温故知新単語

オンコチシン

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温故知新とは、昔のことを調べることで新しい知識を見つけ出すという意味の故事成語である。

概要

出典は中国を代表する思想にして儒教の開祖である孔子とその子たちの言行をまとめた『論語』。

、温故知新、可以為師矣。
       ー『論語』為政第二

書き下し方は諸説あるが、代表的な読み方は以下のとおり。

く、「故きを温ねて新しきを知る、以て師と為るべし」と。
し いわく、「ふるきを たずねて あたらしきを しる、もって しと なるべし」と。

「温」は「あたためて」と読まれることもあるが、普通は「たずねて」と読み、「復習する」「しっかりと研究する」という意味になる。

従って現代訳すると、

孔子はおっしゃった、「古いことに習熟して新しいことを知れば、導者となることができるだろう」と。

といった感じである。「古いこと」と「新しいこと」の関係をどう捉えるかは研究者によって微妙に異なり、

「古いことは復習する」「新しいことも知る」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「師」のつらいところだな

みたいな解釈もあるが、一般的には

昔の知識をじっくりと研究すれば、そこから新しい知恵や見解を得られますよ

という理解が一般的だろう。この解釈とほぼ同じことを言っている言葉としては「覧古考新」「往察来」「観往知来」(いずれも中国古典に由来する故事成語)等が挙げられる。

つまるところ、伝統や歴史を学ぶことの意義を強調するために使われることの多い言葉である。ニコニコ動画では、一昔前のアニメゲームを含む「古いコンテンツ」を扱っている動画にこのタグがついているケース立つ。

しかしニコニコ動画も何だかんだで10年以上続いているので、昔流行っていた動画を見に行って何かを学ぼうとすることも立な「温故知新」と言えるのかもしれない。

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  • 3 ななしのよっしん

    2020/11/19(木) 09:32:16 ID: S1aWldR5yH

    原文だとブチャラティ的解釈の方が自然な気がするんだよなあ。陶淵明の雑と一緒で教訓として使いたい人によってめられてるような。

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  • 4 ななしのよっしん

    2022/04/19(火) 19:25:50 ID: w6QlK0c93F

    〇ンコチシン

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  • 5 ななしのよっしん

    2022/10/20(木) 07:44:01 ID: kskWK+mnFR

    古いものに触れる機会の多い現代では、むしろ新しいことを思い付いたと思ったらめちゃくちゃ昔からあるということが大いに

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最終更新:2024/03/28(木) 19:00

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