江草仁貴とは (エグサヒロタカとは) [単語記事]

江草仁貴（えぐさひろたか、1980年 9月3日-）とは、広島県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

大阪電気通信大学コーチ
江草仁貴
基本情報
国籍	日本
出身地	広島県福山市
生年月日	1980年 9月3日
身長体重	178 cm 84kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2002年自由獲得枠
引退	2017年
経歴
選手歴盈進高等学校専修大学阪神タイガース(2003年-2011年) 埼玉西武ライオンズ(2011年) 広島東洋カープ(2012年-2017年)
プロ野球選手テンプレート

2003年の9月21日の読売ジャイアンツ戦で一軍デビューした。1年目はこの1試合のみだった。

2006年は先発に転向したが、結果を残せなかった上に久保田智之の離脱により、中継ぎに戻っている。

2010年は不調から二軍落ちも経験したが、一軍復帰後はまた左腕の一角を担った。

2011年 5月24日、埼玉西武ライオンズの黒瀬春樹との交換トレードが発表されたが、12試合の登板に留まった。

2012年 3月10日には、嶋重宣との交換トレードで広島東洋カープに移籍。背番号は29に決まった。8月13日に女子バレー日本代表のセッターである竹下佳江と結婚していたことが報道で判明した。後に3月24日に入籍していたことを公表。
中継ぎ左腕として期待されるも、安定感に欠き、一軍と二軍を行き来することが多かった。6・7月には登板がなかったが、チームの中継ぎとしては7番目に多い26試合に登板した。

2017年に現役を引退した。

140km/h後半の直球とフォークやスライダーを駆使した投球スタイルで、奪三振率の高さが特徴（2009年終了時、投球回数368回、奪三振数378で奪三振率は9.24）。一時期は先発として登板していた事もあるが、もっぱらロングリリーフも出来る左の中継ぎという位置づけだった。

阪神では中継ぎで最も信頼の置かれる勝ちパターンの8回9回は他の投手に譲っていた。それは藤川球児・久保田智之・ウィリアムス・アッチソンなど他に頼れる中継ぎがいた事ももちろんだが、四球や暴投が多いなど細かいコントロールに欠けることも一因だった。