セトノハナヨメ
瀬戸の花嫁とは、
ここでは、2について解説する。
2002年よりスクウェア・エニックス(当時はエニックス)が発行している「月刊ガンガンWING」にて連載開始。ドラマCD、アニメ化と順調にメディア展開するも、2008年に作者の腕の異常により約2年間休載。
2010年5月に連載再開するが、休載中に「月刊ガンガンWING」が休刊したため、後継紙の「月刊ガンガンJOKER」に移籍し、2010年6月号にて連載が再開された。そして2010年12月号で完結を迎えた。
全16巻+別冊1巻。
2004年と2005年にドラマCD発売。オリジナルキャラ泉(cv千葉繁)が登場する。
2007年4月~10月にかけてテレビアニメ化された。全26話。その後の2008年と2009年にOVAが二本出ている。2010年にはピクチャードラマも作られた。
瀬戸内にある父の実家に遊びに行った中学生の満潮永澄は海水浴の最中足をつって溺れてしまう。そこに偶然泳いでいた人魚の瀬戸燦に命を助けてもらうのだが、人魚たちにはある掟があった。
その掟とは「身内以外の人間に人魚の姿を見られた場合、どちらかが死ぬ、または人魚の正体を知った人間が人魚の身内になる」というものだった。そのため永澄は燦と結婚することになるのだが、燦の父親は燦を溺愛しており、さらに「瀬戸内組」の組長であった。
当然結婚を阻止するべくさまざまな方法で永澄を抹殺しようと企てる。なんとか無事に夏休みを終え埼玉にある我が家に燦とともに帰る永澄だったが、永澄の通う学校にも、「瀬戸内組」の面々が学校関係者として赴任するのだった。
キャラ名 | 読み | ドラマCD版声優 | TVアニメ版声優 |
---|---|---|---|
満潮永澄![]() |
みちしお ながすみ | 鈴村健一 | 水島大宙 |
瀬戸燦![]() |
せと さん | 田中理恵 | 桃井はるこ |
政(瀬戸の花嫁)![]() |
まさ | 竹本英史 | 村瀬克輝 |
巻(瀬戸の花嫁)![]() |
まき | 斎藤千和 | 桑谷夏子 |
江戸前留奈![]() |
えどまえ るな | 野川さくら | |
不知火明乃![]() |
しらぬい あけの | 喜多村英梨 | |
銭形巡![]() |
ぜにがた まわり | 広橋涼 | 森永理科 |
三河海![]() |
みかわ かい | 小野大輔 | |
委員長(瀬戸の花嫁)![]() |
いいんちょう | 後藤沙緒織 | 力丸乃りこ |
猿飛秀吉 | さるとび ひでよし | 松本吉郎 | 矢部雅史 |
瀬戸豪三郎![]() |
せと ごうざぶろう | 内海賢二 | 三宅健太 |
瀬戸蓮 | せと れん | 三石琴乃 | 鍋井まき子 |
永澄の父 | 島田敏 | 伊丸岡篤 | |
永澄の母 | 天野由梨 | 並木のり子 | |
シャーク藤代 | - ふじしろ | 中井和哉 | 子安武人 |
オクトパス中島 | - なかじま | 松本吉郎 | 矢部雅史 |
ルナパパ![]() |
玄田哲章 | ||
永澄の祖母 | 定岡小百合 | 松島栄利子 |
2007年4月~9月までテレビ東京系列4局で放映された。 2008年、2009年にOVAを発売しているほか、ファンCDに収録されている短編アニメ集や2010年にはピクチャードラマ(誕生日の話や1話の燦ちゃんが永澄の家に行くまでの話)が作られた。監督の岸誠二とシリーズ構成の上江洲誠は後に「ダンガンロンパ The ANIMATION」や「ケンガンアシュラ」でもタッグを組んでいる。
サブタイトルは映画のタイトルが元ネタで、基本的に一話完結だが、前後編となっている話もある(7・8話、12・13話、18・19話、25・26話)。
原作の1巻から8巻までのエピソードを中心にして作られているが、隅々に渡って多様な追加・変更が加えられており、オリジナルパートの追加や永澄の人間離れや政さんのデザイン、源義魚などのキャラ設定などの各種設定の変更のみならず、17話「県警対組織暴力」や24話「完全さらば友よ」のように完全オリジナル回も存在する。
当時、原作が未完だったという理由もあるが、最終エピソードである25話、26話は原作をベースとしたほぼオリジナル展開となっている。
また、17話はやりすぎて登場キャラクターに著作権侵害の疑いがかけられAT-Xでは8月30日を初回として第17話が放送される予定であったが、急遽放送を中止し第18話以降を繰り上げて放送するなど。第17話については後に当該箇所を修正したものを11月17日に放送し、その後発売されたDVD版にもそれに準じたものが収録されている。同じく17話で、同じ岸誠二監督作品でもあり前年に放送された『マジカノ』に学校で多数のファンがいる女子生徒のグッズを違法販売するなど似た要素のオリジナルエピソードが使われていたが、ここは別に問題ないので修正されてない。
原作では振り回されるだけだった永澄が話が進むにつれて人間レベルを超えるの超人的能力を身に付けて、たやすく周囲には振り回されない能動的なキャラクターに変貌していくなどの変更も加えられている。
これについては監督の岸は『アニメージュ』2009年8月号の『この人に話を聞きたい』にて「任侠が作品テーマの一つであるから、最終的に永澄が男にならないといけない」という趣旨の発言をしている。最終回では自分自身だけで超人化している。一歩間違えていれば原作レイプだっただろう・・・
原作でも人気の高い政さんを前面に打ち出しており、「今日の政さん」というおまけコーナーまで作られ、21話のように別のおまけコーナーに登場することもあり、本編で政が登場しなかった回などでも出ているため、ほぼ毎回出ている。また、ストーリー構成の関係からか、要らない・出なくてもいいと言われているサーたん以降の新キャラは未登場。しかし、サーたんより前に出ていた秀吉の妹である悟もなぜか未登場。その後のOVAで悟は「仁」で、サーたんは「義」で登場した。
作者も公式ガイドブックで、「アニメスタッフに足を向けて眠れない」というコメントも残している。また、リアル政さんこと村瀬克輝とも交流を深め、後に原作コミックスで実写フィルム漫画を共同で執筆した。後に原作が休載しており、アニメの出来が良すぎてやる気がなくなったという噂がある。
OVA第1巻『仁』制作当時、同スタッフが『天体戦士サンレッド』を制作しており、ほぼ同時進行での制作になったため、エンディングのすべてのクレジットが「がんばった○○」(○○には「キャスト」や「原画」といった役職がはいる」)という表記になり、作画監督は「超がんばったスーパー作画監督」の表記となった。けしてブラック企業ではない。
原作ではJR観音寺駅(アニメ版では「観恩寺駅」)が出ているが、アニメ版でも、実在する三豊市コミュニティバスのバス停(実在の名称が使われている。県道21号沿い)や、かつて実在した海水浴場「仁尾サンビーチ」(アニメ版では「三尾サンビーチ」)が登場する。「〜じゃきん」などが特徴的な燦たちの方言も、西讃地方の讃岐弁がモチーフになっている。
話数 | サブタイトル | 動画 | dアニメ |
---|---|---|---|
第壱話 | 極道の妻 | ||
第弐話 | 指輪物語 | ||
第参話 | 天国に一番近い島 | ||
第四話 | 男はつらいよ | ||
第五話 | 狙われた学園 | ||
第六話 | お嬢さんお手やわらかに | ||
第七話 | 来訪者(ビジター) | ||
第八話 | 激突 | ||
第九話 | バトルランナー | ||
第拾話 | 鋼鉄の男 | ||
第拾壱話 | アルマゲドン | ||
第拾弐話 | 愛の奴隷 | ||
第拾参話 | ある愛の詩 | ![]() |
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第拾四話 | 子猫物語 | ![]() |
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第拾五話 | 君の名は | ![]() |
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第拾六話 | マイノリティ・リポート | ![]() |
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第拾七話 | 県警対組織暴力 | ![]() |
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第拾八話 | 肉体の門 | ![]() |
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第拾九話 | ショウほど素敵な商売はない | ![]() |
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第弐拾話 | 男たちの挽歌 | ![]() |
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第弐拾壱話 | 恋のからさわぎ | ![]() |
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第弐拾弐話 | 傷だらけのアイドル | ![]() |
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第弐拾参話 | 過去のない男 | ![]() |
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第弐拾四話 | さらば友よ | ![]() |
![]() |
第弐拾五話 | 家族ゲーム | ![]() |
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第弐拾六話 | きみの帰る場所 | ![]() |
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話数 | サブタイトル | 動画 | dアニメ |
---|---|---|---|
新章 第壱話 新章 第弐話 |
死なない男 |
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|
新章 第参話 新章 第四話 |
きみのためにできること 貴方なしでは |
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最終更新:2022/06/27(月) 02:00
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