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機皇 単語


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キコウ

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機皇とは、アニメ遊☆戯☆王ファイブディーズ」および遊戯王OCGに登場するカード群である。
英語名は「Meklord」。

概要

アニメ5D'sで、イリアステル三皇帝であるプラシドルチアーノホセ、及び三皇帝の姿であるアポリアが使用しているカード群。属するモンスターは全て機械族である。

さらに、機皇、機皇兵、その他の機皇の3つに分けることができる。
イリアステル三皇帝が使用していたのは機皇で、それ以外の機皇はアポリアが使用している。


OCGでは、専用サポートによって機皇兵を展開して、シンクロエクシーズ召喚につないだり、自壊効果を持つモンスターを採用して機皇を特殊召喚していくことになる。機皇シンクロモンスターを吸収できるため、シンクロデッキに対して有利に戦える。また、機皇の性質から、相手の破壊効果に強いのも【機皇】デッキの特徴。
エクシーズモンスターが力を伸ばしている現状は、相手によっては吸収効果を活用できないこともあり、若干苦しい戦いを強いられるかもしれない。ただ、機皇兵をはじめ、ランク4のエクシーズ召喚につなげるのに向いてるカードもあるので、シンクロデッキ以外の相手でもそれなりに戦える。

機皇神マシニクル∞」や「機皇神龍アステリスク」はが強いため、使用する場合はそれを意識した専用の構築が必要となるだろう。

機皇帝(Meklord Emperor)

※「機皇帝ワイゼル∞」、「機皇帝スキエル∞」、「機皇帝グランエル∞」の記事も参照。

イリアステル三皇帝が使用するモンスタープラシドが「機皇帝ワイゼル∞」、ルチアーノが「機皇帝スキエル∞」、ホセが「機皇帝グランエル∞」をそれぞれ使用する。ただし、ワイゼルのみは、ゴースト遊星の中の対戦相手にも使用されている。また、アポリアは全て使用している。
「機皇」というくくりより先に登場しており、シンクロモンスターを吸収する効果を持つことから、作中では「シンクロキラー」と呼ばれ恐れられていた。

本体である機皇と、そのパーツであるT(トップ)、A(アタック)、G(ガード)、C(キャリア)の4つのパーツによって構成される。自身が効果で破壊されたときに本体と4つのパーツを特殊召喚する、「○○コア」(○○にはそれぞれ「ワイズ」、「スカイ」、「グランド」が入る)というサポートカードも存在する。

元々はアポリアたちがいた未来世界において、「モーメント」が生み出した兵器である。


3体の機皇に共通の効果は以下の通り。

  1. このカード以外の自分フィールド上に存在するモンスターは攻撃する事ができない。
  2. 1ターンに1度、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。この効果で相手モンスターを装備している場合、このカードの攻撃力は装備したシンクロモンスターの元々の攻撃力分アップする。
  3. このカードが破壊された時、自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

ワイゼル、スキエルにのみ共通の効果は以下の通り。

  1. このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の「ワイゼル」、「スキエル」、「グランエル」と名のついたモンスターの攻撃力の合計分アップする。

アニメなので気にする必要はないが、テキスト若干欠陥があり、このままだと複数のワイゼルorスキエルを並べることで無限に攻撃力が上昇し続けてしまうことになる。「機皇」は1体しか存在できない、といったテキストがあれば解決する(複雑な手順を踏めばそれでも無限上昇させることはできるが)。

T,A,G,Cのパーツ

パーツには「」と名のついたモンスターが存在しない場合に自壊する効果がある。機皇サポートする効果は「機皇」を定するものと「」を定するものが混在している。ゲームTF6では全て「機皇」に関する効果に変更された。この違いは「機皇神マシニクル∞」が対になるかどうかに関わる。

また、パーツには上位種が存在し、カード名の後ろに3、5と数字がつき、レベルもその数字と同じ値になっている。3は通常召喚可だが、パーツフィールドが埋まっていると上位種を出せないためか、同じ系統のパーツリリースして(墓地へ送って、となっているものもあり、一定しない)上位(3)のパーツを特殊召喚する「○○3」(○○コアと同様、にはT,A,G,Cが入る)というカードが登場した。また、5には3をリリースして特殊召喚する召喚条件がある。

パーツ力は以下の通り。ただし、各パーツテキストが明かされていないものもあるため、描写や説明から推測している部分もある。

カード ATK/DEF 効果
ワイゼルT 500/0 (自壊効果のみ)
ワイゼルT3 600/0 1ターンに1度、相手の魔法の発動を効にして破壊できる。
ワイゼルA 1200/0 (自壊効果のみ)
ワイゼルA3 1600/0 自分の「」が守備表示モンスターを攻撃する場合、相手に貫通ダメージを与える。
ワイゼルA5 (不明) 自分の「」が守備モンスターを攻撃する場合、相手に2倍の貫通ダメージを与える。
自分「∞」が攻撃する場合1度だけ、相の罠の発を無効にして破壊できる。
ワイゼルG 0/1200 自分モンスターが攻撃対となった時、攻撃対をこのカードに変更できる。
ワイゼルG3 0/2000 自分モンスターが攻撃対となった時、攻撃対をこのカードに変更できる。
また、このカードは1ターンに1度、戦闘では破壊されない。
ワイゼルC 800/600 このカードは相手のカードの効果では破壊されない。
スキエルT 600/0 (自壊効果のみ)
スキエルA 1000/0 (自壊効果のみ)
スキエルA3 1200/0 自分の「」1体は攻撃力をエンドフェイズまで半分にする事で直接攻撃できる。
スキエルA5 1400/0 自分フィールド上の「」は相手プレイヤーに直接攻撃できる。
スキエルG 200/300 1ターンに1度、相手モンスターの攻撃を効にできる。
スキエルC 400/0 (自壊効果のみ)
スキエルC3 600/200 1ターンに1度、「」1体の破壊を効にする。
1ターンに1度、相手モンスターの攻を無効にできる。
スキエルC5 800/400 1ターンに1度、相手モンスターの攻撃を効にできる。
自分モンスーが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、相手に300ダメージを与える。
グランエルT 500/0 自分の「」が攻撃する時、相手シンクロモンスターの効果を効にする。
グランエルT5 500/2000 1ターンに1度、相手フィールド上のシンクロモンスター1体を「」に装備できる。
装備モンスターの攻撃力は、装備カードの攻撃力分アップする。
グランエルA 1300/0 戦闘で破壊されたシンクロモンスターを装備カード扱いとして「」に装備できる。
装備モンスターの攻撃力は装備カードの攻撃力分アップする。
1ターンに1度、この効果で装備したモンスターで相手モンスターに攻撃する事ができる。
この効果で攻撃するモンスターは貫通効果を得る。
グランエルA3 1800/不明 (自壊効果のみ?効果不明)
グランエルG 500/1000 相手の攻撃時、攻撃対を自分の「機皇」が装備しているモンスターに変更できる。
グランエルG3 800/2000 相手の攻撃時、攻撃対を自分の「機皇」が装備したモンスターに変更できる。
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスターの効果が発動した時、そを無効にする。
グランエルC 700/700 自分のモンスター1体は破壊されず、ゲームから除外されない。

ゲーム「タッグフォース」シリーズ

TF5以降のシリーズではオリジナルカードとして収録されている。OCG版の登場以降に発売されたTF6以降の作品では、オリジナル版とOCG版の両方が収録されている。

コアによって特殊召喚される、パーツに応じて強化されるなど、アニメ版の特徴がそのまま再現されている。また、共通して以下の効果が追加されている。

  1. このカードは相手の効果の対にならない。
  2. 」(TF6では「機皇」)と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

1つによって相手の対をとる効果に対する耐性ができ、強化されている。2つの効果は、攻撃力の無限上昇を防ぐためのものである。

また、アニメ版に存在したほかのモンスターの攻撃を封じる効果が削除され、各パーツでの攻撃も可となっている。自身が破壊されたときに自分フィールドモンスターを全て破壊する効果もなくなった。
さらに、小さな違いとして、アニメテキストをそのまま受け取ると、相手フィールドパーツでも強化されるが、TF仕様テキストでは「自分」に限定されているというものがある。

また、一部のパーツバランス調整やルールの問題のためか、効果が変更されている。
3のパーツアニメの専用を内蔵したような召喚効果を持っている。

OCG版

パーツに応じて強化する、という形式ではなくなり、自分のモンスターが効果で破壊されたときに手札から特殊召喚する、という召喚条件を持つ特殊召喚モンスターになった。ワイゼル、スキエルの攻守は、コアから特殊召喚した初期状態の攻撃力と同じ数値になっている。
アニメ版共通効果のうち、シンクロモンスターの吸収効果のみはそのまま受け継がれている。また、ワイゼル、スキエルにのみ、ほかのモンスターの攻撃を封じる効果が残された。さらに、各機皇に、パーツが持っていた効果の一部を意識したような効果が内蔵されている。

各機皇についての詳細はそれぞれの記事を参照。

機皇帝のサポートカード

アニメでは「」を定するサポートカードも登場している。

アニメオリジナル(未OCG)

インフィニティ・ウォール
通常
自分フィールド上に「機皇」と名のついたモンスターが存在する場合に発動する事ができる。
このターン自分フィールド上に存在するカードを破壊する効果は効化される。

ターン中、自分フィールド上のカードを効果破壊できなくする効果。
WRGPでホセが使用。クロウの「スピード・ワールド2」の効果による破壊を効にした。

Aキャノン
通常
自分フィールド上に存在する「機皇」と名のついたモンスター1体が、
戦闘によって相手モンスターを破壊できなかった時に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在する「A(アタック)」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。

発動条件のあるモンスター除去。Aは「アタック」と読む。
WRGPでホセが使用。遊星の「波動のウェーブ・ウォール」に攻撃が効化されたことをトリガーに発動。「グランエルA」を墓地へ送り「ブラックフェザー・ドラゴン」を破壊した。その後、いたスペースに「グランエルA3」を召喚している。

OCGオリジナル(アニメ未登場)

機皇
フィールド魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスター
シンクロモンスターの効果の対にならない。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「機皇」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

OCGオリジナルフィールド魔法。「機皇帝スキエル∞」と一緒に「ザ・ヴァリュアブル・ブック13」の付録となった。
後半のサーチ効果を利用すれば容易に機皇を手札に呼び込める。前半の効果もあれば嬉しい。

マスタールール3のルール変更で弱体化したカードの1枚。新しいフィールド魔法を発動する際の古いフィールド魔法の処理が、「破壊する」から「墓地へ送る」に変更されたため、この方法で後半のサーチ効果を使うことができなくなった。

TF6では「機皇神マシニクル∞」がサーチできるバグがある。

機皇兵 (Meklord Army)

アポリアが使用したモンスター。全てレベル4の機械族で、「機皇兵ワイゼルアイン」、「機皇兵スキエルアイン」、「機皇兵グランエルアイン」が存在する。名前や見たから分かるように、機皇が元になっている。

ワイゼルアインは攻撃力1800で、モンスターに貫通効果を付与する。
デュエルでは貫通効果を付与しつつ、高い攻撃力を生かして戦闘でも活躍した。
攻撃名は「クォーク・カーブ」。

スキエルアインは攻撃力1200で、1000ポイント以上の効果ダメージ効にする効果を持つ。
ワイゼルアインの貫通付与を受けて、守備モンスター戦闘破壊していった。また、効果で「レベルカノン」のダメージが自分に向かうのを防いだ。
攻撃名は「ツインパルス」。

グランエルアインは攻撃力1600で、1ターンに1度、相手モンスター1体の攻守どちらかを半分にする効果を持つ。
その効果で相手の力を落とし、スキエルアインの攻撃の補助をした。
攻撃名は「グラビティブラスター」、効果名は「グラビティープレッシャー」。

OCG版

OCGにおける3体のテキストは以下の通り。全てのモンスターにほかの機皇に応じて強化される効果が追加された。

機皇兵ワイゼルアイン
4/闇属性/機械族/ATK 1800/DEF 0
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
また、1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを攻撃対とした、
このカード以外の自分の「機皇」と名のついたモンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力が攻撃力をえていれば、
その数値だけ相手ライフ戦闘ダメージを与える。

貫通効果が付与できるのは「機皇」限定となった。
高い攻撃力があるので、通常の機械デッキでアタッカーとして使うこともできる。イメージが気にならなければ、「ブラックボンバー」で蘇生してシンクロ素材にも。
機皇デッキではメインのアタッカーとなる。機皇に貫通効果を持たせられるのは嬉しい。

機皇兵スキエルアイン
4/属性/機械族/ATK 1200/DEF 1000
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
このカード戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「機皇兵」と名のついたモンスター1体を特殊召喚することができる。

デスウォンバット」などに劣っていたダメージ効効果はなくなり、代わりに「機皇兵」をデッキから特殊召喚する効果を得た。
攻撃力の高いワイゼルアインを特殊召喚可だが、単体での力が低い点に注意。特殊召喚の手段自体は多いので、エクシーズ素材にしたり、いろいろ使いがある。

機皇兵グランエルアイン
4/地属性/機械族/ATK 1600/DEF 1200
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする事ができる。

半分にできるのは攻撃力のみで、タイミングは召喚に成功した時限定となった。
単体で3200以下まで戦闘破壊できるため、扱いやすい。特殊召喚では発動しないので、スキエルアインや「機動要塞フォルテシモ」などでの特殊召喚はなるべく避け、それらはワイゼルアインなどに回したい。

ちなみに、ほかの2枚にべ、このカードだけ初登場時のレアリティが少し高い。

機皇兵のサポートカード

アニメでは「機動要塞フォルテシモ」というフィールド魔法が登場していたが、アニメ版はレベル4以下の機械族全般を対にしていた。OCGでは「機皇兵」サポートに効果が変更されている。
詳細は「機動要塞フォルテシモ」を参照。

OCGオリジナル(アニメ未登場)

鉄壁の機皇兵
永続魔法
このカードフィールド上に存在する限り、自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
「機皇兵」と名のついたモンスターの効果は効化され、戦闘では破壊されない。

効果を効にする代わりに戦闘破壊耐性を付与する。
戦闘で破壊できず、相手が効果破壊を狙ってきたら機皇を特殊召喚するチャンス。効果効がネック。守備表示モンスターには適用されないので、ダメージを防ぐにはできないが、守備表示にすれば効果を使用できるようになるという利点にもなる。

機皇
通常
フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスター
攻撃対に選択された時に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する「機皇兵」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
その後、攻撃対となったモンスターを破壊する。

墓地の「機皇兵」を回収する代わりに攻撃対モンスターを破壊する。
が破壊された後、相手は再び攻撃対を選択しなおせる点には注意。破壊される点を生かして機皇につなぐこともできるが、発動条件が受動的で、扱いにくさが立つ。
テキストを読めば分かるが、発動条件は「機皇」でも、回収できるのは「機皇兵」限定である点に注意。機皇を回収して即座に特殊召喚する、という使い方はできない

その他の機皇

上記2つに該当しない機皇。2枚のモンスターと数枚のサポートカードが存在する。「再機動」は「機皇」と名のついたカード定しているため、魔法の機皇も対となる。

魔法の「機皇」は全て「機皇」、「機皇兵」、「機皇」のいずれかに関する効果を持っているため、それぞれのサポートカードの項にまとめている。

機皇神マシニクル∞³> / 機皇神マシニクル∞

アポリア遊星とのデュエルで使用したモンスターシンクロ吸収、破壊耐性、各機皇パーツの効果を得る、バーン効果などの強力な効果で遊星を苦しめた。
ちなみに、アニメでは、特に召喚条件などはなく、「カオスインフィニティ」で特殊召喚されている。

だが、OCGではいろいろと残念なことになった。そして、同時にカード名から3乗が消えた。

詳細は「機皇神マシニクル∞³」を参照。

機皇創世

アニメオリジナルマシニクル専用の通常。手札から3種のコアを1枚ずつ墓地へ送ることで手札・デッキ墓地からマシニクル1体を特殊召喚する。

TF6では、あまりにかけ離れた力を持つOCGマシニクルのためか、このカードが大幅に効果を変更されて収録されている。発動条件は墓地コア3種を除外に変更、さらに、特殊召喚後にこのカードマシニクルに装備され、装備モンスターが破壊される場合に代わりに墓地パーツを除外できるという、アニメ版耐性の再現を可にした効果となっている。

機皇神龍アステリスク

アポリアジャック龍亞龍可とのデュエルで使用した。フィールド上の機械モンスターの攻撃力の合計(テキストミスであり、実際は「機皇神龍アステリスク以外の~」がつかないと無限ループに陥ってしまう)という圧倒的な攻撃力と、破壊耐性、シンクロモンスターを特殊召喚したプレイヤーへのバーンという強力な効果を持っている。

またしてもOCGでは弱体化を食らっている。

詳細は「機皇神龍アステリスク」を参照。

機皇のサポートカード

「機皇」に関する効果を持ったカード。当然、「機皇」や「機皇兵」もその対となる。

アニメ出身(OCGでも登場)

機皇の賜与
通常魔法

フィールド上に存在する「機皇」と名のつくモンスター1体につき1枚カードドローする。
(アニメ版)

フィールド上に表側表示で存在するモンスター
「機皇」と名のついたモンスター2体のみの場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
(OCG版)

アニメアポリアが使用したカードアニメ版は「スペーシア・ギフト」に近い効果で、デメリットもなく3枚ドローした。
OCG版は条件が厳しい。フィールドには相手も含まれるので、条件を満たしにくい。除去を利用して条件を満たそう。

カオスインフィニティ
通常
フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て表側攻撃表示にする。
さらに、自分のデッキまたは墓地から「機皇」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は効化され、エンドフェイズ時に破壊される。
(OCG版)

アニメアポリアが使用したカードアニメ版では特殊召喚の効果がデッキ墓地から1体ずつ、計2体であった。
デッキからマシニクル3墓地からスキエルアインを特殊召喚し、アスリスクの攻撃力上昇に利用した。

機皇兵を特殊召喚すれば、シンクロエクシーズにつなげる。フィールド上に守備表示モンスターが存在しない場合、発動ができない点には注意。
ちなみに、この効果で特殊召喚できるのは3体の機皇兵と、蘇生制限を満たしたアスリスクのみ。

幻想召喚師」との相性はよく、このカード1枚で「幻想召喚師」のリバース効果を発動させつつ、必要なリリースを確保できる。これを利用したデッキは【幻想機皇】などと呼ばれる。

OCGオリジナル(アニメ未登場)

機限爆弾
通常
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスター1体と、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。

自分の機皇を巻き込むが、相手のカードを種別を問わずに破壊できる。
破壊効果から機皇の特殊召喚につなぐほか、「カオスインフィニティ」で自壊が決定しているモンスターや相手の破壊効果の対になったモンスターを利用するなど、工夫して使いたい。

アニメプラシドルチアーノが使用した「ツインボルテックス」と類似する効果を持つ。
「ツインボルテックス」は相手の攻撃宣言時に発動でき、自分フィールド上のモンスター1体と相手フィールド上のモンスター1体を破壊する効果を持つ。
ちなみに、TF版「ツインボルテックス」は、発動タイミングの制限がなくなった代わりに、破壊する自分のモンスター機械族限定となっている。どちらかといえばTF版のほうがこのカードに近い。

再機動
通常魔法
自分の手札から「機皇」と名のついたモンスター1体をデッキに戻して発動する。
自分の墓地に存在する「機皇」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。

墓地の機皇を回収できる。
機皇を回収して再び特殊召喚するために使える。「死者転生」の方が汎用性が高いが、機皇兵以外の機皇は墓地に送ってもあまりメリットはないため、デッキに戻すこちらにも利点はある。また、機皇の魔法を回収できるのもポイント

参考:機皇以外の関連カード

「機皇」の名は持たないが、機皇と関わりのあるカード

「∞」のサポート(アニメオリジナル)

3体の機皇と「機皇神マシニクル∞³」が対象なる。全てアニメオリジナル。

インフィニティフォー
通常
自分フィールド上に「」と名のついたモンスターが存在する場合、
相手カードによって効果ダメージが発生した時に発動できる。
その効果ダメージを0にして、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

 「」専用の「サンダー・ボルト」。アニメではルチアーノが使用、龍可の「エンシェント・サンシャイン」のダメージを帳消しにしつつ、フィールドをがらきにした。
TF5ではオリジナルカードとして収録されている。ダメージを0にする効果が失われた代わりに、戦闘ダメージでも発動可になった。

無限狂宴
通常
このターン自分フィールド上に存在する「」と名のついたモンスターに装備カード扱いとして
装備されたシンクロモンスター墓地に存在する場合、発動する事ができる。
そのシンクロモンスターを、自分フィールド上に存在する「」と名のついたモンスター
装備カード扱いとして装備する。
その後、このターン自分フィールド上に存在する「」と名のついたモンスターが装備した
シンクロモンスターの数×600ポイントダメージを相手ライフに与え、自分は600ライフポイント回復する。

 遊星とのデュエルアポリアが使用。効果を使用して失われた「機皇神マシニクル∞³」の装備を回復させ、さらに遊星の「ハードシップ」(モンスター効果によるダメージを)を避けて遊星にメージを与えた。

 ゲームTFシリーズのみのサポートカード(未OCG)

アニメ登場時は「」(「機皇」)と関わりがかったが、ゲームタッグフォースシリーズで「」(「機皇」)のサポートに変更されたカード

ゴーストコンバート
通常

自分フィールド上に存在するモンスター1体がカードの効果の対になった時に発動する事ができる。
その効果の対を自分の墓地に存在するモンスター1体に変更する事ができる。
(このときの墓地に存在するモンスタはフィールド上に存在するものとして扱う)
このカードの発動後、このカード墓地へ送らず、そのままセットする。
(アニメ版)

自分フィールド上に「」(TF6では「機皇」)と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
自分の墓地に存在する機械モンスター1体をゲームから除外して発動する。
相手の魔法・効果モンスターの効果の発動を効にし破壊する。
発動後このカード墓地に送らず、そのままセットする。
(タッグフォース版)

アニメではルチアーノが使用、「機皇帝スキエル∞」に対して発動された龍亞の「D・クリナン」の効果の対を「スカイコア」に変更して回避した。

ゲームでは、ルールが複雑になるためか、「」(「機皇」)が存在するときに 墓地機械族をコスト魔法モンスター効果を効にするように変更された。
超融合」など一部を除いた魔法モンスター効果に対応できるため、優良な効果である。複数枚セットすれば相手はなかなか身動きを取れなくなるだろう。「くず鉄のかかし」のように再利用が可なのも利点。
ただしコアパーツを除外すると後で再び利用できなくなるなど、注意が必要な点もある。

バトルリターン
通常

このカードは自分のバトルフェイズ時のみ発動する事ができる。
このターンカードの効果によって戦闘効にされたモンスター1体、
または戦闘で相手モンスターを破壊できなかったモンスター1体は、
バトルフェイズ中のみ攻撃力を半分にしてもう1度攻撃を行う事ができる。
(アニメ版)

自分のバトルフェイズ中、自分フィールド上に存在する
」(TF6では「機皇」)と名のついたモンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターは攻撃力がエンドフェイズ時まで半分になり、
このターン1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
(タッグフォース版)

アニメではゴーストが使用、「くず鉄のかかし」に攻撃を効にされた「機皇帝ワイゼル∞」で再度攻撃を行った。さらに「トラップリサイクル」で回収し、再び発動することを狙ったが……。

ゲーム版では、対にできるのが「」(「機皇」)に限定された代わりに、単純な2回攻撃効果になった。
しかし、2回攻撃であれば「閃光双剣トライス」や「ゼロスプライト」(TFオリジナル)が存在する。どちらも機皇ならデメリットがこちらより軽く、永続的に効果を使用できる。
一応、こちらにも「サイクロン」などで妨されないメリットはあるものの、「機皇」限定のこのカードのほうが汎用性が低く、扱いにくい。

オーロラドロー
通常魔法

手札にこのカードしかない場合に発動する事ができる。
デッキからカードを2枚ドローする。
(アニメ版)

自分フィールド上に「機皇」と名のついたモンスター表側表示で存在し、
このカード以外のカードが手札に存在しない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
(タッグフォース版)

アニメアポリアが使用した。

ゲーム版ではTF6から登場。そのままでは強力すぎるため、「機皇」の存在が条件に追加された。
手札の使い方が問題となるが、機皇兵などの大量展開で手札を失いやすい機皇デッキとは相性がいい。「機皇の賜与」よりデメリットや条件が軽く、扱いやすい。

とどのつまり?

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独立記事のある機皇に関してはそれぞれの記事を参照。

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