氷結界の龍グングニールとは (ヒョウケッカイノリュウグングニールとは) [単語記事]

氷結界の龍グングニールとは、デュエルターミナル内で収録された氷結界シリーズのシンクロモンスターである。

カードテキスト

種類	シンクロ・効果モンスター
基本情報	星7/水属性/ドラゴン族/攻2500/守1700
素材	チューナ＋チューナ以外の水属性モンスター1体以上
効果	1ターンに1度、手札を2枚まで墓地へ捨て、捨てた数だけフィールド上のカードを選択して発動できる。選択したカードを破壊する。

デュエルターミナル「混沌の覇者」で初登場した水属性・ドラゴン族のシンクロモンスターにして、ふつくしさに定評のある『氷結界の龍』の一体。
条件を問わずに相手フィールドのカードを2枚破壊することができるので効果の汎用性が高い。
ただし、1ターンに1度しか発動できないため、相手カードを一掃した後直接攻撃後に《冥府の使者ゴーズ》を出されると対応ができないのは少々難点ではあるが・・・

シンクロモンスターとしては強力な部類に入るものの、他の『氷結界の龍』があまりにも強力かつ有名すぎたためやや影が薄い。遊戯王5D's第5期OP「明日への道～Going my way!!～」の冒頭シーンでは、「氷結界の龍」の中で唯一登場しなかった(一時は「氷結界の龍」唯一の無制限カードでもあった)。
しかし、ドラゴン族故の恩恵を受けやすいのと同じ水属性を素体とする《E・HERO アブゾルートZero》とはシナジーがあるため、使いようによっては主力カードとして期待できる。融合召喚を行う上で欠かせないサポートである《沼地の魔神王》を《デブリ・ドラゴン》で蘇生させてそのままシンクロ召喚できるため、【E・HERO】等で採用されていたこともあった。

デュエルターミナル「混沌の覇者」が絶版となったために(日本語版は)一時入手困難だったものの、2011年にゴールドシリーズ 2011に再録された(ちなみに氷結界の龍トリシューラも同時に再録されている)。しかし、普通のノーマルで再録されたために価格が暴落した。氷結界の龍グングニールソス・・・

ゼアルになって以降は、新たに登場した水属性カテゴリー(海皇や水精鱗)との相性が良く、また同じく相性の良かったブリューナクが長期間禁止カードとなったこともあり、名実ともに強力なカードとしての地位を確立させていた…頃もあった。

しかし、禁止・制限解除に伴いエラッタされた氷結界とは異なりで未だ当初のカードテキストのままOCGされた事で(相対的に)強化されたといえよう。