満洲族

満洲族とは、中国の少数民族である。満州族、満州人、満洲人とも。

概要

中国の東北地方、満洲に主に住んでいる民族のこと。世界史で出てくる女真族の後称で、金朝（1115～1234）や日清戦争やラストエンペラーで有名な清朝（1616～1912）を建てた民族である。

そんな清朝という一時期は中国で天下を取った民族ではあるが、現在はチベットやウイグルみたいな自治区自治州すら持っておらず、満州語もたぶんもうすぐ死語になるであろうくらい弱小な存在である。（自治県はあるけどね。）独自のシャーマニズムなどもほぼもうない。人口は1000万人ほどで一応少数民族の中では3番目の規模。

漫画などで、中国人のテンプレとして辮髪、チャイナドレス、語尾に「アル」などがあるが、辮髪もチャイナドレスも元は満州族の文化であり、「アル」は協和語という満州国の言語から来ている。

日本との関係としては、言うまでもなく満州国がある。満州国の王族は旧清朝の王族、つまり満州人であり、王だった溥儀、「男装の麗人」で知られる川島芳子らは満州人である。

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関連リンク

• https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E5%B7%9E%E6%B0%91%E6%97%8F

関連項目

• 満洲国
• 清/金
• 世界史
• 中国人