済まぬとは
千年血戦篇にて見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)が尸魂界に侵撃してきた際、護廷十三隊は星十字騎士団(シュテルンリッター)を迎え撃つべく出動する事になる。そこでエス・ノトと鎬を削る阿散井恋次に助勢するため颯爽と推参したのが朽木白哉なのであった。そして白哉は一筋縄では行かないこの難敵を誅戮するにはやはり死神の真髄卍解の使用が必須と判断する。白哉は卍解を封じる方法を看破するため千本桜景厳を展開。そして卍解を奪われた。その後戦いに敗れた白哉が発したセリフがこの「済まぬ」である。
その他の場面においても、白哉が「済まぬ」と発言する場面はいくつか存在する。初出は尸魂界編にて。白哉は妹であるルキアの処刑に対し、「必ず掟を守り抜く」という亡き父母への誓い、そして四大貴族の朽木家として他の死神の規範とならねばならないという責任感から、処刑に異を唱えることはできなかった。処刑をめぐる旅禍や藍染との戦いが終わった後、白哉はルキアの出自の秘密を打ち明けて、ルキアを救った黒崎一護に礼を言う。そしてルキアにも、「済まぬ」と告げるのであった。その後漫画では白哉が事切れたような描写となるが、数ページ後で彼を診た卯ノ花烈が「(白哉は)もう大丈夫でしょう」と発言している。この頃から「済まぬ」→死ぬ死ぬ詐欺は健在であった。
また、同じく千年血戦篇でももう一度登場する。日番谷冬獅郎と共闘し巨大化した敵と戦う際「…何だその目は 身長差なら普段からあるだろうとでも言いてえのか」(冬獅郎133cm・白哉180cm)と問われ「…いや…そんな…つもりは無い… …済まぬ」と、気を遣い過ぎて逆に彼を怒らせる結果となった。全体的に血なまぐさい本章においてこういったコメディはなかなか希少価値の高いものではあるが。
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最終更新:2024/04/24(水) 08:00
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