沖縄県民投票 単語

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オキナワケンミントウヒョウ

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沖縄県民投票の記事では、沖縄県内で実施された住民投票について扱う。

2019年辺野古新基地建設埋立を問う住民投票

根拠となる条例の正式名称は、「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例」[1]

的は、「普天間飛行場の代替施設として名護市辺野古に計画している米軍基地施設の埋立てに対し、県民の意思を的確に反映させること」(同条例第1条)。

賛成の投票の数又は反対の投票の数のいずれか多い数が投票資格者の4分の1に達したときは、知事はその結果を尊重しなければならない。またその場合、知事は、内閣総理大臣及びアメリカ合衆国大統領に対し、速やかに県民投票の結果を通知する(同条例第10条2項、3項)。

県民投票の意義

「『辺野古』県民投票の会」の副代表・安里長従によれば、1996年の県民投票で問われた「日地位協定の見直しと県内の米軍基地の整理縮小」や2016年福岡高裁那覇支部が解釈する「普天間飛行場その他の基地負担軽減をめる民意」との違いを明確化させ、「辺野古新基地建設の埋立て」に対しての民意を問うためである。

また投票結果は、法的拘束はないものの、沖縄県の事情変更や県民の意思を示すものであり、沖縄県知事が辺野古新基地建設のために埋立てを承認したことを撤回する根拠となり、日本国憲法第95条がめる住民投票と同じ状態になるとしている[2]

成蹊大学法科大学院教授武田真一郎は、辺野古新基地建設のための埋立承認の根拠となっている、面埋立法4条1項にある「土利用上適正かつ合理的であること」という規定を挙げ、県民の反対が明確化されれば、この条文に反することになるとしている[3]

投票条例制定前まで

2015年、前年辺野古新基地建設に反対して当選した翁長雄志県知事の下で、辺野古新基地建設の信を問う県民投票の気運が高まる[4]

2017年1月28日に行われたシンポジウム「沖縄はどうすべきか」(催・沖縄対外問題研究会)では、基地建設阻止の手法として、埋立承認の留意事項にが違反した場合それを事由として「撤回」をすること、近年世論調査等で6~8割かそれ以上の県民が辺野古新基地に反対しているという「民意の高止まり」があることを受け、「白黒はっきりさせる」ための県民投票を「天王山」として行うことが意見として出された[5]?。
同年4月6日沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する政党経済会有志、市民団体らでつくる「オール沖縄会議」内で、新基地建設の是非を問う県民投票の実施に向けた具体的な検討を進めていることが分かる[6]

8月25日翁長雄志県知事は記者会見で、名護市辺野古の新基地建設を巡り、県民投票めて建設反対の民意を示した上で、埋め立て承認を撤回すべきだという意見に「県民が必要性を考えながらやるか、やらないか。県民主体で実施する意義は大きい」と述べ、住民署名による直接請での県民投票に理解を示した[7]

12月23日沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、県議会与党が新基地の賛否を問う県民投票2018年11月に想定される沖縄県知事選と同日に実施する案を検討していることが分かる[8]

2018年3月16日沖縄県の謝喜一郎知事室長と県議会与党の全議員が、県議会名護市辺野古の新基地建設問題を巡る県民投票について意見を交わす。同席していたグループ呉屋会長は、「知事は県民の総意をまとめて撤回してほしい。県民投票最強の手段だ」と[9]

4月3日沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に向けて、県内や県出身の大学生経済関係者らでつくる「辺野古県民投票を考える会」が、内に県選挙管理委員会に届け出て、署名活動を始める準備を進めていることが分かる。グループ呉屋会長も賛同し、資面を含めた支援を検討[10]
5月1日辺野古新基地建設に伴う埋め立て工事の賛否を問う県民投票の実施をしている「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表が、住民投票実施請書を提出。翌2日、県庁前で記者会見を行ない、「県民投票は、賛成の人も反対の人も思いを形にできる民主主義の下にある。自分の考えを議論し県民で考えて決めよう」とする。「話そう、基地のこと。決めよう、沖縄未来。」をテーマに掲げる[11]

5月20日、与党・社会民主党県連が、署名活動に協することを表明[12]

5月23日、「『辺野古』県民投票の会」は、署名集めを開始[13]

5月26日沖縄社会大衆党は、「『辺野古』県民投票の会」に協することを決定。大城委員長は、「辺野古新基地建設を止めるために、県民が一つになってあらゆる手段を講じなければならない。県民投票の成功は知事の承認撤回を後押しし、その意義は大きい」とった[14]

5月31日、これまで「市民運動として尊重し、協は党員の自判断」とする立場だった日本共産党沖縄県委員会・県議団は、県議会内で記者会見を開き、米軍新基地建設(同県名護市辺野古)のための埋め立ての賛否を問う「県民投票条例制定署名運動」に、協することを表明した[15] 。これにより、県政与党3党が一致することとなった[16]

7月17日、「『辺野古』県民投票の会」は、沖縄県庁で記者会見を開き、県民投票実施に必要な署名が3万3722筆に達したと発表した(必要な署名数は、県内有権者数の50分の1にあたる約2万3,000筆)[17]

7月27日翁長雄志県知事は、沖縄防衛局の工事が環境保全に配慮していないことや軟弱地盤などの問題が判明したとし、前知事の埋め立て承認について「面埋立法の効を存続させるのは益に適合しない」として撤回する意志を表明[18]

7月30日、「『辺野古』県民投票の会」は、県庁で記者会見を開き、直接請を行うために集めた署名が約10万979筆に上り、41市町村全てで有権者の2%えたと発表。[19]

8月8日翁長雄志県知事が死去[20]

8月31日沖縄県米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、仲井真弘多前知事による埋め立て承認を撤回した。撤回で埋め立ての法的根拠が失われ、工事は中断した[21]

9月5日、「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)が、謝喜一郎副知事に県民投票の条例制定を請した。有効署名数は9万2,848筆(必要署名数は約2万3,000筆)。[22]

9月20日、知事職務代理者の富盛武副知事は、住民から条例制定を直接請された「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票条例案」と、県民投票の必要経費5億5,139万円を計上した補正予算案を、県議会臨時会に提案した。予算案は総務企画委員会、条例案は米軍基地関係特別委員会に付託され、県知事選後に参考人招致や質疑を行い、10月10日に両委員会で採決を行う審議日程を確認した[23]

9月30日に投開票した、沖縄県知事選挙で、所属新人の玉城デニー衆議院議員が、同知事選過去最多の39万6632票を獲得し当選した[24]

10月10日米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票条例案と関連予算案を審議している県議会で、米軍基地関係特別委員会と総務企画委員会が開かれる。質疑の中で、県は投開票など市町村が担う事務委託について41市町村のうち35市町村が同意し、県議会議論を見守りたいなどの理由でうるま市浦添市宜野湾市豊見城市、糸満石垣市の6が回答を保留していることを明らかにした[25]

10月12日玉城デニー知事は12日午後、首相官邸で安倍晋三首相菅義偉官房長官と就任後初めて会談した。玉城知事は会談の冒頭、知事選を通じて「辺野古新基地建設は認められないという民意がめて示された」と基地建設に反対する立場を伝え、「安全保障の負担は全で担うという問題であり、民主主義の問題であるという認識のもと、早急話し合いの場を設けていただくことを期待したい」「米軍普天間飛行場の5年以内の返還は辺野古移設とは関わりなく実現すべきだ」とし、普天間飛行場の負担軽減推進会議の開催や、 側との協議をめた[26]

10月16日沖縄県議会米軍基地関係特別委員会は、当初採決をこの日に予定していたが[27][28]、午前中に自民党公明党が、「賛成」「反対」の選択肢に「やむを得ない」「どちらとも言えない」を加えて4択にすることなどを盛り込んだ修正案を提出することを通知し、午後提出されたことにより、辺野古新基地の是非を巡る県民投票条例案の採決を見送った。[29]

同日、防衛省沖縄防衛局は、名護市辺野古の新基地建設に伴う沖縄県の埋め立て承認撤回を受け、石井啓一交通相に対して行政法に基づく審と、処分が出るまで撤回の効果を止める執行停止を申し立て[30]

10月17日石垣市議会平良秀之議長)は、9月定例会最終本会議で同条例に反対する意見書案を与党などの賛成多数で可決した。「一定の政治費を使用して訴える手段となっている」としている[31]

10月26日、県議会新里吉議長)は、10月定例会の最終本会議を開き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票条例案を巡り、県政与党が提出した選択肢を「賛・否」の2択とする修正案を社会民主党沖縄社会大衆党・結の会の12人、会おきなわの8人、日本共産党の6人、与党系所属議員1人による賛成多数で可決した。一方、野党自民党の14人と中立公明党の5人が提案した選択肢4択とする修正案は賛成少数で否決された[32]中立維新の会はいずれの修正案の採決の際に退席した。条例案可決により、6カ以内に県民投票が実施されることとなった[33]。同日、県民投票条例案の必要経費5億5139万円を含めた総額約28億9千万円の2018年度補正予算案を与党3会日本維新の会の2人の賛成多数で可決した[34]

採決に際して、野党からは「与党がかたくなすぎて、与野党で一緒にやっていこうと環境づくりをしていなかった」というが出る。与党県議の一人は自の不満に「一本化の協議を何度も呼び掛けたが向こうが応じなかった」と反論する[35] 。与党最大会社民・社大・結の照屋大河会長は賛成多数による可決だったことに「地方自治法による直接請だったので、野党にも賛成してほしかった。地域の人たちが意思表示ができる県民投票を実施してほしい」、会おきなわの平良昭一幹事長は、石垣市議会の動きなどを念頭に「県民の意思を示すのは大事で、協しないと地域住民の権利さえ奪ってしまう可性がある。当然協しないといけない」、共産党渡久地団長は「知事選などで民意を示してきたが、政府はいろんな民意があると無視してきた。県民投票で明確に賛否を示すのは意義がある。政府が反論できない民意を示していこう」、野党自民党照屋守之県議は「4択の方が民意は明確になる。『賛否』だけでは逆に県民の意思を強制的に集約させる。民主主義社会を否定することになり、投票を棄権する県民も増える懸念がある」、公明党県本の金城勉代表は「条例が決まった以上は県民の判断を尊重する。今後の推移を見守りたい。ただ民意を問うのであれば賛成、反対だけではやはり民意をすくい上げるには足りない」、維新の会の當間盛夫会長は「やるのであれば法判断が出る前にやるべきだった。ただ、やるとなった以上、県民の意思を示す部分があるということでは賛成だ」とそれぞれコメントした[36]

県内全市町村実施確約~投開票まで

10月27日琉球新報の取材に対して、投開票など市町村が担う事務委託について沖縄県の回答を保留している6のうち、浦添市豊見城市の2は協する方針であると分かった。浦添市松本哲治市長は「県知事選で民意は既に示されているにもかかわらず、5億円以上もの税金を費やして再確認をする必要性には甚だ疑問を感じているが決定したことには協する」、豊見城市の宜保市長は「2択以外の選択肢があった方がいいと考えていた」「としては条例を破り県民投票をしないということはできない」とコメントした[37]

10月30日石井啓一交通相は記者会見で、防衛省申し立てていた沖縄県の埋め立て承認撤回の執行停止を決めたと発表した。同日、沖縄防衛局に伝えた[38]

10月31日米軍普天間飛行場の辺野古移設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票条例が布された。同日、石垣市議6人が、県庁で県民投票を所管する多良間一辺野古新基地建設問題対策課長と面会し、議会で可決した県民投票に反対する意見書を手渡した。面会で平良秀之石垣市議長(公明党)は「8万票という大差で勝利した県知事選を終えたばかりで、一般財から5億5千万円を活用してめて民意を問うことに首をかしげる方が大勢いる」と疑問を呈したほか、選択肢が賛成か反対の二択であることに不満を述べた。これに対し多良間課長は「知事選とは別に埋め立ての賛否を明確にしたいと条例制定請がされ、直接民主制で民意を示す意義はある」と説明した[39]

11月1日辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票の実施に向け、県は県庁に県民投票推進課を設置した。玉城デニー知事は同日、配属された職員12人に辞を交付した。その上で「県民から直接請された県民投票は、間接民主制の欠陥を補する大変意義のあるものだ。県民はもとより、全的に注される県民投票を滞りなく実施するという重責を担うことになるが、誇りを持って頑っていただきたい」と訓示した。県民投票推進課は、投開票事務などを委託する市町村との調整や投票率向上に向けた広報活動を担う。同課の渡嘉敷課長は辞を受けた後、記者団に対し「県民投票を適正に執行できるように配属された職員、市町村の職員の皆さまとも連携しながらしっかりと事務を執り行いたい。なるべく多くの県民の方に投票していただけるような広報活動をしていきたい」と抱負を述べた[40]

11月5日沖縄県石垣市中山市長は、実施に必要な補正予算案が石垣市議会で否決された場合の対応について「予算がないものは執行できないので厳しいと思う」と述べた[41]

11月6日玉城デニー県知事は、首相官邸で菅義偉官房長官と会談した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題で、玉城氏が1カ間工事を止めた上での集中協議をめたのに対し、氏は工事は止めないが、協議には応じる意向を示した[42]

11月25日、条例制定を請した「『辺野古』県民投票の会」の呼び掛けに応じた自を除く県議会4会の代表者と、琉球大の学生らで、シンポジウムが開かれた[43]

11月26日Twitter上で、「今回の沖縄県民投票の怖いところは、県導ではなく、民間団体催で、さらに言えば、県民の選挙における個人情報が賛成反対投票問わず、全県民の情報民間団体に流出する可性が高いことなんだよね」という内容のデマが出る[44]

11月27日玉城デニー県知事は記者会見で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票について、投票日を2019年2月24日に決めたことを正式に発表した[45]

11月28日玉城デニー知事は、官邸で安倍晋三首相と会談し、軟弱地盤を巡る知事の許認可を理由に工事が遂できない可性などに言及し埋め立て工事の中止をめてめた。安倍首相は「かねてからの側と進めている計画だ」として工事を進める考えを示した。謝喜一郎副知事と杉田和博官房副長官の間で続けてきた1カ間の集中協議の締めくくりとして行われたトップ会談は物別れに終わった[46]

11月29日沖縄県は、埋め立て承認撤回の効復活させるため地方係争処理委員会に審を申し出た[47]

12月4日米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、同飛行場を抱える沖縄県宜野湾市議会上地安之議長、定数26)は、与党が提出した県民投票に反対する意見書を賛成15、反対10の賛成多数で可決した。野党が提出した県民投票に賛成する意見書は賛成10、反対15の賛成少数で否決した。「反対」の意見書は、与党会クラブ9人、クラブ3人、公明党3人が賛成し、野党の結・市民ネットワーク5人、共産党1人、社民党1人、中立の共生の会3人が反対した。意見書は県民投票について「普天間飛行場問題の原点である危険性の除去について全く明記がなく、騒音問題などで長年苦しんでいる宜野湾市民が置き去りにされる」と摘。「請趣旨などで普天間の固定化につながる最悪のシナリオに全く触れておらず、強い憤りを禁じ得ない」と懸念を示した。その上で、普天間飛行場負担軽減推進会議期再開や一日もい飛行場の閉鎖・返還などをめた。野党側が提出した「賛成」の意見書では「住民から選ばれた議員が、市民、県民の直接請に応えていくのは当然の務めだ」と反論した。「県民投票は一つの問題に対して県民の意志を問う最も有効な手段であり、県民の意志を示す絶好の機会だ」とした[48] 。当日、傍聴席では、住民投票に賛成反対双方の市民が押し寄せ、言い合いになる場面もあった[49]

12月7日、県民投票事務作業の実施を保留していた沖縄県糸満上原市長は6日、議会12月定例会に県民投票に関する補正予算案を追加提案することを決めた。上原市長は「県から『協する義務がある』と説明を受け、条例に基づいてやる義務があると判断した」と提案理由を説明した[50]

同日、うるま市議会幸地政和議長)の企画総務常任委員会は、県民投票実施のための事務費用として当局が提案した予算案を賛成少数で否決した[51]

12月8日米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事を、少なくとも県民投票がある来年2月24日まで止めてほしいと、トランプ大統領宛ての請願を募るインターネット署名が始まる。署名はホワイトハウスの請願サイト「We the People」で募る[52]

12月9日、「辺野古埋め立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票連絡会」が発足し、那覇市自治会館で開かれた結成総会で共同代表など役員や会則を承認した。結成総会では「辺野古新基地は絶対に造らせない。日政府に翻弄されることなく、沖縄のことは沖縄県民が決める。沖縄未来を切り開く歴史的な闘いに勇躍して立ち上がろう」とするアピールが示された。共同代表には稲嶺進前名護市長、呉屋守将グループ会長高良琉球大学法科大学院教授照屋義実照正組会長の4氏を選出[53]

12月12日宮古島議会佐久洋介議長)は、12月定例会で、与党側が提出した県民投票に反対する意見書を賛成17人、反対5人の賛成多数で可決した。意見書の宛先は県知事[54] 。同日、渡嘉敷議会玉城議長)は、定例会本会議で、県民投票条例に反対する意見書を賛成多数(賛成3、反対2、欠席1)で可決した。県民投票事務費約189万円を含む一般会計補正予算案も、賛成多数(同)で可決した[55]

12月13日米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、与那国町議会(前西原武三議長)は13日の12月定例会本会議で、与党が提案した県民投票事務に係る経費約255万円を除いた修正予算案を賛成多数で可決した。一方で、外間守吉町長は投票経費について「義務的経費」だとの認識を示し、予算案を今後、再議に付す考えを示した[56]

12月14日日本政府午前11時、護で囲った埋め立て区域に土を初めて投入した。土が投入されたのは、「N3」「N5」「K4」の護で囲われた域。名護市安和の琉球セメントの桟から搬出された土を積んだ台が14日午前9時、「K9」護に接ダントラックで陸揚げし次々と土を投入した[57]

12月18日宮古島下地市長は、県民投票実施のための予算を執行せず、県民投票を実施しない意向を明らかにした。同議会佐久洋介議長)は18日の最終本議会で、県民投票に関する補正予算を削除した修正案を賛成多数(賛成17人、反対5人)で可決。下地市長が再議に付したが、修正案が同様に可決された。下地市長は「議会の議決は、住民から選ばれた議員が判断したもので、大変重い」と述べ、議会の判断を尊重する意向を表明した[58]

12月19日武町議会嘉数議長)は、12月定例会最終本会議で、県民投票事務経費として当局が提案した補正予算案を、賛成6人、反対9人の賛成少数で否決した。一方、県民投票条例に反対する意見書については賛成9人、反対5人、退席1人の賛成多数で可決した。首長は原案執行権を行使して投票を実施することができる。仲間一町長は権限行使について「町民の権利を奪ってはならないという思いはある。一方で議会の判断も尊重しなければならない。慎重に判断したい」と述べるにとどめた[59]

同日、沖縄県は、県民投票を実施しない意向を市長が表明した宮古島や、県民投票を実施するための予算案が可決されていない計21市町村に対し「技術的助言」をした。技術的助言は、地方自治法第245条の4の規定に基づく手続きで、県民投票実施のための経費が議会で否決された場合でも首長が予算を計上して経費を支出することが適切だという内容になっている。技術的助言では、市町村投票事務を処理する義務を負うこと、県民投票の実施にかかる経費が議会で否決された場合は市町村長は再議に付すこと、再議に付しても否決された場合は首長が予算を計上して経費を支出することが適切だと摘した。県が技術的助言をしたのは、那覇市宜野湾市石垣市浦添市名護市、糸満沖縄市うるま市宮古島南城、東、今帰仁本部町武町、読谷村北谷町南風原町、是名与那国町の計21市町村[60]

12月20日名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票で、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市沖縄市うるま市の3議会投票事務経費を盛り込んだ補正予算案の採決が行われ、いずれも賛成少数で否決された。宜野湾市議会では再議でも否決され、松川正則市長市長権限で予算を執行するか「一両日中に決める」との考えを示した。一方、県の謝喜一郎副知事は、県民投票を実施しない考えを示した宮古島下地市長を訪ね、地方自治法に基づいて予算を計上し、適切に事務執行するよう勧告した[61]

12月21日名護市議会大城秀樹議長)は、定例会最終本会議で、県民投票事務経費を含む補正予算を賛成多数で可決した[62]

同日、浦添市議会忠明議長)は、最終本会議で、松本哲治市長が「義務的経費」に当たるとして再議書を提出した県民投票実施のための事務費を含む補正予算案を一転して出席議員による全会一致で可決した。浦添市では2月24日の県民投票が実施されることになった。県民投票実施に当たり、浦添市は1962万6千円を計上。14日の定例会で賛成11、反対12の賛成少数で否決されていた。21日の再議では、当初予算案の否決について与党会「かがやけてだこ会」8人が賛成、野党の「仁の会」7人、共産3人、日本維新の会1人の計11人が反対し、賛成少数で「否決」が取り消された。明4人と所属の会3人の計7人は退席した[63]

12月25日宜野湾市松川正則市長は、役所で会見を開き、県民投票実施のための予算を執行せず、投票事務を実施しない意向を明らかにした[64]

12月27日米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立て賛否を問う県民投票を巡り、同飛行場を抱える宜野湾市松川正則市長投票への不参加を表明したことを受け、市民約25人が27日午前、役所を訪れ、投票事務の予算執行める申入書と判断理由などを問う開質問状を松川市長に直接手交した。それに対し、松川市長は「めて回答する」と述べるにとどめた。 申入書は『「沖縄『建白書』を実現し未来を拓くぐるみ会議・ぎのわん」の市民一同』名で手渡した[65] 。同日、メンバー市民らは宜野湾市役所前で会見し、市長の判断に抗議し、住民訴訟に向けた準備を進めることを発表した[66]

12月31日米軍普天間飛行場の5年以内運用停止の順守や県民投票の実施などをめる市民の有志らが午後3時宜野湾市役所前の広場でハンガーストライキを開始した。1月3日午後3時までの72時間、食事をせずに分と塩分だけをとり、座り込む[67]

2019年1月1日、新基地建設反対県民投票連絡会は1日、2月24日実施の県民投票について県内全域を対に実施した世論調査の結果を発表した。回答した2067人のうち、1522人が県民投票に「賛成」と回答し、全体の74を占めた。「反対」と回答した人は389人(19)で、「どちらとも言えない」が156人(8)だった[68]

1月4日、県民投票の実施が県内6で不透明になっていることに対し、県内の文化人ら有志が「県民投票の全市町村実施をめる会」を発足させた。メンバーは、県と県議会に対し、全ての県民が投票の権利を行使できるよう配慮を要請した[69]

1月8日、糸満議会大田守議長、定数21)は、議会臨時議会を開き、上原市長が再議書を提出した県民投票実施のための事務費に関する補正予算案を議長裁決で可決した。採決では、賛成10、反対10の可否同数になり、大田議長が賛成の判断を示して可決された。議会12月定例会では、賛成少数(賛成9、反対10、欠席1)で否決されていた[70]

同日、ホワイトハウスへの請願署名が20万筆を突破した[71]

同日、沖縄市の桑江千夫市長投票事務を実施しないと表明したことについて、市民に県民投票をさせないことは憲法が定める等権を侵し、不当だとして、内の男性(62)が、行政法に基づく審沖縄市申し立てた。男性投票事務を実施するようめている[72]

1月9日玉城デニー知事は、沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に不参加を表明した下地宮古島市長役所で会談し、県民投票実施へ再考をめた。県民投票への不参加を表明している自治体に、玉城知事が出向いて説得するのは初めて。会談は非開で行われ、終了後、下地市長は現時点で県民投票を実施しない考えは「変わらない」と述べ、要請を拒否したことを明らかにした。玉城知事は、地方自治法に基づく「是正の要」は行わなかった。会談後、記者団の取材に応じ「対話で解決の糸口を見つけるという姿勢で、率直にお願いをした」とし「投票の権利と実施の義務が全市町村に課せられていることを説明した」などと述べた。一方、下地市長は「知事が県議会の意思を尊重して行動しているように、私どもも議会の意思を尊重している」などと述べた[73]

1月11日玉城デニー知事は、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票について「県民投票は予定通り2月24日実施する。条例の正についてはさまざまな課題があり難しい」と述べ、現行の県民投票条例に基づいて2月24日に投開票することを県政与党と確認したことを発表した。宮古島宜野湾市など県内5投票事務執行するための予算措置がなされていない状態について、首長が県民投票への不参加を続けた場合には、5抜きでも2月24日に県民投票を実施する姿勢を示した[74]

1月14日米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、弁護士資格を持つ自民党宮崎政久衆院議員が先市町村議会投票事務予算を採決する前に、市町村議員を対にした勉強会を開き「議員が損賠償などの法的な責任を負うことはない」などと記した資料を配布して予算案の否決を呼び掛けていたことが分かった。琉球新報が入手した資料には「県民投票の不適切さを訴えて、予算案を否決することに全を尽くすべきである」と明記されている[75]

1月15日沖縄県内5の首長が名護市辺野古の埋め立て賛否を問う県民投票事務を実施しない、もしくは回答を保留していることを受け、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表(27)が午前8時から、宜野湾市役所前の広場で各首長に投票事務の実施をめる「ハンガーストライキ」を開始[76] 。そのハンストに対して、自民党場幸之助衆院議員(九州)の政策秘書田中が、「(ハンストは)自分の命を人質にしたテロと同質」と投稿した。17日には「(ハンストは)自分の命を人質にしたテロと同質」、21日には「今後ハンストするが出ても、体調を案じることはやめて、さっさと死ね、の一言だけ浴びせることにします」と投稿している[77]

同日、県民投票を巡り、宜野湾市松川正則市長事務を実施しない意向を表明していることを受け、市民有志でつくる「県民投票じのーんちゅの会」は、宜野湾市を相手に国家賠償請訴訟を起こす意向を表明した。市民投票権が侵されたとして、慰謝料をめる[78]

1月16日お笑いコンビウーマンラッシュアワー」の村本大輔が午前、宜野湾市役所前で県民投票の実施をめてハンガー・ストライキを実施している「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表を訪ねた[79]

1月18日琉球新報が、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票の全市町村実施に向けて、選択肢現在2択から「3択」に変更する条例正案が与党内で検討されていることが分かった。と、伝えた[80]

1月19日菅義偉官房長官が午前の定例会見で、県民投票の全県実施をめる「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表が宜野湾市役所前でハンガーストライキを続けていることについて見解を問われ「その方に聞いてください」と述べた[81] 。同日、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表が宜野湾市役所前で実施していたハンガーストライキが午後4時57分、開始から5日ドクターストップにより終了した。「5市長がまだ参加を表明しない悔しさはすごくあるが、県議会面下の動きがあることに期待して、ハンストを終えたい」と説明した[82]

1月20日、「辺野古埋立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票うるま市連絡会」は20日、県民投票事務を拒否している島袋俊夫市長事務実施を要する緊急総決起大会を沖縄県うるま市生涯学習・文化センターゆらてく」で開いた。参加した市民ら約300人は「(事務の拒否は)民主主義の根幹を否定することであり、それを看過すれば政治劣化を招き、断じて許されるものではない」とする決議文を採択した[83]

1月22日辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票を5市長が拒否している問題で、賛否2択の県民投票条例の制定を直接請した「辺野古」県民投票の会(元山仁士郎代表)が全県実施に向けて3択を容認する方針を表明したことを踏まえ、玉城デニー知事は、県議会全会一致を前提に、3択への条例正を支持する方針に転換した。玉城知事は周囲に「全県実施に向け、条例正も含めてをかく」と強い決意を伝えている。一方、県政与党2会は同日、会合を開き、賛否2択維持を確認し条例正に反対する方針をめて確認した[84]

1月23日辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票を5市長が拒否している問題で、県政与党3会の代表者は、新里吉県議会議長と面談し、現行の賛否2択に「どちらでもない」の選択肢を加え、3択とする条例正を容認する意向を伝えた[85]

1月24日辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票の実施を5市長が拒否している問題を巡り、県議会は、全会による「各代表者会」を開き、現行の賛成、反対の二者択一に「どちらでもない」を加えた3択に条例正することで合意した。29日に臨時議会が開かれ、全会一致3択への条例正案を可決する。県議会全会一致を受けた5市長の対応について、自民党県連の照屋守之会長は「私どもが決断すれば彼らも県民投票に応じると確約がとれた」と実施に転じることを説明[86]

1月25日投票事務を拒否していた宜野湾市松川正則市長役所で記者団の取材に応じ「(全会一致の)結果が出たので、としてかじを変える必要がある」と述べ、めて県民投票に参加する意向を示した[87]

同日、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票の全市町村実施に向けて県議会の全会3択への条例正で一致したことを受け、玉城デニー知事は、県庁で記者会見し、1月29日に招集する県議会臨時議会に「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票条例」の正案を提案することを発表した。同席した謝喜一郎副知事は、投票事務を実施する見通しとなった5について「事務的には2月24日投票で可だ」と述べ、県内全41市町村2月24日に一斉実施できるという見解を示した。これまで投票事務の実施を拒否してきた沖縄市うるま市宜野湾市宮古島石垣市の5市長事務担当者は琉球新報の取材に対し、2月24日投票実施が望ましいとし、準備も間に合うとの見通しを示した[88]

1月29日、県議会新里吉議長)は午後5時辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票選択肢に「どちらでもない」を加えて3択とする条例正案の採決を行い、県政与党と明、維新自民の一部が賛成多数(賛成36、反対5、離席3、欠席2)で可決した。24日の各代表者会議では自民も含めた全会で条例正に合意していたが、本会議の採決で自民から反対者5人(新垣新氏、座波一氏、山川典二氏、又吉清義氏、座喜味一幸氏)、離席者3人(花城大輔氏、末文信氏、仲田毅氏)の造反が出た[89]

1月30日沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、県議会が賛成多数で可決した条例正案が全会一致での可決にはならなかったものの、県民投票に不参加を表明していた5は参加する方向を示した[90]

1月31日沖縄県は、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、選択肢について賛成、反対に「どちらでもない」を追加し、3択正した条例を布、施行した。投票方法について定めた条文の中で「賛成または反対のいずれでもないときはどちらでもないに○の記号を記載する」とした。投票結果の尊重などについて定めた条文では、賛成、反対、どちらでもないの投票のいずれか多い数が投票資格者の総数の4分の1に達したときは、知事はその結果を尊重しなければならないとめた[91]

2月3日お笑いコンビウーマンラッシュアワー」の村本大輔、「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎社会学者の宮台真司、「お笑い米軍基地」を手掛ける小波の4人が県民投票などについて議論するイベント沖縄民主主義を考える」(同実行委員会催)が、沖縄県那覇市久米ライブハウスOutput(アウトプット)で開かれた[92]

2月6日沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票について公明党県本は、自投票する方針を決めた。金城勉代表は、琉球新報に対し「県本として辺野古反対の立場は堅持しているが、普天間問題は非常にデリケートな問題で、二十数年にわたり解決していない経緯もある。党として県民を誘導する運動はしない。謙虚に県民の判断を待つ」と話した[93]

2月9日、「辺野古」県民投票の会などは、県民投票の意義や新基地建設の是非を考えるシンポジウムを、宜野湾市沖縄大学で開いた。県民投票の関連条例案を議論した県議会各会の県議のほか、学生らも登壇した。登壇者は会おきなわの新垣氏、社民・社大・結の宮城一郎氏、維新の会の大城幸氏、共産党渡久地修氏。明と自民は不参加だった。沖縄防衛局も参加を断った[94]

2月11日琉球新報で、「新基地建設反対県民投票連絡会」が制作した横断幕やツイッターの表の画像やロゴに似せて、正反対のをする画像がSNSで発せられていると、報じられた[95]

2月13日、県民投票について自民党県連は、県議会で議員総会を開き、自投票とする方針を決めた。総会後、島袋大幹事長は記者団に「(県民投票には)普天間飛行場の危険性除去の問題が置き去りにされている」と理由を述べた。一方、「辺野古の埋め立ては世界一危険な飛行場と言われる普天間基地の危険性除去のための代替施設として建設されている」と述べ、県連として新基地建設を容認する姿勢をめて示した[96]

2月15日、新基地建設反対県民投票連絡会が宜野湾市内の頭に掲げている「反対に○を」と書いたのぼりが、破損しているのが見つかった。同会宜野湾支部は同日、破れているのぼり内に7本確認した[97]

2月16日琉球新報は、那覇市琉球新報ホールで「未来決める1票『2・24県民投票フォーラム」を開いた。「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表の報告や前泊博盛沖縄大学教授の論点整理、登壇者4氏、嘉陽宗一郎(リアンズグループCEO秘書)、多嘉山侑三(うちなーありんくりんTV宰)、知念ウシライター)、屋良栄作(前那覇市議)による討論が行われた[98]

2月20日、有識者らでつくる「普天間辺野古問題を考える会」(代表・宮本大阪市立大名誉教授)は、国会内で記者会見し、名護市辺野古の新基地建設を進める安倍政権に工事中止をめるとともに、埋め立て賛否を問う2月24日の県民投票で「沖縄の民意が明確に示されることを強く期待したい」などとする緊急明を発表した。92人が賛同者として名を連ねた[99]

2月22日、元県知事の仲井真弘多は午前、那覇市内に設置されている期日前投票所を訪れて投票した。投票後、琉球新報記者の取材に応じず、その場を後にした[100]

同日、宜野湾市民の安全な生活を守る会の安座雄代表は、県民投票を実施するために県が5億5千万円を支出したのは違法だとして、返還をめる住民監書を県監委員事務局に提出した。請理由について請書では「県民投票実施のための予算執行は、2016年最高裁判決で『埋め立ては適法だ』とした法判断をないがしろにするもので容認できず違法だ」などとしている。提出後に記者会見した安座氏は「5億5千万円の支出は妥当だったのか、しっかり審してもらいたい」と話した[101]

2月23日、「新基地建設反対県民投票連絡会」の青年局は午前、糸満魄のを約10人で出発し、辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前をして行進を始めた。投票を呼び掛けながら約80キロの行程を徒歩と自転車で進む。大部分の60キロは徒歩で進む。1950年代に米軍に土地を奪われた村民沖縄本島を歩いて縦断し実情を訴えた「乞食行進」に思いを重ねるためという。青年局長翁長雄治那覇市議は「『賛成・反対・どちらでもない』のどれでもよいので、とにかくウチナーンチュの心にある気持ちを投票にぶつけてほしい」とった[102]

投開票後

2月24日、投開票され、即日開票の結果、開票率100%で埋め立て「反対」の得票が有効投票総数の72・15の43万4273票に達した。反対票は、県民投票条例で「結果を尊重」し、首相米国大統領への通知を義務付けた全投票資格者数(有権者数)の4分の1を大きく上回る37・65に上った。玉城デニー知事は「新基地建設の阻止めて全身全霊をささげる」と述べ、政府に方針の見直しと普天間飛行場の一日も閉鎖・返還をめる考えを強調した。結果を通知するため近く上京する方向で調整している[103]

同日、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表は24日沖縄県那覇市教育会館で会見し、名護市辺野古の埋め立て「反対」が投票者の大多数を占めた結果に「『ノー』の民意がより明確になった。政府は県民のうむい(思い)を重く受け止めてほしい。日本に住む一人一人が、自分のこととして考えてほしい」と述べた。投票率が50%えたことについては「ものすごく良かった」「これで終わりではない。県民の間で対話を続け、分断を乗り越えていきたい」と話した[104]

2月25日安倍晋三首相は午前、沖縄県の県民投票で「反対」が多数を占めたことについて、「結果を摯に受け止め、これからも基地負担軽減に全で取り組む」と述べた。一方、引き続き辺野古移設を進める方針を明言し、「長年にわたって県民の皆様と対話を重ねてきたが、これからもご理解いただけるよう、全で対話を続けていきたい」と首相官邸で記者団にった[105]

安倍首相コメントに対し、謝喜一郎副知事は、「言っていることとやっていることが違う。極めて残念だ」と返した[106]

3月1日玉城デニー知事が、安倍首相に対してこれまでの日政府によるSACO(沖縄に関する特別行動委員会)に沖縄を加えた新たな協議の場として「SACWO」を提案したが、ゼロ回答に終わったと報じられている[107][108]

3月16日沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対するオール沖縄会議は、「土投入を許さない!ジュゴンサンゴを守り、辺野古新基地建設断念をめる3・16県民大会」を那覇市おもろまちの新都心公園で開催した。日本政府に対し、県民投票の民意を尊重し、辺野古新基地建設を断念するよう訴えるとともに、すでに辺野古に投入した埋め立て土の撤去、オスプレイの配備撤回、普天間飛行場の即時閉鎖と返還などをめた[109]

世論調査

意見

『辺野古』県民投票の会

沖縄県

  • 翁長雄志県知事:「実施されれば、県民一人一人がめてその意思を明確に示すことができるため意義がある」「知事選挙を含め、県民の民意はこれまでもしっかり示されてきているが、残念ながら素通りされてしまい、今のような状況が起きている。県民がめてこの問題に対し、それぞれの思いを表すことは大切なことだ」。県民投票翁長知事の埋め立て承認撤回の判断を遅らせるのではという懸については「県民投票の時期やその結果に縛られるものではない」(2018年6月12日記者会見[117]

  • 玉城デニー県知事:「庁内に新たな組織を設置し、広報活動などに取り組むとともに、投開票などの事務を担うこととなる市町村と緊密な連携を図りながら実施に万全を期したい」「条例制定で請に当たり法定署名数を大きく上回る9万2848筆の提出があったことは、辺野古米軍基地建設に対する県民の多大な関心を示した。県としても県民一人一人がめて意思を明確に示すことができ、県民投票は意義があるとの意見を付けた」「全ての市町村で実施されることが重要であることから、事務の移譲について同意を保留している団体に対し引き続き丁寧に説明、協議を行っていく」(2018年10月27日、県議会で県民投票条例案が可決されたことを受けて)[118]

日本政府

  • 2019年2月14日、県民投票が告示されたことを受けて
    • 菅義偉官房長官:「政府としてはコメントは控える」と述べた上で、移設問題の原点は普天間飛行場の危険性除去だとし、「住環境生活環境に十分配慮しながら進める考え方に変わりはない」と話し、投票結果に関わらず移設工事を進める考えを示した。県民投票に向け、政府や与党として移設に理解を得る取り組みをするかについては「(自投票を決めた自民党)県連の意思が優先される」とした上で「移設の必要性はあらゆる所で答えてきた」とった。投票が行われる24日までの間、工事を止めることについては「考えておりません」と否定した(2019年2月14日、午前中記者会見
    • 岩屋毅防衛大臣:「地方自治体の取り組みについて防衛省としてコメントすることは控えたい」と述べた上で、「普天間基地の一日もい全面返還に向けて(辺野古移設)事業を進めさせていただきたい」と強調した。県民投票の結果は「まだ仮定の話」としつつも、辺野古移設を進める方針は変わらないとの考えを示した(午前、国会内で記者団に対して)[121]
  • 菅義偉官房長官2019年2月22日定例会見):「一番の原点は普天間飛行場の危険除去と、固定化を避けることだった。残念ながら現知事から今の危険除去のためにどうするかがられてない。残念だ」と述べ、固定化回避へ知事から提案が示されていないと批判した。24日の辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票の結果に関しては、めて「り強く工事を進めていく」と従来姿勢を繰り返した[122]
  • 2019年2月24日の県民投票投開票を受けて
    • 岩屋毅防衛大臣:「一つの沖縄の民意だと思うが、普天間基地を返還してもらいたいということも沖縄の皆さんの強い民意だと思うので、その気持ちにはぜひご対応したい」「摯に受け止めたい。最終的にその気持ちに沿うことができるよう、沖縄の負担軽減、普天間の全面返還に向かって一歩ずつ進めせていただきたい」[123]、「沖縄には沖縄民主主義があり、には民主主義がある」[124]。“沖縄民主主義”発言は、その後2月28日衆議院予算委員会の中で、「(沖縄日本民主主義は)全く同じだと思う」と釈明した [125]
    • 安倍晋三首相:「結果を摯に受け止め、これからも基地負担軽減に全で取り組む」「長年にわたって県民の皆様と対話を重ねてきたが、これからもご理解いただけるよう、全で対話を続けていきたい」「世界で最も危険と言われる普天間飛行場が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければならない」。日政府普天間飛行場の全面返還合意から20年以上たったと摘し、「これ以上、先送りすることはできない」「単に新たな基地を造るのではなく、普天間飛行場を全面返還するための基地だ」[126]

県政野党

  • 2月24日の投開票を受けて
    • 又吉清義(自民党宜野湾市区選出):「危険性除去のための基地の整理縮小だと言えば、そこ(辺野古)に移すと理解できた。とんでもない新たな基地だと県が言うから誤解する」「反対した人の4割近くはわけの分からないまま投票した」(2月25日、県議会2月定例会の一般質問)[127]
    • 「反対は全有権者の37しかない」(県民投票直後の一般質問)[128]

普天間基地のある宜野湾市

国会議員

沖縄県以外の自治体首長

市民運動家

有識者

メディア

  • 琉球新報:「名護市民にも基地建設に翻弄されることへの「疲れ」が見えた」「埋め立てに賛成する人はなかなか取材に応じないし、言するのをはばかられる空気がある」「日本政府もそうだが、議論を盛り上げようとしない動きがあった」、(辺野古)「区民から「意味がない」とか「結果ありきだ」とのも聞いた。それでも基地建設に関心がないわけではなく、それぞれの思いがあった。棄権者の思いをもっと丹念に文字化すべきだった」(2019年3月3日、担当記者座談会の記事)[142]

インターネット上の声

県民投票告示後に、琉球新報がまとめた意見のうち、法的拘束がないことを摘する投稿では「賛成票が半数をえる場合、受け入れるのか」「始まった工事を止めることはできない」「県が実行できる政策の是非を問うべきだ。できないことで投票しても意味はない」。肯定的な投稿では、「県民の意思を明確に示すことに意味がある」。税金の無駄遣い」とする意見に対し「基地新設の工事費がはるかに高い」「海岸に6万本のくいを打つ政府の愚策にこそをあげるべきだ」とのがあった[143]

投票

  • 投票率:52.48%
  • 有効投票総数:60万1,888
    • 賛成:11万4,933票(19.10%
    • 反対:43万4,273票(72.15%
    • どちらでもない:5万2,682票(8.75%[144]

宜野湾市

  • 投票率:51.81%
    • 賛成:9,643票(24.4%
    • 反対:2万6,439票(66.8%
    • どちらでもない:3,500票(8.8%[145]

名護市

  • 投票率:50.48%
    • 賛成:4,455票(18.0%
    • 反対:1万8,077票(73.0%
    • どちらでもない:2,216票(9,0%[146]

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関連項目

脚注

  1. *沖縄県条例第62号(平成30年10月31日)exit
  2. *沖縄発 新しい提案 辺野古新基地建設を止める民主主義の実践』84-88
  3. *「なぜ県民投票か」武田真一郎、『沖縄発 新しい提案 辺野古新基地建設を止める民主主義の実践』257-258
  4. *辺野古めぐり再浮上「県民投票」 後押しと疑問 沖縄タイムスプラス2015年9月9日12:09exit
  5. *【辺野古 ただちに埋立承認撤回を】(下)県民投票にメリットなし 新基地阻止は知事権限で 沖縄タイムスプラス 2017年3月8日17:18exit
  6. *辺野古移設の是非問う「県民投票」検討 オール沖縄会議、知事の承認撤回後押し 沖縄タイムスプラス2017年4月7日11:54exit
  7. *翁長知事、県民投票は「県民主体で」 辺野古埋め立て承認撤回の時期は 沖縄タイムスプラス2017年8月26日12:05exit
  8. *2018年沖縄知事選と同日実施? 新基地賛否問う「県民投票」検討、県議会与党のねらい 2017年12月23日05:00exit
  9. *辺野古新基地で県民投票:近く知事交え議論へ 県と与党が意見交換 沖縄タイムスプラス2018年3月17日 05:09exit
  10. *辺野古「県民投票」実現へ署名活動 金秀グループも賛同 月内にも開始 沖縄タイムスプラス2018年4月4日 09:57exit
  11. *辺野古新基地に賛否を 県民投票の会、署名協力呼び掛け 琉球新報2018年5月3日 06:15exit
  12. *沖縄タイムスプラスexit
  13. *県民投票へ署名開始 那覇で集会、目標11万5千筆  琉球新報2018年5月24日 06:30exit
  14. *社大党も県民投票協力 「辺野古阻止へ一丸」 琉球新報2018年5月27日 09:47exit
  15. *新基地問う 県民投票運動に協力 しんぶん赤旗2018年6月1日exit
  16. *辺野古県民投票  与党、市民の動きに追従 機運醸成へ連携必至 琉球新報2018年6月2日 06:30exit
  17. *県民投票署名 法定超え 3万3722筆、秋以降に実施 琉球新報2018年7月18日 06:30exit
  18. *翁長知事、埋め立て承認撤回を表明 辺野古新基地「公益に適合せず」 沖縄タイムスプラス2018年7月28日 09:45exit
  19. *県民投票求める署名10万千筆に 有効署名数約2万3千筆で県民投票条例を直接請求へ 琉球新報2018年7月30日 12:17exit
  20. *【号外】沖縄県の翁長雄志知事が死去 最後まで辺野古新基地反対貫く 67歳、膵臓がん 沖縄タイムスプラス2018年8月8日 20:18exit
  21. *沖縄県、埋め立て承認撤回 普天間基地の辺野古移設  日本経済新聞2018年8月31日21:00exit
  22. *「辺野古」県民投票、条例制定を請求 謝花副知事「思いをしっかり受け止める」 沖縄タイムスプラス2018年9月5日12:30exit
  23. *県民投票条例、審議入り 沖縄県議会 来月10日に委員会採決 琉球新報2018年9月21日 05:00exit
  24. *当選の玉城氏、過去最多の39万票 得票数確定 日本経済新聞2018年10月1日01:37 exit
  25. *辺野古移設めぐる県民投票、事務委託で6市回答保留 うるま、浦添、宜野湾など 琉球新報2018年10月11日 06:30exit
  26. *「辺野古は認められない」玉城知事、安倍首相と初会談 琉球新報2018年10月12日 14:52exit
  27. *県民投票条例、審議入り 沖縄県議会 来月10日に委員会採決 琉球新報2018年9月21日 05:00exit
  28. *辺野古移設めぐる県民投票、事務委託で6市回答保留 うるま、浦添、宜野湾など 琉球新報2018年10月11日 06:30exit
  29. *県民投票 今議会採決巡り攻防 沖縄県と国の訴訟に影響も 琉球新報2018年10月17日 11:48exit
  30. *辺野古承認撤回で国が対抗措置 不服請求、月内工事再開も 琉球新報2018年10月17日 13:50exit
  31. *県民投票反対の意見書/石垣市議会、賛成多数で可決 沖縄タイムスプラス2018年10月18日 05:00exit
  32. *県民投票 来春までに 県議会が条例可決 辺野古移設の是非を問う 琉球新報2018年10月27日 10:29exit
  33. *県民投票実施へ 県議会が与党提出の条例案を可決 自公提出の条例案は否決  琉球新報2018年10月26日 10:54exit
  34. *県議会、県民投票の必要経費も可決 2018年度補正予算案を賛成多数 琉球新報2018年10月26日 12:10exit
  35. *「辺野古」県民投票条例成立 問われる知事手腕 与野党に溝、政府は警戒感 琉球新報2018年10月27日 05:00exit
  36. *県民投票条例可決 全県実施目指す 県政与党 2択に不満噴出 自民・公明 琉球新報2018年10月27日 12:12exit
  37. *「辺野古」県民投票条例可決 浦添、豊見城 投票協力へ 琉球新報2018年10月27日 11:21exit
  38. *沖縄県の辺野古埋め立て承認撤回 国交相が執行停止を決定 防衛省、工事再開へ 沖縄タイムスプラス2018年10月30日 10:16exit
  39. *県民投票条例を公布 沖縄県、4月30日までに実施 石垣市議会 反対の意見書提出 琉球新報2018年11月1日 10:19exit
  40. *県民投票、重責誇りに 県推進課発足、12人に辞令 琉球新報2018年11月2日 05:00exit
  41. *中山石垣市長「市議会を尊重」 県民投票 予算否決なら実施困難 琉球新報2018年11月6日 11:00exit
  42. *菅氏「移設工事止めないが協議応じる」 玉城知事と会談 朝日新聞 山下龍一 2018年11月6日17時39分exit
  43. *辺野古と向き合う 県民投票シンポジウム 関心高める方策議論 琉球新報2018年11月26日 10:38exit
  44. *県民投票のデマ、ネットで出回る 民間団体が主催✕ → 知事が執行〇 データ流出✕ → 県条例実施で情報保護〇 琉球新報2018年12月3日 23:23exit
  45. *沖縄県が県民投票2月24日実施を発表 玉城知事「県民の意思を直接反映させる重要な機会」琉球新報2018年11月27日 16:41exit
  46. *辺野古集中協議 物別れ 玉城沖縄県知事と安倍首相、2回目会談 琉球新報2018年11月29日 10:51exit
  47. *県・政府の「辺野古」集中協議終了 4度議論 溝埋まらず 琉球新報2018年12月2日 11:18exit
  48. *宜野湾議会が「反対」可決 県民投票 「危険除去 明記ない」 琉球新報2018年12月5日 11:14exit
  49. *傍聴席から怒号、拍手も 県民投票反対可決 揺れる宜野湾市民 琉球新報2018年12月5日 11:15exit
  50. *県民投票予算案 提出へ 糸満市長「義務がある」 琉球新報2018年12月7日 10:45exit
  51. *うるま市議会 県民投票予算を否決 本会議は流動的 琉球新報2018年12月8日 10:16exit
  52. *「トランプさん 辺野古中止して」 ロバート梶原さん 沖縄県系4世が署名活動 請願へ10万筆目標 琉球新報2018年12月13日 05:00exit
  53. *「新基地反対 民意示す」 県民投票連絡会が発足 県政与党や企業参加 琉球新報2018年12月10日 05:00exit
  54. *県民投票への反対の意見書可決 宮古島市議会 琉球新報2018年12月12日 14:11exit
  55. *県民投票条例に反対意見書 渡嘉敷村議会で賛成多数 補正予算案も可決 琉球新報2018年12月12日 19:02exit
  56. *県民投票の経費を除いた予算案可決 与那国町議会 町長は再議に付す考え 琉球新報2018年12月13日 13:36exit
  57. *辺野古に土砂投入、県民猛反発 埋め立て重大局面に 沖縄タイムスプラス2018年12月14日 11:01exit
  58. *宮古島市、県民投票実施せず 市長、予算否決受け表明 知事「実施義務ある」琉球新報2018年12月19日 05:00exit
  59. *金武町議会、県民投票の予算案否決 反対意見書を可決 琉球新報2018年12月20日 11:17exit
  60. *沖縄県が県民投票で「助言」 予算未可決の21市町村へ 琉球新報2018年12月20日 10:42exit
  61. *宜野湾、沖縄、うるま 3市で県民投票予算否決 琉球新報2018年12月21日 05:00exit
  62. *名護市議会、県民投票関連予算を可決 野党13人が賛成、公明1人と与党11人が反対 琉球新報2018年12月21日 12:10exit
  63. *浦添市議会、県民投票関連経費を一転、可決 再議で出席議員の全会一致 公明ら7人が退席 辺野古新基地県民投票 琉球新報2018年12月21日 18:19exit
  64. *宜野湾市は県民投票事務実施せず 琉球新報2018年12月25日 15:54exit
  65. *「市民の参政権を奪うもの」 県民投票不参加の宜野湾市 市民が市長に申し入れ 琉球新報2018年12月27日 10:41exit
  66. *「投票権侵害」市を提訴へ 宜野湾市民 市長に抗議、原告募る 琉球新報2018年12月27日 10:58exit
  67. *県民投票実施へ 市民らハンスト 宜野湾 普天間停止も 琉球新報2019年1月3日 11:09exit
  68. *県民投票「賛成」74% 宜野湾73%、宮古63% 連絡会が世論調査 琉球新報2019年1月3日 05:00exit
  69. *学者・文化人ら、完全実施求める 辺野古埋め立ての沖縄県民投票 琉球新報2019年1月5日 05:00exit
  70. *糸満市、県民投票実施へ 事務費予算の再議を議長採決で可決 琉球新報2019年1月8日 13:43exit
  71. *米首都で集会 工事停止訴え 請願署名20万超に 琉球新報2019年1月9日 05:00exit
  72. *県民投票不実施に「不服」 市民、沖縄市へ審査請求 琉球新報2019年1月9日 12:03exit
  73. *玉城知事、宮古島市を説得 県民投票 下地市長「不参加変わらず」 2019年1月10日 05:00exit
  74. *玉城知事「県民投票は予定通り」 改正せず、現行条例に基づいて実施 琉球新報 2019年1月11日 17:09exit
  75. *自民国会議員、県民投票反対を「指南」 市町村議に資料「予算否決に全力を」 琉球新報2019年1月14日 05:00exit
  76. *「政治の都合で一票奪わないで」 「辺野古」県民投票の会、元山代表がハンガーストライキ 宜野湾市役所前で請願書の署名も集める 琉球新報2019年1月15日 11:46exit
  77. *ハンスト「さっさと死ね」 国場議員の秘書、投稿 「テロ」と元山代表を批判 琉球新報2019年1月25日 13:16exit
  78. *「投票権を侵害」と市民が宜野湾市を提訴へ 原告団募集 琉球新報2019年1月16日 11:12exit
  79. *ウーマンラッシュアワーの村本さん、ハンスト中の元山県民投票の会代表にインタビュー 琉球新報2019年1月16日 11:37exit
  80. *県民投票全県実施向け「3択」検討 県議会議長提案で最終調整 琉球新報 2019年1月19日 05:30exit
  81. *菅官房長官「その方に聞いて」 元山さんハンガーストライキに 琉球新報2019年1月19日 10:51exit
  82. *元山さんハンスト終了 5日目 「悔しさあるが、期待も」 琉球新報2019年1月20日 10:35exit
  83. *県民投票の実施要求 うるま市で大会、300人気勢 琉球新報2019年1月21日 11:35exit
  84. *知事、県民投票3択を支持 全会一致前提、与党は反対 琉球新報2019年1月23日 05:30exit
  85. *県民投票 与党3択容認 全県実施へ自民対応焦点 琉球新報2019年1月24日 05:30exit
  86. *県民投票全県実施へ 与野党、3択合意 5市長参加の意向 29日に条例改正 琉球新報2019年1月25日 05:00exit
  87. *「県民投票で意思表示を」 松川宜野湾市長、県民投票参加の意向を表明 琉球新報2019年1月25日 14:29exit
  88. *沖縄県民投票、全県で2月24日実施へ 不参加一転の5市も同日、3択へ条例改正提案 琉球新報2019年1月26日 05:00exit
  89. *辺野古県民投票条例 賛成多数で可決 自民党から造反で全会一致ならず 琉球新報2019年1月29日 17:36exit
  90. *辺野古県民投票全会一致ならずも5市前向き、全県実施へ 琉球新報2019年1月30日 10:42exit
  91. *辺野古県民投票 沖縄県、3択条例を施行 琉球新報2019年2月1日 10:41exit
  92. *「民主主義って?」 ウーマン村本さん、「お笑い米軍基地」の小波津さんらが本音で語り合う 琉球新報2019年2月5日 05:30exit
  93. *公明、自主投票を決定 県民投票 静観構え、座談会欠席 琉球新報2019年2月7日 11:01exit
  94. *県民投票へ県議と学生が討論 シンポジウム、自公は参加せず 琉球新報2019年2月10日 06:00exit
  95. *主張正反対 画像加工か 県民投票連絡会「賛成に○」? SNSに酷似横断幕 琉球新報2019年2月11日 05:30exit
  96. *辺野古県民投票 自民、自主投票を決定 新基地容認 改めて示す 琉球新報2019年2月14日 10:52exit
  97. *県民投票 新基地建設反対のぼり 切られたか 宜野湾市内の3本 琉球新報2019年2月16日 11:35exit
  98. *辺野古、熱く議論 県民投票フォーラム 投開票まで1週間 「未来へ1票を」 琉球新報2019年2月17日 05:00exit
  99. *「沖縄の真の民意を」 県民投票、有識者が声明 東京 琉球新報2019年2月21日 10:35exit
  100. *仲井真元知事、投票 取材には応じず 県民投票 琉球新報2019年2月23日 10:55exit
  101. *県民投票予算 返還を求める 市民が住民監査請求 琉球新報2019年2月23日 13:28exit
  102. *県民投票1票行使訴え「乞食行進」 青年らが魂魄の塔から辺野古ゲート前まで 琉球新報2019年2月23日 10:12exit
  103. *新基地反対72% 43万4273票、有権者4分の1超 賛成19% どちらでもない9% 投票率52・48% 県民投票 琉球新報2019年2月25日 05:00exit
  104. *「沖縄県民のうむい受け止めて」 県民投票の会 元山仁士郎代表 「これで終わりではない」 琉球新報2019年2月25日 10:51exit
  105. *安倍首相、辺野古移設は継続 県民投票「結果を真摯に受け止め」も 毎日新聞2019年2月25日 08時56分exit
  106. *「言葉と行動が違う」 沖縄県幹部、政府の工事強行批判 琉球新報2019年2月26日 10:00exit
  107. *安倍首相、低姿勢も方針変えず 知事は辺野古3者協議提案、対応冷ややか 琉球新報2019年3月2日 05:00exit
  108. *辺野古新基地 首相、低姿勢も方針変えず 玉城知事、3者協議構想 政権は対応冷ややか 琉球新報 2019年3月2日 11:11exit
  109. *民意尊重し、辺野古新基地断念を 県民大会で訴え 沖縄タイムスプラス 2019年3月16日15時6分exit
  110. *辺野古埋め立て問う県民投票78%「行く」 全市町村「実施を」71% 本紙、OTV、JX通信調査 10%が「行かない」 琉球新報2019年1月4日 05:00exit
  111. *「反対」67・6%で「賛成」「どちらでもない」を大きく上回る 県民投票3社合同電話世論調査 琉球新報2019年2月17日 21:15exit
  112. *「辺野古」県民投票、条例制定を請求 謝花副知事「思いをしっかり受け止める」 沖縄タイムスプラス2018年9月5日12:30exit
  113. *「沖縄県民のうむい受け止めて」 県民投票の会 元山仁士郎代表 「これで終わりではない」 琉球新報2019年2月25日 10:51exit
  114. *県民投票へ署名開始 那覇で集会、目標11万5千筆  琉球新報2018年5月24日 06:30exit
  115. *分断に終止符、沖縄の未来へ 逃げずに覚悟の選択を 推進派も議論深めて 「辺野古」県民投票の会 呉屋守将顧問に聞く 琉球新報2018年7月24日 06:45exit
  116. *沖縄人が対立、変えたい 與儀さん(西原町出身) 留学機に「抗議」理解 2018年6月29日11:53exit
  117. *沖縄県知事、県民投票を支持 「選挙の民意 素通りされた」 琉球新報2018年6月13日07:00exit
  118. *知事、官房長官と会談 政府、新基地工事止めず 県との集中協議には合意 県、係争委手続きを伝達 琉球新報2018年10月27日 11:16exit
  119. *防衛相「辺野古唯一は変わらず」 県民投票条例案の可決受け 琉球新報2018年10月26日 12:22exit
  120. *「辺野古」県民投票条例成立 問われる知事手腕 与野党に溝、政府は警戒感 琉球新報2018年10月27日 05:00exit
  121. *菅官房長官、結果に関わらず工事推進の考え 県民投票告示を受け 琉球新報2019年2月14日 12:11exit
  122. *普天間返還 菅氏「代替案示せ」 知事姿勢を批判 琉球新報2019年2月23日 10:13exit
  123. *岩屋防衛相「一つの民意だが辺野古進める」 埋め立て「反対」7割 県民投票 琉球新報2019年2月25日 09:28exit
  124. *反対7割は「一部の意見」 岩屋防衛相 辺野古移設を重ねて表明 琉球新報2019年2月28日 10:00exit
  125. *「沖縄と国の民主主義、同じ」 岩屋防衛相 県民投票発言で釈明 琉球新報2019年3月1日 10:10exit
  126. *安倍首相、辺野古移設は継続 県民投票「結果を真摯に受け止め」も 毎日新聞2019年2月25日 08時56分exit
  127. *「反対、半数達せず」「反対した人はわけの分からないまま投票した」 自民、維新の議員が結果を矮小化 琉球新報2019年2月26日 10:20exit
  128. *沖縄県議会代表・一般質問 県民投票の評価巡り激論 琉球新報 2019年3月1日 10:43exit
  129. *県民投票予算否決の宜野湾市議会 与党「普天間の固定化を懸念」 野党「住民の投票権を奪うな」 琉球新報2018年12月21日 10:59exit
  130. *「法的拘束力ない」 宜野湾市長 投票効果に懐疑的 埋め立て「反対」7割超 琉球新報2019年2月25日 10:06exit
  131. *下地ミキオ@mikioshimoji 2019年2月24日ツイートexit
  132. *静岡のみ「民意尊重を」 受け入れ「検討」ゼロ  国に協議望む意見も 県民投票・全国知事アンケート 琉球新報2019年3月3日 05:30exit
  133. *「反対」7割超重視 沖縄の過重負担を認識 県民投票 全国知事アンケート 琉球新報 2019年3月3日 10:34exit
  134. *辺野古新基地:「県民投票に逃げるな」山城議長が翁長知事にくぎ 沖縄タイムスプラス2017年12月27日08:57exit
  135. *「県民結集」「悠長」 辺野古県民投票 識者招き座談会 琉球新報2018年6月11日 10:48exit
  136. *住民投票「議論生み出す」 直接民主制の専門家、ブルーノ・カフマンさんに聞く 沖縄タイムスプラス2018年3月7日 14:22exit
  137. *「平和な島」へ重大岐路 民主主義 不断の努力を 96年県民投票を主導・渡久地政弘さん(連合沖縄元会長)に聞く 琉球新報2019年2月22日 11:35exit
  138. *県民投票という大げんか、政府に売るまで成長した 作家の大城立裕氏 結果は「本土意識に影響」 琉球新報2019年2月22日 05:30exit
  139. *辺野古県民投票 マイク・モチヅキ氏に聞く 県はSACO開催主張を 投票率を評価 琉球新報2019年2月27日 12:53exit
  140. *政府、訓練移転提案も 米専門家 県民投票受け分析 琉球新報2019年3月2日 11:14exit
  141. *「沖縄県民投票を生かす道は」平良好利、 沖縄を深堀り・論考するサイト OKIRON 2019年3月8日exit
  142. *複雑な本心難しく 県民投票記者座談会 琉球新報2019年3月3日 10:49exit
  143. *辺野古県民投票 「金の無駄」「民意示そう」 ツイッター 予算、意義で賛否両論 琉球新報2019年2月14日 10:30exit
  144. *新基地反対72% 43万4273票、有権者4分の1超 賛成19% どちらでもない9% 投票率52・48% 県民投票 琉球新報2019年2月25日 05:00exit
  145. *宜野湾市、反対66% たらい回し拒否 賛成は24%【辺野古県民投票詳報】琉球新報 2019年2月25日 10:20exit
  146. *名護市、重ねて「反対」示す 97年の市民投票に続き 【辺野古県民投票詳報】琉球新報2019年2月25日 10:17exit
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