永田町とは (ナガタチョウとは) [単語記事]

「永田町」とは、東京都千代田区の地名である。
政治の中枢機能が集中している場所であることから、国政そのものや政治家の代名詞としても使われる。
日本全国に同名の地名があるが、それについては後述する。

概要

皇居の南西、東京23区の中心に位置する。
「霞が関」と並び、日本の国家中枢機能が集中する地域であり、以下の主な施設が存在する。

皇居周辺は桜の名所としても知られ、永田町もそのひとつである。

地名の由来は、江戸時代初期に永田姓の屋敷がたくさんあり、「永田馬場」と呼ばれていたからだと言われている。
また、「永田町」は、第二次大戦中までは旧陸軍参謀本部の別称でもあった。

余談ではあるが、国会議事堂の見学は当日予約無しでも受け付けてくれる。
無料のため、連日観光客で賑わっている。
但し、本会議が行われている時間帯や日によっては見学できないこともあるので注意。

テレビなどでよく見かけるように、国会議事堂の前には警備員が立っているが、彼らは「衛視」と呼ばれる内部警察権を持った特殊な国会職員である。
隣接する霞ヶ関の警察庁・警視庁の警備部と協力して、日夜、日本中枢の警備に当たっている。

「永田町」という地名は東京都以外にも日本全国にあるため、以下に列挙する。