第1期最終弾、Vol7に収録されている魔法カード。テキストは以下の通り。
通常魔法
相手ライフに1000ポイントダメージを与え、
自分は500ポイントダメージを受ける。
※遊戯王Wikiより抜粋
お互いにダメージを与える通常魔法。「デス・メテオ」と同等の火力があるものの、あちらはライフが一定以下であると発動出来ないデメリットがある。発動したプレイヤー自身もダメージを受けるが、速攻で決着をつけるなら別に気にならないだろう。相手のライフを直接削るバーンデッキにとって重要なカードと言える。
また、エラッタ前の破壊輪と同様、お互いに同時にダメージを与えるため、状況次第では引き分けになりうるカードでもある。
余談だが、このカードにはパスワードが存在しない。これは後述するゲームではレアカードとなっている為である。
そんな「火炎地獄」だが、ゲームボーイ版遊戯王デュエルモンスターズではとんでもないカードであった。
あいてのライフポイントを5000もうばう しゃくねつじごくをはっせい
※ゲームボーイ版遊戯王デュエルモンスターズより抜粋
なんと相手に5000ダメージを与えるという、今では信じられないダメージ量に設定されている。しかもこのゲームでは同名カードの枚数制限が無く、大量投入してしまえばどんな相手でも楽々勝利出来てしまう恐ろしいカードであった。
無論、こんな代物が軽々と手に入るわけでは無く、発売当時は入手条件が非常に厳しかった。手に入れるには200「本」ものカセットと通信対戦をしなくてはならない。200「回」通信対戦するのでは無いのでご注意を。このゲームはロムリセット出来ない為、データ消去を繰り返し対戦数を稼げない恐ろしい仕様となっており、空前絶後な入手難易度だった。こういった意味でも、ゲームの「火炎地獄」はとんでもないカードである。
もっとも、次回作以降はダメージ量が1000に減少されており、入手は簡単なものになっている。続編のⅡと通信交換して思う存分その強さを実感してみるといいだろう。
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最終更新:2025/12/08(月) 01:00
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