灯火の星とは、任天堂より発売されるゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」のモードの一つであるアドベンチャーモードの副題、及び同モードのバックストーリーを紹介した動画である。
英題「World of Light」
本記事では動画の内容について記述する。
スピリッツを含んだモードの説明については「スピリッツ(スマブラ)」を参照。
2018年11月1日に配信された「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct」で初公開された名称。本作のディレクター及びダイレクトのナビゲーターを務めた桜井政博氏によると、「本作は亜空の使者のようにストーリーを語るモードはない」が、「『この世界』の全てのキャラクターがスピリッツと化した「ある事件」のきっかけを紹介する」として、ダイレクトの最後にムービーが公開された。
空中に漂う凄まじい数のマスターハンドとその中央に位置する光の化身『キーラ』、そして崖上にて相対するファイターたち。しかしマスターハンドたちは突如分解されキーラに吸収されると大量のビームが放たれファイターたちに襲いかかる。ファイターたちは応戦するも全滅し、さらにビームはこの世界まるごと消滅させるかのように世界全体を覆っていく…。
キーラによって放たれたビームによりファイターは次々と消滅していくが、彼らはただ消滅するだけでは終わらない。ファイターたちはそれぞれビームを防ごうとしたり、高速で逃げ出そうとしたりと個性を発揮して未知の力に対抗するも…という形になっており、それぞれのファイターのファンをうならせた演出となっている。
以下に、映像の内容を解説する。「全員参戦」の記事のパクリとかは言わないで
この項目は、映像及びファイターの原典のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
この項目は独自研究を元に書かれています。 信じる信じないはあなた次第です。 |
登場キャラクター | 内容 |
フォックス | 台詞「今日こそ決着をつけてやる!」 フォックスは雇われ遊撃隊「スターフォックス」のリーダーで、 また初代64版のファイターで唯一日本語ボイスがついており、 先陣を切る役目としてはうってつけであろう。 |
ロゼッタ&チコ リザードン ファルコ キャプテン・ファルコン ピカチュウ ミュウツー ゼルダ クッパ カービィ ロックマン サムス マリオ キングクルール ピット リンク シュルク フォックス ポケモントレーナー(男) フシギソウ ゼニガメ マルス シモン パルテナ スネーク インクリング(女) デデデ インクリング(男) Wii Fit トレーナー(女) むらびと ドンキーコング ルカリオ |
※キャラクター表記は画面左側から。 崖上にファイターが集結。 このシーンに映っていないファイターも後ほど数多く登場するため、 彼らの後ろにもまだまだファイターたちが控えているのだろう。 崖上にファイターが集結するシーンは「大乱闘スマッシュブラザーズX」のオープニング、 及び同作のアドベンチャーモード「亜空の使者」のラストにも同様のシーンがあり、 その場面のオマージュと思われる。 SPECIALからの参戦ファイターはキングクルール、シモン、インクリング(男女)のみ。 |
マスターハンド キーラ |
空中に漂う大量のマスターハンドたち。 その中央にはキーラの姿もある。 |
マルス ゼルダ ピット |
「一人で10体ぐらい倒せればいけるか…?」 「ここまで来たら、やるしかないでしょう」 「僕たちなら、きっと勝てる!」 この場面の詳細や補足は単語記事「マルス理論」を参照のこと。 さっきの集合図的にあんたら結構離れてたじゃないかとは言ってはいけない。 |
マスターハンド キーラ |
突如指先から燃え尽きるように分解されるマスターハンド。 そのエネルギーがキーラに集まり収束していく。 |
シュルク |
最前線に立っていたシュルクが見た未来視-ビジョン-は 「キーラから放たれた大量のビームによりファイターが全滅する」という 目を覆いたくなるような絶望の未来だった。 すぐさまこの未来視の内容を伝えるべく後ろを振り向くシュルクだが…。 原典「ゼノブレイド」においても未来視はストーリー上で重大な役割を果たし、 絶望の未来を伝えられずに大事な人が犠牲になる…という場面は 原作でも同様のシーンが存在する。 なお推測ではあるが、この未来視の内容はシュルクの眼前にいた 一人のファイターには伝わっていたのではないか…と言われている。 (シュルクが振り向いた先は位置関係的に、 大多数のいる真後ろではなく残された希望となったファイターのいた右方向になっている。) |
キーラ |
シュルクの未来視の通り、キーラから大量のビームが発射され、 ファイター達に襲いかかる…。 |
リンク |
ハイリアの盾を駆使しビームを弾くも、マスターソードを躱されて崩れた体勢を立て直しきれず できたスキにビームが直撃し消滅。 本作のリンクは「ブレスオブザワイルド」をベースにしたリンクであり、 原典のテクニックとして敵の攻撃をタイミングよく盾で弾くと 敵の攻撃をカウンターできる「ジャストガード」が発動する。 ジャストガードは敵の直接攻撃はもちろんのこと、 原典内でも屈指の強さで知られる「ガーディアン」が放つビームも跳ね返す。 その要領でビームも跳ね返すこともできたのだろう。 |
サムス | パワービームで応戦するが相手のビームが直撃し消滅。 |
ゼルダ ミュウツー |
ゼルダはネールの愛、ミュウツーはねんりきによる反射を試みるもいずれも破られ直撃。 ゼルダとミュウツーはスマブラDXのイベント戦「ミュウツーの影」で ミュウツーに操られてプレイヤーに襲いかかるゼルダ…という設定で戦っていた繋がりがある。 |
ソニック ピカチュウ |
逃げるピカチュウに手を差し伸べるソニックだったが、 先にピカチュウにビームが直撃し、続いてソニックもビームの犠牲となる。 本来ソニックは音速のスピードを誇るハリネズミであり 最高速度を出せばあのビームも避けられたかもしれないが、 同時に目の前で困ってる人を見過ごせない性格でもあるため ピカチュウを助け出すためにフルスピードを出すのが遅れている。 (ピカチュウが撃たれた直後にギアを上げようとしたが間に合わなかった。また、 あの時点で可能だったかは分からないが、スーパーソニックになりカオスコントロール を最大にした状態であれば逃げきれていた可能性はある。) |
ベヨネッタ | ビームを回避しバットウィズインが発動、 しかし戻ったスキを狙われビームが直撃する。 ベヨネッタは敵の攻撃をタイミングよく避けると 「ウイッチタイム」という魔法が発動し、周囲の時の流れを遅くすることが可能。 さらに回避のタイミングが多少ずれても コウモリの姿になって攻撃を回避する「バットウィズイン」が発動する。 しかしバットウィズインはジャストの回避ではないため、 元に戻るスキが発生する。原典ではそういう仕様ではないが、 今回はそのスキを狙われてしまった。 映像をよく見るとバットウィズイン中にビームを当てられ変身が解除されている。 |
ポケモントレーナー リザードン フシギソウ ゼニガメ クッパ |
ポケモントレーナーは三匹の手持ちによる「さんみいったい」攻撃、 クッパもクッパブレスによる火炎放射攻撃を試みるがビームが直撃。 |
キャプテン・ファルコン | 愛車ブルーファルコンに乗り込もうとしたタイミングでビームに巻き込まれる。 |
ルカリオ ゲッコウガ |
ルカリオは「みきり」で一発目のビームを回避、しかし続くビームに撃たれる。 ゲッコウガも空中に飛びあがって回避するがそこを撃ち抜かれる。 |
インクリング(男女) | 足元にインクを塗って潜伏するも 謎ビームに やられた! |
ファルコ | アーウィンに乗り込み発進。 それを追いかける複数(少なくとも3発以上)のビーム。 最後はビームに追いつかれ撃墜された。 アーウィンは本作に登場するファイターが所有する兵器の中でもトップクラスの火力を誇り、 単独で大気圏脱出・惑星間ワープが可能な高性能戦闘機である。 そのためあのビームから逃げ切れる可能性のあった貴重な戦力であったが、 ビームはまるでそれを見通していたかのように大量にアーウィンを狙ってきた。 さらにアーウィンの弱点としてローリングシールド直後の一時的な出力低下による隙と、 高速回転によりパイロットが周囲の状況を見失ってしまう点が挙げられ、 その隙を狙われたものと思われる。(映像でもローリングしているのが確認できる) |
ピット ブラックピット パルテナ |
パルテナから飛翔の奇跡を与えられ逃げるピットとブラックピット。 ビームに反射盤の奇跡で立ち向かうも破れてしまうパルテナ。 同時に奇跡の効果を失い落下するピットとブラックピットにビームが直撃しヤラレチャッタ。 |
スネーク |
崖に一つたたずむ段ボール箱。そこへ容赦なくビームが襲いかかる。 原典「メタルギアソリッド」でも兵士の目を掻い潜るために段ボール箱に身を潜めて おり、巧みに敵の眼を欺き任務を遂行した。 だが任務とは異なりその程度で見逃してくれるほどバカなビームでもなくあっけなく消滅した。 しかし描写を見る限りではただの段ボール箱で、 中に人が入ってるとは一言も語られていない。 ひょっとしたらひょっとするのかも…? |
ディディーコング ロゼッタ&チコ |
ディディーコングはバレルジェット、 ロゼッタ&チコは恐らくスターリングによる空中移動で 逃亡を試みるがビームが直撃。 |
Wii Fit トレーナー(女) ダックハント むらびと |
ヨガの立ち木のポーズを取るトレーナー。 飛び立とうとするカモとなぜか踏ん張り動かないイヌ。 ただ逃げ惑うむらびと。 成すすべもなく二人と一匹と一羽もビームに飲み込まれる。 恐らく今回のファイターの中で最も一般人に近い面々。 トレーナーが取る立ち木のポーズはスマブラにおいては 上スマッシュ攻撃に採用されているが、一瞬だけ無敵判定がつく効果があり 「一瞬の無敵時間に全てを懸けたのではないか」という意見がある。 (確かに他のファイターよりちょっぴり長く耐えていた…ようにも見える。) |
カービィ |
ワープスターに乗ってビームから逃げるカービィ。その数は数百本に及ぶ。 巧みに回避を繰り返しつつ加速し、ついにワープスターは限界を超えるかのような音を出して カービィもろとも消滅=ワープした。 ワープスターと言いながら実際はただの乗り物で 全然ワープしてないじゃないか、と言われる事があるが、 ワープスターに乗ってワープをする描写は原典でもある。 GB版星のカービィにて、クラッコJr.を倒した直後に乗るワープスターは 上昇した後に消滅し、別地点へ移動する。 また、ウルトラスーパーデラックスのOPにおいてもカービィを乗せたワープスターは どこからかワープして現れる。 もしかしたらこの時以来のワープになるのかもしれない。 |
タートナック ピグマ アネモ カブリバ ハネンボン ジンガー |
ファイターではないものの「この世界」に存在するゲームキャラクターたち。 彼らにも容赦なくビームが襲いかかる…。 彼らはそれぞれ「ゼルダの伝説」「スターフォックス」「スプラトゥーン」 「どうぶつの森」「エレクトロプランクトン」「ドンキーコング」の 各作品に登場するキャラクター。 |
- | ビームの影響は「この世界」はおろか宇宙すらも飲み込もうとしていた。 そして全てが光に包まれた…。 |
- | ビームが過ぎ去った世界は、全てのキャラクターが「スピリッツ」と化し、 あてもなくさ迷う状態となっていた。 もはやこの世界は滅亡するしかないのか…。 |
・ ・ ・ ・・ ・ ・ |
|
♪命の灯火 |
|
カービィ |
あの猛攻からたった一人逃げ切り、ワープしてきたカービィとワープスター。 最後の灯火となったカービィが墜落した先に待つものとは… |
キーラ | ここからはアドベンチャーモードの本編映像も交えた紹介になる。 マップのようなものの中にあの忌まわしきビームを放ったキーラの存在が確認できる。 |
マリオ ドドロ |
フィギュア状態となったマリオに謎の液体が垂れ流され、それはマリオの形となって 新たなフィギュアとなった。 そこへドドロのスピリッツが現れ、新たに作られたマリオのフィギュアに入り込む…。 ドドロは「ピクミン」に登場する敵キャラクター。 |
カービィ マリオ(トドロ) |
スピリッツが入り込んだマリオとスマブラの形式で戦うカービィ。 ステージはピクミン&オリマーのホームステージ「とある星」。 |
マリオ その他大勢 |
スピリッツが入り込むフィギュアとなったのはマリオだけではなかった。 数多くのファイターがスピリッツの入り込んだファイターと化して襲いかかるのか…。 |
- | ここからはアドベンチャーモードのさらに詳細なマップの映像も流れる。 マップの様々なエリアにいるファイターと戦うことなるようだ。 山や海、どこかで見た事あるようなフィールドもちらほら。 中にはかつて亜空の使者でボスとして立ちはだかった「ガレオム」も現れる。 |
そして最後にタイトルロゴが現れるが、いつものロゴとは微妙に違うような…?
大部隊が壊滅し、その中の一人だけが逃げ出して仲間を取り戻しながら戦う…というプロットは大乱闘スマッシュブラザーズXのモードの一つ「亜空の使者」におけるシナリオのプロットとして桜井氏がイメージしていたものに同様の構想があった。ひょっとしたらこういう内容の作品をずっと作りたいと思っていたのかもしれない。
わたしはどちらかというともう少し
シリアスな感じをイメージしていたんですね。
たとえば、大きな部隊がいきなり全滅して、
そこからひとりのキャラクターだけが逃げだして、
仲間を取り戻しながら戦うという、逆境的な。
で、結果的には、やりとりを密にして進行した結果
うまくまとまり、
『亜空の使者』の物語ができたんです。
キーラの猛攻から逃げ切れたキャラとして選ばれたカービィだが、選出に当たって桜井氏は2018年11月18日発売のファミ通に掲載のコラムで以下のように語っている。
「灯火の星」の名前が公開された当初から、タイトルを逆から読むと「星の火灯→火灯が『カ』『ビ・ヒ』と読める→星のカービィになる」という考察が一部で広まっていたが、これは桜井氏曰く「気づいてはいたけど偶然です」とのこと。
掲示板
1326 ななしのよっしん
2024/04/16(火) 16:03:08 ID: rZiYcGhJuh
多彩なキャラ多彩なカスタマイズを備えてるから色んな楽しみ方ができると思いきや
即やるかやられるかってだけの勝負を延々やってるだけですげえ窮屈なんだよこのモード
1327 ななしのよっしん
2024/04/16(火) 16:07:28 ID: mEQJJqR+AL
>>1326
そうなると強化に使える枠が微妙に足りないからあーでもないこーでもないと悩む羽目になるんだけど、戦闘前のロードが微妙に長くてテンポ悪いんだよな
1328 ななしのよっしん
2024/04/16(火) 16:10:46 ID: u7C5wh+BMQ
不満はあるけど完璧主義の部分が自分にあるから結局全部埋めちゃったけどね
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 20:00
最終更新:2024/04/24(水) 20:00
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