深谷知広とは、愛知県出身の競輪選手。ホームバンクは豊橋競輪場である。
1990年1月3日生まれ。師匠は自転車競技でも活躍する金子貴志(愛知・75期)である。
アマチュア時代の活躍についてはウィキペディアを参照してほしい。
日本競輪学校96期生として、2009年7月にデビュー(在校成績は2位)。アマチュア時代の実績を引き下げて臨んだデビュー戦では、2着以下との差を大きく離す衝撃のデビューを果たした。その開催では3連勝で初優勝と同時に完全優勝を果たした。その後の2つの開催も完全優勝を果たし、2008年にA級3班のチャレンジ制度が設けられてから2人目のデビューから9連勝でのA級2班への特別昇進を果たした。
A2に特進した深谷はここでも異次元の強さを披露。あっという間に2つの開催で完全優勝を決め、この時点で15連勝。そして迎えた自身6場所目となる大津びわこ競輪場での開催。初日・2日目と連勝で飾り、17連勝で迎えた2009年9月15日、決勝の舞台に立った深谷は残り1周の最終ホームから仕掛けると、そのまま後続を引き離して優勝。ついにデビューから無傷の18連勝でS級2班に特進を果たした。
デビューから無傷(18連勝)でS級特進を果たしたことはもちろん、菊地圭尚(北海道・89期)が2004年に記録した89日を大幅に更新するデビューから56日という史上最速での特進となった。加えて、平成生まれでは初めてのS級選手の誕生でもあった。
同年11月の大垣競輪場でS級デビュー。初日・2日目と連勝で勝ち上がったものの、決勝では惜しくもゴール前で差され2着となり、デビューからの連勝記録は20でストップした。
2010年に入り、2月の玉野競輪場で東西王座戦(GⅡ)と並行して行なわれたFⅠ戦で待望のS級初優勝を果たすと、4月の96期生ルーキーチャンピオンレースでもメンバー唯一のS級の力を見せつけて優勝。6月の高松宮記念杯競輪で特別競輪デビュー(その初日の競争でいきなりGⅠ初勝利)。12月の競輪祭ではGⅠ初優出を果たし、年末に行なわれたヤンググランプリ(GⅡ)では後方からの捲くり追い込みで優勝を果たした。
2011年からはS級1班に昇班。年始の立川記念では番手が離れるほどの先行逃げ切りを見せて記念初優勝。弱冠21歳ながら、今や競輪界を代表するトップレーサーへと成長を遂げた。
そして6月5日、前橋競輪場(グリーンドーム前橋)で行なわれた第62回高松宮記念杯競輪(GⅠ)(以下:宮杯)に出場。初日こそ力を発揮できなかったが2日目以降は軌道を修正。準決勝では2着選手に8車身の差をつける圧勝劇で決勝優出を果たした。
迎えた決勝は武田豊樹、佐藤友和、村上義弘らといった豪華メンバーともに決勝を争った。道中は稲垣裕之に牽制され後方からの競争になったが、残り1周とともに一気にスパート。一度は村上に合わされるも、そこから力で捲くり切ると追い上げる村上と伏見俊昭を振り切って優勝を果たした。吉岡稔真が持つデビューから最短でのGⅠ優勝(719日)を更新し、684日での初優勝を果たした。平成生まれとしては初めて、そして90期台としては初となる4日制以上GⅠ初優勝となった。年末に行われたKEIRINグランプリにも初出場。積極果敢な先行策を見せ、結果は7着だったものの同じ中部勢の山口幸二の優勝に大きく貢献した。
2012年は、2月に行われた東西王座戦<西王座戦>(GⅡ)で優勝を果たし、同時に西王座戦最後の覇者として名を連ねた。日に日に別線からのマークが強くなる中で、持ち前の先行力でレースを動かしファンを大いに沸かせた。その年はGⅠ優勝こそならなかったものの、2年連続でKEIRINグランプリ2012に出場。ここでも前年のグランプリに引き続き先行勝負を見せた。年齢的にもまだまだ活躍が期待できる選手である。
掲示板
1 コンデュイット
2011/06/05(日) 19:19:59 ID: f4y5ULxy9Q
2 ななしのよっしん
2012/05/11(金) 18:54:32 ID: 9uwq2pGX25
平成生まれのGⅠレーサーか…
武田豊樹や小嶋敬二、伏見俊昭を押しのけてグランプリを獲る可能性もありそうだ
3 ななしのよっしん
2013/03/23(土) 19:18:39 ID: mkqLcQ+0h5
立川の日本選手権競輪5日目準決勝、10R
立川バンクで何と上がり10秒6をマーク・・・
3コーナー8番手、絶望的な位置から差し切る。
なんだありゃ。鳥肌がやばかった。
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最終更新:2024/03/29(金) 06:00
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