永遠という名の媚薬とは (エイエントイウナノビヤクとは) [単語記事]

永遠という名の媚薬とは、pop'n music 8に収録された楽曲である。

概要

ジャンル	ピラミッド
アーティスト	THE NEXT FILE
BPM	70-130(70-270)
担当キャラ	パピルス
難易度	EASY	NORMAL	HYPER	EX
難易度	-	20	32	47

pop'n 8のロケテストにて公開された楽曲の一つ。本稼働後はデフォルト楽曲としてプレーが可能。

アーティストの「The NEXT FILE」はkiddyこときだしゅんすけとSIMONこと杉本清隆氏によるユニット。両名は前作の7に収録された「キョウゲキ/加油!元気猿」に続く合作となる。

ジャンル名は「ピラミッド」。同コンビの前作にあたる「キョウゲキ」は中国の伝統芸能である京劇をモチーフにした楽曲だったが、それに続くワールドミュージックとして登場した本曲は、ジャンル名から連想させられるように、怪しげなエジプト文明の遺跡の中を探検している様なイメージの楽曲として作られているようだ。

譜面について

現行作(peace)における本曲のBPM表記は70-130だが、本曲の初出となる8の頃は270?と表記されていたため、本来表記されているBPMとは異なる数値のソフランが発生するという、いわゆる「嘘フラン」と称されるギミックが本曲の譜面に仕込まれている。

HYPER 譜面は適正プレイヤーからは高速地帯が取り沙汰されやすいが、それ以外のオブジェ配置も非常に取り辛い物が見られる。そのため、クリア難易度はともかくフルコンボやパーフェクトの難易度はレベルの割には非常に高い。

問題は、初出作8では没になっていたが、次回作の9のイベント「戦え!ギャンブラーZ」の際に封印が解除された経緯のあるEX 譜面である。

本曲のEX 譜面における高速地帯は見切りやすく、むしろ覚えてしまえばゲージ回復地帯になることから、あまり問題視されていない。しかし、それ以外の部分については癖配置の連続になっていて、楽曲が始まっての低速地帯では「左白から右黄までポップ君がズラっと並んでいる」という形の一見全押しにしか見えない超絶ズレ配置をはじめとして非常に密度の濃いオブジェ配置の連続でプレイヤーのゲージを削り取ってくる。高速地帯を抜けてからも全体的に取り辛いオブジェ配置が連続し、楽曲の〆では非常にズレた形の往復大階段によるラス殺しが存在しているため楽曲の最後まで気が抜けない。

このことから、本曲のEXはHELL 8コースの楽曲群と引けを取らないような難易度の譜面ということがうかがえる。それどころか、クリアの難易度自体もレベル47の中でも非常に高い上、極端な癖配置も相まって、同レベルの中でも非常に個人差が現れやすいともっぱらの評判である。

ちなみに本曲のEX 譜面のレベルは現在こそ47で定着しているものの、初出時におけるレベルは旧40(現46)と、ありえない位の詐称曲であった。

現在の環境におけるEX 譜面はラピストリアでサドプラが実装されたことによって低速地帯が見切りやすくなったと評判だが、それでも本曲は高速後の配置が癖が非常に強いということもあり、根本的な難易度の低下には繋がっていない。

永遠という名の媚薬～Pyramid Power・Death Match ver.～

ジャンル	ピラミッドREMIX
アーティスト	THE NEXT FILE remixed Dp.Honda
BPM	70-255
担当キャラ	MZD
難易度	5ボタン	NORMAL	HYPER	EX
難易度	9	13	28	46

20 fantasiaで開催されたイベント「それゆけ!ポップンクエスト」で登場したリミックスバージョン。赤クエストの「古代文字のナゾ」を達成することで解禁できた。現行作のpeaceでは無条件解禁済み。

メタルギアソリッドシリーズの楽曲でお馴染みの本田先生こと本田晃弘氏がリミックスした本曲は、怪しげな遺跡を探索するイメージの原曲から打って変わって、トレンディーにして近代的な楽曲としての登場になった。

公式用語として登場したソフランが存在する楽曲コメントにもあるとおり、本曲の譜面はBPMが70から255まで変動するソフランがピックアップされており、楽曲の所々で起こるBPMの変化が特徴的。中でも楽曲終盤のBPM 255地帯は「大岩に追いかけられるような」(shio 忍談)某映画のシーンを彷彿とさせる疾走感があると評判とのこと。