劇団こまどりに子役として入団。高校卒業後にNHK新人オーディションに合格し、その後「テアトル・エコー」に入団する。三年入籍した後、フリーとなり最後は青二プロダクションに所属した。
生録音時代からアテレコの仕事をしてきたベテラン。最初のアテレコ作品は1957年からKRT(TBS)系列で放映されたアメリカのTVドラマ「ミッキー・ルーニー・ショー」のいずれかのお話。
TV草創期は女優としても活躍したがその後は声優一本に転向する。好き嫌いは別として、自分の仕事は声優の仕事ばかりだと自覚しており、声優と呼ばれても構わないと話していた。
レベルの低い声優と共に吹き替えをすると調子をはずされ落とされてしまうので嫌だと感じているという。「アテレコは仕事の場であり勉強の場ではないことを心得てもらいたい」と若い声優や俳優に願っていた。
「口先だけの演技でなく、相手の動きに合わせて声にのせて感情を出す、という難しいもの。ハートのある芝居を望みます」と声優志望の人たちに一言言ったこともある。
私生活を奪われることを嫌い、仕事と主婦業の分量を半々に保っている。
エリザベス・テイラーやグレース・ケリー、ヴィヴィアン・リーやスザンヌ・プレシェットなどの古い女優の吹き替えをよく行っている。また、ジュリー・アンドリュースの吹き替えも多く、「サウンド・オブ・ミュージック」ではTV版で2バージョン、ソフト版で1バージョンの計3バージョンでジュリーの吹き替えをした。50~80年代の洋画番組の日本語吹き替えに貢献した声優の一人。
エリザベス・テイラーに関してはファンになるほど好きではないが、女盛りの中年期の吹き替えは自分に出来るのか不安だという。また彼女を悪声だけど美人と言い、原語に似せないように心掛けているという。「いそしぎ」の演技がうまくて大女優だなあと感心させられたそうだ。
リズの癖に喋る前に息を吸うことを挙げた。
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最終更新:2025/04/09(水) 19:00
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