水橋パルスィとは、ZUN(上海アリス幻樂団)制作の弾幕STG「東方Project」作品に登場するキャラクター。
英名は「Mizuhashi Parsee」。二つ名は「地殻の下の嫉妬心」(地霊殿)、「緑色の目をした怪物」(DS)。
幻想郷の地下深くに広がる地底世界(旧地獄)を住居とし、地上と地下を結ぶ縦穴を見守っている橋姫という妖怪。
楽しそうに(?)地底へ向かう霊夢や魔理沙に、妬ましさからちょっかいをかけてくる。
東方キャラとしては珍しく帽子やリボンの類が無い。その代わりエルフ耳である。金髪エルフ耳である。
「パルシィ」という誤記が非常によく見られる……原作者以外の誰かが間違えたのね……きっとZUNさん以外の誰かが……
最近は知名度が上がったから誰も間違えない……って、いや全くないかと言うと…………
名前を間違えられないキャラが妬ましい……。ぱるぱる。
非常に嫉妬深い性格である。
直接話している時は意外に明るく普通に感じるが、心の中では嫉妬が渦巻いているらしい。
彼女の嫉妬は理不尽であり、自分より幸福な者には勿論、自分より不幸な相手に対してさえも嫉妬するほどである。
(※例えば、不幸でありながら嫉妬しない寛容さに嫉妬する。むろん嫉妬していればそのまま糧にする)
しかし彼女自身が不幸なわけではないらしい。旧地獄には友達も多いようだ。
また、丑の刻参りは嫉妬心を集めるために彼女が開発したものだという。
実は丑の刻参り自体には殆ど呪術効果が無く、むしろ行う人間の方が嫉妬に駆られて大きな負担を負う(東方では)。
にも関わらずこれだけメジャーな呪術として成り立っているのは、この呪術を施行する人間の嫉妬心を増幅し、彼女が自身の糧にするため。
まさに、彼女の存在そのものが嫉妬永久機関と言えるだろう。
嫉妬が嫉妬を呼ぶことで、他人の嫉妬心を煽ることができる。
人間関係を容易く破壊できるという意味では恐ろしい能力である。地底に封印されているのもそのせいかもしれない。
彼女は人間の嫉妬心を糧とし力とする妖怪であるが、単に嫉妬心を糧にしていると言うより、彼女自身が嫉妬心そのもので構成されていると言っても過言では無いらしい。
故に嫉妬している人間が居る以上、彼女の力は無尽蔵である。………元気玉(ボソッ
また、嫉妬心を操る以外にも分身したり、怪物(グリーンアイドモンスター)を使役したりも出来る芸達者である。
地霊殿では、誘導必須だったり、撃ち込む方向を間違えると大変なことになるなど2面にしてはトリッキーなスペルカードが多く、慣れるまではかなり手強い相手になる。霊撃を使い切っていたりして火力が足りないと、逃げ回っているうちに時間切れを起こしがちなので気を付けたい(時間切れだと残機のかけらが得られないので)。
橋姫とは橋を守る女神のこと。特に橋姫神社に祀られている「宇治の橋姫」が有名。
“橋姫” の単語記事が詳しく書かれているのでぜひ御一読ください。
ちなみにパルスィとはペルシャ人(現在はイラン人と呼ばれる人々)のこと。
ゾロアスター教徒である彼らはイスラム教徒に迫害されてインドに逃れたのだが、現地の人間に彼らはペルシャ人と呼ばれ、ゾロアスター教徒の共同体はパールスィーと呼ばれた。
ペルシャでは“邪視(妬みや恨みの目)”から病気や不幸がもたらされると言い伝えられており、邪視から身を守るブルーの目のお守りなんてのも存在する。
元ネタの通り、彼女のスペルカードには全て嫉妬という感情が絡んでいる。
とにかく何に対しても「妬ましい妬ましい」と嫉妬しまくる。
が、本来の能力である「他人の嫉妬心を煽る」という描写は多くない。
単に「妬ましい」と言いたいだけとか言われることも。
なお「ぱるぱる」が口癖になっていることがあるが本編では一言も発していない。
ツンデレ・ヤンデレ属性を付加されることが多い。
「ぱるぱる」が嫉妬を意味するスラングとして普及してしまったせいもあってか、単にネタキャラとして扱われることも多い。今日もどこかでスレを監視している。
ただ、はっきりと負の感情を全面にもっている彼女だが二次創作での立ち位置は常識人であることも多い。それの理由として。
以上のことから嫉妬に狂うキャラとしての本来のキャラでは二次創作から表現しづらく、結果として他人との距離をとりたがる常識人のお姉さん枠として描かれることになる。理不尽な事で嫉妬するといわれるが裏を返せばそうでもしないと自分のアイデンティティの嫉妬ができないということである。
他キャラとの絡みでは、3ボスである星熊勇儀とのカップリング(勇パル)が特に人気である。
公式においては風神録でのにと雛と同様、2ボス3ボスと近隣に位置するという以上の接点は存在しない。
しかしカップリング的観点に立つと、豪放磊落で包容力のある姉御肌タイプとして描かれることが多い勇儀と、
「嫉妬深い」すなわち「やきもち焼き」、転じて「孤独」「寂しがり屋」という強力なヒロイン属性を持つパルスィの相性は計ったように抜群と言わざるを得ない[要出典]。
ツンツンしつつも本心は構ってほしいパルスィと、それを知りつつ笑って受け止める勇儀という構図が基本。→勇パルは俺のジェラシー
地底妖怪繋がりだと1ボスの黒谷ヤマメとの絡みも多く、暴走しがちなヤマメに対するツッコミ役として扱われるパターンが増えてきている。
4ボスで地底の大物である古明地さとりに嫉妬に渦巻く心を丸裸にされて恥ずかしがるシチュ等もあるようだ。
基本的に受けが多い。
他には能力とか性格が厄かったり、互いに孤独属性持ちだったりする関係か、鍵山雛とのカップリングも見られる。
カップリングの登場はダブルスポイラー以前だが、ダブルスポイラーでは実際にLEVEL2被写体として共演した。
いずれにしてもパルスィに必要なのは、嫉妬深い自分を肯定し受け入れてくれる存在なのかもしれない[要出典]。→雛パルは不幸中の幸い
また、恨符「丑の刻参り」はどう見ても立ちションです本当に(ry
また、記念日関連としては『4月10日はパルスィの日』とされたりしている(しっとの日とのこと)ようだが、ニコニコ内ではあまり普及はしていないようである(当社比)。
またステマか
なお、12/25と2/14は彼女へのお礼参りとも言える日でもある。
なぜかは知らないが、この日だけ彼女絡みのイラスト・動画が急増する。なぜかは知らないが。
二次創作において、パルスィが宇治の橋姫と同一視されることがしばしばある。しかし、公式で現時点明らかにされている部分を根拠にするのであればかなり恣意的な解釈であり、あくまでも二次設定のひとつである点には留意したい。
橋姫自体は古くから各地に祀られており、一般的に嫉妬深いとされている。そのため、橋姫であることと嫉妬深い事とをもって、ただちに宇治の橋姫と繋げることはできない。そして実のところ、公式上における宇治の橋姫とパルスィとの明確なつながりは、スペカ中の恨符の由来である「丑の刻参り」のそのまた由来、という以上のものはない。
たとえば輝夜、てゐ、守矢の二柱らのように、同一視されるべき特定の元ネタを持つキャラ達(異論あろうが)の場合、設定や、最低でもスペルカードにはその元ネタが全面的に反映されている。これに対して、パルスィの設定やスペカの元ネタは洋の東西すら飛び越えて多様であり、その点でも宇治の橋姫との同一視説は弱い。
さらに、2012年4月に発売された東方求聞口授において、彼女の詳細な設定(あくまで編集者稗田阿求の視点で書かれた設定)が公開されたが、そこではパルスィに関して「妖怪の主体が人間の性格である」「嫉妬心そのものと言っても過言でない」とはっきり書かれている。
嫉妬している人間が居る限り力は無尽蔵であるなど、嫉妬そのものの権化、といったトーンで記述は貫かれており、元人間である事を匂わせる箇所はない。
そして、一般には宇治の橋姫が由来とされる「丑の刻参り」についての記述があるが、その内容は宇治の橋姫の伝承とは全く異なり、パルスィが嫉妬心を集め力とするための手段として開発したものとされている。
あえて宇治の橋姫伝説と求聞口授の記述との辻褄を合わせるとすれば、パルスィが開発した丑の刻参りの最初の利用者(犠牲者)が宇治の橋姫という事になるであろうか。
(強調するが、あくまで阿求の主観や意図を通した記述である)
枚数が増えたので、水橋パルスィのお絵カキコに分離しました。トップ絵にならないなんて妬ましいわ。
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最終更新:2025/02/14(金) 02:00
最終更新:2025/02/14(金) 01:00
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