水田わさびとは (ミズタワサビとは) [単語記事]

水田わさびとは、日本の女性声優である。4代目ドラえもんの中の人として有名。

概要

1974年 8月4日生まれ。三重県出身。

ぷろだくしょんバオバブや賢プロダクションを経て、青二プロダクションに所属している。

緒方賢一の劇団に所属していたところを、前ジャイアン役のたてかべ和也にスカウトされて声優の道へ。2005年 4月から大山のぶ代に代わって『ドラえもん』のドラえもん役を務めている。2015年でドラえもん役を始めて10年が経つが、演じた当初から「クビになるのでは」と気が気でなかった。それでもイベントや手紙などで子供たちの声に触れ、小原乃梨子ら先代キャストの激励を受けて勇気付けられていたという。

ドラえもん以前に主演級の出演作が無く、ドラえもん以降にもやっぱり無い。脇役としては色々な作品に出演している。ニコニコでおなじみの作品では『武装錬金』のエンゼル御前など。

1979年から26年間演じ続けていたこともあって、ドラえもん＝大山のぶ代のイメージは多くの視聴者に無意識レベルまで刷り込まれており、交替から１０年以上経った今でも懐古厨には何かと言われがち。

ちなみに2代目と言われることが多いが、実際はテレビ朝日版の2代目であって通算では4代目だったりする。

エピソード

実は二児の母でもある人妻。ブログ上では夫をわさ夫さん、長女を子わさ、次女をわさ子と呼んでいる。
- その次女はドラえもんを演じるようになってから3年後に生まれている。しかも、次女を出産してから当時のレギュラーだった「Yes!プリキュア5GoGo!」にて現場復帰を果たすまでわずか28日。
- 次女出産時の事。陣痛がひどく、点滴がなくなったのでナースコールをしたまではいいが、無意識に声と口調がドラえもんになってしまったためナースステーションにいた看護師が腹筋崩壊。その状態のまま、一人の看護師が水田の許にやってきて、「なんか、水田さんが言ってるとドラえもんに呼ばれてるみたい」と言われてしまった。
芸名は当時、在籍していた劇団すごろくの座長だった緒方賢一が命名。本名が読みにくいことと、実家の庭に自生していた山葵が由来。
上述の通り、声優としてスカウトしたのはたてかべだが、彼が観劇していた時に演じていたのは馬だった。
広島東洋カープの大ファン。「週刊ベースボール」2007年 4月2日号掲載の「こだわり野球熱伝」でも熱弁していたほど。そんな彼女が小学生のころ、理想の男性像としていたのは大野豊であった。
収録現場では小学館の偉い人やコロコロコミック担当というカープファンの同志がいて勇気付けられた。
あまりにカープが好きすぎて連敗が続くと吐き気をもよおしたり、逆にテンションがおかしくなったりする。
デビュー当初は年齢を非公開にしていたが、ドラえもん役に決まったら各種報道で年齢をバラされた。