことが出来る。
本作はED曲が無いため、オープニングから恒例のダンスを用いた楽曲となる。振り付けは彩木エリが担当。
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掲示板
3701 ななしのよっしん
2025/02/09(日) 20:50:33 ID: lv5ilWVfJ9
駒木根君は東映に毎年呼ばれている計算になるらしい
ドンブラザーズでの出演も含めて3年間(Vシネマ含む)の足掛けのあと
ゴジュウジャー放送前動画で声の出演と頑張っておられる
3702 ななしのよっしん
2025/02/10(月) 00:33:12 ID: ZBsa8+IZ8o
レッドではない主人公
後番にそっくりさん出演
ナンバリング表記は改訂か否か←New!
何というか特異な立ち位置にいるなと改めて実感させる介人
3703 ななしのよっしん
2025/02/10(月) 09:43:48 ID: t/QgP6coey
喧嘩腰だったりぶっきらぼうだったりゴージャスだったりするアニバーサリー組の中でも貴重なフレンドリー枠
フレンドリーすぎて変人呼ばわりだけど
提供: カペリン(代用ししゃも)
提供: 核砂糖入り紅茶
提供: 霧島
提供: ゲスト
提供: しつね
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/24(木) 13:00
最終更新:2025/04/24(木) 12:00
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