滝川市とは (タキカワシとは) [単語記事]

滝川市（たきかわし）とは、北海道の空知地方にある市である。

概要

滝川市（2022年 10月1日時点）
面積	約115.90km²
人口	38,367人
市の花	ツツジ、コスモス
市の木	プラタナス
隣接市町村	空知総合振興局深川市、赤平市、砂川市樺戸郡：新十津川町雨竜郡：雨竜町、妹背牛町

札幌方面と旭川方面、そして富良野方面からの交通が交差する、空知地方屈指の交通の要所。そのため、空知管内では岩見沢市に次いで人口が多い。…が、イオンやマックスバリュなどの商業施設が郊外に出店した影響で中心市街地は衰退しており、典型的な鄙びた地方都市になってしまっている。

滝川の名は、市の南を流れる空知川を表すアイヌ語「ソーラプチペッ（滝がごちゃごちゃ落ちている川、の意）」を意訳したものである。1958年、市制施行。1971年に空知郡江部乙町と合併し、現在の市域になった。

内陸の街であるため、寒暖の差が激しい気候。上昇気流が発生しやすく、加えて航空管制上の制約も少ないことからグライダーが盛ん。江部乙地区はアブラナ（菜の花）の生産が盛んで、春になると菜の花まつりが開催され観光客で賑わう。
味付けジンギスカン発祥の地としても知られており、その代表店である「松尾ジンギスカン」は全国的に有名。その他のご当地グルメとして、滝川駅近くにある大衆食堂「高田屋」などで提供されるチャップ丼がある。