泉陸奥彦とは、元コナミアミューズメント(旧・コナミデジタルエンタテインメント)所属のコンポーザーである。主な名義はMutsuhiko Izumi。
17歳の頃にギターを始め、コナミ入社以前はプログレバンドを遍歴し、ギタリスト、シンセシストとして活躍する。当時のバンドメンバーであった菅沼孝三や安田隆らは、後にギタドラシリーズの楽曲製作やライブイベントにおいて共演することになる。
コナミ入社後、ギタドラ以前はコナミ矩形波倶楽部に在籍し、ルーズベルト泉あるいはIZUMIの名義にて、主にアーケードゲームのBGMを担当しており、後にこれらのBGMを原曲とするギタドラの楽曲も登場した。また、入社後の初仕事がMSX2版スナッチャーのED曲であり、なんと20分の大作であった。
初代GuitarFreaksからギタドラシリーズ製作に関わっており、BEMANIシリーズにおいて今も活躍する数少ない最古参勢のコンポーザーだった。サウンドディレクター職を務めていた時期もある。
jubeatでは初代サウンドディレクター(初代~knit、saucer)として、他音ゲーからの移植を除くコナミオリジナル楽曲を一作で16曲中7曲、BGM全ても手掛けており、その後もシリーズごとに多くの楽曲やBGM提供している。また、初代GuitarFreaks、2ndでも半数以上(二作で15曲以上)の曲を手掛けた。
ギターメインのハードな曲を作曲することが多いが、Danceシリーズに代表される民族音楽や、必ずしもギターやドラムを用いる必要の無いjubeatではシンセサイザーを前面に押し出した楽曲、はたまた演歌など、作風は広い。また、話題になることは殆ど無いが、サウンドトラックの表記を見る限り自らの曲の殆どでベースも務める。
ドラム譜面は比較的タムが多く、しばしば「泉タム」などと呼ばれる。MODEL FT2 Miracle Versionではやりたい放題だったようで、ベース譜面がギターだったりドラムもタムがかなり増え、大変なことになっている。
代表作であるMODELDDシリーズは、難易度を上げるためか非常に分かりづらい変拍子であることが多い。事実、シリーズの原点であるDAY DREAMの曲紹介では「この曲の基本ビートは16ビートでは無く17ビートです。最高難度のこの曲は世界中で2、3人クリアできる人がいれば良いと思って作りました」とコメントしている。
ギタドラの他コンポーザーの楽曲において、ギター演奏を担当、または合作することが多い。特に小野秀幸、肥塚良彦、佐々木博史、TOMOSUKEの曲で多く担当している。また、近年ではBEMANIシリーズの連動イベント曲において、ギタドロックverのギター演奏を担当することも多い。
長らくコナミに携わってきた彼だったが、2019年12月に渋谷で開催された音楽ライブで、2019年11月に定年退職したことが本人の口から明らかとなった。現在は菅沼孝三、近藤研之と共に「Thirteen Triangle」を結成し、バンド活動を行っている。
ニコニコ動画においては、天国と地獄、Snow Goose等が音MADで多く用いられる。
コナミスタイルにて1st ALBUM「HEAVEN INSIDE」、2nd ALBUM「ポン太と巡る世界の音楽」発売中。
2014年3月26日にベストアルバム「Third」を発売。
また出演したTHE GITADO LIVE DVDも好評発売中。泉氏の勇姿を観たい方はぜひ。
CS版GuitarFreaks&DrummaniaV3では「MIDNIGHT SUN (LONG Version)」のクリップにおいてまさかの本人演奏による出演を果たし多くのプレイヤーを驚かせた。
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最終更新:2024/04/24(水) 12:00
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