禁欲の果てにたどり着く境地など高が知れたものッッ 強くなりたくばネタバレ!!! ここから下は自己責任で突っ走って問題ない!!!15mまでなら!!! |
CV.安井邦彦(TVアニメ第一作)、小山力也(TVアニメ第二作)
烈海王とは、『グラップラー刃牙』に登場する中国拳法の達人である。本名は烈永周(れつ えいしゅう)という。
中国拳法において最高峰の達人のみに贈られる海王の称号を持っており、その名に恥じない超人的な技・身体能力・精神を身につけている。
初登場は最大トーナメント編。中国拳法の最強性を証明するために出場したようだ。出場者の中でも突出した強さを見せるが、準決勝にて範馬刃牙に敗北する。
最大トーナメント終了後は神心会の特別顧問として招かれ再び来日。徳川光成の勝手な提案で最凶死刑囚との戦いに身を投じることとなる。このころから性格がずいぶんと丸くなった。
死刑囚との闘いが終結した頃に刃牙が毒に侵されていると知らせを受ける。その治療のために刃牙を連れて帰国。そのまま中国武術において最高の称号である"海皇"を決める100年に一度の武術大会"大擂台賽"に刃牙と共に出場。大会に刃牙を連れていった理由は、やはり解毒が狙いだったようだ(後述)。
大会終了後再び来日、刃牙がマホメド・アライに勝利した知らせを聞き、地下闘技場にて刃牙のリアルシャドーを見届ける。
ピクル編にて久しぶりに登場。最強原人ピクルの存在を聞きつけ自らを餌にすることを条件に勝負を挑むも敗北。肩の一部と右足を膝近くまで喰われる。その後は次なる挑戦者の愚地克巳の強化に尽力する。刃牙に対してもピクルへの挑戦間際に自宅を訪問した。
ピクル編後は片足を失ったことを克服するためか、ボクシングに挑戦。戦績を上げ、最終的には世界チャンピオンとなる。その後、宮本武蔵の存在を知り来日。武器解禁試合というルールの中、武器を含めた中国武術と郭海皇から伝授された消力を駆使するも、武蔵の斬撃を消力することができず、斬殺されてしまった・・・。
初登場時は中国武術以外を格下に見ているような態度があったが、そのような態度は刃牙等の高い実力のある格闘家や神心会との交流を経て次第に丸くなっていった。しかし中国武術に絶対の誇りを持つその姿勢は変わることなく海王として貫き通した。
身長は176cmとバキ世界の戦士としては小柄である。しかし、その肉体は作中の最強クラスの戦士達を唸らせるほど、徹底的に鍛え上げられている。
素手の打撃で、巨大な黒曜石を直径約2mもの真球にしてしまうほか、200坦(約1.8t)の釣鐘を叩き壊すほどの剛腕。前者は無駄に芸術的センス抜群である。
ストーリー中にも闘技場の壁を砂にしたり、神心会の床を踏み抜いたり、武器を使って縦横無尽に街を駆け抜けたり、バイクを片手で壊したり、15mほどの川の上を80kg以上の体重があるドイルを背負ったまま走り抜けたり、サンドバッグを吹き飛ばしたり、 ボクシンググローブを拳速でブチ抜いたりと、まさに人間兵器この上ない人物である。
登場初期は中国拳法に対して非常に高いプライドを持っており、日本の空手を始めとした他の格闘技の代表選手に対してやや行き過ぎた批判的発言もみられた。
特に愚地克巳の最終兵器(リーサル・ウェポン)という異名に激しく批判し、一触即発になる場面も。しかし花山薫戦前の克巳のパフォーマンスにはある程度の評価はしていたようだ。
一回戦の相手セルゲイ・タクタロフを圧倒的実力差で撃破。中国拳法はセルゲイのいる場所を3000年前に通過しているところにいると述べた。二回戦ではかつて刃牙を大いに苦しめたマウント斗羽を1分足らずで撃破。三回戦では因縁の愚地克巳を一撃で撃破。克己の最新にして最強の技であるマッハ突きを
と罵倒した。これは先のセルゲイ以上にインパクトの強いシーンであった。
続く四回戦での直前に範馬勇次郎から範馬の血について警告を受ける。刃牙と対決ではリアルシャドーでリハーサルを積んだ刃牙に一方的に攻められるが、エンドルフィンをも含有する中国拳法の偉大さを見せつけ、一方的に刃牙を打ちのめし、ヘソに指を突っ込む等ややえげつない攻撃も加えながら追い詰める。
しかし追い詰めたことにより刃牙の範馬の血を目覚めさせてしまい、自らの技である転蓮華を喰らい首の骨を折られる。それでもなお立ち上がり刃牙と戦うが、強烈なハイキックを喰らい敗北。首の骨を心配した鎬紅葉がすぐに診察するが、実は骨を瞬時に外すことにより骨折を免れていた。
この戦闘を観戦していた勇次郎は、他のいかなる強敵よりも中国4000年の烈海王が範馬の血を目覚めさせてくれると期待していたことが分かる。その後は重傷を負いながらも刃牙の優勝チャンピオンロードに駆け付けた。
神心会に招かれ日本で修行に励んでいたある日、最凶死刑囚の一人のドリアンの襲撃を受ける。負けはしなかったものの、炎を浴びせられ反撃する前に逃げられたことに怒り床を踏みぬくほど地団太を踏む。神心会涙目
その後最凶死刑囚に対する白格闘家として集められ、正式に宣戦布告。その直後ドリアンに戦いを挑もうとしたが愚地独歩に先を越され、その場は譲る。ドリアンと独歩の闘いは痛み分けに終わり、重傷を負った独歩を治療するため撤退した。
刃牙が柳龍光に敗北した巻き添えで烈も徳川邸で説教を受けていた。何も悪くないのに…。その最中にドリアンに襲撃を受ける。当然戦いたかったはずだが、その場はさっそうと現れた神心会愚地克巳に譲る。克巳によりドリアンは倒されたと思われたが、実は死んだふりであり、烈は真っ先にそれを見抜き、攻撃を加えようとするが回避された。ドリアンはさらに不意打ちで手榴弾を使用。烈たちは回避し無傷だったが、同時に再びドリアンを見失ってしまった。
翌日の朝、神心会の道場での修行中、ドリアンに瀕死状態にされた神心会の加藤清澄を発見。報復のため神心会と共にドリアンを罠に掛け、遊園地で待ち受ける。しかし、ドリアンが同門の先輩である怒李庵海王であると感づき、同門での対決を禁じられていたため、三度神心会に譲る。この頃から徐々に解説役として地位を獲得するようになる。
その後偶然なのか後を尾けていたのか、独歩邸を襲撃後のドリアンと対峙。しかしドリアンは"劣勢になったところで負けたふりをすることで負けを避け、爆弾で不意打ちしそれを自らの頭の中で正当化しようとする自分"に絶望していた。ドリアンから強さとは何かと聞かれ、
と述べ、敗北を望むのに敗北をできていないことが敗北であると理解させ、且つドリアン自身の人生が敗北で溢れかえっていることに気付かせた。更には改めて敗北ではなく勝利をもぎ取るために戦いを挑んだドリアンを一撃で倒し、それにより自我を崩壊させ幼児退行してしまったドリアンに同情し保護した。その後はドリアンがオリバの手に渡っているため、警察に引き渡したようだ。
ドリアンとの決着後、中華レストランで食事中にジャック・ハンマーと偶然会い軽く会釈を交わすが、その身長の伸び具合に驚愕する。上げ底の靴て…食後に百貨店で武術書を購入するが、その百貨店のエレベーターで最凶死刑囚の一人ドイルと邂逅する。ドイルは公共の場での戦闘に乗り気ではなかったが、烈は「わたしは一向にかまわんッッ」とやる気満々だった。
しかし、ドイルはその言に乗らず、なぜか二人はバーで酒を飲むことになるが、ここでの会話を聞く限りでは鎬昂昇が爆撃でドイルにやられたことを知っていたようだ。そこで不意打ちで鏢をドイルの目に一閃!更には酒とローソクの火を利用した火炎放射、全身への32本の鏢投げ、流星錘、青龍刀、七節棍を使うという武器攻撃を敢行。
として更に追撃。鎬高昇「今の私なら烈海王にも勝てる」
途中ドイルの奇策により背中に鏢を一撃喰らうが、モノともせずブレストファイアーを回避し猛攻撃を浴びせ完全に追い詰める。しかしジャック・ハンマーが乱入し、麻酔を撃たれ気を失う。
目を覚ますと、そこには瀕死になりながらも無防備になっていた自分を夜の街のチンピラなどから警護していたドイルが立っていた。
「死なせはせんッッ!!!」
と、“右足が沈む前に左足を出すことの繰り返しで沈まずに進むことができる”という理論を実践して渡り切るなどして神心会道場の医務室に運び込む。敵であるドイルのために輸血を募り、薬草を混ぜた料理を作る等、全力で介抱する。それゆえにドイルに逃げられた時は気持ちは理解しつつも悲しげな気持ちにもなった。
刃牙が毒に侵されていると知らせを受け、それが最凶死刑囚の一人の柳龍光の毒手によるものと知り、治療のために中国からヘリを手配し刃牙と梢江を半ば強制的に中国へ連れてゆく。連れて行った先で中国大擂台賽に刃牙を出場させたい旨を伝え、梢江に反感を買う。
さらに刃牙の実力を周囲に認めさせるためにかませ犬を一匹用意しておく等、抜け目ない一面をのぞかせる。しかしこのことがさらに梢江の反感を買う。重病人の刃牙を戦いに誘う烈の真意は中国の毒手使いの李海王と戦わせ、毒を以って解毒することであった。わざわざ大会に出させる必要があるかどうかは疑問である
大会が開始すると師である劉海王の顔面を引っぺがすという残酷なやり方で勝利した勇次郎に激高するが、劉海王本人に制止される。刃牙VS李海王戦直前には反感を募らせていた梢江に一方的に打ちのめされるが、刃牙の仲裁で一命を取り留める。
その後、刃牙の戦いの最中、烈の目論見通りに李海王の毒手の効果と梢の涙がスパークすることで
ことにより無事に解毒に成功する。大量の手料理と、更には10kgの水と4kgの果糖をバケツに入れ烈海王が素手でかき混ぜた色々と危なそうな物体を飲ませ、
自身の一回戦では絶対的戦力差を見せつけて孫海王を撃破。と同時に海外勢の快進撃により海王が次々敗退する試合展開に落胆し、海王という称号の落ちぶれ具合に嘆息する。
その後、同じように中国武術の名誉を保ちたい郭海皇の無理矢理な提案でトーナメント戦からチーム戦に移り変わり、中国軍の中堅を担当した。その際、海外勢の控室で中国軍の全勝を宣言するものの、控室に戻りそのことを報告した際、チーム戦の条件を快く受け入れてくれた外国勢に対し郭海皇が"まぬけ"等と陰口を言い始めたことや強引な郭海皇のやり方に反感を抱いていたことが合わさり、今のあなたは最低です!!!!と批判する。(等の郭海皇本人は「えーよそれで」と笑って流していた)大会の方は全勝宣言もむなしく先鋒次鋒は次々と敗戦してしまう。
自身は寂海王と戦う。手こずりながらも勝利するが、寂海王が格下ながらも知略と人間力で翻弄し、背中で護身開眼する姿勢には感服し、一時は英雄視するもいきなり抱きつかれて激高する。
その後範馬勇次郎と郭海皇の戦いを刃牙と観戦。さながら雷電やテリーマンのように読者に分かりやすく解説してくれた。結果的にはこの大会で中国軍では唯一全勝を果たした。
大会終了後は再び来日。愚地克巳と行動を共にし、闘技場での刃牙のリアルシャドーを見届けた。
恐竜時代からよみがえった原始人ピクルの話を聞きつけ、その強さを確かめるためアメリカ軍駐屯所に夜這いをかける。米軍駐屯地内のピクルハウスには烈を含め、9人のファイターが集結していたものの、ピクルに挑む前に米軍の仲裁が入り、未遂に終わった。その後ピクルが食糧難であることを知り、自らを餌にすることを申し出、それを利用してピクルに挑む。
超人的な神業の数々を繰り出し激戦を繰り広げるが、恐竜と戦い、それらを捕食していたピクルの圧倒的な強さと恐るべき頑健さに徐々にやられてしまう。せめて中国拳法の敗北を避けるために中国拳法を捨てて戦おうとしたが、中国拳法を極めた自らの幻を見て中国拳法が烈に歩み寄っていることを自覚し、一気に連撃を加えダウンを奪う。ダウンを奪う際顎部へ強烈な打撃を決めるがピクルの首は水牛のように太く脳震盪を起こすことはできなかった。ダウンを奪われたことにより本気を出したピクルのロケットのような一撃に、中国拳法を代表する突きの崩拳で撃ち返そうとするが敵わず吹き飛ばされ敗北。更には右足を膝近くまで喰われてしまう。なおこの戦いではピクルは最後の崩拳の一撃以外では目立った外傷はなくダメージもなさそうであったが、後の刃牙戦でのピクルの心理描写では激痛をこらえていたという表現があり決してノーダメージではなかったようである。途中で烈がピクルに決めた金的もピクルの痛みの記憶にしっかりと残っていた。
一命は取り留めた、が烈の心は自分が敗北して尚餌になれなかったというピクルに対する謝罪の念でいっぱいであった。また自分を餌にすることを条件に挑んだのに生き恥をさらしたことを涙が出るほどに悔んでいた。しかしお見舞いに来た刃牙の「悔んでいること自体が烈(道に外れない)という名に恥じない」という言葉に救われる。
その後は愚地克巳のピクルへの挑戦の表明を受け、克巳の強化に尽力する。その際に、かつては「我々が2000年前に通過した地点だ」と罵倒した克巳のマッハ拳に、「背筋が凍った」と告白。克巳の恐るべき天才性を再評価し、さらにトレーニングを手伝ってもらうため中国武術最強の郭海皇を呼び寄せる。決戦当日には東京ドームに朝6時から駆け付け、応援していた。
克巳敗戦後は刃牙の自宅に訪問し、挑戦の意志を確かめた。さらにそのままピクルとジャック・ハンマーの戦いを観戦。ピクルVS刃牙戦時には終始解説役に徹して、読者と花山薫と光成に分かりやすく説明した。
更には勝手に後日談的登場を果たし、時間軸をずらしながらグラサンをかけて解説した。
片足を失ったことを克服するためか、ボクシング道場に入門する。当然最初は隻足ということでまともに相手にされなかったが、その剛腕を発揮してジムの道具を次々破壊し、優秀な選手を次々と再起不能にすることでとんとん拍子に話が大きくなって行き、世界大会のチケットを手にする。
米戦では慣れない興行の試合に戸惑いつつもアンドレイ・ワーレフを撃破。続くジョー・クレーザー戦前には事前にマホメド・アライに警告を受ける。ジョー・クレーザーは事前情報を上回る実力の持ち主であり、幾度もダウンを奪われつつも、ボクシングの中に中国拳法の教えを活かし、勝利をもぎ取る。ジョー・クレーザーを倒したことで世界ランク1位のボルトへの挑戦権を得る。
小学生からペンを借りてナイフを持っているチンピラを制圧し文字通りペンは剣よりも強しを実践してのけるエピソードが語られた。時系列は不明だが隻足のためピクル戦以降であることは間違いない。
2012年1月現在、ここで烈のエピソードは終わっている。現在本誌で行われている刃牙と勇次郎の親子喧嘩が終わったのちに再び再開されると思われるが、作者が作者なので、実際どうなるかは不明である・・・・と言ってるうちについに2012年8月に『範馬刃牙』の連載が最終回を迎えて完結してしまった。詰んでれ
なお、史上最強の親子喧嘩はTVで見ていた模様。
刃牙道の連載が始まってから宮本武蔵のクローンというぶっ飛んだキャラが登場。
独歩が武蔵に敗れ引き籠りになったその頃、烈は成田空港で記者会見をうけており、あれだけ思わせぶりに登場したボルトを一コマ即オチという荒業で完結させ、もう拳闘は行わない事を宣言した後、自身の全ての戦闘武術を使える相手がこの日本にいるといい、会見場を後にした。
神心会で克己に独歩不覚の話を聞き、武蔵についてはユーチューブで見てから武器を躊躇わず使う相手と認めた事を明かす。その後徳川の計らいで地下闘技場にて武蔵に見え試合決定について聞かされる。ルールについても武器使用「可」の完全決着ルールとなった。その際武蔵の闘気に当てられ蹴りをみまい、義足も斬られないものにするといい、地下闘技場を去った。
その後本部が徳川と面会し、烈には機関銃の使用を許可を求めていた。その理由について本部からは格闘家・武術者を「守護りたい」為と説明した。
一方烈は武器を使った鍛錬を行い、郭海皇の助力の元「消力」を体得する。しかしその様子を見ていた本部から勝ち目がないと言われた上、その先へ行くなら俺を超えていけと言われる、烈はそれは本部を倒せばいいのかと侮っていた所腕をとられそうになるが、それを蹴りで阻止。本部も構えをして止めにかかる所を背後から郭海皇の不意打ちで気絶。烈は止められた事に憤りは感じたが「比武の場で無傷でいられない事は相手に無礼」と郭に諭されその場は収められた。その頃武蔵は国宝の「國虎」を携え、舞う木の葉を十文字斬りを行って鍛錬していた。
試合当日は、バキをはじめ多くのグラップラー達や観衆が見守る中行われ、予め各々で用意した武器と会場で用意された武器を元に、火器の使用のみ禁止としたルールの中開始された。
最初は烈がドイルをも圧倒した投刀を何の苦も無く捌き切り、上着を使った投石術も眼球に欠片が刺さろうと避けもせずにいた。その後投げつけた上着を目晦ましに九節鞭を額に当てる。
間合いを開けた武蔵は高速で動く九節鞭を奪い、鋼が悪いと武具の評価をした後、鞭を振るい根本の鋼のわっかが引きちぎれた様を見て、観衆はおろか郭ですら驚愕した。
その後使っていた刀を鞘ごと烈に渡し使ってみろと挑発、拳法家のプライドを傷つけた行いに抜刀せず柄や鞘、蹴りを使って武蔵を倒した。しかし刀を持たない武蔵にトドメ差す事はしなかった為
「烈海王 敗れたりッッ」
と、武蔵は叫んだ!!! 観客に大笑いされ、烈にツッコミ入れられたっ!
その後武蔵は素手で烈と立ち合い、烈は辮髪や蹴りで応戦するも、義足を掴まれた上に、刀を振るうかの様に地面に叩き付けられた!烈は立ちはしたものの、それは無意識のものであり、完全に気絶していた。
無意識で放った蹴りの着地で意識が戻ったが、ダメージは深刻でその後は本部の時の様な肘取りをされたため、肘にダメージを負ってしまった。肘取りで間合いが離れた際に武蔵は会場で用意された武具を見定めた後一振りの剣を手に取る。烈はバキと同じファイティングポーズを取り間合いを図る。そして武蔵の剣が顔面を取らえ、独歩と同様に刃を顔に当てた。それに激高した烈を「武士だ」と感嘆する武蔵、轢き切る刹那のタイミングで消力発動し、蹴りを武蔵の顔面に捉えたッッ!!
のたうち回る武蔵にトドメを差そうと飛び上がった瞬間!
それは擬態であったため、襷を使った縛法により、烈の自由が奪われ、勝敗を決した。
身動きができないという、敗北以下の敗北という形になってしまった事に烈から「叩ッ斬れ!」と吠えるも、斬られる自由も無いと一瞥されてしまう。その言葉に烈は悔しさのあまり涙するが、手放していた國虎を持ち先程まで使っていた剣を斬った後、よしみとして烈を斬る事を宣言した。
縛っていた襷が絶たれ、自由となった烈は再度反撃の消力を仕掛けるも、唐竹割りの一刀と居抜きに顔面と義足が斬られてしまう。その様をみて郭が「消力敗れたりっ!」と驚嘆する程だった。
あまりの深手にもう次はない事を悟ったのか、烈は前屈みでの体制となり、差し違える覚悟で突進。
武蔵も抜刀して斬るも右拳に刃が食い込んだ状態になった。刀を掴んだ事に絶叫するも、そこで油断したか武蔵は屈んでから烈の体制を大きく崩し、消力で回避しようとしたが胴を斬られてしまった。
斬られた後に寂海王との対話を思い出し、斬られた時の感触を大きな収穫である事と次に活かせると満足に感じながら、胴から臓器が零れ落ち、こと切れてしまった。
試合後、この試合について間違えていたのかという徳川の問いに、郭は臨んだことであった事と、仮に郭が間違っていると言ったなら自分に嚙みついてくると返した。
烈海王は修行時代は烈小龍と呼ばれていた。これも海王と同様に階級に対する呼び名である。このころから蛮勇さを持ち合わせており、地下室に閉じ込められていたのにドアをぶち破り、警備員を倒して出てきたこともある。
海王の試験になかなか挑戦させてもらえないことに不満を抱き抗議していたが、この時に劉海王に警備員をぶちのめして脱出した自分に対して数十メートル以上の岩山をくりぬいて脱出した怒李庵海王のことを教えられ、自分はまだまだだと自らの未熟性を思い知った。
初期のバキ世界では主要キャラクターに対して冷たく傲慢な態度を取っていた烈海王が、いつの間にやら主人公サイドに付いていて様々な主要人物とお食事を共にしたり病気・怪我の介抱をしたり、お料理を作ってあげたり、コッソリ自宅に訪問していたりと人の倍ほど優しく接するようになった。
以上のことから、烈海王はバキ世界を代表するツンデレであるといえよう。
性格に一癖ある格闘家が多い中、烈は何事にも真っ直ぐなその性格、人格の影響で受けた恩にはキッチリ報いようとしたり、実力のある武道家達との交流も前向きな姿勢である事が多い。
また、他人の意思を察して汲み取る描写もそれなりにあるため、上記の描写が多くなったと思われる。
ウワアアアオオオオオオオ
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( 三 \\ ./ // 川川::::::::::::::::ヽ-ト'゙/ 川川
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ヽ_二二二 二二二 ヽi ) )::::::ハ、二二二 ヽ
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川川 // \ \. .\ 三\r--'~フノ ヽ 三\
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478 ななしのよっしん
2024/02/11(日) 03:43:31 ID: XYhcPC6U+j
今更だけどオークが魔物じゃなく亜人として扱われてるのは地味に面白いと思う。
(烈が異世界に転生して最初に出会ったのが、街で餅を付いて人々に振る舞っていたオーク)
479 ななしのよっしん
2024/03/31(日) 04:10:44 ID: YN+tsxC8b1
なーんかここ最近またちょっとズレてる気がするんだよなあ
あの作品に求めてるのって面白いストーリーじゃないんだよ
烈海王が異世界なろうテンプレに立ち向かうだけってのが一番面白い
デュラハン編長すぎたし海編も長そう
もっとジャンクフード的な楽しみ方をしたい
480 ななしのよっしん
2024/04/21(日) 18:26:24 ID: IAXulamJ5g
站椿(たんとう)のあれで汗臭いイメージ持ってる人もいるけど正装してる時の身なりはきちんとしているから意外とその辺は気を使ってそう。むしろ一番体臭がきつそうなのは本部だと思う。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 19:00
最終更新:2024/04/24(水) 19:00
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