混沌を越えし我らが神聖なる調律主を讃えよ

誰ぞ、我を止めてみせよ。

混沌を越えし我らが神聖なる調律主を讃えよとは、セガの音楽ゲーム「CHUNITHM」に収録されているオリジナル楽曲である。

概要

2017年7月20日に追加された最終課題曲。解禁にはこの曲だけでも505マス、ひとつ前の曲「TiamaT:F minor」の解禁にも505マス、マップ全体を通しては1370マス分ものプレイが必要になる。荘厳なコーラスと激しいサウンドが混ざり合ったメロディアスな楽曲となっている。

作曲者の穴山大輔氏はセガ・インタラクティブのサウンドチームメンバーで、家庭用タイトルでは「龍が如く」シリーズ、アーケードでは「Wonderland Wars」等にて作曲を行っている。

譜面について

アーティスト	穴山 大輔
カテゴリ	ORIGINAL
BPM	240
難易度	BASIC	ADVANCED	EXPERT	MASTER
	5	9+	13	14

怒槌以来長らく突破されることのなかった難易度13の壁を破り、ついに登場したMASTER14の楽曲である。さらにEXPERTにおいても最高難易度12+を更新、フリックのない難易度13というある意味恐ろしい事になっている。MASTER14には同時に登場したTiamaT:F minorが存在する。

そのMASTER譜面だが、開始後の緩やかなイントロ直後から、BPM240の16分で交互、乱打、階段、フリック縦連などのあらゆる譜面がSLIDEやHOLDやAIRと同時に次々と襲い来る。更には減速ソフランしながら交互連打をさせたり、赤TAPが平然と32分で滝のように降ってきたり、8分でHOLDを刻みながら、エアー混じりのTAPと混フレをさせたり、AIR-HOLDをしながら高速TAP階段をさせたり、もはや全てが難所と言ってもよいくらいの譜面になっている。また、散々「14へ行け」と言われた怒槌だが、この譜面を見たプレイヤーは「あっやっぱ怒槌13+でいいっす…」となったとかならないとか。

EXPERT譜面においても、これまでのいわゆる赤譜面とは明らかに一線を画した難しさとなっている。交互同時押しHOLDに始まり、平然と高速階段に16分割ノーツが混じり、ほぼ強制クロスの高速SLIDE、24分の縦連、超高速Grab your swordとでも言うべき8分TAP+裏拍4分AIR、もちろん減速しながら16分交互も健在。後半はさらにそれらがパワーアップして襲い来る、その辺のMASTER譜面と比較しても遜色ない難易度。

課題曲としてのノルマはMASTER/EXPERTが7ゲージ、ADVANCED/BASICが5ゲージ。MASTERにおいて7ゲージを稼ぐのはランカークラスでなければほぼ不可能だと思われるので、おとなしく難易度チケットを使おう。

…ところが、2022年5月7日。まさかの理論値陥落してしまうという前代未聞の出来事が起こってしまう。

これにはコハDも驚きを隠せなかったらしく、Twitterで引用RTしてしまうほどだったらしい。

オンゲキ

アーティスト	穴山大輔
チャプター	第1章 チャプター9
対戦相手	珠洲島 有栖 Lv.55
BPM	240
難易度	BASIC	ADVANCED	EXPERT	MASTER
	5	8+	13	14
譜面作者			ものくろっく	ロシェ@Metaverse

そんな楽曲だが、2018年12月、第１章の最終チャプター追加の際に怒槌と大ボス2曲と共に登場。本楽曲解禁にはジュエルが120個必要だったが、現在はマイリストに登録されており解禁不要でプレイ可能となっている。

こちらは怒槌と比べると鍵盤押し要素は（少なくないにせよ）控えめではあるが、BPMの値が高い曲なので全押しでは巻き込みやすい箇所が多く、随所で出てくる3ボタン＋1ボタンの８分押しなど、正しいボタンを正確に押せるかどうかを問われるような譜面構成となっている。

MASTER譜面が全て14以上の高難度チャプターとなっており、その下のEXPERTですら怒槌以外が全て13（ただし本楽曲はSUMMERまでは12⁺だった）とかなりの高難度であったことからも、このチャプターのヤバさは容易に想像できるだろう。

関連動画

関連項目

• CHUNITHM
• 穴山大輔
• TiamaT:F minor