火力発電は重油・ガスなどを利用しボイラーを動かして発電する方法である。日本国の電気の6割はこの方法でつくられている。
火力発電は石油・ガス・石炭といった燃料を燃やし、水を加熱して高温・高圧の蒸気とし、これをタービンに送り込んで発電機を回し、電力を取り出すという原理になっている。ちなみに使われた蒸気はこの後復水路で冷やされて(海水で冷やしている。そのため海岸沿いに位置することが多い)再び水になり、また蒸気になってタービンを回し、・・・・・・と無限ループさせている。
燃料は多種多様であり、基本的には水を高圧水蒸気に変換できるほどの熱量さえあるなら燃えるゴミでもタイヤでも火力発電の燃料とすることは可能である。ここでは、火力発電の主要な燃料である石油・液化天然ガス・石炭について記述する。
火力発電を行う際、避けて通れないのが二酸化炭素・窒化酸化物・硫化酸化物・煤塵の発生である。が、最近はコンバインドサイクル発電といった熱効率の良い発電法の普及により、「普通の火力発電で使う同じ量の燃料から多くの電力を得る」ことが可能になったことが排出量の抑制に繋がっている。また、燃焼器の設計において流体力学・熱力学・燃焼学などの各種学問とシミュレーションを組み合わせることで「高温燃焼が可能で、かつ排出ガスが比較的クリーンな火力発電」が実現しつつある。
掲示板
91 ななしのよっしん
2022/11/10(木) 22:45:11 ID: PtSDIuaYAo
増やすメリットがない
燃料は中露中東に依存してるし環境負荷が高いから憚られる
92 ななしのよっしん
2023/01/12(木) 09:23:10 ID: yukLiIGITE
93 ななしのよっしん
2023/04/12(水) 22:23:38 ID: cwtgf/MVfV
火力発電の最大のメリットは大量の高濃度の二酸化炭素が得られることだと思っている。
今の日本はドライアイスの需要に二酸化炭素の供給が追いついていなくて、韓国から輸入している始末。二酸化炭素の需要は非常に高い。
高濃度で大量の二酸化炭素が得られるプラントは本当に限られていて、製鉄所か石化プラントか火力発電所くらいしかない。
このうち製鉄所や石化プラントは集約が進んでどんどん排出量が減っている。となると火力発電しかない。
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最終更新:2024/04/23(火) 18:00
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