民族浄化単語

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々はセルビア人の3分の1を殺し3分の1を追放し3分の1を宗させてクロアチア人にする

クロアチア独立国教育相ミレ・ブダク

民族浄化(Ethnic Cleansingとは、ある民族を消すことである。

概要

二種類以上の民族の住んでいる地域にいてある特定民族を追放、虐殺、同化などによってその地域から消すこと。その地域を単一民族化すること。

もとはユーゴスラビア紛争にいて起きた虐殺行為その他に使われたことで世界中に広まった。現在ではユーゴスラビア以外でも特定民族絶滅・消滅させようとする行為全般に使われる。

語源

もともと「етничко чишћење / etničko čišćenje(エトニチュコ・シスチェーニェ・民族浄化)」とはバルカン半島第二次世界大戦時にナチスの傀儡政権であるクロアチア独立国が行ったセルビア人に対する迫のことをす。この時は世界がほかの地域に向けられていたことに加え、戦後チトーによる多民族社会が実現したため、バルカン半島内部の話で収まり、世界に広く知られることはなかった。

記事冒頭のミレ・ブダクの発言からも分かるように迫の対となったセルビア人を内から全に消すことを的としたこの残酷な行為は、戦後チトー政権が多民族間の争いを禁じてからも民の底にくすぶり続ける。中でも人口では有利であるが法律上何かと制限を受けることの多かったセルビア人は「今でも自分たちは民族浄化を受けている」と不満を募らせ、90年代ユーゴスラビア紛争につながっていく。

1991年ユーゴスラビア紛争から始まる内戦の時期、1992年ボスニア紛争の際にセルビア人による虐殺行為 [1] を非難する的でこのおよそ50年前の「民族浄化」というフレーズが発掘された。「民族浄化」というローカルな言葉はプロパガンダの一部として「ethnic cleansing(エスニック・クレンジング)」と英訳されて電波に乗り、世界に広まることになる。

また、この言葉が一般に認知された以降は、この言葉の成立以前に起きた虐殺や同化政策などのできごとについても「民族浄化」として認識・認定されるようになってきている。

浄化の方法

「清める」「洗浄する」「きれいにする」という意味の「クレンジング」(Cleansing)が使われているが、実態は上記の通り、きれいにしているわけでも何でもなく、特定民族特定国家などを文字通り跡形もなく「きれいに地上から消滅させよう」という行動であり、明確な人権である。

以下は"浄化"に際して行われるな方法である。

殺害

男性女性子供・老人などに一切関係なく、相手民族を殺戮することによって地上から消す行為。ある意味では最も単純な方法。相手側の数を単純に減らすことによって絶滅や衰退に繋げさせる。

ただし、後述の「強姦」と併用するため女性だけを残して男性子供など再の芽になりうる存在を消す、あるいは後述の「教育」と併用するため以前の大人世代を殺して子供だけを残し"再教育"するという、条件を限定した殺もありうる。

追放

別の場所に強制的に移住させたりすることで相手民族文化社会を消す方法。相手の文化歴史の土台である定住の地に相手を残らせないことによって、相手の地理環境を変えて再困難にする、ゼロから作らせて現地での生活で手一杯にさせることで帰還を諦めさせるといったことが可性としてあげられる(文化歴史がある民族を山岳地域に送るなど)。

加えて、相手がいなくなれば入植したり整地して、自分たちのものを建てさせ跡を上書きしたり自分たちの文化をあらゆる隙間に流入させたりできる余地が増え、少なくとも、相手の文化を薄めさせることが可となる。

なお、一度に大量に移住させてしまうと送られた現地で相手民族が新たに文化を復させようとする可性があるため、小規模な集まりに分散させたり開発が困難地に飛ばすことで、民族の復の芽を摘む対策などもある。

教育

相手ので教えてきたことを白紙化させ自分たちの意識を取り込ませることで精を浄化する方法。相手を否定し続け自分たちの正当性や優位性を教えつづける(相手の誇りを奪い卑屈にさせる)、相手の歴史文化明するものを破壊し、自分たちの跡だけを作り続けることによって相手の考えが入り込むことを阻止するといった事が行われる。

教育として扱いやすいのはまだ判断が低い子どもたちであり、集めて集団的に教育させ数世代に渡って繰り返すことにより、同化させる下地が作りやすくなり、たとえそれらが失敗したとしても、少なくとも自分たち寄りの人間を相手の側に大量生産するという的は達成できる。

この体制を構築するには、非常に大量の時間や資・資を必要とするうえに世代を経て行う必要があるため、多大な労が必要になるが、一度パターンに入ってしまえば相手側もこの洗脳を解くのにまた数世代を要するため、相手側に復の労を費やさせる面では有効となる。

改宗

教育だけでなく、宗教も自分たちの側に変えることで文化や精までも替えさせる方法。民族の精規範となるものを変えることでそれに紐づく文化も根底から変えるために行われる。

なお、相手宗教像や経典、具なども破壊して自分たちの宗教具を売りつけたりすることで(あるいはその支払いの代わりに人身売買や土地の所有権、開発資の獲得といったものを行えるようにすることで)、経済的利益もセットになることがある。大航海時代が始まって以降、カトリックを始めとする欧州宗教世界各地でやっていたとされる。

強姦

自分たちの人種子供を相手民族女性たちに産ませることで相手の人種を段階的に消し去る方法。相手の女性たちを自に連行あるいは現地において強姦・性関係の強要を行うことで相手の遺伝子が残される余地をなくすというもの。

「殺」や「追放」なども併用して相手側の男性たちの存在を排除することでもそのスピードまる。中国ウイグルなどでは夫を逮捕させ収容したあとで民族の男を強制的に同居させるなどの政策も行っているという。

相手の血を薄めるために産ませてその世代以降も同様にしていく必要があるため、「教育」と同じように時間がかかることになる。また民族そのものの絶滅(殺)を的としている場合、殺す前の性処理にしか扱われない場合も有るため、相手民族女性生存できる可性が保されているわけではない(民族男女って最終的に虐殺される場合もある)。

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関連項目

脚注

  1. *実際にはボスニア紛争における同種の行為はセルビア人勢だけでなくボシュニャク人勢クロアチア人勢によっても行われていた。
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