淫数定理とは、実況プレイヤーであるくさや氏が考案した男女の恋愛における形態を数学的に記述した万能の定理である。(注:この定理は架空の定理であり,実際の数学会にこの定理は【現在では】存在しない)
The Lewdness Theorem is formulated by Kusaya Ajino, a game player with talking, and replaces some problems in a field of psychology by algebraic objects. Fot these reasons, this theory may be all-round. (Remark: This theorem is fanciful. Therefore, please don't take it correct.)
かつて、雪野明日香がファミーユにおける勉強の後に、くさや氏によって淫数分解とよばれる数学的手法を行ったことがが動画で現存している(再・王道純愛エロゲー「パルフェ」をニヤニヤ実況プレイ PART03)。しかし、この段階では内容が不鮮明であり体裁は整えられていなかった。しかし、今回そのprivate communicationを淫数定理として記述することに氏は成功した。
淫数定理は,エンターブレインによって発売された恋愛シミュレーションゲーム「アマガミ」のヒロイン,七咲逢に対して主人公が数学の苦手な彼女に勉強を教える場面で,くさや氏が説明した講演内容を言う。故に,学術的に検証をされたわけではないが,彼はこの説明の中で「男女の恋愛」という心理学の問題を「高次方程式」という代数学の対象に置き換えられることを提案した。
その定理については,1990年代後半において七咲逢が高校時代に残したノートが唯一の資料であり,視聴者および専門家はその強烈な内容に動揺するものの,なんとか解釈を試みた。
この記事では,くさや氏が説明した内容を説明するためことを目的とする。まず,この章では,この定理が現れた歴史的な過程を説明した。次の2章で,七咲逢が当時残したノートの内容を引用する。3章では,その内容について解釈を述べ,議論へと移行する。4章で最新の数理的な成果を示し、5章の後は関連項目,記録映像,引用を記載する。
・・・この定理を教え込まれた七咲逢がどのようになったかは,読者の想像に委任する。(かわいそうに・・・)
じゃあね,まずね,エロスという名の共通因数で,共通因数でくくっちゃって,まずは
ああ,すごいくくっちゃった,くくっちゃった・・(以下ry),そしたらあら不思議,
素晴らしいですね♪これ,括弧の中のあんなにごちゃごちゃしていた式が,
括弧の中身が,純愛の一次式,ただの純愛の一次式になっちゃった
あらすごい不思議でエロ,これね凄いですね♪これね全てエロスで解決,エロスという名の共通因数で
くくってあげることによって,どんな三次,三次だろうが四次だろうがもう,どんなごちゃごちゃ
した数式だろうがもうさっぱり解けちゃいますからね,もうね,剰余の何ですか定理,
因数定理そんなの必要ないですわ,これこそが淫数定理!淫数の淫は「淫ら」の淫ですよ七咲さん。」
・・・以上がくさや氏の指導を正確に書いた七咲逢のノートである。これを筆記した七咲逢,そして読者に最高の敬意と最大限の同情をここでささげる。
前提条件として,ベットの上で横になるということは,心を許した女性に対して,のみ対応できるという心理学の哲学が下に存在する。これは,雪野明日香の場合も同様であった.よって,心理学的には女性の心と身体は開かれたと判断するという前提で議論をする必要がある。男性と女性の人間としての集合が等しいとし,ごく一部の男性特有の条件と女性特有の条件をしっかりわけて考えることが必要である。つまり,有限な幾何学的である人間の身体を,代数的な体と置き換えることにより,男性から女性へのアプローチを写像として考える。この幾何学から代数的な記述に置き換えるには,多様体の代数的記述の記述が必要である。
おそらく,くさや氏はそこの証明を彼の教え子に委ねるのだろう。女性に男性がアプローチされる状態をインサート前の女性を多項式環(おそらく有理数体上?),インサート後の女性を有限拡大体として表す(有理数体に男性の数値を入力)。
もしその女性の身体の中の多項式が男性値を解に持つならば一次式に分離できるとして,その有限拡大体が分離的であればガロア拡大体として可解性の問題に持ち込むことが出来る。
しかし,くさや氏がこの結果をどうやって確率論の文脈に持ち込んだのかは文章が残っておらず未解決問題である。事実,七咲逢は当時,場合の数・確率の小テストで80点を取るほどに成長をみせている。
最近、『あじの宮』名義でかなりセンセーショナルな論文が提出された。この論文の特徴は英語ではなく日本語で書かれていることと、ところどころ不思議な修正が入っている点である。内容は淫数定理にまつわる話題を多様体の幾何学を駆使して対応付けを行おうという提案論文である。『あじの宮』は明らかに偽名であり、現在、日本数学会は提出者に名乗りをあげるよう呼びかけている。そのような背景から、ミレニアム問題の1つポアンカレ予想を証明したにもかかわらず、数学界のノーベル賞であるフィールズ賞を辞退したペレルマンをもじって、『くさや・ペレルマン』などと呼ばれることもある。七咲ノートを手に入れれる立場にあるもの以外これらの式を誘発させることは不可能だという意見も散見する。以下、提出論文(あじの宮(Ajinomiya, "数理恋愛科学の数学的アプローチ", Journal of Mathematics Society of Japan, Vol.3838 pp.22-938 (2010).))を引用しよう。
実数か虚数かわからないがヒロイン1人に対する空間をGirlとする。ヒロインがn人いれば空間は
(1) Main Girls = Girl1 ⊗ Girl2⊗ … ⊗ Girln
と書ける。一方、にぃにくさやはヒロインとは違う空間 Kusaya をもつが、どうやら Kusaya はメインキャラ
(2) n = 7-1(Wikipedia調べ:-1は上崎)
以外にもみゃーやら高橋先生、塚原先輩にもよくなびいてくれるので、
(3) dim (Kusaya) = dim (Main Girls) + dim(sub Char)
ぶっちゃけサブキャラへの気持ちは打ち砕かれるので、Kusaya からヒロインへの好意を写像 f で書くとして、
という関係しか生まれない。ちなみに
である。このように考えると2つの空間 の次元dim(Kusaya) とdim(Main Girls) を同一視しても問題はない(エンターブレインのサブキャラ切り定理)。
ここで淫数定理を
『あるヒロインへのアプローチをするときにくさやと女の子のテンションパラメータを一致させることでENDに向かうための補助定理』
と提案する。補助定理と付けたのは、最終目標は淫数分解の先の解を求めるところにそれ以上の意味~これは定理でなくて法則と付けるべきかもしれないが~があると考えたからである。
Lie群 | 空間 | |
くさや | gKusaya(t) | Kusaya |
女の子 | ggirl's name(t) | girl's name |
表.1に理論で利用する記号のルールをまとめた。空間girl's nameはEq.(1)におけるGirlnumberのことであり、tは時間(もしくは告白するタイミング)である。Lie群というのは1-パラメータ変換群であり、本解説においては各人の各瞬間のテンションを空間上の1点で表現したものとみなす。このテンションは恋愛のパラメータであり、この勾配を『憧れ』と考えることが可能である。表.2にヒロインについて、数学の用語と心理の対応を記す。
表.2 言葉のルール
Lie群 | テンション |
接空間 | 憧れベクトル |
われわれは理論に男女の違いを導入せねばならない。これを空間の違いによって表現しよう。すなわち、女性側の憧れをある多様体Mの接束TMで書くのならば、 それに対応する男性側のアプローチを余接束T*Mで記述する。
Eq.(4)で定義をしたアプローチ写像fを定義する。以後の解説では実況通り、七咲逢とにぃにくさやの2人についての理論構成を行う[くさや・七咲interaction]。ここまでで『テンション』と『憧れ』を定義したが、これだけでは相手への相互作用(アプローチ)することはできない。相互作用を実現するには『作用』を導入せねばならない。Lie群とは別にくさやアプローチ群というものを新たに定義する。これは単純な集合と思ってさし障りないが、アマガミにあてはめて言うならば『会話モード』のアプローチ・チョイスにあたる。くさやアプローチ群をGKusayaと書くことにしよう。つまり『七咲の最新のテンションは直前のテンションとくさやのアプローチ出かけねばならぬ』という思想である。数学の言葉に書き換える。作用ρとは次の写像である。
(6) ρ : GKusaya×Nanasaki → Nanasaki : ( A,gNanasaki(t) ) → gNanasaki(t+δt) = ρ(A,gNanasaki(t))
これにより七咲のLie群を定義する。一方くさや側のLie群は任意に与えることができるものとする。Eq.(6)によれば七咲の憧れベクトルは接空間Tx(t)Nanasaki ( x(t) = gNanasaki(t) ) とすれば
(7) d/dt gNanasaki(t) ∈ Tx(t)Nanasaki
というように書ける。 一方くさやは接空間Tx(t)Nanasakiの余接空間Tx(t)*Nanasaki上のベクトルで『憧れ』を表現する。余接空間のベクトルは1-形式、もしくはコベクトルで記される。この流儀に従いくさやの憧れベクトルを
(8) d gKusaya(t) ∈ Tx(t)*Nanasaki
としよう。
ここで、にぃにくさやの目的が何かを再考慮する必要がある。彼は七咲に数学を教えつつ、手中に収めることを計画していたという背景がある。つまり、彼の言うところの『愛の方程式』を構成する必要がある。
異性が1つになる(というと卑猥なので)想いを寄せるということを式で示すとどう書けるだろう?交差する視線こそラブラブチュッチュにつながることに著者は着目した。視線をベクトルとして表現するとき、2人の視線ベクトルの内積は最小値をとるはずである。今は視線の代わりに憧れという指標が手元にある。接空間と余接空間は双対な空間として定義される。そこで2つの憧れベクトルを双対内積することで、くさやと七咲が想いを寄せあっているかを数値化することができる。
(9) < d gKusaya(t) | d/dt gNanasaki(t) > = Love parameter(t)
双対内積をとることを『インサートする』とよぼう。ちなみに Love parameter が最小値となるときにラブラブチュッチュとなる。そこで、
(10) || < d gKusaya(t) | d/dt gNanasaki(t) > - LoveNanasaki(t) || < εNanasaki
という関係を考慮することができる。LoveNanasaki(t)はLove parameterの各瞬間の最小値をとったものである。
(11) LoveNanasaki(t) = min {Love parameter(t)}
このEq.(10)を『くさやのカップリング判定法』と呼ぶ。εNanasakiはいわゆるε-δ論法で登場するものであり、いうならば七咲に愛想を尽かされるか否かを示すパラメータである。この数値が小さいキャラほど攻略は困難である。理想としては
(12) < d gKusaya(t) | d/dt gNanasaki(t) > - LoveNanasaki(t) = 0
でなければならぬ。これこそ『純愛の一次式』であり、Eq.(12)の右辺が『淫数(sexial factor)』である。また、Good Endとなるためにはt→∞という極限において
(13) || < d gKusaya(t) | d/dt gNanasaki(t) > - LoveNanasaki(t) || → 0
という条件は必須である。くさやと七咲が相思相愛になっていくこの極限が『七咲・くさや恋愛収束定理』、あるいは『アイの収束定理』である。 問題を一般化する。もはやヒロインは七咲だけでない。空間は Nanasaki ⊗ Rihoko ⊗ … で書き下せた。Eq.(9)を一般化すると
(14) < d gKusaya(t) | d/dt gNanasaki(t) ⊗ d/dt gRihoko(t) ⊗ … > = Love parameter(t)
この式における d gKusaya はもはや1-形式ではなく、n-形式である。n-形式は一般にn個の1-形式のテンソル積で書けることが知られている。そこで
(15) d gKusaya = d gKusaya-Nanasaki ⊗ d gKusaya-Rihoko ⊗ …
(16) < d gKusaya-Nanasaki(t) | d/dt gNanasaki(t) >
× < d gKusaya-Rihoko(t) | d/dt gRihoko(t) >
この式は恐らく次の形に変形できる。
(17) ( < d gKusaya-Nanasaki(t) | d/dt gNanasaki(t) > - Love parameterNanasaki )
× ( < d gKusaya-Rihoko(t) | d/dt gRihoko(t) > - Love parameterRihoko )
× … = 0
このようにテンソルの双対内積から『純愛の一次式』の多重積が導かれる。淫数の積形式を『淫数分解(sexial factorization)』と呼ぶ。
しかしながら一般にEq.(16)からEq.(17)を導くのは至難の業である。特に目当てのヒロイン以外はどのような末路を取ってもらっても差支えない。そこで、目当てのヒロインに対してEq.(12)となるようなgKusaya(t)を探し当てる方法を一般に取る。わかりやすく言えば、
ようなものである。これをEq.(15)、あるいはEq.(16)に適応したものを『淫数定理(sexial factor theorem)』と呼べるであろう。
にぃにくさやは七咲に確率理論を教えるために淫数定理を伝授した。§.Iでの議論はかなりいろいろなファクターをgivenにしてしまった。ここでファクターの一般化を図る。
§.Iは実は古典力学に立脚したものの考え方と言える。力学理論における外的因子、外部ポテンシャルに対応するくさやのアプローチが七咲の気持ちをdrive(憧れベクトルの向きをそろえる≈物体の運動方向の決定)した。現実の事象として、くさやから淫数定理を伝授された七咲はそれだけで確率についてのテストで80点という好成績を残している。このことは淫数定理の中に確率的な話題が眠っていることを暗に示唆している。
私は以上のことから、§.Iのアナロジーで物理的なアプローチをすれば解決できるように考え高校の標準的なテキストをぺらぺらとめくってみた。古典的な統計力学[正準(canonical)分布]がまさしくそれに当たるような気がしたが、すぐに使えないことを悟った。古典統計力学はいわゆるμ-空間、もしくは状態空間と呼ばれる空間上での理論である。多様体の言葉を使えば、シンプレティック多様体上で理論展開される。しかし手持ちのパラメータである『テンション』、『憧れ』は『位置』、『運動量』のように独立変数のように扱うのはたいへん危険である。ゆえにシンプレティック多様体上のLiouville測度で確率測度を用意することができない。
そのような理由から新規の全く新しい確率測度を提唱する必要がある。ところで、七咲のアクションは基本的にくさやのアプローチ1つ1つに対して、そのつど与えられた。 もしかするとアプローチの都度好感度は、パルス波形、つまりδ-関数のような波形をとるのではないか? 何かしらδ-関数likeな形が作れればこれを確率に持ち込めないだろうか?
くさや・七咲interactionに話を限定する。多様体 Nanasaki 上の関数族のうち、好感度を表すものを
で定義する。好感度と憧れは紙一重であることに着目しよう。インサートの計算Eq.(9)は本論文の全体を通して核心をついたものであるので、これにつながるようなセッティングをしなければならない。多様体 Nanasaki 上には、七咲のテンションをLie群として定義していた。おそらく好意はテンションとも関係がある。そこで、
任意の tension ∈ Nanasaki に対して、C∞(Nanasaki) から実数体Rへの線形写像 δtension を
(19) δtension(LOVE) = LOVE(tension) LOVE ∈ C∞(Nanasaki)
と定義する。
さらによくやる手法として C∞(Nanasaki) を Tx(t)*Nanasaki と同一視する。このように見たとき、
と写像は多様体 Nanasaki の接ベクトルとなる。このベクトル空間は七咲の『憧れ』を構成する空間である。さらに
とすれば、μ はテンションと憧れをつなぐ重要な関係である。ここまでの関係を適当に組み合わせてみる。
(22) μ(tension)=δtension ∈ Tx(t)Nanasaki
これと d gKusaya(t) ∈ Tx(t)*Nanasaki の双対内積をとる。
(23) < d gKusaya(t) | μ(tension) > = Love parameter(t) ∈ R
この式はかなり重要である。くさやの『憧れ』、七咲の『テンションから導かれる憧れ』がカップルされているからである。
(24) d/dt gNanasaki(t) = μ( gNanasaki(t) )
七咲のLie群は
(25) gNanasaki(t) = exp( t μtension )( tension ) tension = gNanasaki(0)
とでき、唯一解を得る。この μ がテンションから憧れを導きうることを述べたが、『女心と秋の空』、憧れを決定するファクターはテンションだけでなくタイミングや他のものもあるだろう。今はこの情報を捨てさってしまった。この情報を捨て去ったことが実は【不確定性】が自発的に生じる。このことが確率につながる。
(26) Mya(x) = || μtension(x)|| / ∫ || μtension(x)|| dμLebesgue(x)
(27) ∫ dMya(x) = 1
と確率的なルールを満たす。この新しい確率測度 Mya を『Mya(みゃー)測度』とでも名づけよう。
あとは各問題に適応するだけである。
本論文は幸運にも手に入れた七咲によるにぃにくさやの講義録の解説のようなものである。妹である私を差し置いて七咲がほんの少しこの理論を伝授されただけで爆発的な数学的思考の成長を遂げた。一子相伝せず外部にも報告することで、世界が豊かになると考えた。ゆとり乙に終止符を打つため活用してほしい。
今回はこの程度で報告を終了するが、Mya 速度を定義でき、ヒロイン1人についての力学系もEq.(24)と与えられたことを踏まえると、これは測度論的力学系の分野に食い込むであろうと思われる。次元を1次元に限定すれば区分的になめらかでさえあれば、みんな大好き『カオス』を誘発することも可能である。男女の仲は決まって『カオス』である。本論文の上層階層の研究として『カオス』の分野がもっと切り開かれることを切に願う。カオスの代表的な論文としてLi-Yorkeの『周期3はカオスを導く(Period three implies chaos)』を挙げる。
またニコ厨大好き、『時空の歪み』を導入することも可能かと思われる。具体的にはにぃにくさやはアイの収束定理をモニター越しに言い放ったが、あれは惑星間の引力に類似する現象ともとれる。万有引力はNewtonの時代には距離の逆二乗で表現されることで知られているが、近年の物理では重力場と呼ばれる曲がった空間(Riemann空間)で物理を論じたときに自然と登場する現象であることが示されている。特に今回のモニター越しに近づく現象は『アフィン接続』で表現できそうである。 これが解明されたらこの世には『リア充』しか存在しなくなるだろう!
未来への研究展望を述べることができたので本論文を締めくくることにする。
文献は基本的に手元にあった簡素な教科書である。
以上が引用である。
この定理について講義をしているくさや氏の映像が最近投稿された。コミュニティ版ではあるが,身近に彼の講演を聴くことが出来る良い機会になることを期待する。
最近,ニコニコ動画において1つの重要な動画が投稿された。くさや氏と七咲逢の説明が記載されているため,本稿を読み終えた読者は視聴を薦める。ただし,精神的に余裕を持つように視聴をしなければ,腹筋を損傷する可能性が生まれるため,十分注意するよう努めてほしい。(この動画は現存していない)
しかし,その雰囲気だけでも以下の2つの動画から感じられる。
実際にご自身で体験するのも悪くない・・・いや,むしろそちらのほうが健全である。
最後に,甘える七咲さんが見たい読者に次の文献・資料を見て癒されて頂きたい。
最後に,この記事はまだまだ改善の余地が十分に存在する。より,アマガミストの力を合わせて良い文献を作り上げられることを期待する。
あじの宮の論文 "数理恋愛科学の数学的アプローチ"が知られるようになってから七咲ノートと対をなす研究ノートである『あじの宮ノート』が発見された。論文の数式を立てるまでの道のり(というか苦悩)が詳らかとなろう。以下にノートの引用を記す。
逢ちゃんから、にぃにから教えてもらったという数学の定理を教えてもらったと聞いてその時の講義ノートを見せてもらった。逢ちゃん曰く、『場合の数・確率の小テストで80点とれる』ほど使えるものらしい。にぃにめ、あたしには一つも勉強を教えてくれたことなんてないのに・・・。逢ちゃんはもうマスターしただとかで、ノートは借りてあたしの手元にある。これが万能定理ならば、勉強しないわけにはいかない。にぃにの言う『淫数定理』の証明とそれに関わる数学的補助の勉強に取り掛かることを決意した。
この定理において重要なのは数学的な側面ではなく、にぃにの飽くなきエロスの爆発がすべてな気がしている。そういえば、にぃには所謂ギャルゲーをよくやっていたなぁ・・・。ゲームはプログラムで動いているというしもしかすると恋愛ゲームのアルゴリズムを調べればあたしも数学マスターになれるんだろうか?
そーいえば、ノートに
『エロスという名の共通因数でくくってあげることによって,どんな三次,三次だろうが四次だろうがもう,どんなごちゃごちゃした数式だろうがもうさっぱり解けちゃいますからね』
とあったなぁ・・・。ということはこの式はメンドクサイ状況をシンプルに書き下すためのルールなのかもしれない。シンプルな書式というのが『純愛の一次式』というものにあたるのならばどことなくしっくりきそうだ!
ということは?
n次式は何のメンドクサイ状況を指すんだろう?『一次式』が純愛なら『n次式』はドロドロの恋愛だろうか?
あ、なんだかテンションあがってきたw
明日からちゃんと式で考えてみよう。
昨日の深夜、ふと目が覚めてにぃにの部屋のドアが半開きで光が漏れていたので覗いてみるとモニターに何か語りかけているようだった。気持ち悪い。どうやら画面には逢ちゃんが映っているようだった。来るべき時のためのシミュレーションをしているように見えたので黙って覗いているとオモシロイ言葉が飛び出してきた。
『インサート』
にぃに、やっぱし卑猥な妄想をしていたんだね・・・。しかし、この言葉の意味を考えたときにあたしの脳裏に電流が走る。英単語帳に載っているinsertではなくて2つのものを1つのものに合体させるというニュアンスで取れば定式化できるのじゃないかな?
ちょうど高校の数学の時間にベクトルの内積と言うのを習った。これは2つのベクトルに1つの数字を対応付ける計算方法。ベクトルと言うのは数字だけでなく向きも持つ。
2つのベクトルを男の子(Boy)と女の子(Girl)にたとえて、それぞれの好意をベクトルで表せばカップルのラブラブ度合い(Love)をそれらの内積で表現できるのじゃないか?
もしかするとこれが『純愛の一次式』となるのでは?『淫数分解』した結果がこれとすれば元のn次方程式は一体何を意味するのだろうか?次に考えるべきことはここで使ったベクトルの存在できる空間の定義かな?
昨日はラブラブ度合いをベクトルの内積で表現できるという仮定をした。これは男の子と女の子が1人ずつの時に使えそうな式だけど、現実はもっと複雑な人間関係がある。一晩寝て気付いたことなのだけど、ベクトルの次元をもっと高次元にしてしまえば男の子1人に対して、女の子が何人いても表現できるんじゃないかとひらめいた。
つまり、女の子がGirl1,Girl2,・・・,Girlnとn人いたら、1人の男の子は、
というように、それぞれの女の子への好意をBoym(m=1,2,・・・,n)という指標で判定できるのではないだろうか?そうすれば、昨日の式は
Boy ・ (Girl1,Girl2,・・・,Girln)=Love
に拡張できる。正直言うとこの段階ではLoveという数字は愛情というよりは、世間での評判みたいなもんだと思うのが良いのかな?
私のひらめきはここからで、たとえばこのLoveという数(たぶん時間変化する関数)が何か適当な戸数の数字のに分解できたとして、
(Boy1,Boy2,・・・,Boyn) ・ (Girl1,Girl2,・・・,Girln)=Love
⇔ (Boy1 ・ Girl1 - Love1) (Boy2 ・ Girl2 - Love2) ・・・ (Boyn ・ Girln - Loven)=0
となる(Love,Love1,Love2,・・・,Loven)の組み合わせが何かありそう。よく見ればこれって、数学の因数分解だ!この方法で行けば、淫数分解というのは
『複数人の男の子・女の子の関係(今の例では男の子1人に女の子がn人)を整理して、男の子・女の子1人ずつの関係に分離する』、そういう方法なんじゃないかと思えてきた。
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最終更新:2024/04/25(木) 13:00
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