A「なあなあ」
B「ん?どないしたん?」
A「ちょっと聞きたいことあるねんけど聞いてもええ?」
B「ええよ」
A「あのな、最近テレビ見とったら寃罪事件、寃罪事件言うとるけど寃罪ってなんちゅー意味?」
B「ん、寃罪って今うちらがやってることやろ?」
A「なんでやねん、これは漫才や」
両方「やめさせてもらうわ」
漫才(まんざい)とは、主に2人組みで行い、ボケとツッコミに分かれて会話をして立ちながら観客を笑わせる芸の一種である。
漫才をする2人のことは漫才師、お笑いコンビと呼ぶ。
語源は平安時代ぐらいからある伝統芸「萬歳・万歳」であり、これは大黒頭巾を頭に被り太鼓を持って新年に踊る芸の一種。これが寄席などでも行われるようになり、現在の形になった。「漫才」の漢字表記は吉本興業によるもの。同じく寄席の「漫談」の漫の字と合わせたと推測される。
漫才では会話の内容を「ネタ」と呼ぶ。ただ面白いことを話すだけではなく、間の取り方や勢いが重要で、顔芸、曲芸、瞬間芸、冗談、唐突な脱衣、イラスト、絶叫など、手段は選ばない。時代の流れをうまく汲む才能も必要であり、どんなに面白い芸でもうまく時代に乗せることができずに日の目を見ないお笑いコンビもいる。
漫才の本場とされる大阪ではテレビ番組で放送されるお笑い番組の本数が多く、漫才も数多く目にすることができ、生活の中に自然に溶け込んでいる。大御所がさらりと登場して体を張っているのも大阪ならではだろう。漫才を日常的に楽しむなら大阪に住むのが一番良いと思われる。
一方、東京では1970年代まではコントで人気を博したクレイジーキャッツ、萩本欽一、ザ・ドリフターズらが天下を取っていた時代であったために漫才は格下に見られた時代が長かった。これに革命をもたらしたのが1980年代初頭に起こった漫才ブームである。このブームからビートたけしや島田紳助らが頭角を現し天下を取った。さらにその後大阪からダウンタウンが東京進出を果たし、その革新的な漫才で全国的人気を博して以降は東京でも漫才の地位が上がり、同時に漫才が改めて全国区の人気を確立させた。
2001年より始まった「M-1グランプリ」によって再び漫才が脚光を浴びるようになる。
漫才師として名が売れるとゴールデンタイムにバラエティ番組を持つようになることが多く、その後は朝のニュース番組などで解説の仕事をしたりと漫才から離れていってしまう人もいる。
掲示板
32 ななしのよっしん
2024/01/12(金) 04:15:16 ID: z1t3PIBT2K
変わり種漫才好きなので無くならないでほしい
ひたすら全力でか ら あ げ って叫び続ける漫才とか
土の中から加藤一二三が生えてくる漫才とか
極度のおっちょこちょいが寿司屋に行く漫才とか
夢みたいなウッチャンナンチャン空間の漫才とか
そういうのを定期的に摂取したくなる
33 漫才師のゴルシとTFPスタスク
2024/03/21(木) 23:29:39 ID: OAf9ZAbMeE
漫才師
34 ななしのよっしん
2025/04/19(土) 06:55:38 ID: dzG2LKzw2B
>>32
解る。と言うか、時代や人に依って漫才やコントの何処に笑いを見出すか違うし、思ったより、人間って他人の考えの影響を受けやすいのかな?と漫才の解説を聞いて思った。
山田玲司さんって言う漫画家さんが、ダウンタウンの解説をしてて聞いた時に思ったが、漫才は令和に成るまでは島田紳助さんや松本さんや浜田さんみたいに、他人を弄って笑いを取る冷笑系のコントと、ビートたけしさんやドリフターズみたいに全力で体や衣装やモノボケや周囲を巻き込みつつ、人を余り弄らずに自分から笑わす全力コントの二つに分かれて受け入れられてたと思う。
私は全力で御経を読んでるのに突然速く成ったり、CMの速さに合わせてバック宙を繰り返したり、音楽や番組を再現してリズムに合わせながら話すパロディコントとかの方が笑えるから、ガキ使みたいに全力で笑わせに行く方が面白いのになと違和感有った。やっぱ頑張ってる人を悪しらう笑いや弄る笑いって距離感が難しいし、虐めに成ると喧嘩に成るから良くないね。
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最終更新:2025/04/25(金) 14:00
最終更新:2025/04/25(金) 14:00
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